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武闘家 ゼルヴァ・ケンプフェルト
武闘家 ゼルヴァ・ケンプフェルト(9)
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アジムはベッドに押さえつけたゼルヴァの幼い穴にさらに三回も精液を吐き出してから、少女の小さな肢体にのしかかっていた身体を起こした。
「痛いよぅ……もうやめてよぉ……」
押さえつけていた手首を解放してやってもゼルヴァは身につけた闘技で殴りかかってこない。初めて体験する身体の内側を抉られる痛みと喪失感で心がすっかり折れてしまったらしい。アジムの太いもので貫かれたまま、広げられた股をとじることもなく溢れる涙を拭って泣きじゃくっている。
快活だった少女の泣き顔は嗜虐心を煽るもので、四回の射精くらいでは満足には程遠いアジムの残酷な欲望を掻き立てる。
だが、
「抵抗力が高くて薬が効きにくいのか?
いつまで経ってもほぐれてこねぇなぁ、犬っころ」
「痛い、痛ぃぃ……っ!」
アジムが腰を動かしてやると、また悲鳴があがる。媚薬をたっぷりと自分のものに塗りつけておいたのだが、あまり効いていないようだ。ほとんどの女は一、二回くらい犯してやっている間に媚薬が効き始めてよがり出すのだが、すでに四回も膣に精液をご馳走してやっているのに悲鳴ばかりで喘ぎ声の一つもあがらない。
それはそれで興奮の材料になるのだが、女として身体の出来上がっていないゼルヴァの小さな雌穴は、無理やりこじ開けられる痛みで受け入れるには大きすぎるアジムのものに爪を立てるような締付けをしてくる。それも悪くはないが、力が入り過ぎできつすぎるよりも快楽で適度に緩んだほうが大きなアジムのものには具合がいい。
「やっぱり身体を鍛えているからか?
まあ、死にはしねぇし、がんばれや」
「ううぅぅぅ……!
うう、やめ、てぇ……!」
それでも雌穴として使うには十分だ。痛がってシーツを握りしめるゼルヴァの細い腰をつかみ、媚薬と精液でぬめりだけは十分な幼い性器をしごき穴として存分に使ってやる。アジムのものが出入りすると、腹の上からでもその太く大きなものがゼルヴァの中を行き来しているのが見て取れた。
そりゃ痛いだろうなぁ、と他人事のように考えながら、自分勝手に一番奥をごつごつと突きまくる。そのたびに上がる悲鳴を楽しみながら、登ってきた精液を我慢することなくゼルヴァの中にぶちまけた。
「ああぁ……」
子宮に流れ込む熱いものを感じて虚ろな嘆きをあげたゼルヴァは、わずかな休息に浅く荒い息を繰り返しながら、ぐったりとベッドに身体を横たえている。涙のあとが残る顔は少女らしい明るさは消え失せて、理不尽に押し付けられる痛みに対する怯えだけがあった。袖のないシャツは貫かれる痛みでにじんだ良くない汗で重くなり、白かったはずの色を変えて肌に張り付いている。その奥にあるまだ膨らみともいえない大きさの胸が透けて、桃色の突起もシャツの上からでも場所がわかる。五度の精を吐き出され、貫かれたまま秘所からは受け入れきれなかった精液があふれ、髪と同じ色の陰毛に絡みついていた。
アジムはべそをかくゼルヴァの表情を楽しんでから、視線を頭に向ける。そこには彼女が獣人である証明の耳が、怯えを含んでぺたりと頭にはりついていた。
「そういえば、
尻尾がどうなってんだか見てみたかったんだったな」
それを見て戦う前に考えていたことを思い出したアジムが挿入したままだった一物をゼルヴァの中から引き抜くと、自分の中の異物が抜けていく感覚にゼルヴァが身を震わせる。そして、馬鹿でかいアジムのものに蓋をされていた秘所から大量の精液が吹き出した。どんな雌でも孕ませそうな濃厚なそれが空気の抜ける無様な音ともに吹き出すと、強烈な性の匂いが鼻をつく。
アジムはまだ割れ目から白濁液をあふれさせているゼルヴァの尻を掴み、ごろりとうつ伏せに転がした。
体格の割に大きな尻を見下ろすと、ちょうど尻の割れ目の少し上から髪と同じ色の毛で覆われた尻尾が伸びていた。尻尾自体はゼルヴァの腕くらいの長さがあるが、それを覆う毛はそう長くない。だが、もこもことした毛で覆われていてさわり心地はよさそうだ。
「ひゃん……!」
そのふかふかとした尻尾に誘われるように思わずアジムが触れると、ゼルヴァからそれまで聞いたこともない甘い声があがった。
驚いたアジムが手を引っ込めると、声を上げたゼルヴァも何が起こったのかわからないような顔で甘い声を上げてしまった口元を抑えていた。ゼルヴァは自分の身体の反応が信じられず混乱が深まっていくようだったが、アジムはそんなゼルヴァの反応ににんまりと笑みを浮かべた。
尻尾をゆるゆると撫でてやりながら遡り、もちもちとした尻を撫でて尻尾の付け根の軽く揉んでやる。
「はあぁぁぁん……!?」
驚きを多分に含んだ雌の声があがる。尻や尻尾の近くだけでなく、すべすべとした肌の背中やうなじに手を這わせてやると面白いほど容易く歓喜の声があがった。
アジムはそれに嘲った声で嗤いながら、
「なんだよ。後ろから責められるのが好みだっただけか。
やっぱり犬は犬らしく犯してやるのがいいんだな」
「ボクは犬じゃない!」
痛み以外の感覚に混乱したまま犬と言われてつい普段どおりの抗議を口にしたゼルヴァに笑みを深め、甘く荒い息をつく細い身体にのしかかった。雄の身体の重みを感じて自分の立場を思い出したゼルヴァは身をすくませる。
アジムは身体でゼルヴァを押さえつけたまま、腹につくほど反り返ったままの自分のものを掴んで男を知ったばかりの割れ目にあてがった。
「んぁうぅううぅ~~~~っ!」
「おお、やっぱり犬らしく犯してやると反応が違うな。
こりゃいいや」
そのまま馬鹿でかい男根をねじ込んでやると、明らかにそれまでとは違う叫びがあがる。強引に突きこんでいってやっても、爪を立てるどころか奥へ奥へと誘い込むように膣がうごめく。びくんびくんと快感に跳ねる細い肩を押さえつけ、立て続けに腰を打ち付けてやれば望まぬ体位でせき止められていた薬で暴走させられた性感が一気にゼルヴァを襲う。
「ああぁぁぁぁぁぁおああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
遠吠えのような絶叫をあげてゼルヴァは無理やり受け入れさせられた雄のものであっさりと絶頂させられ、身体を震わせた。シーツを握りしめアジムの重い身体で押さえつけられた身体を反らし、初めて感じる強すぎる快感を少しでも発散しようとする。
だが、
「いい穴の感触だ。
じっくり使ってやろう」
初めての感覚に翻弄されるゼルヴァを、押さえつけるアジムは気遣ってやるつもりはない。ようやく快感に緩んでほころんだゼルヴァの秘所に五回も出しても萎えるどころかさらに滾って固くなった肉棒を好き勝手に叩きつける。
「ああぁぁぁぁぁぁぁ!
ひああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
ゼルヴァはもう自分がどうなっているかも理解できずに、絶頂かされ続けていた。膣を肉棒が出入りするたびにそこを満たしていた精液が泡立って飛び散り、絶頂かされ続けて吹き出し続ける潮なのか尿なのかもわからない液体と一緒にベッドを汚す。強すぎる快感から逃れようと身体を捩っても大きな雄の身体を押しのけることなどできるはずもなく、雌として使われる悦びを教え込まれながら嬌声をあげることしかできない。
「あっ、ああぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そしてひときわ強く肉棒を奥まで突き込まれ、そこで熱いものが弾けるとさらにもう一段、高いところまで押し上げられて、悲鳴のような嬌声をあげてさらに深く絶頂した。
アジムはがくがくと身体を震わせて絶頂しているゼルヴァの中でゆっくりと肉棒をしごき、残りの精液もすべて注ぎ込んでから、ベッドに沈み込むようにして絶頂の余韻に浸っているゼルヴァの頭を撫でて、嘲るように褒めてやる。
「ちんぽに馴染んだら、
なかなかいいじゃねぇか、犬っころ」
灰色の髪は手触りがいい。尻尾と同じく短い毛で覆われてもふもふとした獣人の耳は初めて触るが、これもいい。親指と人差し指の腹で優しく摘むようにして耳に触れていると、それだけで心地よい。犬扱いされていたゼルヴァは痛みではない感覚を叩きつけられて混乱していたが、ゼルヴァはアジムの手を振り払った。
「ボクは狼だ。
犬じゃない!」
アジムはそれを鼻で笑い、押しつぶしていたゼルヴァの身体を抱きかかえると、ごろりと回転してベッドに左半身を下にして横向きに寝転がった。性器を突き入れられたままで、太い腕に抱きかかえられていたゼルヴァもそれに合わせてベッドに横向きに転がされる。
アジムは後ろからゼルヴァを抱きかかえていた腕をほどき、右腕でゼルヴァの右の太ももを抱えあげて股を大きく広げさせた。そしてそのまま身体を抱きかかえていた左腕でゼルヴァの身体を固定すると、具合いが良くなってさらに硬さを増した肉棒を打ち込んでやる。
「あ、ひああぁぁぁっぁぁぁっ!?」
それだけでゼルヴァの口から甘い悲鳴があがった。
「足をおっぴろげてちんぽを突っ込まれて
きゃんきゃんよがってるんだ。
犬どころか雌犬じゃねぇか」
嘲って言いながら、身体を抱きかかえた左手で胸を揉みしだく。
「やっ、あっ、いたっ!?
ひっ! あっ、駄目っ!
あぁぁぁああぁぁぁぁぁっぁぁっ!」
膨らみかけの胸を力強く揉まれた痛みに我に返りかかるが、アジムが桃色の頂点を指で摘むようにしていじってやれば、叫びは快感を帯びたものになる。アジムはゆっくりと腰を打ち付けて快感に打ち震える膣を堪能しながら、にやにやと笑みを浮かべて身体を反り返らせるゼルヴァを見下ろしていたが、ゼルヴァを散々に悶えさせた後で腰を止めると、
「おら、認めろよ。
ぼくは雌犬です~ってな」
嘲る笑みを浮かべたまま、左手で顎を掴んで顔をあげさせて快感に蕩けた顔を見下ろして言う。
「ボク、は……」
叩きつけられる快感が途切れて甘く浅い息を繰り返してわずかな休息を許されたゼルヴァは、狼としての矜持をかき集めて痛みでへし折られた心を立て直し、歯を食いしばって睨みつけた。
「ボクは、狼、だ……!」
それを聞いたアジムはにんまりと笑みを深めた。抗おうとする女の必死で、だが無意味な抵抗を犯し潰すのは最高に楽しい。
「いつまで言っていられるだろうな」
「ひっ!?
やだ、やめてっ!」
アジムが足を抱えあげている右腕を抱え込んだ足はそのままに手を伸ばし、毛並みを確かめるように陰毛をなであげてやると、ゼルヴァは悲鳴をあげてそれを阻もうとアジムの手を掴んだが、快感で力の入らなくなったゼルヴァの手はなんの静止にもならなかった。
アジムは湿っぽくなっている陰毛の撫で、まだ膨らみのない乳房を掴むようにしてこね回し、発情した汗で甘い匂いがこもる髪に鼻を埋めてうなじを舐め回す。
「やだぁ……やだぁ……」
そうやって嫌悪感を顕にする腕の中の少女への欲望を存分に昂らせたアジムは、それをそのまま肉棒に込めてゼルヴァの中に叩きつけた。
「かっ……は……」
アジムはその衝撃に喘ぎも上げられず、息だけを漏らしたゼルヴァの中を猛然と突き上げ始める。
「ああぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁ!
やめっ……あひああぁぁっぁぁぁぁぁぁぁっ!
っひゃめてぇぇぇぇええぇぇぇぇぇぇ!!」
ゼルヴァが呂律の回らない口で懇願するが、それさえもアジムの興奮の種になる。突き上げる腰の動きが鈍るどころか更に激しさを増して、すでに先程よりも高い場所に押し上げられてしまっているゼルヴァを更に責め立てる。
「あおおぉぉぉん!
おおぉぉおおおぉぉぉぉぅん!」
「おうおう。
雌犬らしさが出てきたじゃねぇか」
びくびくとそれ以上高みに至れないゼルヴァが膣を身体を痙攣させながら鳴く。媚びる犬のような声をあげたゼルヴァに気を良くして、アジムはご褒美に陰毛を撫で回していた手を伸ばし、陰核を弾いてやった。
「お、おおおぉぉぉぉぉぉおおおん!」
ゼルヴァが全身を反り返らせて吠えた。抱え上げられた足とベッドの上で虚しく空を切ってあがいていた足がピンと伸びてふるふると震える。その絶頂のさらに上まで達したゼルヴァの膣の締め付けに精液をねだられて、アジムは一番深い場所まで突き入れてたっぷりと精液をくれてやった。
ゼルヴァは受精の悦びを教え込まれながら、絶頂からなかなか降りてこられない。
たっぷりと精液を吐き出したアジムが責め立てずにいてやると、しばらくしてようやく絶頂から抜け出したゼルヴァが身体を弛緩させてがくがくと身を震わせ、舌を出してはっ、はっ、と荒い息をつく。経験のない強烈な快楽を心と身体に焼き付けられ、ゼルヴァは言いようのない疲労と脱力感に身を浸していた。
「あ……だめ、みないで……」
疲労と脱力感は手足だけでなく、身体の内側にも及んでいた。普段であれば意識しなくとも当たり前に我慢できる尿意が我慢できない。足を抱えられて大きく開かされた股から匂いのきつい黄色い小便が、弧を描いてベッドから部屋の床に、じょぼじょぼと音を立てて落ちていく。ゼルヴァは溢れ出るそれを手で押さえつけようとしたが、股を広げさせているのとは反対側のアジムの腕がそれを阻んだ。
「みないで……みないでよぉ……」
長い時間をかけて体内の尿を排出しきり、ゼルヴァの小便が止まる。
それと同時に堪えきれないようにアジムが嗤いだした。
「はははははは!
ちんぽをブチ込まれてよがりまくった挙げ句に、
足をおっぴろげて嬉ションかよ!?
躾のなってない犬以外の何者でもねぇじゃねぇか!
狼だなんてよく言えたもんだなぁ!?」
アジムの哄笑に、ゼルヴァはベッドに顔を埋めてすすり泣き始めた。
「痛いよぅ……もうやめてよぉ……」
押さえつけていた手首を解放してやってもゼルヴァは身につけた闘技で殴りかかってこない。初めて体験する身体の内側を抉られる痛みと喪失感で心がすっかり折れてしまったらしい。アジムの太いもので貫かれたまま、広げられた股をとじることもなく溢れる涙を拭って泣きじゃくっている。
快活だった少女の泣き顔は嗜虐心を煽るもので、四回の射精くらいでは満足には程遠いアジムの残酷な欲望を掻き立てる。
だが、
「抵抗力が高くて薬が効きにくいのか?
いつまで経ってもほぐれてこねぇなぁ、犬っころ」
「痛い、痛ぃぃ……っ!」
アジムが腰を動かしてやると、また悲鳴があがる。媚薬をたっぷりと自分のものに塗りつけておいたのだが、あまり効いていないようだ。ほとんどの女は一、二回くらい犯してやっている間に媚薬が効き始めてよがり出すのだが、すでに四回も膣に精液をご馳走してやっているのに悲鳴ばかりで喘ぎ声の一つもあがらない。
それはそれで興奮の材料になるのだが、女として身体の出来上がっていないゼルヴァの小さな雌穴は、無理やりこじ開けられる痛みで受け入れるには大きすぎるアジムのものに爪を立てるような締付けをしてくる。それも悪くはないが、力が入り過ぎできつすぎるよりも快楽で適度に緩んだほうが大きなアジムのものには具合がいい。
「やっぱり身体を鍛えているからか?
まあ、死にはしねぇし、がんばれや」
「ううぅぅぅ……!
うう、やめ、てぇ……!」
それでも雌穴として使うには十分だ。痛がってシーツを握りしめるゼルヴァの細い腰をつかみ、媚薬と精液でぬめりだけは十分な幼い性器をしごき穴として存分に使ってやる。アジムのものが出入りすると、腹の上からでもその太く大きなものがゼルヴァの中を行き来しているのが見て取れた。
そりゃ痛いだろうなぁ、と他人事のように考えながら、自分勝手に一番奥をごつごつと突きまくる。そのたびに上がる悲鳴を楽しみながら、登ってきた精液を我慢することなくゼルヴァの中にぶちまけた。
「ああぁ……」
子宮に流れ込む熱いものを感じて虚ろな嘆きをあげたゼルヴァは、わずかな休息に浅く荒い息を繰り返しながら、ぐったりとベッドに身体を横たえている。涙のあとが残る顔は少女らしい明るさは消え失せて、理不尽に押し付けられる痛みに対する怯えだけがあった。袖のないシャツは貫かれる痛みでにじんだ良くない汗で重くなり、白かったはずの色を変えて肌に張り付いている。その奥にあるまだ膨らみともいえない大きさの胸が透けて、桃色の突起もシャツの上からでも場所がわかる。五度の精を吐き出され、貫かれたまま秘所からは受け入れきれなかった精液があふれ、髪と同じ色の陰毛に絡みついていた。
アジムはべそをかくゼルヴァの表情を楽しんでから、視線を頭に向ける。そこには彼女が獣人である証明の耳が、怯えを含んでぺたりと頭にはりついていた。
「そういえば、
尻尾がどうなってんだか見てみたかったんだったな」
それを見て戦う前に考えていたことを思い出したアジムが挿入したままだった一物をゼルヴァの中から引き抜くと、自分の中の異物が抜けていく感覚にゼルヴァが身を震わせる。そして、馬鹿でかいアジムのものに蓋をされていた秘所から大量の精液が吹き出した。どんな雌でも孕ませそうな濃厚なそれが空気の抜ける無様な音ともに吹き出すと、強烈な性の匂いが鼻をつく。
アジムはまだ割れ目から白濁液をあふれさせているゼルヴァの尻を掴み、ごろりとうつ伏せに転がした。
体格の割に大きな尻を見下ろすと、ちょうど尻の割れ目の少し上から髪と同じ色の毛で覆われた尻尾が伸びていた。尻尾自体はゼルヴァの腕くらいの長さがあるが、それを覆う毛はそう長くない。だが、もこもことした毛で覆われていてさわり心地はよさそうだ。
「ひゃん……!」
そのふかふかとした尻尾に誘われるように思わずアジムが触れると、ゼルヴァからそれまで聞いたこともない甘い声があがった。
驚いたアジムが手を引っ込めると、声を上げたゼルヴァも何が起こったのかわからないような顔で甘い声を上げてしまった口元を抑えていた。ゼルヴァは自分の身体の反応が信じられず混乱が深まっていくようだったが、アジムはそんなゼルヴァの反応ににんまりと笑みを浮かべた。
尻尾をゆるゆると撫でてやりながら遡り、もちもちとした尻を撫でて尻尾の付け根の軽く揉んでやる。
「はあぁぁぁん……!?」
驚きを多分に含んだ雌の声があがる。尻や尻尾の近くだけでなく、すべすべとした肌の背中やうなじに手を這わせてやると面白いほど容易く歓喜の声があがった。
アジムはそれに嘲った声で嗤いながら、
「なんだよ。後ろから責められるのが好みだっただけか。
やっぱり犬は犬らしく犯してやるのがいいんだな」
「ボクは犬じゃない!」
痛み以外の感覚に混乱したまま犬と言われてつい普段どおりの抗議を口にしたゼルヴァに笑みを深め、甘く荒い息をつく細い身体にのしかかった。雄の身体の重みを感じて自分の立場を思い出したゼルヴァは身をすくませる。
アジムは身体でゼルヴァを押さえつけたまま、腹につくほど反り返ったままの自分のものを掴んで男を知ったばかりの割れ目にあてがった。
「んぁうぅううぅ~~~~っ!」
「おお、やっぱり犬らしく犯してやると反応が違うな。
こりゃいいや」
そのまま馬鹿でかい男根をねじ込んでやると、明らかにそれまでとは違う叫びがあがる。強引に突きこんでいってやっても、爪を立てるどころか奥へ奥へと誘い込むように膣がうごめく。びくんびくんと快感に跳ねる細い肩を押さえつけ、立て続けに腰を打ち付けてやれば望まぬ体位でせき止められていた薬で暴走させられた性感が一気にゼルヴァを襲う。
「ああぁぁぁぁぁぁおああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
遠吠えのような絶叫をあげてゼルヴァは無理やり受け入れさせられた雄のものであっさりと絶頂させられ、身体を震わせた。シーツを握りしめアジムの重い身体で押さえつけられた身体を反らし、初めて感じる強すぎる快感を少しでも発散しようとする。
だが、
「いい穴の感触だ。
じっくり使ってやろう」
初めての感覚に翻弄されるゼルヴァを、押さえつけるアジムは気遣ってやるつもりはない。ようやく快感に緩んでほころんだゼルヴァの秘所に五回も出しても萎えるどころかさらに滾って固くなった肉棒を好き勝手に叩きつける。
「ああぁぁぁぁぁぁぁ!
ひああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
ゼルヴァはもう自分がどうなっているかも理解できずに、絶頂かされ続けていた。膣を肉棒が出入りするたびにそこを満たしていた精液が泡立って飛び散り、絶頂かされ続けて吹き出し続ける潮なのか尿なのかもわからない液体と一緒にベッドを汚す。強すぎる快感から逃れようと身体を捩っても大きな雄の身体を押しのけることなどできるはずもなく、雌として使われる悦びを教え込まれながら嬌声をあげることしかできない。
「あっ、ああぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そしてひときわ強く肉棒を奥まで突き込まれ、そこで熱いものが弾けるとさらにもう一段、高いところまで押し上げられて、悲鳴のような嬌声をあげてさらに深く絶頂した。
アジムはがくがくと身体を震わせて絶頂しているゼルヴァの中でゆっくりと肉棒をしごき、残りの精液もすべて注ぎ込んでから、ベッドに沈み込むようにして絶頂の余韻に浸っているゼルヴァの頭を撫でて、嘲るように褒めてやる。
「ちんぽに馴染んだら、
なかなかいいじゃねぇか、犬っころ」
灰色の髪は手触りがいい。尻尾と同じく短い毛で覆われてもふもふとした獣人の耳は初めて触るが、これもいい。親指と人差し指の腹で優しく摘むようにして耳に触れていると、それだけで心地よい。犬扱いされていたゼルヴァは痛みではない感覚を叩きつけられて混乱していたが、ゼルヴァはアジムの手を振り払った。
「ボクは狼だ。
犬じゃない!」
アジムはそれを鼻で笑い、押しつぶしていたゼルヴァの身体を抱きかかえると、ごろりと回転してベッドに左半身を下にして横向きに寝転がった。性器を突き入れられたままで、太い腕に抱きかかえられていたゼルヴァもそれに合わせてベッドに横向きに転がされる。
アジムは後ろからゼルヴァを抱きかかえていた腕をほどき、右腕でゼルヴァの右の太ももを抱えあげて股を大きく広げさせた。そしてそのまま身体を抱きかかえていた左腕でゼルヴァの身体を固定すると、具合いが良くなってさらに硬さを増した肉棒を打ち込んでやる。
「あ、ひああぁぁぁっぁぁぁっ!?」
それだけでゼルヴァの口から甘い悲鳴があがった。
「足をおっぴろげてちんぽを突っ込まれて
きゃんきゃんよがってるんだ。
犬どころか雌犬じゃねぇか」
嘲って言いながら、身体を抱きかかえた左手で胸を揉みしだく。
「やっ、あっ、いたっ!?
ひっ! あっ、駄目っ!
あぁぁぁああぁぁぁぁぁっぁぁっ!」
膨らみかけの胸を力強く揉まれた痛みに我に返りかかるが、アジムが桃色の頂点を指で摘むようにしていじってやれば、叫びは快感を帯びたものになる。アジムはゆっくりと腰を打ち付けて快感に打ち震える膣を堪能しながら、にやにやと笑みを浮かべて身体を反り返らせるゼルヴァを見下ろしていたが、ゼルヴァを散々に悶えさせた後で腰を止めると、
「おら、認めろよ。
ぼくは雌犬です~ってな」
嘲る笑みを浮かべたまま、左手で顎を掴んで顔をあげさせて快感に蕩けた顔を見下ろして言う。
「ボク、は……」
叩きつけられる快感が途切れて甘く浅い息を繰り返してわずかな休息を許されたゼルヴァは、狼としての矜持をかき集めて痛みでへし折られた心を立て直し、歯を食いしばって睨みつけた。
「ボクは、狼、だ……!」
それを聞いたアジムはにんまりと笑みを深めた。抗おうとする女の必死で、だが無意味な抵抗を犯し潰すのは最高に楽しい。
「いつまで言っていられるだろうな」
「ひっ!?
やだ、やめてっ!」
アジムが足を抱えあげている右腕を抱え込んだ足はそのままに手を伸ばし、毛並みを確かめるように陰毛をなであげてやると、ゼルヴァは悲鳴をあげてそれを阻もうとアジムの手を掴んだが、快感で力の入らなくなったゼルヴァの手はなんの静止にもならなかった。
アジムは湿っぽくなっている陰毛の撫で、まだ膨らみのない乳房を掴むようにしてこね回し、発情した汗で甘い匂いがこもる髪に鼻を埋めてうなじを舐め回す。
「やだぁ……やだぁ……」
そうやって嫌悪感を顕にする腕の中の少女への欲望を存分に昂らせたアジムは、それをそのまま肉棒に込めてゼルヴァの中に叩きつけた。
「かっ……は……」
アジムはその衝撃に喘ぎも上げられず、息だけを漏らしたゼルヴァの中を猛然と突き上げ始める。
「ああぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁ!
やめっ……あひああぁぁっぁぁぁぁぁぁぁっ!
っひゃめてぇぇぇぇええぇぇぇぇぇぇ!!」
ゼルヴァが呂律の回らない口で懇願するが、それさえもアジムの興奮の種になる。突き上げる腰の動きが鈍るどころか更に激しさを増して、すでに先程よりも高い場所に押し上げられてしまっているゼルヴァを更に責め立てる。
「あおおぉぉぉん!
おおぉぉおおおぉぉぉぉぅん!」
「おうおう。
雌犬らしさが出てきたじゃねぇか」
びくびくとそれ以上高みに至れないゼルヴァが膣を身体を痙攣させながら鳴く。媚びる犬のような声をあげたゼルヴァに気を良くして、アジムはご褒美に陰毛を撫で回していた手を伸ばし、陰核を弾いてやった。
「お、おおおぉぉぉぉぉぉおおおん!」
ゼルヴァが全身を反り返らせて吠えた。抱え上げられた足とベッドの上で虚しく空を切ってあがいていた足がピンと伸びてふるふると震える。その絶頂のさらに上まで達したゼルヴァの膣の締め付けに精液をねだられて、アジムは一番深い場所まで突き入れてたっぷりと精液をくれてやった。
ゼルヴァは受精の悦びを教え込まれながら、絶頂からなかなか降りてこられない。
たっぷりと精液を吐き出したアジムが責め立てずにいてやると、しばらくしてようやく絶頂から抜け出したゼルヴァが身体を弛緩させてがくがくと身を震わせ、舌を出してはっ、はっ、と荒い息をつく。経験のない強烈な快楽を心と身体に焼き付けられ、ゼルヴァは言いようのない疲労と脱力感に身を浸していた。
「あ……だめ、みないで……」
疲労と脱力感は手足だけでなく、身体の内側にも及んでいた。普段であれば意識しなくとも当たり前に我慢できる尿意が我慢できない。足を抱えられて大きく開かされた股から匂いのきつい黄色い小便が、弧を描いてベッドから部屋の床に、じょぼじょぼと音を立てて落ちていく。ゼルヴァは溢れ出るそれを手で押さえつけようとしたが、股を広げさせているのとは反対側のアジムの腕がそれを阻んだ。
「みないで……みないでよぉ……」
長い時間をかけて体内の尿を排出しきり、ゼルヴァの小便が止まる。
それと同時に堪えきれないようにアジムが嗤いだした。
「はははははは!
ちんぽをブチ込まれてよがりまくった挙げ句に、
足をおっぴろげて嬉ションかよ!?
躾のなってない犬以外の何者でもねぇじゃねぇか!
狼だなんてよく言えたもんだなぁ!?」
アジムの哄笑に、ゼルヴァはベッドに顔を埋めてすすり泣き始めた。
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