85 / 124
武闘家 ゼルヴァ・ケンプフェルト
武闘家 ゼルヴァ・ケンプフェルト(13)
しおりを挟む
ゼルヴァを見捨てる決断をした翌日、宿の親父は痛む頭と前日より更に陰鬱になった気分を抱えて目を覚ました。
痛む頭はさして強くもないのに、度数の高い酒を痛飲したせいだ。
ゼルヴァを見捨てた事実と、そのゼルヴァが上げる甘くも悲痛な叫びが聞こえ続けるせいで、飲まずにはいられなかったのだ。つまみもなしに前後不覚になるまで飲んで倒れ込むようにしてベッドに入ったが、習慣とは恐ろしいもので普段どおりの仕込みの時間に目が覚めた。
太陽の光の弱い早朝だが、早立ちの旅人や商人たちがいればすぐに忙しくなる。しかし、ゼルヴァと彼女を陵辱するアジムだけが泊まっている今日は、食事の用意が必要になるのはまだ先だろう。それでもベッドに寝転がっていてはゼルヴァをアジムに差し出した後悔が痛む頭をぐるぐると巡ることになる。宿の親父は酒臭いため息をついて、ベッドから起き上がった。
さすがにもう階上の床が軋む音も、ゼルヴァの悲鳴も聞こえてこない。
起きた親父は井戸水を組み上げて顔を洗い、たっぷりと水を飲んでから竈に火を起こした。普段どおりの仕込みの作業をしていれば気も紛れるだろうと思ったのだ。だが、昨日は食堂の営業をしていなかったので、その分がそのまま残っていた。
「……あー」
手にした包丁の使い先を失ってなんとも言えない声が出る。
そんな親父の耳に、馴染み深い階上のドアを開く音が聞こえてきた。
予想よりずいぶんと早い目覚めだが、今日にここを発つのであればそう不自然に早いわけでもない。親父は昨日に軽く塩抜きをして切り分けてあった塩漬けの豚肉をフライパンに放り込み、これも昨日に用意してあったスープの鍋を温め始める。
料理の音が満ち始めた厨房でも聞こえるゴツゴツとした足音が、何かを引きずるような音とともに妙にゆっくりと階段を下ってくる。
訝しく思っていると、食堂の大扉を開けてアジムが姿を表した。すでに鎧を身に着けて、背負袋と大剣を背負った姿だ。朝食を食べてそのまま出発するつもりなのだろう。だが、親父の視線は旅姿のアジムではなくその足元に奪われた。
全裸のまま四つん這いでアジムの手に握られた縄に首を引かれ、犬のように連れられたゼルヴァがそこにいた。
真っ白な肌の上に押さえつけられたときにできた痣が色濃く残り、いつの間にかできていた引っかき傷から滲んだ血や、吐き出された精液、汗などが身体を汚している。剛直を突き立てられて続けた幼い割れ目はアジムのものの形に口を開けたまま閉じることができなくなっていて、溢れ出た精液が内腿に幾本も筋を作っていた。
手入れはされていなくても艶のあった髪はボサボサに痛み、髪と同じ色の毛色の尻尾も同じような有様で気力を失ったように垂れ下がっている。
涙の跡が幾筋も残る顔は一昨日までの快活な気配など微塵もなく、だからと言って昨日のような陵辱に怯える表情もない。ただそこに目と口と鼻があるだけの虚ろなものになってしまっていた。裸身を晒す羞恥も、犬扱いの屈辱さえも強すぎる快楽に摩耗しきった感情を動かすことはないようで、首の縄に従って床についた手と膝を進める。
そんなゼルヴァを従えて食堂に入ってきたアジムは、中央の複数人で使う大テーブルの椅子にどかりと腰をおろし、足を組んでふんぞり返って言う。
ゼルヴァはアジムの足元の床に、尻を直接つけてへたり込むようにして座る。
「朝飯、頼むぜ」
哀れなゼルヴァの姿に固まっていた親父は声をかけられてはっとなった。そして、ゼルヴァの姿を見ながらアジムに何かを言おうとしたが、ゼルヴァを見捨てた自分が何を言えるわけでもないと思い直して、黙って食事の用意を始めた。パンと肉を別々のフライパンで炙り、温めたスープを器に注ぐ。それらを一つの皿に盛り付けてワンプレートに仕立てた朝食を用意して、テーブルへと運ぶ。
用意したのは二人分だ。
アジムの前に一人分を置き、もう一人分を片手にゼルヴァに椅子を用意してやろうと動きかけたところに、アジムの声がかかった。
「おいおい。
犬っころと食卓を囲めってか」
嘲るように言われて動きが止まった親父に、アジムは嗤いながら指で床を示しながら言った。
「犬は床だ」
そう言われても、アジムがやってくるまで食人鬼を退治してくれた彼女とは一緒に食事をしていたのだ。躊躇う親父に、アジムが剣呑さを含んだ視線を向けてくる。
「床だ」
もう一度言われ、逆らうこともできずに床の上にぺたりと座り込んだままのゼルヴァに近づく。親父が近づいても裸身を隠そうともしないゼルヴァの前に、食事の乗ったプレートを置く。
「食っていいぞ」
ゼルヴァが床の上のパンにのろのろと手を伸ばそうとするが、
「犬が手を使うのか?」
アジムに言われ、その手が止まる。
しばらくして上げた手を床に戻し、床に置かれたままの食事を持ち上げることなくプレートに直接顔を近づけて食べ始めた。
「ウマいだろ?」
顔を汚して食事をするゼルヴァに、嘲ってアジムが声をかける。
ゼルヴァは顔をあげてなんの感情も映さない瞳でアジムを見返して返事をした。
「わん」
アジムが笑みを深くする。
「そうかそうか。
ゆっくり食べろよ」
「わんわん」
もう、限界だった。
「代金はもらっている。
好きなように出発してくれ」
「おう、ありがとよ」
親父はどうにか言葉を絞り出すと、陵辱者に頭を撫でられる壊れてしまった犠牲者の姿に背を向けて自室に逃げ込んだ。昨日飲んだ酒が、まだテーブルの上に残っていた。それをグラスにも注がず、呷るようにして喉へ流し込む。アルコールが喉を焼く感覚にむせ返って、溢れた酒が胸元を汚す。それでも親父はまた酒瓶を呷る。
「餌を食わしてやったんだ。
犬でも礼をしないといけないのはわかるだろ。
おら、しゃぶってみせろよ」
「わん。
……ぅぶ、んむ……ふ、んん……」
くぐもったゼルヴァの声と、白々しいほどに粘りついた水音が聞こえてくる。
「よしよし、中々上手くなったじゃねぇか。
ご褒美にブチ混んでやるから尻をあげろ」
「ぁ……きゃぁん!
ぁん! わん! あぁっぁ……わおぉぉん……!!」
すぐに甘い鳴き声が聞こえてきた。親父は酒瓶を投げ出してベッドに飛び込むと布団を頭から被ってそれを遮ろうとするが、げらげらと嗤う男の耳障りな嘲笑と幼い高さを含んだ少女の雌声からそんな程度では逃れられない。
「くそっ、くそっ……!」
酒瓶を拾い直してまた呷る。喉が焼ける。痛い。
それでもお構いなしに中身をすべて飲み干してしまうと、ぐわんと世界が回りだした。親父はその感覚に抵抗しない。酒精に誘われるままベッドに仰向けに倒れ込んで酔いに身を任せていると、アジムとゼルヴァが声や物音が耳に入ってきても意味が理解できずに流してしまえる。
そうやって酒に逃げ出している間に物音は止み、満足したアジムがゼルヴァの縄を引いて出ていったようだった。
宿の外から聞こえたどよめきは親父だけが知っていたゼルヴァの無惨な姿を、ほかの村人たちも見てしまったからだろう。だが、それ以上の物音は聞こえてこなかった。親父と同じようにアジムに対して何ができるわけでもなく、犯し壊されたゼルヴァを見送ったのだろう。
村を救ってくれた少女の、明るいものなどなにもない未来を思い、親父はまたため息をついた。
痛む頭はさして強くもないのに、度数の高い酒を痛飲したせいだ。
ゼルヴァを見捨てた事実と、そのゼルヴァが上げる甘くも悲痛な叫びが聞こえ続けるせいで、飲まずにはいられなかったのだ。つまみもなしに前後不覚になるまで飲んで倒れ込むようにしてベッドに入ったが、習慣とは恐ろしいもので普段どおりの仕込みの時間に目が覚めた。
太陽の光の弱い早朝だが、早立ちの旅人や商人たちがいればすぐに忙しくなる。しかし、ゼルヴァと彼女を陵辱するアジムだけが泊まっている今日は、食事の用意が必要になるのはまだ先だろう。それでもベッドに寝転がっていてはゼルヴァをアジムに差し出した後悔が痛む頭をぐるぐると巡ることになる。宿の親父は酒臭いため息をついて、ベッドから起き上がった。
さすがにもう階上の床が軋む音も、ゼルヴァの悲鳴も聞こえてこない。
起きた親父は井戸水を組み上げて顔を洗い、たっぷりと水を飲んでから竈に火を起こした。普段どおりの仕込みの作業をしていれば気も紛れるだろうと思ったのだ。だが、昨日は食堂の営業をしていなかったので、その分がそのまま残っていた。
「……あー」
手にした包丁の使い先を失ってなんとも言えない声が出る。
そんな親父の耳に、馴染み深い階上のドアを開く音が聞こえてきた。
予想よりずいぶんと早い目覚めだが、今日にここを発つのであればそう不自然に早いわけでもない。親父は昨日に軽く塩抜きをして切り分けてあった塩漬けの豚肉をフライパンに放り込み、これも昨日に用意してあったスープの鍋を温め始める。
料理の音が満ち始めた厨房でも聞こえるゴツゴツとした足音が、何かを引きずるような音とともに妙にゆっくりと階段を下ってくる。
訝しく思っていると、食堂の大扉を開けてアジムが姿を表した。すでに鎧を身に着けて、背負袋と大剣を背負った姿だ。朝食を食べてそのまま出発するつもりなのだろう。だが、親父の視線は旅姿のアジムではなくその足元に奪われた。
全裸のまま四つん這いでアジムの手に握られた縄に首を引かれ、犬のように連れられたゼルヴァがそこにいた。
真っ白な肌の上に押さえつけられたときにできた痣が色濃く残り、いつの間にかできていた引っかき傷から滲んだ血や、吐き出された精液、汗などが身体を汚している。剛直を突き立てられて続けた幼い割れ目はアジムのものの形に口を開けたまま閉じることができなくなっていて、溢れ出た精液が内腿に幾本も筋を作っていた。
手入れはされていなくても艶のあった髪はボサボサに痛み、髪と同じ色の毛色の尻尾も同じような有様で気力を失ったように垂れ下がっている。
涙の跡が幾筋も残る顔は一昨日までの快活な気配など微塵もなく、だからと言って昨日のような陵辱に怯える表情もない。ただそこに目と口と鼻があるだけの虚ろなものになってしまっていた。裸身を晒す羞恥も、犬扱いの屈辱さえも強すぎる快楽に摩耗しきった感情を動かすことはないようで、首の縄に従って床についた手と膝を進める。
そんなゼルヴァを従えて食堂に入ってきたアジムは、中央の複数人で使う大テーブルの椅子にどかりと腰をおろし、足を組んでふんぞり返って言う。
ゼルヴァはアジムの足元の床に、尻を直接つけてへたり込むようにして座る。
「朝飯、頼むぜ」
哀れなゼルヴァの姿に固まっていた親父は声をかけられてはっとなった。そして、ゼルヴァの姿を見ながらアジムに何かを言おうとしたが、ゼルヴァを見捨てた自分が何を言えるわけでもないと思い直して、黙って食事の用意を始めた。パンと肉を別々のフライパンで炙り、温めたスープを器に注ぐ。それらを一つの皿に盛り付けてワンプレートに仕立てた朝食を用意して、テーブルへと運ぶ。
用意したのは二人分だ。
アジムの前に一人分を置き、もう一人分を片手にゼルヴァに椅子を用意してやろうと動きかけたところに、アジムの声がかかった。
「おいおい。
犬っころと食卓を囲めってか」
嘲るように言われて動きが止まった親父に、アジムは嗤いながら指で床を示しながら言った。
「犬は床だ」
そう言われても、アジムがやってくるまで食人鬼を退治してくれた彼女とは一緒に食事をしていたのだ。躊躇う親父に、アジムが剣呑さを含んだ視線を向けてくる。
「床だ」
もう一度言われ、逆らうこともできずに床の上にぺたりと座り込んだままのゼルヴァに近づく。親父が近づいても裸身を隠そうともしないゼルヴァの前に、食事の乗ったプレートを置く。
「食っていいぞ」
ゼルヴァが床の上のパンにのろのろと手を伸ばそうとするが、
「犬が手を使うのか?」
アジムに言われ、その手が止まる。
しばらくして上げた手を床に戻し、床に置かれたままの食事を持ち上げることなくプレートに直接顔を近づけて食べ始めた。
「ウマいだろ?」
顔を汚して食事をするゼルヴァに、嘲ってアジムが声をかける。
ゼルヴァは顔をあげてなんの感情も映さない瞳でアジムを見返して返事をした。
「わん」
アジムが笑みを深くする。
「そうかそうか。
ゆっくり食べろよ」
「わんわん」
もう、限界だった。
「代金はもらっている。
好きなように出発してくれ」
「おう、ありがとよ」
親父はどうにか言葉を絞り出すと、陵辱者に頭を撫でられる壊れてしまった犠牲者の姿に背を向けて自室に逃げ込んだ。昨日飲んだ酒が、まだテーブルの上に残っていた。それをグラスにも注がず、呷るようにして喉へ流し込む。アルコールが喉を焼く感覚にむせ返って、溢れた酒が胸元を汚す。それでも親父はまた酒瓶を呷る。
「餌を食わしてやったんだ。
犬でも礼をしないといけないのはわかるだろ。
おら、しゃぶってみせろよ」
「わん。
……ぅぶ、んむ……ふ、んん……」
くぐもったゼルヴァの声と、白々しいほどに粘りついた水音が聞こえてくる。
「よしよし、中々上手くなったじゃねぇか。
ご褒美にブチ混んでやるから尻をあげろ」
「ぁ……きゃぁん!
ぁん! わん! あぁっぁ……わおぉぉん……!!」
すぐに甘い鳴き声が聞こえてきた。親父は酒瓶を投げ出してベッドに飛び込むと布団を頭から被ってそれを遮ろうとするが、げらげらと嗤う男の耳障りな嘲笑と幼い高さを含んだ少女の雌声からそんな程度では逃れられない。
「くそっ、くそっ……!」
酒瓶を拾い直してまた呷る。喉が焼ける。痛い。
それでもお構いなしに中身をすべて飲み干してしまうと、ぐわんと世界が回りだした。親父はその感覚に抵抗しない。酒精に誘われるままベッドに仰向けに倒れ込んで酔いに身を任せていると、アジムとゼルヴァが声や物音が耳に入ってきても意味が理解できずに流してしまえる。
そうやって酒に逃げ出している間に物音は止み、満足したアジムがゼルヴァの縄を引いて出ていったようだった。
宿の外から聞こえたどよめきは親父だけが知っていたゼルヴァの無惨な姿を、ほかの村人たちも見てしまったからだろう。だが、それ以上の物音は聞こえてこなかった。親父と同じようにアジムに対して何ができるわけでもなく、犯し壊されたゼルヴァを見送ったのだろう。
村を救ってくれた少女の、明るいものなどなにもない未来を思い、親父はまたため息をついた。
0
お気に入りに追加
266
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
幼馴染と話し合って恋人になってみた→夫婦になってみた
久野真一
青春
最近の俺はちょっとした悩みを抱えている。クラスメート曰く、
幼馴染である百合(ゆり)と仲が良すぎるせいで付き合ってるか気になるらしい。
堀川百合(ほりかわゆり)。美人で成績優秀、運動完璧だけど朝が弱くてゲーム好きな天才肌の女の子。
猫みたいに気まぐれだけど優しい一面もあるそんな女の子。
百合とはゲームや面白いことが好きなところが馬が合って仲の良い関係を続けている。
そんな百合は今年は隣のクラス。俺と付き合ってるのかよく勘ぐられるらしい。
男女が仲良くしてるからすぐ付き合ってるだの何だの勘ぐってくるのは困る。
とはいえ。百合は異性としても魅力的なわけで付き合ってみたいという気持ちもある。
そんなことを悩んでいたある日の下校途中。百合から
「修二は私と恋人になりたい?」
なんて聞かれた。考えた末の言葉らしい。
百合としても満更じゃないのなら恋人になるのを躊躇する理由もない。
「なれたらいいと思ってる」
少し曖昧な返事とともに恋人になった俺たち。
食べさせあいをしたり、キスやその先もしてみたり。
恋人になった後は今までよりもっと楽しい毎日。
そんな俺達は大学に入る時に籍を入れて学生夫婦としての生活も開始。
夜一緒に寝たり、一緒に大学の講義を受けたり、新婚旅行に行ったりと
新婚生活も満喫中。
これは俺と百合が恋人としてイチャイチャしたり、
新婚生活を楽しんだりする、甘くてほのぼのとする日常のお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる