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諦観の騎士 リリィ・フランネル
諦観の騎士 リリィ・フランネル(7)
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肩を抱いてリリィを部屋に引き込んだアジムは奪った帽子を鎧かけに掛けてあった自分の兜にかぶせておいて、足の進まないリリィを半ば引きずるようにして肩を掴んで寝室に連れ込んだ。夕闇が深くなっていく寝室にリリィを連れ込んだアジムはそこでようやくリリィの肩を手放すと、自分はそのままどかりとベッドに腰を下ろす。
「おい、何してんだ」
ベッドに座ったアジムは今から陵辱の舞台となる部屋まで連れてこられ、ドアの前でどうしていいかわからず所在なげに立ち尽くしているリリィに声をかけた。
声をかけられたリリィは怯えた視線を返すが、何を求められているのかわからないらしく、その視線には怯えとともに訝しげなものが混じっている。
アジムは苛立たしげに舌打ちをすると、
「メルフィナの代わりに
リリィちゃんが俺に抱いていただきに来たんだろ。
少しはその気にさせてみろよ」
その言葉にリリィはわずかに怒りを瞳の中に閃かせたが、アジムの言葉通りにしかできない自分にその怒りは形になる前に萎えて消えた。トボトボと足を引きずるようにして近づいてくるリリィを、アジムはにやにやと嗤って待ち受ける。
すでにアジムのものは下着の中でくっきりと形がわかるほど硬くなっていた。前回リリィをこの部屋に連れ込んだときには、散々に犯し尽くし、何もわからなくなるまで絶頂かせまくったあとに、手や口での奉仕を仕込んでやった。
まだ何もされておらず意識がはっきりしたままのリリィがいきなり舐めて奉仕するようなことはないだろうが、どう自分を誘惑してくるのか、アジムは楽しみで仕方がない。
リリィはベッドに股を広げて座っているアジムの前まで近づいてみたものの、何をしたらいいのかわからず、しばらくまごついていたが、意を決したようにアジムにさらに近づいてきた。ベッドに座ったアジムと、床に立っているリリィの目線はほぼ同じくらいだ。
何をするのかと期待して見ているとリリィはアジムの広げた足の間に立ち、嫌悪を隠しきれないまま、少しだけ頭を傾けて目を閉じ、そっと唇をさし出した。
それを見たアジムは目を丸くして、それから低く笑いだした。
「……な、何よ!?」
「いやいや。
リリィちゃんは可愛いなぁ」
笑われたことで目を開けて怒り出したリリィに、アジムは笑いかけた。馬鹿にされたと感じたらしいリリィはさらに怒るが、アジムは本当に可愛いと思っていた。すでに何度も犯され雌の悦びを教え込まれ、その唇も奉仕を強要されて精液の味さえ覚えさせられたというのに、男を誘ってみせろと言われての精一杯の誘惑がこれだ。硬く大きくなった男根に指や舌を這わせたり、自分から下着を脱いで股をおっぴろげるような女たちと比べて、なんと愛らしいことか。
だから自分のような悪い男に気に入られてしまうのだ。
アジムはリリィを両腕で抱き寄せて、滑らかな髪を楽しみながら片手で後ろから頭を掴んで逃げようとするのを封じ、抗議の言葉を続けようとしていたリリィの唇に自分のそれを重ねた。咄嗟に口を引き結んでアジムの舌の侵入を拒んだが、アジムはそれを気にすることなくリリィの小さく柔らかな唇の感触を楽しむ。
べろりべろりと唇を舐め回し、頬にも首筋にも口づけをして痕を残してやってから、リリィのブラウスのボタンをいくつか外し、その隙間から大きな手を入れて慎ましい胸に触れた。
目を閉じ、息を詰めてアジムに唇を弄ばれるのに耐えていたリリィがはっと目を開けるが、アジムの手はブラウスの奥の下着の中に入り込んでいた。そしてその慎ましい胸の先にある桜色の突起を強く摘んだ。
「んあっ! ……は、ん……むぅ……」
胸からの刺激に叫びを上げたリリィの唇に、アジムがすかさず喰らいつく。
リリィの口内の自分とは違う体温を感じつつ自分の舌を押し出そうとするリリィの舌を絡め取り、ぬちゃぬちゃと音を立てて弄んでやる。
「ん……ふ…んんっ……ぅう……」
アジムに唇を重ねられてから息を止めて陵辱に耐えていたリリィが苦しくなって呼吸を漏らす。それは苦しげではあったが、甘さを含んだものだった。
それに気を良くしたアジムは歯を立てるほど強い抵抗をみせないリリィの唇を存分に楽しみながら、まだまだ膨らみの足りない胸を柔らかく揉んでやる。膨らみは足りなくとも確かにある乳房の感触を楽しむアジムの手をリリィの手が止めようと掴むが、両手であってもアジムの片手を止めることができずに腕の中に閉じ込められて胸を弄る手を受け入れることしかできない。
「んん……っ! ん……!
ふ、ぅ……うぅん……」
荒々しい唇の蹂躙とは裏腹にもどかしいほどに優しい乳房への愛撫。
それが何度となく犯され絶頂させられ、リリィの中で年齢に不相応なほど育った雌を目覚めさせていく。
「ふ、うぅ……!
ううぅん……っ!」
腕の中でもどかしげに身体を悶えさせるリリィに、存分に楽しんだアジムは笑みを浮かべてようやく唇を解放してやると、腕の中で力が抜けてアジムにもたれかかるようにしてどうにか立っているリリィを見下ろして嘲った。
「簡単に発情するようになっちまって。
これで騎士サマだなんて聞いて呆れるぜ」
「わたし、は、身体を差し出してでも、みんなを守るんだ……
だから、私は騎士なんだ……!」
リリィはアジムの言葉をそう否定したが、その目は強くなれずに甘く潤み、無理やり交換させられた唾液が糸を引く口元から溢れる吐息も男を誘う色を帯びる。アジムの身体を支えにしなければ立っていられない身体など、もう力など入るはずもない。
それでも抵抗の言葉を口にするリリィに、アジムは喉の奥で低く嗤った。
「よく言うぜ」
腕の中のリリィをそのままに、ベッドの縁に座っていた身体を翻してベッドにうつ伏せに身体を投げ出せば、仰向けのリリィをベッドに押さえつけ、その華奢な身体にのしかかる体勢になる。
「騎士サマは何度も自分を強姦した男に股を開いたりしないだろうよ。
股を開いて仲間の安全を買ってるんだから、
騎士じゃなくて娼婦だろう」
リリィはアジムの言葉に愕然としながら、それでも首を振ってそれを否定しようとしたが、
「違う、私は、娼婦なんかじゃ……きゃんっ!」
また下着の中に入り込んできたアジムの手に乳首を弾かれてそれを中断させられてしまう。
「違わないだろ。
というか、強姦された相手に抱かれて悦んでるんだ。
娼婦どころかただの淫乱だな」
「ちが……あぁっ、はあぁ……」
首元のボタンはそのままに、胸のあたりのボタンだけを外したブラウスの中の白い下着をずり上げ、桜色の乳首を甘噛みしてリリィの抗議を中断させたアジムは、そのまま小さな膨らみを丸ごと口に含むようにして舐めあげながら、時々唇で挟むようにして吸い上げてやる。
もう片方の胸もブラウスの隙間から差し入れた手で柔らかく揉み上げ、指先で扱くようにして乳首を摘んでやると、
「んっ! は、んんっ……!」
リリィは甘い刺激を与えてくるアジムの頭を押しのけようとしながらも、その手から力は抜けて、ただ歯を食いしばって喘ぎをこらえるだけになった。
「おう、こっち向けよ、リリィちゃん」
「は、ふん、んんっ……!」
アジムはリリィの胸の味を堪能してから、快感に顔を仰け反らせるリリィの顎を掴んで、もう一度深く深くリリィに口づける。ベッドに押さえつけるようにして逃げ場を奪い、今度は口の中にたっぷりと唾液を流し込んでやると、性感の熱に浮かされたリリィは陵辱者のそれを嫌がることなく喉の奥へと受け入れた。
あっさり自分の唾液を飲み下したことに、アジムのほうが逆に驚いて唇を離すと、自分が何をしたのかを理解したリリィは今更のように目を背けながらアジムと自分の唾液が混ざり合ってぬらぬらと光る唇を手の甲で拭った。
「気持ちいいのに弱すぎんだろ、リリィちゃん」
アジムが身を起こしながら呆れたように言うと、自覚はあったのか、目を背けたままのリリィからの反論はない。悔しげに口元を引き結んだだけだった。
アジムはリリィの足元まで身体を移動させると、膝下まであるデニムのスカートをまくりあげて、その中に飛び込むようにして潜り込んだ。
「きゃあっ!?」
スカート越しにリリィの悲鳴を聞きながら、股を広げさせて押さえ込む。スカートの中の温かな闇の中、石鹸の香りとリリィ自身の爽やかな香り、そしてこぼれ始めた雌の匂いを嗅ぎながら、健康的な白さの太ももに舌を這わせる。じわりと汗が滲んでいた太ももの内側を舐め回し、もう片方も内側から撫で回してやると甘い悲鳴が聞こえてきた。
「ひぅんっ!?」
アジムはそれを口元だけで嗤い、肌に触れる舌と手を太ももを遡らせ、もう守るものは下着しかなくなったリリィの股間に向けて近づけていく。だが直接的に触れることはせずに太ももの付け根を撫で回しただけで、また意外と筋肉のついている太ももに舌と手を這わせていく。
「は、ん……んんっ……!」
リリィが刺激を求めてもどかしげに太ももをすり合わせようとするが、そこにはアジムが居座っていて、目的を果たせない。それどころか、アジムの目の前に自分の敏感な場所を差し出すことになってしまう。
「なんだよ、可愛がってほしいのか?」
「ちが……んん、ああぁっ!?」
下着越しにそこに触れてやると、リリィの声と身体が高く甘く跳ねる。スカートの中のアジムが何をしようとしているのかわからず、心構えもなにもないまま、待ち望んでいた強い刺激が突然与えられたことに身体が反応してしまう。
少し押し込んでやるだけでトロトロと溢れていた蜜で、下着が色を変える。アジムがにやにやと嗤ってそれをずらすと、リリィの無毛の恥丘が目の前に顕れた。まだほとんど触れていないというのに、そこはもう濡れそぼってひくひくと雄を求めて切なげに男を誘っている。あふれる蜜が下着という蓋から開放されて、スカートの中を一気に雌の匂いで充満させた。
アジムは舌なめずりをすると、太く節くれだった指を、その幼く繊細なリリィの割れ目にあてがい、ずぷりと無遠慮に突き入れた。
「ひあぁぁぁんっ!?」
それだけでリリィは腰を跳ね上げ、悲鳴のような声をあげて絶頂った。
「おいおい、なんだよすげぇな」
リリィの声には驚きが滲んでいたが、それ以上にアジムのほうが驚いた。指を入れたといっても関節一つ分程度だ。まさかそれだけで絶頂するとは。スカートの中から出て身を起こし、リリィの顔を見てみると、自分がどうなってしまったのかわからないような顔で、軽い絶頂に達してしまったリリィは浅い息をついていた。
アジムはそんなリリィの目の前に、突き入れてリリィの蜜がたっぷりと絡みついた人差し指をつき出し、
「ほれ。キスされて胸を揉まれただけで
こんなに垂れ流しにする女の、どのあたりが騎士サマなんだ?」
「やっ! やだ……」
嫌がりはできても否定できずにいるリリィの顔に、その蜜を塗りたくる。
軽いものとは言え、絶頂させられたリリィの目は甘く蕩け、頬は赤く染まり、興奮の汗とアジムが塗りつけた愛液に濡れている。胸元は開けさせたが、それ以外は部屋を訪ねたときとほとんど変わらないままの姿で、その表情だけが淫靡に爛れたリリィの姿に、アジムはたまらなくなった。
スカートをまくりあげ、下着を引きずり下ろし、リリィの身体を貪っている間に興奮でさらに滾った肉棒を、リリィの小さな割れ目にあてがう。アジムにいいようにされている間も、リリィは何をするでもなくアジムを見ているだけだった。だが、そのアジムを見る視線には、滅茶苦茶にされてしまう恐怖とともに、微かな期待が見え隠れしていた。
それに気づいたアジムはにやにやと嗤い、
「さあ、お待ちかねだぜ?」
腰を掴み、リリィの中にわずかに入り込んだ肉棒をみせつける。
はっ、はっ、はっ、と浅く甘い呼吸を繰り返すリリィは、自分の腕よりも太いアジムの肉棒と、笑みを浮かべて自分を見下ろすアジムの顔に何度も恐怖とわずかな期待を滲ませた視線を往復させていたが、自分の腰を掴むアジムの手に力が入ったのを感じて、呼吸を止めてシーツを握りしめた。
「ぅ、うぅううぅぅぅ~~~~っっ!!」
アジムの剛直が挿入ってくる。指とは比較にならないほど太く、長く、熱い、雌を従えるための形をしたそれが自分の中に入ってくる感触を、リリィは身体を捩らせてどうにか受け入れた。アジムが押し込んでくるのをやめて腰の動きを止めると、どうにか肉棒を自分の中に収めたリリィは体内の圧迫感に浅い息を繰り返しながら、快楽の涙に潤んだ目で自分を犯す男を見上げる。
「本当に、可愛いなぁ」
歯を食いしばり、シーツを強く握りしめてどうにか絶頂をこらえるリリィを見下ろし、アジムがそう言葉をこぼすと、言葉を出せないリリィは不快げに眉を顰めた。
そんなリリィを鼻で笑い、アジムは腰を円を描くように動かす。
「は、あぅうぅぅううぅぅぅ……!!」
たったそれだけで絶頂の縁まで追いやられ、リリィの反抗の意思はへし折られた。
許しを請うように必死に首を振り、強すぎる快感を緩めてくれるよう願う。
「待って……も、少し、
ゆっくり……っは、あ……!」
「これ以上ないほどゆっくりしてやってるんだがな。
まあ、もう少し俺のちんぽに馴染むまで待ってやってもいいが、
俺を楽しませてみせろよ、リリィちゃん」
腰の動きを止めたアジムの言葉を聞いて、リリィは迷うように視線を逸した。だが、すぐに視線をアジムに戻すとシーツを握りしめていた手を開き、躊躇いがちにアジムに向かって腕を広げた。それは今まで絶対にみせてこなかった、意識と理性のあるリリィが、アジムを受け入れる動作だった。
それを見て、アジムはにたりと嗤った。
「そうかそうか。
かなり自分の立場がわかってきたようだな」
リリィに誘われるままその華奢な身体にのしかかり、お互いの吐息を感じるほどの距離で囁いてやる。リリィはそれに言葉では応じず、悲しげに目を伏せたまま自分の腕の中にやってきたアジムの首に腕を回し、頭を抱き寄せるようにして唇を捧げた。
「ん……む、ふ……ぅ……」
辿々しく、唇同士を触れ合わせるだけの甘酸っぱささえを感じるような口づけだったが、だからこそ、それがアジムの情欲を爆発させた。
「もういいだろ。
全部挿入れるぞ」
リリィがそうしたように、アジムもリリィの頭の後ろから腕を入れて、その頭を腕の中に抱きかかえるようにして宣言した。
リリィはアジムの言葉の意味がわからず、怪訝な顔になったが、アジムが勢いをつけてリリィの中に突き入れたことで、それを強制的に理解させられた。
「ひああぁアぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
甘い絶叫がほとばしる。
「ああ……薬を使わなくても最初から全部入るようになったか。
痛みもないようだし、よく馴染んだな」
「あ、ああぁアアぁぁぁぁぁぁぁっ!
はああぁぁぁっ、ああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
満足のため息とともにアジムがリリィを褒めるが、貫かれたリリィにそれに応じられる余裕などない。
まだ半分ほどしか入っていなかったものがすべてリリィの中にねじ込まれたのだ。アジムのもので埋め尽くされ、そこから登ってくるあまりの快感に叫ぶことしかできない。
「よしよし、そんなに嬉しいか。
じっくり可愛がってやるから喜べ」
そんなリリィの頭を撫でて偽りだけしかない優しい笑みを浮かべ、アジムはリリィの絶叫する口を自分の口で塞ぐようにして口づけて、閉じることもできないリリィの口内を存分に蹂躙しながら、激しく腰を使い始めた。
大きく、頑丈なベッドがアジムの腰の動きに合わせて軋みをあげる。
「~~~ぅっ、むぅううぅん! んん!
んんんん~~~っ!!」
突き入れる度に絶頂するリリィが身体を捩らせる。それを力と体重で押しつぶし、強すぎる快楽に涙を流しながら首を振って口づけから逃げようとするのも、頭を抱きかかえた腕で封じ込めて逃さない。リリィは快感のはけ口になるようなものを一つも与えてもらえずに、がくがくと身を震わせ、絶頂き続けることしかできない。
「本当にいい穴になった。
じっくり使ってやるぜ」
「あっ、あっ、ぁあっ!
あぁぁ! あおっ! おひああぁぁぁっ!!」
リリィのそこは体格に合った狭い穴だが絶頂しまくっているおかげか愛液まみれで抽挿に不自由はなく、絶頂の痙攣は抜き差しする肉棒の雁首と亀頭を扱いてアジムに快感を与えてくる。唇を貪るのに満足したアジムがねっとりとお互いの唇を繋ぐ唾液の橋を掛けたままリリィを褒めるが、穴を犯され続けるリリィはそれに応じられる余裕などない。
凛とした気品すら感じさせた表情は見る影もなく、まだあどけなさの残る顔を汗と涙と唾液でまみれた顔を快感に歪め、何度も自分を陵辱した男の肉棒を受け入れて悦楽の叫びを上げ続けている。
愛らしい少女が自分のもので喘ぐ姿にさらに煽られ、アジムは腰の律動を早めていく。
「ああぁぁっ! はあぁぁぁぁぁぁぁっ!!
や、だ、あぁぁぁっ! ああぁぁアあぁぁぁっ!!」
アジムが何をしようとしているのか理解したリリィが身体をずり上げて肉棒から逃げようとするが、アジムの腕の中で逃げようとするだけで終わってしまう。アジムはにやにやとした笑みを浮かべて、リリィの中に遠慮なくぶちまけた。
「おらっ、一発目だっ!
しっかり子宮で受け止めろ!」
「は、やだ、あ、
ああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
熱いものが自分の中で解き放たれる感覚に、リリィが叫ぶ。
リリィのぬるぬるとした腟内にたっぷりと子種を吐き出したアジムは、叫びとともにさらに高みに押し上げられ、絶望と混ざりあった絶頂に身を震わせるリリィに、ますます情欲を掻き立てられる。
「さて、続きだな」
「へ……? ひ、あ……あ、あっ、
あ、あ、あっ! あ、はっ……あ、ああぁぁぁぁっ!?」
まだ鈴口から精液が出切っていないまま、抽挿を再開させる。
自分で制御できないほどの絶頂まで追いやられていたリリィは、アジムのものに責め立てられてまた絶頂った。
「やめ、おねが……っひっ!?
します……や、すませて……あっ、はっ、あぁぁんっ!」
「おいおい、一発出した程度で俺が満足するはずないのはわかってるだろ。
いい加減に慣れろよ、リリィちゃん」
「あ、ひあぁぁぁっ!!
あぁん! はっ、ひっ、あいヒいぃぃぃぃぃ!?」
箍がはずれて裏返った声で目を見開いて絶頂するリリィに苦笑を返し、
「慣れられないんなら、ぶっ壊れちまえ」
それまででも十分に加減していた抽挿をさらに遠慮のないものに変え、アジムは本格的にリリィを犯すことにした。
「あぁぁぁぁっ! ひ、ぎ、あぁぁぁぁっ!!
う、あ、あぁぁぁっ! はあぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁっ!!」
「おい、何してんだ」
ベッドに座ったアジムは今から陵辱の舞台となる部屋まで連れてこられ、ドアの前でどうしていいかわからず所在なげに立ち尽くしているリリィに声をかけた。
声をかけられたリリィは怯えた視線を返すが、何を求められているのかわからないらしく、その視線には怯えとともに訝しげなものが混じっている。
アジムは苛立たしげに舌打ちをすると、
「メルフィナの代わりに
リリィちゃんが俺に抱いていただきに来たんだろ。
少しはその気にさせてみろよ」
その言葉にリリィはわずかに怒りを瞳の中に閃かせたが、アジムの言葉通りにしかできない自分にその怒りは形になる前に萎えて消えた。トボトボと足を引きずるようにして近づいてくるリリィを、アジムはにやにやと嗤って待ち受ける。
すでにアジムのものは下着の中でくっきりと形がわかるほど硬くなっていた。前回リリィをこの部屋に連れ込んだときには、散々に犯し尽くし、何もわからなくなるまで絶頂かせまくったあとに、手や口での奉仕を仕込んでやった。
まだ何もされておらず意識がはっきりしたままのリリィがいきなり舐めて奉仕するようなことはないだろうが、どう自分を誘惑してくるのか、アジムは楽しみで仕方がない。
リリィはベッドに股を広げて座っているアジムの前まで近づいてみたものの、何をしたらいいのかわからず、しばらくまごついていたが、意を決したようにアジムにさらに近づいてきた。ベッドに座ったアジムと、床に立っているリリィの目線はほぼ同じくらいだ。
何をするのかと期待して見ているとリリィはアジムの広げた足の間に立ち、嫌悪を隠しきれないまま、少しだけ頭を傾けて目を閉じ、そっと唇をさし出した。
それを見たアジムは目を丸くして、それから低く笑いだした。
「……な、何よ!?」
「いやいや。
リリィちゃんは可愛いなぁ」
笑われたことで目を開けて怒り出したリリィに、アジムは笑いかけた。馬鹿にされたと感じたらしいリリィはさらに怒るが、アジムは本当に可愛いと思っていた。すでに何度も犯され雌の悦びを教え込まれ、その唇も奉仕を強要されて精液の味さえ覚えさせられたというのに、男を誘ってみせろと言われての精一杯の誘惑がこれだ。硬く大きくなった男根に指や舌を這わせたり、自分から下着を脱いで股をおっぴろげるような女たちと比べて、なんと愛らしいことか。
だから自分のような悪い男に気に入られてしまうのだ。
アジムはリリィを両腕で抱き寄せて、滑らかな髪を楽しみながら片手で後ろから頭を掴んで逃げようとするのを封じ、抗議の言葉を続けようとしていたリリィの唇に自分のそれを重ねた。咄嗟に口を引き結んでアジムの舌の侵入を拒んだが、アジムはそれを気にすることなくリリィの小さく柔らかな唇の感触を楽しむ。
べろりべろりと唇を舐め回し、頬にも首筋にも口づけをして痕を残してやってから、リリィのブラウスのボタンをいくつか外し、その隙間から大きな手を入れて慎ましい胸に触れた。
目を閉じ、息を詰めてアジムに唇を弄ばれるのに耐えていたリリィがはっと目を開けるが、アジムの手はブラウスの奥の下着の中に入り込んでいた。そしてその慎ましい胸の先にある桜色の突起を強く摘んだ。
「んあっ! ……は、ん……むぅ……」
胸からの刺激に叫びを上げたリリィの唇に、アジムがすかさず喰らいつく。
リリィの口内の自分とは違う体温を感じつつ自分の舌を押し出そうとするリリィの舌を絡め取り、ぬちゃぬちゃと音を立てて弄んでやる。
「ん……ふ…んんっ……ぅう……」
アジムに唇を重ねられてから息を止めて陵辱に耐えていたリリィが苦しくなって呼吸を漏らす。それは苦しげではあったが、甘さを含んだものだった。
それに気を良くしたアジムは歯を立てるほど強い抵抗をみせないリリィの唇を存分に楽しみながら、まだまだ膨らみの足りない胸を柔らかく揉んでやる。膨らみは足りなくとも確かにある乳房の感触を楽しむアジムの手をリリィの手が止めようと掴むが、両手であってもアジムの片手を止めることができずに腕の中に閉じ込められて胸を弄る手を受け入れることしかできない。
「んん……っ! ん……!
ふ、ぅ……うぅん……」
荒々しい唇の蹂躙とは裏腹にもどかしいほどに優しい乳房への愛撫。
それが何度となく犯され絶頂させられ、リリィの中で年齢に不相応なほど育った雌を目覚めさせていく。
「ふ、うぅ……!
ううぅん……っ!」
腕の中でもどかしげに身体を悶えさせるリリィに、存分に楽しんだアジムは笑みを浮かべてようやく唇を解放してやると、腕の中で力が抜けてアジムにもたれかかるようにしてどうにか立っているリリィを見下ろして嘲った。
「簡単に発情するようになっちまって。
これで騎士サマだなんて聞いて呆れるぜ」
「わたし、は、身体を差し出してでも、みんなを守るんだ……
だから、私は騎士なんだ……!」
リリィはアジムの言葉をそう否定したが、その目は強くなれずに甘く潤み、無理やり交換させられた唾液が糸を引く口元から溢れる吐息も男を誘う色を帯びる。アジムの身体を支えにしなければ立っていられない身体など、もう力など入るはずもない。
それでも抵抗の言葉を口にするリリィに、アジムは喉の奥で低く嗤った。
「よく言うぜ」
腕の中のリリィをそのままに、ベッドの縁に座っていた身体を翻してベッドにうつ伏せに身体を投げ出せば、仰向けのリリィをベッドに押さえつけ、その華奢な身体にのしかかる体勢になる。
「騎士サマは何度も自分を強姦した男に股を開いたりしないだろうよ。
股を開いて仲間の安全を買ってるんだから、
騎士じゃなくて娼婦だろう」
リリィはアジムの言葉に愕然としながら、それでも首を振ってそれを否定しようとしたが、
「違う、私は、娼婦なんかじゃ……きゃんっ!」
また下着の中に入り込んできたアジムの手に乳首を弾かれてそれを中断させられてしまう。
「違わないだろ。
というか、強姦された相手に抱かれて悦んでるんだ。
娼婦どころかただの淫乱だな」
「ちが……あぁっ、はあぁ……」
首元のボタンはそのままに、胸のあたりのボタンだけを外したブラウスの中の白い下着をずり上げ、桜色の乳首を甘噛みしてリリィの抗議を中断させたアジムは、そのまま小さな膨らみを丸ごと口に含むようにして舐めあげながら、時々唇で挟むようにして吸い上げてやる。
もう片方の胸もブラウスの隙間から差し入れた手で柔らかく揉み上げ、指先で扱くようにして乳首を摘んでやると、
「んっ! は、んんっ……!」
リリィは甘い刺激を与えてくるアジムの頭を押しのけようとしながらも、その手から力は抜けて、ただ歯を食いしばって喘ぎをこらえるだけになった。
「おう、こっち向けよ、リリィちゃん」
「は、ふん、んんっ……!」
アジムはリリィの胸の味を堪能してから、快感に顔を仰け反らせるリリィの顎を掴んで、もう一度深く深くリリィに口づける。ベッドに押さえつけるようにして逃げ場を奪い、今度は口の中にたっぷりと唾液を流し込んでやると、性感の熱に浮かされたリリィは陵辱者のそれを嫌がることなく喉の奥へと受け入れた。
あっさり自分の唾液を飲み下したことに、アジムのほうが逆に驚いて唇を離すと、自分が何をしたのかを理解したリリィは今更のように目を背けながらアジムと自分の唾液が混ざり合ってぬらぬらと光る唇を手の甲で拭った。
「気持ちいいのに弱すぎんだろ、リリィちゃん」
アジムが身を起こしながら呆れたように言うと、自覚はあったのか、目を背けたままのリリィからの反論はない。悔しげに口元を引き結んだだけだった。
アジムはリリィの足元まで身体を移動させると、膝下まであるデニムのスカートをまくりあげて、その中に飛び込むようにして潜り込んだ。
「きゃあっ!?」
スカート越しにリリィの悲鳴を聞きながら、股を広げさせて押さえ込む。スカートの中の温かな闇の中、石鹸の香りとリリィ自身の爽やかな香り、そしてこぼれ始めた雌の匂いを嗅ぎながら、健康的な白さの太ももに舌を這わせる。じわりと汗が滲んでいた太ももの内側を舐め回し、もう片方も内側から撫で回してやると甘い悲鳴が聞こえてきた。
「ひぅんっ!?」
アジムはそれを口元だけで嗤い、肌に触れる舌と手を太ももを遡らせ、もう守るものは下着しかなくなったリリィの股間に向けて近づけていく。だが直接的に触れることはせずに太ももの付け根を撫で回しただけで、また意外と筋肉のついている太ももに舌と手を這わせていく。
「は、ん……んんっ……!」
リリィが刺激を求めてもどかしげに太ももをすり合わせようとするが、そこにはアジムが居座っていて、目的を果たせない。それどころか、アジムの目の前に自分の敏感な場所を差し出すことになってしまう。
「なんだよ、可愛がってほしいのか?」
「ちが……んん、ああぁっ!?」
下着越しにそこに触れてやると、リリィの声と身体が高く甘く跳ねる。スカートの中のアジムが何をしようとしているのかわからず、心構えもなにもないまま、待ち望んでいた強い刺激が突然与えられたことに身体が反応してしまう。
少し押し込んでやるだけでトロトロと溢れていた蜜で、下着が色を変える。アジムがにやにやと嗤ってそれをずらすと、リリィの無毛の恥丘が目の前に顕れた。まだほとんど触れていないというのに、そこはもう濡れそぼってひくひくと雄を求めて切なげに男を誘っている。あふれる蜜が下着という蓋から開放されて、スカートの中を一気に雌の匂いで充満させた。
アジムは舌なめずりをすると、太く節くれだった指を、その幼く繊細なリリィの割れ目にあてがい、ずぷりと無遠慮に突き入れた。
「ひあぁぁぁんっ!?」
それだけでリリィは腰を跳ね上げ、悲鳴のような声をあげて絶頂った。
「おいおい、なんだよすげぇな」
リリィの声には驚きが滲んでいたが、それ以上にアジムのほうが驚いた。指を入れたといっても関節一つ分程度だ。まさかそれだけで絶頂するとは。スカートの中から出て身を起こし、リリィの顔を見てみると、自分がどうなってしまったのかわからないような顔で、軽い絶頂に達してしまったリリィは浅い息をついていた。
アジムはそんなリリィの目の前に、突き入れてリリィの蜜がたっぷりと絡みついた人差し指をつき出し、
「ほれ。キスされて胸を揉まれただけで
こんなに垂れ流しにする女の、どのあたりが騎士サマなんだ?」
「やっ! やだ……」
嫌がりはできても否定できずにいるリリィの顔に、その蜜を塗りたくる。
軽いものとは言え、絶頂させられたリリィの目は甘く蕩け、頬は赤く染まり、興奮の汗とアジムが塗りつけた愛液に濡れている。胸元は開けさせたが、それ以外は部屋を訪ねたときとほとんど変わらないままの姿で、その表情だけが淫靡に爛れたリリィの姿に、アジムはたまらなくなった。
スカートをまくりあげ、下着を引きずり下ろし、リリィの身体を貪っている間に興奮でさらに滾った肉棒を、リリィの小さな割れ目にあてがう。アジムにいいようにされている間も、リリィは何をするでもなくアジムを見ているだけだった。だが、そのアジムを見る視線には、滅茶苦茶にされてしまう恐怖とともに、微かな期待が見え隠れしていた。
それに気づいたアジムはにやにやと嗤い、
「さあ、お待ちかねだぜ?」
腰を掴み、リリィの中にわずかに入り込んだ肉棒をみせつける。
はっ、はっ、はっ、と浅く甘い呼吸を繰り返すリリィは、自分の腕よりも太いアジムの肉棒と、笑みを浮かべて自分を見下ろすアジムの顔に何度も恐怖とわずかな期待を滲ませた視線を往復させていたが、自分の腰を掴むアジムの手に力が入ったのを感じて、呼吸を止めてシーツを握りしめた。
「ぅ、うぅううぅぅぅ~~~~っっ!!」
アジムの剛直が挿入ってくる。指とは比較にならないほど太く、長く、熱い、雌を従えるための形をしたそれが自分の中に入ってくる感触を、リリィは身体を捩らせてどうにか受け入れた。アジムが押し込んでくるのをやめて腰の動きを止めると、どうにか肉棒を自分の中に収めたリリィは体内の圧迫感に浅い息を繰り返しながら、快楽の涙に潤んだ目で自分を犯す男を見上げる。
「本当に、可愛いなぁ」
歯を食いしばり、シーツを強く握りしめてどうにか絶頂をこらえるリリィを見下ろし、アジムがそう言葉をこぼすと、言葉を出せないリリィは不快げに眉を顰めた。
そんなリリィを鼻で笑い、アジムは腰を円を描くように動かす。
「は、あぅうぅぅううぅぅぅ……!!」
たったそれだけで絶頂の縁まで追いやられ、リリィの反抗の意思はへし折られた。
許しを請うように必死に首を振り、強すぎる快感を緩めてくれるよう願う。
「待って……も、少し、
ゆっくり……っは、あ……!」
「これ以上ないほどゆっくりしてやってるんだがな。
まあ、もう少し俺のちんぽに馴染むまで待ってやってもいいが、
俺を楽しませてみせろよ、リリィちゃん」
腰の動きを止めたアジムの言葉を聞いて、リリィは迷うように視線を逸した。だが、すぐに視線をアジムに戻すとシーツを握りしめていた手を開き、躊躇いがちにアジムに向かって腕を広げた。それは今まで絶対にみせてこなかった、意識と理性のあるリリィが、アジムを受け入れる動作だった。
それを見て、アジムはにたりと嗤った。
「そうかそうか。
かなり自分の立場がわかってきたようだな」
リリィに誘われるままその華奢な身体にのしかかり、お互いの吐息を感じるほどの距離で囁いてやる。リリィはそれに言葉では応じず、悲しげに目を伏せたまま自分の腕の中にやってきたアジムの首に腕を回し、頭を抱き寄せるようにして唇を捧げた。
「ん……む、ふ……ぅ……」
辿々しく、唇同士を触れ合わせるだけの甘酸っぱささえを感じるような口づけだったが、だからこそ、それがアジムの情欲を爆発させた。
「もういいだろ。
全部挿入れるぞ」
リリィがそうしたように、アジムもリリィの頭の後ろから腕を入れて、その頭を腕の中に抱きかかえるようにして宣言した。
リリィはアジムの言葉の意味がわからず、怪訝な顔になったが、アジムが勢いをつけてリリィの中に突き入れたことで、それを強制的に理解させられた。
「ひああぁアぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
甘い絶叫がほとばしる。
「ああ……薬を使わなくても最初から全部入るようになったか。
痛みもないようだし、よく馴染んだな」
「あ、ああぁアアぁぁぁぁぁぁぁっ!
はああぁぁぁっ、ああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
満足のため息とともにアジムがリリィを褒めるが、貫かれたリリィにそれに応じられる余裕などない。
まだ半分ほどしか入っていなかったものがすべてリリィの中にねじ込まれたのだ。アジムのもので埋め尽くされ、そこから登ってくるあまりの快感に叫ぶことしかできない。
「よしよし、そんなに嬉しいか。
じっくり可愛がってやるから喜べ」
そんなリリィの頭を撫でて偽りだけしかない優しい笑みを浮かべ、アジムはリリィの絶叫する口を自分の口で塞ぐようにして口づけて、閉じることもできないリリィの口内を存分に蹂躙しながら、激しく腰を使い始めた。
大きく、頑丈なベッドがアジムの腰の動きに合わせて軋みをあげる。
「~~~ぅっ、むぅううぅん! んん!
んんんん~~~っ!!」
突き入れる度に絶頂するリリィが身体を捩らせる。それを力と体重で押しつぶし、強すぎる快楽に涙を流しながら首を振って口づけから逃げようとするのも、頭を抱きかかえた腕で封じ込めて逃さない。リリィは快感のはけ口になるようなものを一つも与えてもらえずに、がくがくと身を震わせ、絶頂き続けることしかできない。
「本当にいい穴になった。
じっくり使ってやるぜ」
「あっ、あっ、ぁあっ!
あぁぁ! あおっ! おひああぁぁぁっ!!」
リリィのそこは体格に合った狭い穴だが絶頂しまくっているおかげか愛液まみれで抽挿に不自由はなく、絶頂の痙攣は抜き差しする肉棒の雁首と亀頭を扱いてアジムに快感を与えてくる。唇を貪るのに満足したアジムがねっとりとお互いの唇を繋ぐ唾液の橋を掛けたままリリィを褒めるが、穴を犯され続けるリリィはそれに応じられる余裕などない。
凛とした気品すら感じさせた表情は見る影もなく、まだあどけなさの残る顔を汗と涙と唾液でまみれた顔を快感に歪め、何度も自分を陵辱した男の肉棒を受け入れて悦楽の叫びを上げ続けている。
愛らしい少女が自分のもので喘ぐ姿にさらに煽られ、アジムは腰の律動を早めていく。
「ああぁぁっ! はあぁぁぁぁぁぁぁっ!!
や、だ、あぁぁぁっ! ああぁぁアあぁぁぁっ!!」
アジムが何をしようとしているのか理解したリリィが身体をずり上げて肉棒から逃げようとするが、アジムの腕の中で逃げようとするだけで終わってしまう。アジムはにやにやとした笑みを浮かべて、リリィの中に遠慮なくぶちまけた。
「おらっ、一発目だっ!
しっかり子宮で受け止めろ!」
「は、やだ、あ、
ああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
熱いものが自分の中で解き放たれる感覚に、リリィが叫ぶ。
リリィのぬるぬるとした腟内にたっぷりと子種を吐き出したアジムは、叫びとともにさらに高みに押し上げられ、絶望と混ざりあった絶頂に身を震わせるリリィに、ますます情欲を掻き立てられる。
「さて、続きだな」
「へ……? ひ、あ……あ、あっ、
あ、あ、あっ! あ、はっ……あ、ああぁぁぁぁっ!?」
まだ鈴口から精液が出切っていないまま、抽挿を再開させる。
自分で制御できないほどの絶頂まで追いやられていたリリィは、アジムのものに責め立てられてまた絶頂った。
「やめ、おねが……っひっ!?
します……や、すませて……あっ、はっ、あぁぁんっ!」
「おいおい、一発出した程度で俺が満足するはずないのはわかってるだろ。
いい加減に慣れろよ、リリィちゃん」
「あ、ひあぁぁぁっ!!
あぁん! はっ、ひっ、あいヒいぃぃぃぃぃ!?」
箍がはずれて裏返った声で目を見開いて絶頂するリリィに苦笑を返し、
「慣れられないんなら、ぶっ壊れちまえ」
それまででも十分に加減していた抽挿をさらに遠慮のないものに変え、アジムは本格的にリリィを犯すことにした。
「あぁぁぁぁっ! ひ、ぎ、あぁぁぁぁっ!!
う、あ、あぁぁぁっ! はあぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁっ!!」
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