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ギルド 戦乙女たちの饗宴

ギルド 戦乙女たちの饗宴(8)

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 アジムは大量の精液を最後の一滴までエイルの中に注ぎ込んでから、気を失い脱力したエイルの身体を無造作にベッドに放り出した。意識のないエイルは受け身をとることもなくベッドにべちゃりとうつ伏せに倒れ込み、ようやく解放された股ぐらから潮と精液を噴き出しながら絶頂の余韻に身体を震わせている。

 アジムはエイルのそんな無様な姿をにやにやと笑みを浮かべて観賞していたが、それに飽きると視線をほかの戦乙女たちに転じた。媚香の影響もあって、アジムのものは収まる気配などまるでない。エイルは自分一人でアジムの欲望を全て受け止めると言っていたが、すでに気絶してしまっていて、その約束を果たせそうもない。

 アジムは新たな女体への期待に股間のものを更にいきり立たせながら、のっそりと立ち上がった。
 ほかの戦乙女ヴァルキリーたちも美しく、貪り甲斐のある身体をしている。ほかの戦乙女たちがそそられないなら回復薬でも使ってエイルを無理やりたたき起こしてやるところだが、エイルほど豊満でなくともほかの戦乙女たちの身体も、それぞれに雄を滾らせる。
 アジムが舌なめずりをして戦乙女たちを転がしておいたもう一つのベッドに近づくと、戦乙女たちが怯えた、だが期待もにじませた目でアジムを見上げた。彼女たちもすでに媚香に侵されている。正常な判断はできなくなっていた。目の前で自分たちをかばったエイルを陵辱した男への、怒りと嫌悪感。本来であればその感情だけがあるべきだ。だが、同時にその陵辱を受け入れて雌の悦びを甘受したエイルへの羨望も、彼女たちの中に渦巻いていた。

 近づいてくる男を見上げる。
 細い目をした顔を欲望にゆがめ、下卑た笑みを浮かべて近づいてくる。常人離れした高い位置から、肉欲に満ちた視線が降り注ぐ。汗にまみれた褐色の肌が筋肉ではちきれそうだ。身体はどこも分厚く、力強さに満ちている。戦乙女たちの細腕では、全力で抗ってもアジムには何の障害にもならないだろう。エイルを抱きつぶしたばかりだというのに、股間のものは次の雌を求めてそそり立っている。常人離れした体のサイズに合わせて、雌を孕ませるための器官も雄々しくでかい。亀頭にも陰茎にも脈打つ血管が浮き出ていて透明な先走りが垂れる。興奮の度合いがすぎて、いくつにも割れた腹筋にめり込みそうなほど反り返っていた。
 女を雌に変える、そして変えた雌を屈服させる、雄としての力強さに満ちた肉体が近づいてくる。

 戦乙女たちがしばられた手足を動かし、もぞもぞとベッドの上で逃げようと身もだえする。だがそれは、太ももをすり合わせ、わずかな刺激で媚香に侵された身体を慰めようとしているようにしか見えない。

 さて、次はどの女にするか。
 そんな風に考えながらアジムが女たちを転がしたベッドの横までやってくると、逃げる素振りで身体を慰める戦乙女たちのなかで、一人だけアジムに向かって近づくように身もだえする女がいた。

 いや、女というにはあまりにも幼い身体だ。鎧の上からでも幼い華奢さは見て取れる。女というには少し早いリリィと比べても明らかに小さなその身体で、猿轡をされた顔を上気させてアジムに向かって身もだえする。

 アジムはその少女の口を封じていた猿轡を外してやった。

「たすけて……っ!
 熱い……お腹が……お股が、熱いの……!」

 アメジストのような輝く瞳を肉欲に濁らせ、人形のように硬質に整った美貌を汗と涙と唾液で汚し、シグルドリーヴァが必死にアジムに訴えかけた。訴えかけた言葉の通り、もぞもぞと忙しなく股をすり合わせ続け、どうしようもなく発情しているのを必死に堪えている。

「身体が小さい分、媚香が効きすぎたのか……」

 明らかにほかの戦乙女たちよりも発情の度合いが深い。どうするかと考えかけて、どうするもこうするも、やることは一つだと思い直した。
 縛り上げたままのシグルドリーヴァの身体を抱き上げて、エイルが気絶したまま転がっているもう一つのベッドに運ぶ。その間にも発情しきっている幼い戦乙女は、アジムの首元に頬を摺り寄せて子犬が甘えるような声を漏らしながら、濃厚な雄の匂いの嗅ぎながら股をすり合わせ続けている。

 エイルを端に寄せて小さな身体をベッドに下ろし、足の縄を解くと下着やズボンが愛液でじっとりと湿っていた。後ろ手に縛りあげていた縄も解いてやると、シグルドリーヴァはその湿った下着とズボンを脱ぎ捨てて蒼銀の鎧と羽飾りのついた兜はそのままに、アジムの目の前で仰向けに寝転んで股を広げてみせた。

「助けて……助けて……」

 仲間たちに慰めてもらうのではなく、自分たちをかばったエイルを陵辱した男に助けを乞う。幼い身体のシグルドリーヴァであっても、自分の中の熱は、雄でなければ鎮めてもらえないと、雌の本能で理解していたのだろう。
 無毛の恥丘がアジムの眼前に晒される。本来であればぴたりと閉じているはずの幼い秘裂はとろとろと蜜を溢れさせ、男を誘う花として開いていた。自らの手で広げた肉唇がひくひくと蠢き、雌として使われたいと主張している。

 アジムはにやにやとした笑みを浮かべたまま、淫蜜の溢れる割れ目に指を突き入れた。

「あっ……あっ……」

 アジムの節くれだった太い指を受け入れて、シグルドリーヴァがうれし気に声を上げる。幼い高さを持った声が、表情の薄い整った顔が、淫靡に甘く蕩ける。雄を受け入れるための蜜を更に溢れさせながら突き入れられた太い指をもっと奥まで咥えこもうと、腰を浮かせる。

「小さすぎて突っ込めるか心配だったが、
 これなら問題なさそうだなぁ?」

 アジムがそんな風に言いながら幼い穴から指を引き抜くと、甘く息を弾ませたシグルドリーヴァが悲し気に見上げてくる。
 すぐにでもぶち込んでその顔を快感で歪めてやろうと思ったが、

「戦乙女にはちんぽをぶち込んでもらうための作法があるんだろ?」

 先に陵辱したエイルの痴態を思い出してそう言葉をかけた。

 情欲に浮かされた頭でもそれが何を意味するのか理解できたシグルドリーヴァが、笑みを浮かべて指先に魔力の光を灯す。そして、躊躇うことなく陵辱者の眼前で、自分のすべてを差し出すことを示すルーンを、子宮の上に描き上げた。

 どこか誇らしげに、幼い戦乙女が自分を見上げてくるのに、アジムは獣欲をあらわにした笑みで返した。

「いいぜ。
 ぶち込んでやるよ」

 シグルドリーヴァを抱き上げる。アジムと比べてあまりに小さなその身体は、兜や鎧を身に着けていても馬鹿げて太いアジムの腕には重さなどないように感じる。そんな小さく軽い少女の身体を、アジムはベッドに仰向けに寝そべって腹につきそうなほど反り返った男根の上に持ってきた。
 ガチガチに反り返った男根を片手で腹からもぎ放すようにして角度を調整し、シグルドリーヴァの小さな割れ目に狙いを定める。その太さはシグルドリーヴァの腕どころか太ももほどもありそうなもので、到底受け入れられそうな大きさではない。

 そんな大きなものを、アジムはシグルドリーヴァの中に突き入れた。

「いっ……あああぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁ!!」

 破瓜の衝撃。そして、雄に大事なところを征服されての絶頂。

「おお、すげぇな。
 処女膜ぶち破られてイケるのかよ。
 戦乙女ってのはどうしようもない好き者ってのは間違いなさそうだな」
「あああぁぁぁっぁぁぁ!!
 ああぁぁっぁあああぁぁぁぁぁぁっ!!」

 シグルドリーヴァは待ち焦がれていたそれを突き入れられての激しい絶頂で、強すぎる快感のほかには何も受け入れられなくなっていた。アジムの嘲る声にも反応できないまま、ただただ初めての雌の快感に身を震わせている。

「おい、なんとか言えよ」
「んひあああぁぁっぁぁぁぁっぁぁ!?
 あああぁぁぁっぁぁぁぁ!!」

 アジムがシグルドリーヴァの細い腰を掴んでぐりぐりとこすりつけてやると、一番高いところまで昇り詰めていたつもりだったシグルドリーヴァの声が、さらに一段あがる。今まで知らなかった快楽を教え込まれ、それよりもさらに強い快楽を叩き込まれて、身体をのけぞらせてよがり狂う。

 そんなシグルドリーヴァに、アジムは舌打ちをする。

 アジムが雌をよがり狂わせるのは、そのほうが膣の具合がいいからだ。あくまでも自分の都合の延長線上に、雌の快楽がある。しかし、あまりにも小さなシグルドリーヴァの雌穴は、アジムのものを半分も受け入れられていない。気持ちよくないわけではないが、これではいつまで経っても射精できるほどの快感は得られそうもない。

「ちゃんと最後まで咥えこめよ!!」

 苛立ったアジムはシグルドリーヴァの肩を掴み、腰を突き上げると同時に腕に力を込めた。

 ぐぼっ、という濁った水音とともに、アジムの馬鹿でかい一物が、シグルドリーヴァの中に埋まる。

「――……ッ!」

 シグルドリーヴァが声もなく目を見開き、身体を震わせる。呼吸さえも止めて、アジムのものが突き入れられた自分の胎に目を落とす。そこはあまりにも大きなアジムのものを突き入れられて、内側から亀頭の形が見て取れるほどに膨れ上がっていた。

「おお、ようやく具合がよくなったぜ」

 雌の中にようやく半分と少しを突き入れて、アジムは満足げに呟く。

「さて、それじゃ、使ってやろう」

 その言葉に、シグルドリーヴァは必死に首を横に振る。衝撃と、快楽が身体を貫いている。喘ぎも悲鳴も上げられないほど奥まで貫かれた今、そこを擦りあげられたらどうなってしまうのか。

 アジムの知ったこととではなかった。

「あぎあぁぁっぁあああぁぁっぁぁぁっぁぁっ!?
 いぎっ、あおっ!? おっ、あおおおおぉぉぉおほおおおぉぉぉぉ!!」

 人形のように整った容姿の少女が、獣のような叫びをあげる。涎と汗と涙をまき散らしながら、少しでも快楽を逃そうと、兜からこぼれる紫がかった銀髪を振り乱す。
 アジムは肩から手をずらし、シグルドリーヴァの細い腰を掴んで身体を固定し、自分の好きなように突き上げまくる。そのたびに、シグルドリーヴァの胎が内側からの圧迫と解放を繰り返され、膨張と収縮を繰り返す。

「いあぁぁぁあぁぁぁっぁぁあぁぁっ!!
 あがあああぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁああぁぁぁっぁぁ!!」
「おー。中々いいぜ。
 この歳で俺のをこれだけ咥えこめるんだ。
 雌奴隷の才能あるな」

 へらへらとしたアジムの言葉など、シグルドリーヴァに聞こえるはずもない。今まで感じたことのない快感に、翻弄され続けている。アジムはそのままシグルドリーヴァの身体を自慰でもするように使って自分の快感だけを貪っていたが、ようやく昇ってきた射精感ににんまりと笑みを浮かべた。

 視線の先にはシグルドリーヴァの腹にある、子宮の上の誓約のルーンがある。戦乙女が自分で作る、ただ一人に向けてだけの性感帯だ。

 アジムは腰の動きを速めてシグルドリーヴァをさらに責め立てながら、腰を掴む両手の親指を、ルーンの上にそっと触れさせた。

「あいぃぃぃぃいいぃぃぃぃぃぃ!
 いっ、いぃひぃぃぃぃぃぃっいいいいいぃぃぃ!」

 絶頂きっぱなしのシグルドリーヴァはアジムの動きが早まり、抽挿が激しくなったことでさらに激しい快感にさらされて、アジムの手の動きに気が付けない。

「おら、出すぞ!
 しっかり飲み込めよ……!」

 ぐちゅぐちゅと、つい先ほどまで男を知らなかった秘所が、小さな身体には大きすぎる男根を受け入れて歓喜の水音を立てる。子を成すための体液を強請り、絶頂を繰り返して蠢くそこが、さらに貪欲に男に媚びる。

「うっ、おおぉぉぉ……!」

 アジムが大量の精液をシグルドリーヴァの中に吐き出す。それと同時に、シグルドリーヴァの子宮の上に刻まれたルーンを、親指でしごき上げてやる。

「あっ……ひあああぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁああああぁぁぁっぁ!!
 ……ぁはぁ……」

 もうこれ以上ないというほど高まっていたシグルドリーヴァの声が、絶頂の痙攣とともにさらに高く跳ね上がり、そして唐突にぷっつりと途絶えた。
 意識を失ったシグルドリーヴァの身体が、アジムの胸に崩れ落ちる。アジムは小さなその身体を鎧ごと抱きしめて、最後の一滴まで幼い膣と子宮に注ぎ込んでから、腕の中のシグルドリーヴァをのぞき込んだ。

 雄に犯され、気を失った少女の顔は、媚香で無理やり高ぶらされた肉欲が落ち着いて、安らかなものだった。荒く浅い吐息や、汗や涙の痕が、整いすぎていて人形のような印象を与える少女の顔から人間らしさをうかがわせる。兜も鎧もそのままで、眠るその顔は性欲など知らない清らかなものだったが、その身体はすでに男を知り、悦楽を知る雌の身体に熟れ堕ちた。

 アジムが身体の上のシグルドリーヴァを押しのけると、ころりと仰向けにベッドに転げ落ちて、開いた股から精液と愛液と破瓜の血の化合物を垂れ流している。そして、その陵辱の証を垂れ流す幼い割れ目の上には、少女がアジムのものになったことを示すルーンが、妖しく輝いていた。

 清らかな少女をさらに犯して自分の色に染めてやりたい。その欲望はあったが、まだ雄を知らない女たちがいる。アジムは気を失ったシグルドリーヴァから、視線をもう一つのベッドに転がされたままになっている女たちに向けた。
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