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ギルド 戦乙女たちの饗宴
ギルド 戦乙女たちの饗宴(14)
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ブリュンヒルドに三度、四度と精を注ぎ込んで、アジムはのしかかっていた女体から身を起こして呟いた。
「腹が減ったな」
前日の昼そこそこの時間から戦乙女たちを順番に雌に貶めてやり、ろくに食事も取らずに夜通し自分のものになったその雌たちを堪能した。朝になってからは新たに加わったブリュンヒルドで楽しんでいたが、そろそろ食事を取らないまま性交し続けて一日が経とうとしている。疲れたわけではないし、まだまだブリュンヒルドを犯し足りないが、空腹が性欲の邪魔になる。
「なにか食べるものはあるか?」
アジムがブリュンヒルドを犯している間は手持ち無沙汰になっていたほかの戦乙女たちに声をかけると、仕える勇者に奉仕できると戦乙女たちは顔を輝かせた。
「昨日、勇者さまのものにして頂く前、
お昼ごはんを作りかけていました。
火を止めてありましたから、
温め直すだけでたべていただけます」
「そうか。ならそれを貰おうか」
アジムはエイルの言葉を聞いて、ブリュンヒルドから肉棒を抜き取った。ごぼり、と肉棒が蓋になって逆流を押さえられていた精液が噴き出した。それが刺激になって、ブリュンヒルドが身体をびくりと震わせる。破瓜の血はほとんどが愛液と精液に流されていたが、わずかに残ったものが溢れ出した精液をまだらに染めていた。濃厚すぎる精液は子宮と膣に収まりきらないものが噴き出したが、そのままほとんど流れることなくブリュンヒルドの割れ目と内腿を汚している。
早朝からすでに半日近く犯され続けていたブリュンヒルドは息も絶え絶えだった。胎は注がれたもので大きく膨れ上がり、初めて男を受け入れたばかりの秘所は、馬鹿でかいアジムのもので穿たれて大きく口を開けてしまっている。そこから膣と子宮を穢す大量の精液が見て取れた。尻穴も仲間だったはずの戦乙女たちに辱められて、物欲しげにひくひくと動いている。
堪えきれない快感にシーツを握りしめるだけしかできなくなっていた手や足には、手甲や脚甲がそのままだった。ただ一人の勇者だけに仕え、穢れを嫌う戦乙女の象徴でもあるその鎧も、ベッドに押さえつけられてしまえば武具ではなくさらなる陵辱を呼び込むための衣装でしかない。身につけているブリュンヒルドが陵辱され尽くしたあとでは、その蒼銀の輝きも虚しいだけだ。
アジムの肉体から開放されたブリュンヒルドは心と身体を真っ白に焼くような快楽からも開放されて、ようやく自分の意志で呼吸することを許されて咳き込むように荒く浅い息を繰り返していた。手も足も陵辱されているときのように広げたままむき出しにされた胸や股間を気遣うこともできず、ただひたすら空気を求めて喘ぐ。
戦乙女のもう一つの象徴である羽飾りの兜はいつの間にか外れ、長く美しい黒髪がベッドに広がっている。空気を求めて喘ぐ唇は執拗に貪られ、悲鳴を上げることも助けを求めることも許されずに、アジムの舌と唾液を受け入れさせられて腫れぼったくなっていた。屈辱と快感に流した涙が痕になって残り、唇からは受け入れきれなかった唾液が伝う。
アジムはエイルに促されるままベッドから降りながら、ブリュンヒルドを見下ろした。
荒い息で上下する形の良い胸とうっすらと腹筋が浮き出る腹が、快楽の汗にまみれて光っている。そこから下は、アジムが吐き出した精液でひどく汚れていた。あまりに濃厚すぎる精液が流れ落ちず、ブリュンヒルドの肌の上でぷるぷると震えている。
「おう。俺が飯食ってる間に、
団長さんをちょっと綺麗にしといてくれよ」
ブリュンヒルドを残してぞろぞろと付いてきかけていた戦乙女たちに、声をかける。戦乙女たちは視線だけで相談して、エイルと元々の食事当番だったロタを食堂に見送ることにした。
仕える勇者の大きな褐色の背を見送って、部屋に残された戦乙女たちは顔を見合わせると頷きあって未だに性の興奮が冷めないブリュンヒルドのベッドに上がる。衣類を身に着けず、ただ一人の勇者に仕えることを示すルーンだけを身にまとった戦乙女たちは、仰向けで発情した匂いを撒き散らしながらぐったりと身体を横たえているブリュンヒルドの側に立ってベッドに投げ出されたままの四肢に目を落とす。
ブリュンヒルドの上半身に陣取ったウルとスクルドは、力なく投げ出されままの手を踏みつけ、腿を抱えあげて股を開かせた。絶頂の余韻と疲労に溺れるブリュンヒルドの抵抗はない。されるがままに精液で膨らんだ腹と精液の注ぎ口になる秘所を、股の間に移動したシグルドリーヴァの眼前に晒している。
ブリュンヒルドがアジムに犯されている間、ずっと不快げに眉を寄せていたシグルドリーヴァは相変わらずの表情のまま、おもむろに片足を上げると、精液で膨れ上がったブリュンヒルドの子宮を腹の上から踏みつけるようにして蹴りつけた。
「がは……っ!?」
ぶぱぱっと空気の抜ける音とともに、膨れ上がるほどに子宮を占有していた精液が吹き出してくる。
突然の衝撃に耐えかねてブリュンヒルドは身をよじろうとしたが、手足をウルとスクルドに拘束されていて阻まれてしまう。そのままの姿勢でどうにか衝撃をやり過ごしたブリュンヒルドは、自分を見下ろすシグルドリーヴァを涙目で見上げた。
「ど、どうして……?」
「どうして? どうしてって?
わからない? 本当にわからない?」
シグルドリーヴァは普段は感情の薄い顔に明確な怒りを乗せて、ブリュンヒルドの問いかけに、逆に質問を返した。何故そんなに昂ぶった感情をぶつけられたのかわからず、ブリュンヒルドはウルとスクルドに怯えた視線を転ずるが、二人からも冷めた視線を返されただけだった。
「団長が! いつまでも!
勇者さまを! 独り占めしてるからでしょうが!」
「あぐっ!? がっ! ぐっ、うぐっ!」
言葉と一緒に地団駄を踏むような蹴りが、何度もブリュンヒルドの子宮を叩く。そのたびに、精液が割れ目から吹き出してくる。腹に力を入れて耐えようにも、ブリュンヒルドは長い陵辱に疲れすぎていた。そして、滅多に感情をみせないシグルドリーヴァの怒りは、ブリュンヒルドを完全に竦ませていた。
「最後に来たのに! みんな順番だったのに!
ズルい! ズルい! ズルい!」
「うっ、ぐっ、あっ……やめっ、やめて……」
力の入らない柔らかな腹を何度も蹴られ、シグルドリーヴァが息を荒げて足をおろしたときには、ブリュンヒルドの腹はもとの大きさを取り戻し、それと引き換えに無残な痣がいくつもできていた。
「ごめんなさい……ごめんなさい……」
ぐすぐすと鼻をすすりながら、うわ言のように謝罪を口にしながら、ぽろぽろと涙をこぼす。拘束されていた手が自由になっても涙をぬぐうばかりで、股を広げるウルとスクルドを押しのけようとはしなかった。
ブリュンヒルドの子宮から迸った大量の精液が、秘所だけでなく内腿と、ベッドを汚していた。
ウルとスクルド、それにシグルドリーヴァは、仕える勇者の濃厚な精液の匂いにうっとりとした笑みを浮かべ、ベッドに舌を這わせ始める。
強烈な匂いのそれは濃厚すぎて染み込まず、シーツの上で白い塊になって震えていた。それを舌で舐め取って、くちゃくちゃと音をさせながら匂いを楽しんで、喉に落とす。三人は主の子種を口にする悦びに、子宮もそれを欲しがってきゅんきゅんと鳴くのを自覚する。貫かれ、口にしたものを注ぎ込まれれば、どれほど気持ちいいか。
ベッドにこぼれた精液をすべて舐め取った三人は、その悦びをずっと独り占めしていた女の股ぐらに顔をうずめた。そして、すすり上げるようにして膣と子宮の精液をなめる。
「うぁ……は……」
三人の舌の感触に、ブリュンヒルドが声を上げる。そんなことはお構いなしに精液を舐め取っていると、雄の味以外のものを舌に感じるようになった。
「勇者さま以外の舌で感じてるの?
淫乱ね」
「う……うぇえ……」
身を起こしたシグルドリーヴァの吐き捨てるような言葉に、ぐすぐすと鼻を鳴らしていたブリュンヒルドが顔を覆って泣き出した。それでも止まらないウルとスクルドの舌が、ブリュンヒルドを追い詰める。
「罵られながら舐められて、気持ちよくなっちゃってるの。
ずいぶんな趣味だったのね、私たちの団長」
「あうぅっ!?
うぅ、うぅぅ……」
冷たく笑ったシグルドリーヴァが、陰核を摘み上げ、指先で転がすようにそこを撫で始める。内側まで侵入してくるウルとスクルドの舌の感触と、言葉とは裏腹に陰核を優しくいたわるようなシグルドリーヴァの愛撫。それはアジムから与えられる叩きつけるような快楽とは違い、ゆるゆると内側から蕩けさせるような快感だった。
「お尻が好きで、罵られるのが好きなんて。
……この変態」
言葉と一緒に、陰核を扱き上げる。
それに合わせるように、ウルとスクルドが内側を激しくすすり上げた。
「うあっ!? ああ、あああぁぁぁっ!」
お互いに慰め合い、女同士の勘どころを知り尽くした指と舌に、ブリュンヒルドは罵られながらあっさりと絶頂まで持っていかれてしまう。がくがくと身を震わせるブリュンヒルドに、それを見下ろす三人は蔑んだ笑みを向けた。
「うわぁ、絶頂っちゃったんだ?
本当に変態ね、団長」
「まさかこんな人に指導されてたなんて。
情けなくなってくるわ」
「団長、自分でも情けないと思わない?」
口々に罵られて情けなくて、でも気持ちよくて、心をぐちゃぐちゃにされてどんな顔をしていいかもわからなくなったブリュンヒルドは、腕で顔を隠してただ涙をこぼすことしかできずにいた。そんなブリュンヒルドを三人はせせら笑っていたが、部屋の外から足音が聞こえてきたのに気づいて笑みを引っ込める。
スクルドが腹にできた痣を癒やし、ウルとシグルドリーヴァは顔を隠した腕を外させて目元に残った涙に唇を寄せて舐め取った。
「何をしたら勇者さまを次に譲ることができるか、
わかってる?」
涙を舐め取ったシグルドリーヴァはブリュンヒルドの頭を抱き寄せるようにして、鼻が触れ合いそうなほど近い距離で笑みを浮かべて問いかけた。怯えた瞳のブリュンヒルドが戸惑った視線を向けてくるのに舌打ちしてブリュンヒルドの頭をベッドに投げ出すと、スクルドの魔法で痣が消えたばかりの下腹に触れる。
「ここを、勇者さまに捧げるの」
「そんな……」
アジムがブリュンヒルドばかりを抱くのは、彼女がまだアジムの戦乙女になっていないからだ。身も心も捧げるルーンを刻んでしまえば、ほかの戦乙女たちにも興味を向けてくれるはずだ。
自らを捧げるルーンを刻めと言われ躊躇うブリュンヒルドに、
「勇者さまのおちんぽで膜を破られて、
何度もおまんこにぴゅーぴゅー出されて、
まだ他の勇者に仕えられると思ってるの?」
一番突きつけられたくない現実を突きつけられ、また瞳を潤ませるブリュンヒルドにシグルドリーヴァは笑みを浮かべて言った。
「処女を捧げた相手以外に仕えたいんだ?
この淫売」
「腹が減ったな」
前日の昼そこそこの時間から戦乙女たちを順番に雌に貶めてやり、ろくに食事も取らずに夜通し自分のものになったその雌たちを堪能した。朝になってからは新たに加わったブリュンヒルドで楽しんでいたが、そろそろ食事を取らないまま性交し続けて一日が経とうとしている。疲れたわけではないし、まだまだブリュンヒルドを犯し足りないが、空腹が性欲の邪魔になる。
「なにか食べるものはあるか?」
アジムがブリュンヒルドを犯している間は手持ち無沙汰になっていたほかの戦乙女たちに声をかけると、仕える勇者に奉仕できると戦乙女たちは顔を輝かせた。
「昨日、勇者さまのものにして頂く前、
お昼ごはんを作りかけていました。
火を止めてありましたから、
温め直すだけでたべていただけます」
「そうか。ならそれを貰おうか」
アジムはエイルの言葉を聞いて、ブリュンヒルドから肉棒を抜き取った。ごぼり、と肉棒が蓋になって逆流を押さえられていた精液が噴き出した。それが刺激になって、ブリュンヒルドが身体をびくりと震わせる。破瓜の血はほとんどが愛液と精液に流されていたが、わずかに残ったものが溢れ出した精液をまだらに染めていた。濃厚すぎる精液は子宮と膣に収まりきらないものが噴き出したが、そのままほとんど流れることなくブリュンヒルドの割れ目と内腿を汚している。
早朝からすでに半日近く犯され続けていたブリュンヒルドは息も絶え絶えだった。胎は注がれたもので大きく膨れ上がり、初めて男を受け入れたばかりの秘所は、馬鹿でかいアジムのもので穿たれて大きく口を開けてしまっている。そこから膣と子宮を穢す大量の精液が見て取れた。尻穴も仲間だったはずの戦乙女たちに辱められて、物欲しげにひくひくと動いている。
堪えきれない快感にシーツを握りしめるだけしかできなくなっていた手や足には、手甲や脚甲がそのままだった。ただ一人の勇者だけに仕え、穢れを嫌う戦乙女の象徴でもあるその鎧も、ベッドに押さえつけられてしまえば武具ではなくさらなる陵辱を呼び込むための衣装でしかない。身につけているブリュンヒルドが陵辱され尽くしたあとでは、その蒼銀の輝きも虚しいだけだ。
アジムの肉体から開放されたブリュンヒルドは心と身体を真っ白に焼くような快楽からも開放されて、ようやく自分の意志で呼吸することを許されて咳き込むように荒く浅い息を繰り返していた。手も足も陵辱されているときのように広げたままむき出しにされた胸や股間を気遣うこともできず、ただひたすら空気を求めて喘ぐ。
戦乙女のもう一つの象徴である羽飾りの兜はいつの間にか外れ、長く美しい黒髪がベッドに広がっている。空気を求めて喘ぐ唇は執拗に貪られ、悲鳴を上げることも助けを求めることも許されずに、アジムの舌と唾液を受け入れさせられて腫れぼったくなっていた。屈辱と快感に流した涙が痕になって残り、唇からは受け入れきれなかった唾液が伝う。
アジムはエイルに促されるままベッドから降りながら、ブリュンヒルドを見下ろした。
荒い息で上下する形の良い胸とうっすらと腹筋が浮き出る腹が、快楽の汗にまみれて光っている。そこから下は、アジムが吐き出した精液でひどく汚れていた。あまりに濃厚すぎる精液が流れ落ちず、ブリュンヒルドの肌の上でぷるぷると震えている。
「おう。俺が飯食ってる間に、
団長さんをちょっと綺麗にしといてくれよ」
ブリュンヒルドを残してぞろぞろと付いてきかけていた戦乙女たちに、声をかける。戦乙女たちは視線だけで相談して、エイルと元々の食事当番だったロタを食堂に見送ることにした。
仕える勇者の大きな褐色の背を見送って、部屋に残された戦乙女たちは顔を見合わせると頷きあって未だに性の興奮が冷めないブリュンヒルドのベッドに上がる。衣類を身に着けず、ただ一人の勇者に仕えることを示すルーンだけを身にまとった戦乙女たちは、仰向けで発情した匂いを撒き散らしながらぐったりと身体を横たえているブリュンヒルドの側に立ってベッドに投げ出されたままの四肢に目を落とす。
ブリュンヒルドの上半身に陣取ったウルとスクルドは、力なく投げ出されままの手を踏みつけ、腿を抱えあげて股を開かせた。絶頂の余韻と疲労に溺れるブリュンヒルドの抵抗はない。されるがままに精液で膨らんだ腹と精液の注ぎ口になる秘所を、股の間に移動したシグルドリーヴァの眼前に晒している。
ブリュンヒルドがアジムに犯されている間、ずっと不快げに眉を寄せていたシグルドリーヴァは相変わらずの表情のまま、おもむろに片足を上げると、精液で膨れ上がったブリュンヒルドの子宮を腹の上から踏みつけるようにして蹴りつけた。
「がは……っ!?」
ぶぱぱっと空気の抜ける音とともに、膨れ上がるほどに子宮を占有していた精液が吹き出してくる。
突然の衝撃に耐えかねてブリュンヒルドは身をよじろうとしたが、手足をウルとスクルドに拘束されていて阻まれてしまう。そのままの姿勢でどうにか衝撃をやり過ごしたブリュンヒルドは、自分を見下ろすシグルドリーヴァを涙目で見上げた。
「ど、どうして……?」
「どうして? どうしてって?
わからない? 本当にわからない?」
シグルドリーヴァは普段は感情の薄い顔に明確な怒りを乗せて、ブリュンヒルドの問いかけに、逆に質問を返した。何故そんなに昂ぶった感情をぶつけられたのかわからず、ブリュンヒルドはウルとスクルドに怯えた視線を転ずるが、二人からも冷めた視線を返されただけだった。
「団長が! いつまでも!
勇者さまを! 独り占めしてるからでしょうが!」
「あぐっ!? がっ! ぐっ、うぐっ!」
言葉と一緒に地団駄を踏むような蹴りが、何度もブリュンヒルドの子宮を叩く。そのたびに、精液が割れ目から吹き出してくる。腹に力を入れて耐えようにも、ブリュンヒルドは長い陵辱に疲れすぎていた。そして、滅多に感情をみせないシグルドリーヴァの怒りは、ブリュンヒルドを完全に竦ませていた。
「最後に来たのに! みんな順番だったのに!
ズルい! ズルい! ズルい!」
「うっ、ぐっ、あっ……やめっ、やめて……」
力の入らない柔らかな腹を何度も蹴られ、シグルドリーヴァが息を荒げて足をおろしたときには、ブリュンヒルドの腹はもとの大きさを取り戻し、それと引き換えに無残な痣がいくつもできていた。
「ごめんなさい……ごめんなさい……」
ぐすぐすと鼻をすすりながら、うわ言のように謝罪を口にしながら、ぽろぽろと涙をこぼす。拘束されていた手が自由になっても涙をぬぐうばかりで、股を広げるウルとスクルドを押しのけようとはしなかった。
ブリュンヒルドの子宮から迸った大量の精液が、秘所だけでなく内腿と、ベッドを汚していた。
ウルとスクルド、それにシグルドリーヴァは、仕える勇者の濃厚な精液の匂いにうっとりとした笑みを浮かべ、ベッドに舌を這わせ始める。
強烈な匂いのそれは濃厚すぎて染み込まず、シーツの上で白い塊になって震えていた。それを舌で舐め取って、くちゃくちゃと音をさせながら匂いを楽しんで、喉に落とす。三人は主の子種を口にする悦びに、子宮もそれを欲しがってきゅんきゅんと鳴くのを自覚する。貫かれ、口にしたものを注ぎ込まれれば、どれほど気持ちいいか。
ベッドにこぼれた精液をすべて舐め取った三人は、その悦びをずっと独り占めしていた女の股ぐらに顔をうずめた。そして、すすり上げるようにして膣と子宮の精液をなめる。
「うぁ……は……」
三人の舌の感触に、ブリュンヒルドが声を上げる。そんなことはお構いなしに精液を舐め取っていると、雄の味以外のものを舌に感じるようになった。
「勇者さま以外の舌で感じてるの?
淫乱ね」
「う……うぇえ……」
身を起こしたシグルドリーヴァの吐き捨てるような言葉に、ぐすぐすと鼻を鳴らしていたブリュンヒルドが顔を覆って泣き出した。それでも止まらないウルとスクルドの舌が、ブリュンヒルドを追い詰める。
「罵られながら舐められて、気持ちよくなっちゃってるの。
ずいぶんな趣味だったのね、私たちの団長」
「あうぅっ!?
うぅ、うぅぅ……」
冷たく笑ったシグルドリーヴァが、陰核を摘み上げ、指先で転がすようにそこを撫で始める。内側まで侵入してくるウルとスクルドの舌の感触と、言葉とは裏腹に陰核を優しくいたわるようなシグルドリーヴァの愛撫。それはアジムから与えられる叩きつけるような快楽とは違い、ゆるゆると内側から蕩けさせるような快感だった。
「お尻が好きで、罵られるのが好きなんて。
……この変態」
言葉と一緒に、陰核を扱き上げる。
それに合わせるように、ウルとスクルドが内側を激しくすすり上げた。
「うあっ!? ああ、あああぁぁぁっ!」
お互いに慰め合い、女同士の勘どころを知り尽くした指と舌に、ブリュンヒルドは罵られながらあっさりと絶頂まで持っていかれてしまう。がくがくと身を震わせるブリュンヒルドに、それを見下ろす三人は蔑んだ笑みを向けた。
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本当に変態ね、団長」
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情けなくなってくるわ」
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スクルドが腹にできた痣を癒やし、ウルとシグルドリーヴァは顔を隠した腕を外させて目元に残った涙に唇を寄せて舐め取った。
「何をしたら勇者さまを次に譲ることができるか、
わかってる?」
涙を舐め取ったシグルドリーヴァはブリュンヒルドの頭を抱き寄せるようにして、鼻が触れ合いそうなほど近い距離で笑みを浮かべて問いかけた。怯えた瞳のブリュンヒルドが戸惑った視線を向けてくるのに舌打ちしてブリュンヒルドの頭をベッドに投げ出すと、スクルドの魔法で痣が消えたばかりの下腹に触れる。
「ここを、勇者さまに捧げるの」
「そんな……」
アジムがブリュンヒルドばかりを抱くのは、彼女がまだアジムの戦乙女になっていないからだ。身も心も捧げるルーンを刻んでしまえば、ほかの戦乙女たちにも興味を向けてくれるはずだ。
自らを捧げるルーンを刻めと言われ躊躇うブリュンヒルドに、
「勇者さまのおちんぽで膜を破られて、
何度もおまんこにぴゅーぴゅー出されて、
まだ他の勇者に仕えられると思ってるの?」
一番突きつけられたくない現実を突きつけられ、また瞳を潤ませるブリュンヒルドにシグルドリーヴァは笑みを浮かべて言った。
「処女を捧げた相手以外に仕えたいんだ?
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