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ギルド 戦乙女たちの饗宴
ギルド 戦乙女たちの饗宴(7)
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後ろ手に縛られたままのエイルは、見下ろすアジムの前でうつ伏せで精液が垂れる股を広げて浅い息を繰り返していた。強引な挿入で純潔を奪われ、激痛の中で受精を強制されたエイルは虚ろな瞳のまま、正気を取り戻していない。だが、強烈な痛みで血の気が失せていた顔に、赤みが戻り始めていた。浅く荒い息は一向に整わないままだが、苦痛の合間から命をつなぐためにか細く繰り返されるだけのものから、甘さを伴ったものになりはじめている。
半ば気を失ったまま、その身体は早くも媚香に反応し出したようだ。
アジムはにんまりと笑みを浮かべ、後ろ手に縛りあげていた縄を解いて仰向けに転がすと、エイルの鎧に手をかけた。留め具のベルトを外し、胸当てを外してやれば汗の匂いが立ち上る。アジムはその雄を刺激する匂いを楽しみながら、鎧の下に身に着けていた綿のシャツと下着もまとめて千切り捨てた。
覆うものがなくなり、鎧の上からでも豊かだと見て取れた胸がこぼれ出す。
仰向けのままでも重さに負けず、形よく震えるその乳を、アジムは掴むようにして揉みしだく。
「うぅん……っ」
しっとりと汗に濡れた乳房にアジムの指が沈み込む。アジムの手にもあまるほど大きなエイルの胸は、荒々しい男の手を悦びをもって受け入れた。愛撫のような優しいものなど一つもない、形のいい乳房を掴みつぶし、頂点の桃色の突起をこねくり回すようなその手に、無意識のまま甘い息を漏らす。
アジムはエイルの反応ににやにやとした笑みを深めながら、胸を弄る手をそのままに視線を広げたままの股間にずらす。そこは男のものを初めて受け入れた証である赤いものと、男に蹂躙されたことを示す白いものが、どろりとこびりついていた。しかし、それを洗い流さんばかりに、媚香で発情させられたエイルの愛液も溢れてきている。
「ふ……ぁあっ……」
アジムが溢れる愛液を指に取り、それを塗り付けるようにして秘唇を撫でてやると、エイルが男を誘う声を零す。今まで誰にも聞かせたこともなかっただろうその雌声は、一度出した程度ではまったく収まる気配のないアジムの雄の本能を大いに刺激する。
がちがちに反り返ったまま肉棒をエイルの淫裂に擦り付けて愛液と精液、それに破瓜の血が混じった生殖のための体液をまとわせ、そのままエイルに覆いかぶさるようにして奥まで突き入れた。
「んっ……ひぁあぁぁぁ!?」
媚香で火照り、雑な愛撫に高ぶっていたエイルはそれだけで頂点に達した。がくがくと身体を震わせ、絶頂の衝撃でようやく正気の輝きが戻った瞳を見開いて、己に圧し掛かる男を見上げる。
「おお……。いいな。
濡れていない初物も、それはそれで悪くないが、
やっぱりとろとろになった絶頂き狂うまんこに突っ込むほうが気持ちいいな」
アジムは初めての雄に突き入れられての絶頂に震えるエイルを見下ろして、にやにやと嗤いながら言うと、突き入れた肉棒をゆっくりとひいていく。
「あ、あ、あぁ……ああぁぁぁぁぁぁ!!」
アジムの大きすぎる肉棒にあった大きさのカリ首が、エイルの内側をごりごりと削りながら抜き取られていく。一番奥まで強引に侵入してきていたものが抜き取られていく解放感とともに、それを塗りつぶす圧倒的な快感がエイルを襲う。
だが、エイルが本当に解放されることはない。人間離れして馬鹿でかいアジムのものが半分も抜けないうちに、再びエイルの中に入ってくる。
「あ、ひあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
ゆっくりとエイルの中に入ってくるアジムのものが、狭いエイルの中を自分の場所だと言わんばかりに押し広げ、エイルに快楽をたたきつけて屈服を強いてくる。エイルも戦乙女であると同時に、一人の女だ。性欲とまったく無縁だったというわけではない。だが、仕えるべきただ一人の勇者のために処女であることを求められていたために、自分で慰めてみたり、同性と慰めあったりしてみたりはしていたが、これほど自分の奥底から何もかもを差し出したくなるような快感を感じたことはなかった。
そして、その何もかもを差し出したくなる快感が、どうしようもなく心地よい。
「あっ、うっ、はっ、うっ……」
ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃと、アジムのものがエイルの中を出入りする。そのたびに、心を灼く快感が、エイルを一匹の雌へと変えていく。
アジムはすっかり蕩けた顔になったエイルの頬を掴むと、その唇を貪った。
アジムの舌がぬるりと自分の口内に入ってきたことに、エイルはわずかに目を見開いたが、すぐにその吐息と唾液のやり取りに順応して、自らアジムのそれに舌を絡めていく。
雄に媚びる雌の仕草に、アジムは口内を貪りながら心中で嗤う。
唇を重ねながらアジムが男根を奥まで突き入れてごりごりと最奥を擦ると、エイルは拙いながらも腰を使って膣を締め付けてみせる。乳房を掴んで乳首をすりつぶすように指でつまんでやれば、胸を陵辱するアジムの手を導いてもう片方も責めてくれと強請る。
「馴染むのが早すぎやしねぇか?」
腰を使って責め立てながら、アジムはあきれたように声をかけたが、初めての雌の悦びに耽溺するエイルには届かない。
「あひっ、あぁっ、ああぁっ!!」
突き入れられて絶頂し、抜き取られて絶頂し、また突き入れられて絶頂する。
絶頂きっぱなしのエイルだったが、雌として覚醒した本能が、雄からの最後の征服を求めていた。
「だ、してっ……。
出してぇぇ!!」
がくがくと絶頂に身を震わせながら、子種を欲するエイルに、アジムは笑みを浮かべてエイルの抱き心地のいい身体を上から圧し掛かってしっかりと抱き寄せる。
「いいぜ。くれてやるよ」
アジムの腰が早まる。
「ああぁぁぁぁぁ……!
あヒあぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁ!!」
快楽に耐えかねたエイルの声が裏返り、腕や足がアジムの身体に絡みつく。それは強すぎる快楽を堪えようと縋り付くものだったが、同時にもっと深く男根を加えこみ、出されるものを一滴も逃すまいとする雌の本能でもあった。
アジムはさらに強くエイルの身体を抱きしめ、ひときわ強く腰を打ち付け、エイルの一番奥でたまりにたまったものを解き放った。
「おっ、おおぉ……!!」
「ああぁぁぁっぁぁああああぁぁぁぁぁぁっっ!!」
アジムの吐精のうめきに、エイルの絶頂の叫びが重なる。アジムが射精している間、エイルは絶頂に身を震わせながら、アジムの身体をきつく抱きしめて離さない。そしてアジムがどろどろとした白く、熱いものをエイルの中にすべて吐き出し終わると、エイルはようやく絶頂の頂からわずかに降りて、ベッドに身体を沈めることを許された。
アジムはびくん、びくんと絶頂の余韻に身体を震わせるエイルから男根を抜き取って身を起こす。まだ経験の浅いエイルのそこは、出された精液を飲み干しきれずにごぼりと白い塊を吐き出した。視線を拘束してあるほかの戦乙女たちに向けると、全員から怒りの籠った視線が向けられていた。だが、その視線が怒りだけを浮かべているわけでない。拘束している戦乙女たちがいるところまで達した媚香に中てられた、情欲が隠し切れない視線だ。
エイルを犯し潰した後は、誰を楽しむか。
アジムは戦乙女たちの肢体をじっくりと視線で舐めまわしてから、自分の股ぐらで喘ぐエイルに戻した。
どうにか絶頂から降りてきたエイルだったが、すっかり雄に踏みにじられる悦びに目覚めた雌の表情になっていた。アジムを見上げる目は隠す気もない肉欲で潤み、普段は柔和な微笑みを浮かべる顔は雄への媚びで緩んでいる。普段の表情でさえ色気を感じさせるエイルがそうして男を誘う表情を浮かべていると、その顔を快楽でゆがめてやりたくなる。
肉棒に熱が戻るのを感じたのか、エイルは嬉しそうに笑み崩れるが、それとは裏腹に片手を上げてアジムの動きに待ったをかけた。
「少しだけ、お時間ください」
普段であればそんなことを聞いてやることもなく、自分勝手に突きまくって女を鳴かせまくるところだが、すっかり受け入れる体制になっているエイルが何をしだすのか、興味があったのでアジムは待ってやることにした。
アジムが動きを止めたことに感謝の笑みを浮かべたエイルの、人差し指の先に魔力の輝きが灯る。
アジムが訝しく思って眉を動かしたが、エイルは微笑みを浮かべたまま自分の下腹に魔力の籠った指を近づける。それを見ていたエイル以外の戦乙女たちが目を見開いて、それぞれに身じろぎをする。その物音につられてアジムが拘束されたまま戦乙女たちに目を向けている間に、エイルの指は自らの子宮の上にルーンを描き終えていた。
子宮の上に描かれた子宮を象ったルーン。それは魔術師でもあるオーディンが身に着け、伝えた十六番目と十七番目のルーンを組み合わせたとされる強力な制約の呪法。情愛と貞節を示すルーン。戦乙女がただ一人のために自分に刻む、誓いの証だ。
「犯してください、勇者さま。
私を、どうかあなた様のものにしてください」
見上げるエイルの瞳はねっとりとした情欲を浮かべ、自らを陵辱したはずの男のものを望んでいる。
未熟だった性感は媚香によって無理やりこじ開けられ、おままごとのような快感しか知らなった身体はアジムという逞しい雄に踏みにじられることで、屈服させられる雌の悦びに目覚めてしまった。エイルは目の前の雄に抱かれる以外、何も考えられない雌へと堕ちた。
だが、同時に、ただ一人の勇者を見出し、それに仕えるという戦乙女というあり方が、エイルの一匹の雌として強い雄に所有されたいというその在り方を肯定していた。
戦乙女としてただ一人に仕える貞淑な女であり戦士でありながら、逞しい雄に所有される一匹の雌。
「どうか私のおまんこで、
勇者さまのおちんぽに奉仕する栄誉をお与えください」
雄の前で股を開き、子宮の上で赤く脈打つように妖しく輝くルーンの下の、まだ経験の浅い割れ目を自分の手で押し広げて見せる。先に射精された精液と、雄の蹂躙を期待する愛液がとろりと零れ、尻に向かって筋を作る。
「んぎいぃぃぃぃいひぃぃぃぃぃ!?」
アジムはそんなエイルの秘所に、ものも言わずに煽られて硬く反り返っていた自分のものをぶち込んでえやった。
「おうおう、なかなかちんぽにクる口上じゃねぇか。
ご褒美に存分に犯してやるぜ」
「あっ、あっ、おっ、おほぉぉぉ!!」
エイルの身体に圧し掛かり、嗤いながらがんがんと突き上げる。
挿入された時点で絶頂しているエイルは、突かれるたびに絶頂して、早くも理性など感じられない無様な雌の面をさらしている。
「……あー。ほかの女どもに、改めて自己紹介しとくか?」
アジムはふと思いついて、エイルの身体を抱き上げると、最初に犯してやったときと同じように、挿入したまま子供に用を足させる体制で、貫かれるエイルをほかの戦乙女たちに見えるように、抱え上げた態勢で揺すってやる。
「おっ、ほっ……ひっ……!
気持ちいいの! ゆーしゃさまに、おまんこしてもらうの、気持ちいいの!
あっ、いっ、ひっ……いいぃぃぃぃ!!」
「俺の肉便器になったから仲間だった連中に
自己紹介しなおせって言ってんのに、なによがりまくってんだよ」
「あひっ! ごめんにゃ……あああぁぁぁぁ!!
イイっ! イイのほぉぉぉおおっおぁぁあぁああぁぁぁぁ!!」
腰だけでエイルが宙に浮くほど突き上げてやっていると、エイルの手がアジムの手を掴み、子宮の上のルーンに導いた。
「ここっ、もっ、触ってっ……ああっ!
ぐりぐりしてぇぇぇああぁぁぁっ!!」
「ああ?」
言われた意味が分からず、言われるがまま妖しく光るルーンを手でぐりぐりと押しつぶすように撫でると、嬌声のトーンがさらにあがる。
「あああぁあぁぁっぁぁぁっっ!
ゆーしゃさまああっ! ああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「おいおい……自分で性感帯をもう一つ作ったのかよ?
戦乙女ってのはとんでもない好き者だな」
呆れたように笑うアジムに突き上げられながら、エイルが髪を振り乱して絶頂き狂う。その姿に優しく暖かな笑みで仲間たちを励ます<戦乙女の饗宴>の副長の面影はなく、純潔を奪った男のものを咥えこみ浅ましく快楽を貪る雌の姿しかない。そんなエイルの姿から、未だ男を知らないままでありながら、媚香の効果を受けてしまっているほかの戦乙女たちは嫌悪を抱きつつも目が離せない。
アジムはそんな戦乙女たちの様子を嗤ってから、エイルにとどめをさしてやるために腰の動きを速めていく。
「あーっ! あーっ!」
もう意味のある言葉を発することもできなくなったエイルが、最後を迎え入れるために拙い動きで腰を振って奉仕してみせる。
「出すぞっ! 受け止めろっ!」
精液が陰茎を駆け上ってきたことを感じて、アジムはエイルを腕で抱きしめながら乳房を潰さんばかりに握りしめ、もう片方で子宮の上のルーンを押さえつけて射精した。
「あひああああぁぁぁぁぁぁっぁぁ!!」
大量の精液を膣に、子宮に流し込まれ、エイルが絶頂する。
仲間たちに向かって股を広げたまま受け入れきれない大量の精液を叩きつけられ、肉棒と割れ目の間から逆流した精液と、今までの絶頂よりもなお高いところまで絶頂させられたことを示すように潮を吹いて、エイルはそのまま気を失った。
半ば気を失ったまま、その身体は早くも媚香に反応し出したようだ。
アジムはにんまりと笑みを浮かべ、後ろ手に縛りあげていた縄を解いて仰向けに転がすと、エイルの鎧に手をかけた。留め具のベルトを外し、胸当てを外してやれば汗の匂いが立ち上る。アジムはその雄を刺激する匂いを楽しみながら、鎧の下に身に着けていた綿のシャツと下着もまとめて千切り捨てた。
覆うものがなくなり、鎧の上からでも豊かだと見て取れた胸がこぼれ出す。
仰向けのままでも重さに負けず、形よく震えるその乳を、アジムは掴むようにして揉みしだく。
「うぅん……っ」
しっとりと汗に濡れた乳房にアジムの指が沈み込む。アジムの手にもあまるほど大きなエイルの胸は、荒々しい男の手を悦びをもって受け入れた。愛撫のような優しいものなど一つもない、形のいい乳房を掴みつぶし、頂点の桃色の突起をこねくり回すようなその手に、無意識のまま甘い息を漏らす。
アジムはエイルの反応ににやにやとした笑みを深めながら、胸を弄る手をそのままに視線を広げたままの股間にずらす。そこは男のものを初めて受け入れた証である赤いものと、男に蹂躙されたことを示す白いものが、どろりとこびりついていた。しかし、それを洗い流さんばかりに、媚香で発情させられたエイルの愛液も溢れてきている。
「ふ……ぁあっ……」
アジムが溢れる愛液を指に取り、それを塗り付けるようにして秘唇を撫でてやると、エイルが男を誘う声を零す。今まで誰にも聞かせたこともなかっただろうその雌声は、一度出した程度ではまったく収まる気配のないアジムの雄の本能を大いに刺激する。
がちがちに反り返ったまま肉棒をエイルの淫裂に擦り付けて愛液と精液、それに破瓜の血が混じった生殖のための体液をまとわせ、そのままエイルに覆いかぶさるようにして奥まで突き入れた。
「んっ……ひぁあぁぁぁ!?」
媚香で火照り、雑な愛撫に高ぶっていたエイルはそれだけで頂点に達した。がくがくと身体を震わせ、絶頂の衝撃でようやく正気の輝きが戻った瞳を見開いて、己に圧し掛かる男を見上げる。
「おお……。いいな。
濡れていない初物も、それはそれで悪くないが、
やっぱりとろとろになった絶頂き狂うまんこに突っ込むほうが気持ちいいな」
アジムは初めての雄に突き入れられての絶頂に震えるエイルを見下ろして、にやにやと嗤いながら言うと、突き入れた肉棒をゆっくりとひいていく。
「あ、あ、あぁ……ああぁぁぁぁぁぁ!!」
アジムの大きすぎる肉棒にあった大きさのカリ首が、エイルの内側をごりごりと削りながら抜き取られていく。一番奥まで強引に侵入してきていたものが抜き取られていく解放感とともに、それを塗りつぶす圧倒的な快感がエイルを襲う。
だが、エイルが本当に解放されることはない。人間離れして馬鹿でかいアジムのものが半分も抜けないうちに、再びエイルの中に入ってくる。
「あ、ひあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
ゆっくりとエイルの中に入ってくるアジムのものが、狭いエイルの中を自分の場所だと言わんばかりに押し広げ、エイルに快楽をたたきつけて屈服を強いてくる。エイルも戦乙女であると同時に、一人の女だ。性欲とまったく無縁だったというわけではない。だが、仕えるべきただ一人の勇者のために処女であることを求められていたために、自分で慰めてみたり、同性と慰めあったりしてみたりはしていたが、これほど自分の奥底から何もかもを差し出したくなるような快感を感じたことはなかった。
そして、その何もかもを差し出したくなる快感が、どうしようもなく心地よい。
「あっ、うっ、はっ、うっ……」
ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃと、アジムのものがエイルの中を出入りする。そのたびに、心を灼く快感が、エイルを一匹の雌へと変えていく。
アジムはすっかり蕩けた顔になったエイルの頬を掴むと、その唇を貪った。
アジムの舌がぬるりと自分の口内に入ってきたことに、エイルはわずかに目を見開いたが、すぐにその吐息と唾液のやり取りに順応して、自らアジムのそれに舌を絡めていく。
雄に媚びる雌の仕草に、アジムは口内を貪りながら心中で嗤う。
唇を重ねながらアジムが男根を奥まで突き入れてごりごりと最奥を擦ると、エイルは拙いながらも腰を使って膣を締め付けてみせる。乳房を掴んで乳首をすりつぶすように指でつまんでやれば、胸を陵辱するアジムの手を導いてもう片方も責めてくれと強請る。
「馴染むのが早すぎやしねぇか?」
腰を使って責め立てながら、アジムはあきれたように声をかけたが、初めての雌の悦びに耽溺するエイルには届かない。
「あひっ、あぁっ、ああぁっ!!」
突き入れられて絶頂し、抜き取られて絶頂し、また突き入れられて絶頂する。
絶頂きっぱなしのエイルだったが、雌として覚醒した本能が、雄からの最後の征服を求めていた。
「だ、してっ……。
出してぇぇ!!」
がくがくと絶頂に身を震わせながら、子種を欲するエイルに、アジムは笑みを浮かべてエイルの抱き心地のいい身体を上から圧し掛かってしっかりと抱き寄せる。
「いいぜ。くれてやるよ」
アジムの腰が早まる。
「ああぁぁぁぁぁ……!
あヒあぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁ!!」
快楽に耐えかねたエイルの声が裏返り、腕や足がアジムの身体に絡みつく。それは強すぎる快楽を堪えようと縋り付くものだったが、同時にもっと深く男根を加えこみ、出されるものを一滴も逃すまいとする雌の本能でもあった。
アジムはさらに強くエイルの身体を抱きしめ、ひときわ強く腰を打ち付け、エイルの一番奥でたまりにたまったものを解き放った。
「おっ、おおぉ……!!」
「ああぁぁぁっぁぁああああぁぁぁぁぁぁっっ!!」
アジムの吐精のうめきに、エイルの絶頂の叫びが重なる。アジムが射精している間、エイルは絶頂に身を震わせながら、アジムの身体をきつく抱きしめて離さない。そしてアジムがどろどろとした白く、熱いものをエイルの中にすべて吐き出し終わると、エイルはようやく絶頂の頂からわずかに降りて、ベッドに身体を沈めることを許された。
アジムはびくん、びくんと絶頂の余韻に身体を震わせるエイルから男根を抜き取って身を起こす。まだ経験の浅いエイルのそこは、出された精液を飲み干しきれずにごぼりと白い塊を吐き出した。視線を拘束してあるほかの戦乙女たちに向けると、全員から怒りの籠った視線が向けられていた。だが、その視線が怒りだけを浮かべているわけでない。拘束している戦乙女たちがいるところまで達した媚香に中てられた、情欲が隠し切れない視線だ。
エイルを犯し潰した後は、誰を楽しむか。
アジムは戦乙女たちの肢体をじっくりと視線で舐めまわしてから、自分の股ぐらで喘ぐエイルに戻した。
どうにか絶頂から降りてきたエイルだったが、すっかり雄に踏みにじられる悦びに目覚めた雌の表情になっていた。アジムを見上げる目は隠す気もない肉欲で潤み、普段は柔和な微笑みを浮かべる顔は雄への媚びで緩んでいる。普段の表情でさえ色気を感じさせるエイルがそうして男を誘う表情を浮かべていると、その顔を快楽でゆがめてやりたくなる。
肉棒に熱が戻るのを感じたのか、エイルは嬉しそうに笑み崩れるが、それとは裏腹に片手を上げてアジムの動きに待ったをかけた。
「少しだけ、お時間ください」
普段であればそんなことを聞いてやることもなく、自分勝手に突きまくって女を鳴かせまくるところだが、すっかり受け入れる体制になっているエイルが何をしだすのか、興味があったのでアジムは待ってやることにした。
アジムが動きを止めたことに感謝の笑みを浮かべたエイルの、人差し指の先に魔力の輝きが灯る。
アジムが訝しく思って眉を動かしたが、エイルは微笑みを浮かべたまま自分の下腹に魔力の籠った指を近づける。それを見ていたエイル以外の戦乙女たちが目を見開いて、それぞれに身じろぎをする。その物音につられてアジムが拘束されたまま戦乙女たちに目を向けている間に、エイルの指は自らの子宮の上にルーンを描き終えていた。
子宮の上に描かれた子宮を象ったルーン。それは魔術師でもあるオーディンが身に着け、伝えた十六番目と十七番目のルーンを組み合わせたとされる強力な制約の呪法。情愛と貞節を示すルーン。戦乙女がただ一人のために自分に刻む、誓いの証だ。
「犯してください、勇者さま。
私を、どうかあなた様のものにしてください」
見上げるエイルの瞳はねっとりとした情欲を浮かべ、自らを陵辱したはずの男のものを望んでいる。
未熟だった性感は媚香によって無理やりこじ開けられ、おままごとのような快感しか知らなった身体はアジムという逞しい雄に踏みにじられることで、屈服させられる雌の悦びに目覚めてしまった。エイルは目の前の雄に抱かれる以外、何も考えられない雌へと堕ちた。
だが、同時に、ただ一人の勇者を見出し、それに仕えるという戦乙女というあり方が、エイルの一匹の雌として強い雄に所有されたいというその在り方を肯定していた。
戦乙女としてただ一人に仕える貞淑な女であり戦士でありながら、逞しい雄に所有される一匹の雌。
「どうか私のおまんこで、
勇者さまのおちんぽに奉仕する栄誉をお与えください」
雄の前で股を開き、子宮の上で赤く脈打つように妖しく輝くルーンの下の、まだ経験の浅い割れ目を自分の手で押し広げて見せる。先に射精された精液と、雄の蹂躙を期待する愛液がとろりと零れ、尻に向かって筋を作る。
「んぎいぃぃぃぃいひぃぃぃぃぃ!?」
アジムはそんなエイルの秘所に、ものも言わずに煽られて硬く反り返っていた自分のものをぶち込んでえやった。
「おうおう、なかなかちんぽにクる口上じゃねぇか。
ご褒美に存分に犯してやるぜ」
「あっ、あっ、おっ、おほぉぉぉ!!」
エイルの身体に圧し掛かり、嗤いながらがんがんと突き上げる。
挿入された時点で絶頂しているエイルは、突かれるたびに絶頂して、早くも理性など感じられない無様な雌の面をさらしている。
「……あー。ほかの女どもに、改めて自己紹介しとくか?」
アジムはふと思いついて、エイルの身体を抱き上げると、最初に犯してやったときと同じように、挿入したまま子供に用を足させる体制で、貫かれるエイルをほかの戦乙女たちに見えるように、抱え上げた態勢で揺すってやる。
「おっ、ほっ……ひっ……!
気持ちいいの! ゆーしゃさまに、おまんこしてもらうの、気持ちいいの!
あっ、いっ、ひっ……いいぃぃぃぃ!!」
「俺の肉便器になったから仲間だった連中に
自己紹介しなおせって言ってんのに、なによがりまくってんだよ」
「あひっ! ごめんにゃ……あああぁぁぁぁ!!
イイっ! イイのほぉぉぉおおっおぁぁあぁああぁぁぁぁ!!」
腰だけでエイルが宙に浮くほど突き上げてやっていると、エイルの手がアジムの手を掴み、子宮の上のルーンに導いた。
「ここっ、もっ、触ってっ……ああっ!
ぐりぐりしてぇぇぇああぁぁぁっ!!」
「ああ?」
言われた意味が分からず、言われるがまま妖しく光るルーンを手でぐりぐりと押しつぶすように撫でると、嬌声のトーンがさらにあがる。
「あああぁあぁぁっぁぁぁっっ!
ゆーしゃさまああっ! ああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「おいおい……自分で性感帯をもう一つ作ったのかよ?
戦乙女ってのはとんでもない好き者だな」
呆れたように笑うアジムに突き上げられながら、エイルが髪を振り乱して絶頂き狂う。その姿に優しく暖かな笑みで仲間たちを励ます<戦乙女の饗宴>の副長の面影はなく、純潔を奪った男のものを咥えこみ浅ましく快楽を貪る雌の姿しかない。そんなエイルの姿から、未だ男を知らないままでありながら、媚香の効果を受けてしまっているほかの戦乙女たちは嫌悪を抱きつつも目が離せない。
アジムはそんな戦乙女たちの様子を嗤ってから、エイルにとどめをさしてやるために腰の動きを速めていく。
「あーっ! あーっ!」
もう意味のある言葉を発することもできなくなったエイルが、最後を迎え入れるために拙い動きで腰を振って奉仕してみせる。
「出すぞっ! 受け止めろっ!」
精液が陰茎を駆け上ってきたことを感じて、アジムはエイルを腕で抱きしめながら乳房を潰さんばかりに握りしめ、もう片方で子宮の上のルーンを押さえつけて射精した。
「あひああああぁぁぁぁぁぁっぁぁ!!」
大量の精液を膣に、子宮に流し込まれ、エイルが絶頂する。
仲間たちに向かって股を広げたまま受け入れきれない大量の精液を叩きつけられ、肉棒と割れ目の間から逆流した精液と、今までの絶頂よりもなお高いところまで絶頂させられたことを示すように潮を吹いて、エイルはそのまま気を失った。
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鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
幼馴染と話し合って恋人になってみた→夫婦になってみた
久野真一
青春
最近の俺はちょっとした悩みを抱えている。クラスメート曰く、
幼馴染である百合(ゆり)と仲が良すぎるせいで付き合ってるか気になるらしい。
堀川百合(ほりかわゆり)。美人で成績優秀、運動完璧だけど朝が弱くてゲーム好きな天才肌の女の子。
猫みたいに気まぐれだけど優しい一面もあるそんな女の子。
百合とはゲームや面白いことが好きなところが馬が合って仲の良い関係を続けている。
そんな百合は今年は隣のクラス。俺と付き合ってるのかよく勘ぐられるらしい。
男女が仲良くしてるからすぐ付き合ってるだの何だの勘ぐってくるのは困る。
とはいえ。百合は異性としても魅力的なわけで付き合ってみたいという気持ちもある。
そんなことを悩んでいたある日の下校途中。百合から
「修二は私と恋人になりたい?」
なんて聞かれた。考えた末の言葉らしい。
百合としても満更じゃないのなら恋人になるのを躊躇する理由もない。
「なれたらいいと思ってる」
少し曖昧な返事とともに恋人になった俺たち。
食べさせあいをしたり、キスやその先もしてみたり。
恋人になった後は今までよりもっと楽しい毎日。
そんな俺達は大学に入る時に籍を入れて学生夫婦としての生活も開始。
夜一緒に寝たり、一緒に大学の講義を受けたり、新婚旅行に行ったりと
新婚生活も満喫中。
これは俺と百合が恋人としてイチャイチャしたり、
新婚生活を楽しんだりする、甘くてほのぼのとする日常のお話。
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