【R18】VRMMO 最強を目指す鍛錬記

市村 いっち

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諦観の騎士 リリィ・フランネル

諦観の騎士 リリィ・フランネル(3)

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 普段リリィたちとメッセージをやり取りするときよりも大きく、視界を遮りはしないものの目立つように表示されたそれに訝しく思ったアジムは、アカネに断りを入れてから目を閉じてそれを表示させた。

 閉じた瞼の内側に表示されたそのメッセージの内容は、ソフィアの隊商キャラバンから助けを求めるものだった。

「えっと。すみません、
 ちょっとギルド仲間の隊商が困ったことになっているみたいで……。
 申し訳ないんですが、傭兵のお話はまた今度にお願いできませんか」

 アジムは隊商を助けに行くことを即断した。装備を融通してもらったり、皆で冒険に行ったときの戦利品を換金してもらったりと、ソフィアにはとても世話になっている。それだけでなく<都市決闘シティデュエル>の手ほどきをしてくれたのはソフィアとルナロッサだ。
 恩を返せる機会があるなら、逃したくはない。

「ああ、エエよエエよ。
 こっちは別に急ぐようなモンでもないし。
 後でメッセージをやり取りできるようにIDだけ交換しとこうか」

 アカネがそう返してくれたことに礼を言いつつ、慌ただしくIDをやり取りする。その間に追加でさらにメッセージを受信したアイコンが目の端に飛び込んできた。送信者だけちらりと確認すると、リリィからのメッセージだ。アジムがソフィアと隊商護衛契約を結んでから初めての助けを求めるメッセージだったので、以前の言葉通りに気遣ってメッセージを送ってくれたのだろう。

「すみません、誘っていただいたのにお断りしてしまった上にバタバタで」
「気にせんでエエよ。
 傭兵家業、冒険家家業は助け合わなアカン。
 はよ行ったり。頑張ってな」
「ありがとうございます!」

 アジムはひらひらと手を振って見送ってくれるアカネに頭を下げ、リリィからのメッセージに隊商を助けに行くと返信しながら、隊商から送られてきた助けを求めるメッセージを再表示させて、そこにあった<護衛出撃受諾>のボタンを意識で押し込んだ。

 するとアカネの目の前で<帰還リコール>の魔法を使ったときと同じような輝きがアジムを包み込み、その大きな身体を装備ごと隊商が襲われている岩山の街道へと転移させていった。

 アジムを見送ったアカネは氷が融けてさらに薄くなったハイボールを飲み干すと、ちろりと舌を出して唇に残ったウイスキーを舐め取る。

「む~……」

 ものすごく報酬の高い戦争傭兵契約の話より、先に結んでいた隊商護衛の履行を優先することからも義理堅い印象が強くなりこそすれど、悪印象にはならない。すでに徹底した陵辱で身体を堕とされた自覚のあるアカネだが、言葉を交わす時間が長くなるほどアジムの木訥とした誠実さと素直な可愛げが積み重なっていく。
 あの大きな身体とたくましい腕で、そしてその誠実さで優しくされてみたいと思うが、思い出されるのは「アジム」と呼びかけたときのアジムの表情だ。
 アジム自身が自覚しているのかは、アカネにはわからないが「アジム」という呼ばれ方に、特別なものを抱いているのだろう。そしてアジムを「アジム」と呼ぶ女性が、アジムの特別なのだろう。

「うらやましーにゃー」

 アカネは妙な節をつけて言ってから、ため息とともに好意になる前の感情を吐き出した。
 興味を友人としてのアジムに限定しておく。どう考えても負け戦にしかならない戦いに挑む気はない。

「……さて、ギルドのほうにも話を通しとこか」

 戦い方を教えたりしながら試合をして、自分を負かしたらぶち犯すくらいのことはこれからもしてくれるかなぁ。

 アカネはそんなことを考えつつ、伝票を片手に席を立った。


  ○


 <護衛出撃受諾>を行って隊商がいる場所へと転移されたアジムは、それまでと比べ物にならないほど強い日差しの街道にその身を飛ばされていた。じりじりとした陽光が草木のほとんどない地面を焼いている。鼻や喉を痛めそうなほど乾ききった空気が、怒号と悲鳴、爆発音や剣戟の音をアジムの耳に届けてきた。

 それを聞いて自分がなんのためにここにいるのかを認識し直したアジムが視線を巡らせると、ひっくり返された荷馬車を中心に、何台かの荷馬車がかばい合うように集まって、その影から弓を撃っている者たちがいた。長い旅路の疲れと汚れはあっても、その顔には下品さはない。身につけている衣類も旅に適した丈夫なものだが、留め具やブローチなど細部に気が遣われている。絹を扱うソフィアの隊商の商人らしい身なりだ。

 そこに馬に乗った者たちが剣を片手に襲いかかっている。何人かいる隊商の女性をよだれを垂らしそうな顔で見ながら、殺戮と陵辱の期待に酔った顔をしている男たち。薄汚れた毛皮や革鎧レザーアーマーを着込み、遠目にも臭そうな脂ぎった黒髪と垢まみれの褐色の肌をした男どもが、錆の浮いた粗末な剣を振りかざして荷馬車に近づこうとしている。

 隊商側に戦えるものは少ないようで、山賊に当たるように矢を撃ち込めているものは数少ない。剣を手にしたものは更に少ない。その少ない戦えるもので全員を守ろうとしているために人員を広く薄くしてしまっていた。
 山賊たちは馬に乗っている。機動力は段違いだ。下手をすれば各個撃破されて隊商側の戦えるものたちが全滅させられてしまう。そうなった後、守るものがいなくなった女性たちの行く末など、想像するのもゾッとする。

 慌てて背にしていた剣を手に取り、山賊たちの背面を突く形で突っ込もうとアジムが足に力を込めようとしたところで、転移の光がひっくり返された荷馬車の近くに現れた。

 光の中から現れたのはリリィだった。普段どおりツインテールに結い上げられた艶めく金色の髪が転移の光がそのまま宿ったように煌めいて踊る。女性の美しさよりもまだ少女らしい愛らしさの割合が多い顔に、人を守ろうとする凛としたものを浮かべ、油断なく剣の鞘に手をかけてリリィは現れた。アジムと戦うときよりも意匠の少ない簡素な革鎧に身を包み、転移が終わると同時に山賊を認めて即座に抜刀する。

 転移後はぬぼーっと突っ立ってしまっていた自分と比べ、戦闘に対する備えが全く違う。アジムは少し恥じ入りながら山賊たちの背面を突くために黙って近づこうと走り出しかけて、山賊たちが突然現れた格別に美しい少女であるリリィに下卑た欲望を滾らせて笑ったのを見て、頭に血が昇った。

「……殺すぞ!!」

 その場にすべての生き物が、戦場に響き渡ったアジムの怒声にびくっと身をすくませる。だが、いつか戦った邪妖精ゴブリンたちのように竦み上がることはなかった。苛立ちと殺意が混じりすぎて、気迫が足りない。

 怒声でアジムに気づいた山賊たちの一部が馬首ばしゅを返してアジムに向かってくる。山賊たちの背面から不意打ちを食らわせる好機を棒に振ってしまったが、リリィから獣欲にまみれた視線を引き剥がせたのでよしとして、アジムは腰の投擲用短剣スローイングダガーの一本を抜き取った。

 突っ込んでくる山賊の騎馬は二騎だ。アジムはそのうちの一騎に、手にした短剣を投げつける。軍馬のような防具をつけてもらっていない馬に、アジムの投げた短剣が根本まで突き刺さった。その痛みに馬が前脚を上げて棹立さおだちになる。手入れもされていない馬具だけで剣を片手に馬に乗っていた山賊は突然の馬の動きに対応しきれずに転げ落ち、落ちたときの打ちどころが悪かったのかそのまま動かなくなった。

 もう一騎は相棒がやられたことに怒りの声を上げながら、剣を手に馬を走らせる。馬上槍ランスがないので正面からぶつからず、アジムに向かって斜めに馬を走らせ、手にした剣で斬りつけて駆け抜けるつもりのようだ。

 アジムはそれを防御などすることなく、斬りかかってくるのを大剣で迎え撃った。

 山賊の男が持つ剣よりも圧倒的に大きなアジムの剣は、馬から身を乗り出すようにしていた山賊の胴を断ち切り、上と下に真っ二つに分断した。二つに別れた上半身は剣と一緒にアジムの鎧にぶつかり、一部を赤黒く染めてびちゃりと乾いた地面に血なまぐさい潤いを与えて投げ出される。下半身は馬にまたがったまま、操るもののいなくなった馬とともにあらぬ方へと走り去った。

 アジムが馬から放り出された山賊にとどめを刺して隊商側に目を向けると、そちらもすでに戦闘は終わっていた。リリィが放った<火の矢ファイア・ダート>に射抜かれて全員が馬から転げ落ち、衣類や鎧が燃え上がった炎の中でのたうち回っている。肉や髪の毛が焼かれるなんとも言えない匂いが不潔そうだった衣類を焼いたことで広がった匂いとともに立ち上っていて、とてもくさい。

「アジムくん、何人やっつけた?」

 アジムが顔をしかめていると、リリィから声をかけられる。

「俺のほうに来たのは二人でした」
「あちゃー。一人逃げられちゃったっぽいなぁ」

 アジムが返した言葉に、リリィが困ったように声を上げる。転移してきて即座に戦闘に入っていたように思うが、山賊の人数もしっかり把握していたらしい。その視野の広さに感嘆しつつ、

「一人だけなら、流石にもう襲ってこないのでは?」
「馬だけの山賊ってほとんどいなくて、
 たいていは馬に乗っていないのが他にたくさんいることが多いんだ。
 殲滅してしまえばここの場所を伝えられなくて、
 またすぐに襲われる可能性は少なくなるんだけど、
 一人だけ逃しちゃったからリベンジに来る可能性が高くなっちゃったんだよ」

 リリィはそう説明してから、隊商のまとめ役らしい男に振り返った。褐色肌と黒髪の口ひげのある男で、イスラム圏の容貌だが身につけている衣類はヨーロッパ風の洒落たものだ。アジムと比べると見劣りするが、大柄な男で隊商の中で数少ない剣を手にしていた男でもある。

「移動できるようになるまで、どのくらいかかる?」

 リリィの質問に対して男が返事しているが、何を言っているのかまったくわからない。
 アジムがキョトンとしていることに気づいたリリィが男に向かって、

「ごめん、アジムくんがアラビア語を覚えてないから、
 イタリア語でお願いできるかな」

 男が驚いたように目を丸くするが、すぐに頷くと、

「これで理解してもらえますか?」

 アジムにも理解できる言葉で話しかけてくれる。

「ありがとうございます、大丈夫です。
 すみません、お手数をおかけします」

 アジムの返事を耳にして、男はまた目を丸くする。

「プレイヤーさんですよね?
 そんなに丁寧にしていただかなくても良いんですよ?」
「そうなんですか?
 まあ、それなら少し崩して……
 そちらも話しやすいように話してください」

 そう言われて男は確認するようにリリィに振り返る。
 リリィが黙って笑みだけを返しているのを見て、男は頷いた。

「わかった。じゃあ、話しやすいように話させてもらおう。
 俺はカシム。この辺りを行き来するローズガーデン商会の隊商を率いている」
「アジムだ。今後、時々こうして傭兵としてこさせてもらうことになると思う」

 お互いに差し出された手を握り合い、挨拶をすませて当面の問題に取り掛かる。

「ひっくり返された荷馬車の車軸が壊されてしまっている。
 修理は夕方までかかるんじゃないかと思う」

 それを聞いたリリィは口元に拳を当てて考え込む。

「日が暮れた移動中に襲撃されたくはないよね……
 そうなると今日はここで野営して迎撃するしかないかな。
 情報が引き出せたらこっちから襲撃に行くということもできたんだけど」

 リリィが視線を自分が倒した山賊たちに目を向ける。炎に巻かれた山賊たちは全員がその身を焼かれ、事切れていた。一人くらい生きていれば治療と引き換えに他にもいるだろう山賊たちの情報を引き出すこともできたのだが。リリィは<蘇生リザレクション>の魔法も使えるが、使えば魔力を使い切ってしまうのでその後の戦闘に支障が出てしまう。

 リリィの言葉を聞いて、アジムは頭を掻いた。
 後腐れがないようにと落馬した山賊に態々わざわざとどめを刺したのが裏目に出てしまった。

「とりあえず馬車の修理を始める。
 再襲撃はあったとしてもおそらく日が落ちてからだろう。
 二人は飯でも食って休憩して、夜に備えておいてほしい」

 カシムにそう言われたものの、修理をするときや荷馬車を引き起こすときには人手がいる。この場で一番力の強いだろう自分が動かないのは違うだろうと、手伝おうとするアジムに難色を示すカシムを押し切って、アジムは馬車の修理を手伝った。リリィもひっくり返された馬車の荷物の整理を手伝って、なんとか馬車が動かせるようになるころにはやはり日が落ちてしまっていた。

「戦うのが仕事の人を働かせてしまって悪かったな。
 夕食は少し贅沢にしたから、楽しんでくれ」

 リリィが魔法でつけた火に、大きな鍋がかかっていた。そら豆とレンズ豆をニンジンや玉ねぎといくつかのスパイスと一緒に煮込んだもので、調味料なのかオリーブオイルやクミンなどが用意されている。他には近くで獲ってきた兎を切り分け、たっぷりのスパイスをまぶして串に刺したものが炙ってあった。主食はアエーシというパンらしく、平べったい生地が火で炙った石に貼り付けるようにして焼かれている。

 移動中の食料を食べすぎるのもどうかと思い、隊商の面々と同じくらいの量をもらってリリィと並んで座って食べていたら「その身体にその量で足りるわけ無いだろう」と食事を用意してくれたおばちゃん隊員が器から溢れそうなくらいを追加してくれる。

「ええと。ありがとうございます」
「ん」

 イタリア語はわからないらしいおばちゃん隊員に軽く頭を下げると、言葉少なに笑みを返してくれた。もありがたくいただき、腹八分目になったアジムはリリィから差し出された白湯を飲んで一息つく。

「よう、しっかり食べたか?」
「ああ、ありがたくいただいたよ。
 あの豆のスープっぽいのは初めて食べる味だったけど、
 とても美味しかった」
「フールか。伝統的なものとはかなり違うんだが、
 気に入ってもらえたのならよかった」

 アジムとリリィを探していたらしいカシムは毛布を持ってきてくれていた。

「夜が深くなると冷え込んでくる。
 防寒着なんかは用意してなかっただろう?
 一枚しかないんだが、使ってくれ」
「ああ、ありがとう」

 アジムが毛布を受け取っていると、

「見張りをしないといけないよね。
 私たちは別々にいたほうがいいかな?」
「いや、見張りはこっちで立てるよ。
 二人には中央にいてもらって、
 何かあったほうにすぐに移動できるようにしておいてほしい」

 リリィが見張りの体制について確認してくれて、アジムも内容に頷いた。

「何かあるまではゆっくりしていてくれ。
 すぐに動けるなら、エロいことをしていてくれても構わんがな」
「おい」

 アジムの声には応じず、カシムは笑い声を上げて歩き去った。

 カシムの後ろ姿を憮然と見送ったアジムがクスクスと笑う声に目を落とすと、並んで岩に座っていたリリィがアジムの受け取った毛布を手に取っていた。リリィはそれを肩にかけるようにしてかぶりながら立ち上がると、アジムの目の前で焚き火に照らされながら両手と一緒に毛布を広げ、

「する?」

 こてん、と首をかしげ、いたずらっぽく笑って言った。
 焚き火の赤い光がリリィの愛らしい顔の陰影を深くする。それが浮かべた笑みと相まって、不思議な色気を醸し出す。毛布の中からアジムを誘う華奢な身体の抱き心地や肌の滑らかさはよく知っている。それだけでなく「抵抗する女騎士リリィ」ではなく、リリィ本人が誘いをかけてくれているのである。
 ものすごく魅力的なお誘いではあるのだが、護衛に来ておいて、いざ襲撃があったときにパンツを履きながらおっとり刀で対応していたら、何をしに来ているのかわからない。

「しませんよ」

 アジムが誘いに乗らないことをわかった上で誘いをかけてきたリリィに苦笑しながら返事をすると、リリィは笑みを返してから毛布をアジムの肩にかけ、自分はアジムの横に座ってアジムの左腕と毛布に抱きかかえられるようにして身を擦り寄せた。

「じゃあ、襲撃があるまでゆっくりお話しよう」
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