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復讐の騎士 リリィ・フランネル

復讐の騎士 リリィ・フランネル(15)

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 アジムにそう言われて、リリィは自分から目の前のぬらぬらと光る男根に顔を近づける。顔をそむけたくなるような臭気を我慢して顔を近づけ、口を開けて小さな舌を這わせようとするが、生理的な嫌悪感からどうしても舐めることができない。醜悪なそれを目にしなければ大丈夫かと目を閉じてみるも、鼻をつく性のにおいがやはり嫌悪感を引き起こす。これ以上の陵辱を避けるためと自分に言い聞かせても、どうしてもそれを口にすることができない。目を閉じてふるふると身体を震わせ、舌を出したまま精液と愛液にまみれた肉棒の前で動きが止まっているリリィをみていたアジムはあきれたように声をかけた。

「リリィちゃんよ。
 おまえがそれを拒んじゃダメだろ」

 アジムに声をかけられてリリィが目を開く。命令を聞くのが当たり前と言われた不本意さが不満になって表情に表れている。だが、アジムはそんなリリィに向かって笑いかけた。

「おまえのせいで俺にブチ犯されることになった女どもは、
 全員、口での奉仕もさせられたんだぜ?
 発端になったリリィちゃんだけがそれを拒否しちゃダメだろう」
「え……?」

 アジムの言葉の意味がわからず、リリィがぽかんとした顔になった。リリィのその反応を見たアジムも驚く。

「なんだよ、リリィちゃんの復讐に来た連中が返り討ちにあって、
 全員俺にブチ犯されたの、知らなかったのか?」
「嘘……嘘よ! わたし、何も知らない!
 何も聞かされてない!」

 狼狽えて叫ぶリリィに、理解が追いついたアジムが感心したように言葉を漏らす。

「そうか。俺に犯されてしゃぶらされたのを、
 誰もリリィちゃんに伝えなかったのか。
 返り討ちにあってヤられたのがリリィちゃんの耳に入ったら、
 自分を責めると思ったんだろうなぁ。
 本当にいい友達じゃねぇか」

 そこまで言葉を口にして、アジムはリリィに粘ついた笑みを向けた。

「そんないいお友達がさせられたことを、
 発端になったリリィちゃんが拒否するのは、やっぱりダメだろ。
 誠意をもってちんぽをしゃぶらないとなぁ?」

 愕然としてアジムの言葉を聞いていたリリィは、必死に首を振る。

「嘘! 嘘よ!
 私のせいで、みんなが犯されたなんて、そんな……!」
「嘘なもんか。
 メルフィナだろ? ソフィアだろ? ルナロッサだろ? シズカだろ?
 みんないい女だったぜ」

 友人たちが自分のせいで襲われたことを信じられずに叫ぶリリィに、アジムが指折り数えながら名前を挙げていく。馴染み深い友人たちの名前を聞かされて、信じないわけにいかなくなったリリィはベッドに突っ伏した。

「ごめん、なさい……
 私のせいで……ごめんなさい……」

 自分の股の間でベッドにうずくまって涙をこぼし、すすり泣くリリィをアジムは鼻で笑って寝ころんだままその頭を踏みつけた。

「拒否したらダメな理由が理解できたんならさっさとしゃぶれよ」

 リリィの後頭部を素足でぐりぐりと踏みつける。足の裏にリリィの髪と頭の感触を楽しんでから足を下ろしてやると、リリィはのろのろとした動作で顔を上げた。すでにその瞳に抵抗の意思はなく、罪人のような自分を責める光だけが残っている。リリィはアジムのものに顔を近づけ、一度だけ躊躇うように動きを止めて、すぐに精液と愛液に汚れた肉棒に舌を触れさせた。
 太い陰茎に舌を触れさせたリリィはそのまま裏筋にそって舐め上げ、亀頭まで達すると舌を肉棒から離れさせた。リリィは粘ついたものを舐め取り、白いものをのせた舌を出したまま、どうしたらいいのかわからないようにアジムに視線を向ける。

「舐め取ったんだったら、飲み下せ。
 リリィちゃんのせいで俺にブチ犯されたほかの女どもは
 全員、俺の精液を飲まされたぞ?」

 リリィは涙を堪えながらそろりと舌を口内に戻すと、舌の上の白いものを、吐き気をこらえてどうにか喉の奥へと送り込んだ。

「よーし。よくできたな。
 じゃあ、きれいになるまでしっかり舐めて、全部飲めよ」

 たった一度、肉棒を舐めて舌に乗った精液を飲み下すのに苦労したリリィに、アジムはにたにたと笑みを浮かべてそう言葉を投げかけた。リリィは反論することもなく、黙ってアジムのものに口を近づける。髪を下ろして普段よりも少し大人びて見えてもどこか幼さの残るリリィの顔の、その小さな口で馬鹿でかいアジムの肉棒に奉仕する姿は、アジムの興奮を掻き立てる。むらむらとしたものが奉仕させているものに集まってきたが、ちろちろと舌が自分のものを舐める程度の刺激では、集まったものをはじけさせるにいたらない。焦らされるようで我慢できなくなったアジムは涙目で奉仕を続けるリリィの頭をつかみ、喉の奥まで自分のものを突き入れた。

「……っんぐぅっ!?」

 喉の奥からせき込むように悲鳴を上げたリリィのことなどお構いなしに、リリィの喉で肉棒をしごくように突きまくる。リリィは必死にアジムの股に手をついて喉の奥まで送り込まれる肉棒を吐き出そうとするが、アジムの腕の力に抵抗しきれず、口を、喉を、めちゃくちゃに犯される。舌と喉が異物を拒もうとする反射的な拒否反応さえも肉棒への奉仕と受け取られ、口内のわずかな抵抗自体がアジムの快感を増幅してしまう。

「……ごっ…ふっ……ぐっ……!」

 濁った水音をさせながらアジムがリリィの喉を犯していると、息もできず涙をこぼし苦しそうにしていたリリィの瞳から光が失われてきていた。アジムが頭を押さえつけていた力を緩めてやると、

「か、はっ……!
 はぁ……! はぁ……!」

 喉を犯す太いものを口から抜き取り、口から泡だった精液と唾液の化合物を垂らしながら、リリィが必死に空気をもとめて喘いだ。アジムは口元に笑みを浮かべ、短い息継ぎをリリィに許した後、許しを請う言葉を紡ぐことも悲鳴をあげることも許さず、もう一度、喉まで肉棒を送り込んだ。

「げ…ぐっ……ご、ふ……っ!」

 苦し気に息を漏らすリリィが苦しむ様を楽しんだアジムは、リリィの頭を動かすと同時に腰も突き上げて存分に自分を高め、そのまま喉の奥で精液をほとばしらせた。

「ぅぐっ……!?
 ぐ、ふぅうぅ……!!」

 喉の奥で射精してそのまましばらく頭を押さえたままでリリィが精液を飲み下すのを強制し、少しではあるがリリィが精液を飲んだことを確認してから、頭を放してやった。

「はあぁっ! はあっ! げほっ、かふっ……」

 リリィはどうにか一つ二つ大きく息をしてから、アジムに喉へ送り込まれた白いものを飲み下してベッドにうずくまる。口に残った大量の精液が唾液と混じってベッドに零れ、白い染みを作った。
 アジムは喉を犯す肉棒から解放されて、ようやく自由に呼吸することを許されあえぐように息をするリリィを見ていた。唇は白く汚され、瞳は今もぽろぽろと涙をこぼし続けている。頭と一緒に押さえつけられた髪はぼさぼさにほつれ、輝きを失っていた。どろりと汚れた液体が顎を伝い、ベッドの白い染みからリリィの口元まで糸をひいている。
 リリィの口に吐精したが、股間のものは収まるどころかさらにいきり立っている。そして、そんなリリィの痛々しい姿に、アジムは舌なめずりをする。
 アジムはうずくまるリリィの肩をつかみ、あおむけに転がすと、首を横に振って弱々しい拒否をみせるリリィを無視し、アジムを受け入れ続けて広がった割れ目に自分のものを一気に突き入れた。

「あぅうぅ……っ」

 力ない喘ぎがリリィから上がる。そのままアジムが激しく突き入れはじめると、まだ媚薬の効果が抜けないリリィはすぐに甘い声が漏らし始めた。

「自分とお友達を強姦した男に犯されて、
 そんなにイイのかよ、リリィちゃん?」
「うっ、あっ、ああぁぁぁ……」

 ぽろぽろと涙をこぼしながら雄のもので貫かれて雌の声をあげるリリィはそれでも必死に首を横に振るが、精液を求めてうねる膣がそれを裏切ってしまっている。

「まったく。
 おまえのせいで犯された連中が、報われないな?」
「う、うぅ……ううぅぅぅ……」

 アジムがベッドに押さえつけず、あえて自由を残してやった両手で、リリィが顔を覆って泣き出した。抵抗しても無駄なことを徹底的に教え込まれ、蔑まれながら快楽に狂わされ、どうしようもなくなった感情が涙になってあふれ出したようだ。
 アジムは喉の奥で低く嗤った。

「泣くなよ。ちゃんと俺が可愛がってやるから」
「あはぁっ!?」

 強く突き入れてやると、悲痛な泣き声が甲高い喘ぎに変わる。アジムがそのまま続けて中をぐちゅぐちゅとかき回してやれば、嘆く少女の声が蕩けて雌のそれになった。精液と唾液で汚れた唇から甘い声があふれて、止められない。

「あっ、あっ、あっ、あ、ああああぁぁぁぁぁ!!」

 突き入れられるたびに高められ、にやにやと笑みを浮かべる陵辱者に快感に身もだえする姿をじっくり見られる。友人たちすらもを陵辱した男に、せめて快感に翻弄される姿を見せまいと堪えようとしても、身体はリリィの意思を受け付けず、目の前の雄に媚びることをやめてくれない。

「ほら、イっちまえ!」
「あひあぁぁぁぁ!?」

 そしてアジムがけしかけるような言葉とともに思い切り奥まで突き入れて精を解き放つと、リリィは言われるがまま頂点まで達してしまった。

「あ、あ、ああ……」

 自分の中に熱い体液が注がれているのを感じながら、涙を拭うこともできず呆然と絶頂の余韻に浸る。アジムはそんなリリィを嗤いながらまだ精液を出し切っていない肉棒を抜き取ると、リリィの細い身体を跨いで精液と愛液で光り、湯気まで立てている肉棒をリリィの眼前に突き付けた。

「しゃぶれ。綺麗に舐めろ」

 絶頂の余韻に浸っていたリリィは眼前に突き付けられたものに視線を向けると、諦めたように大人しく口を開けた。アジムは口元に笑みを浮かべてリリィの小さな口に亀頭を咥えさせる。

「俺の精液の味と匂いを、じっくり覚えろよ。
 ちんぽに残った精液もすすり出せ」

 亀頭にリリィの舌が触れるのを感じて心地よい溜息を洩らしながら、アジムはリリィに言い聞かせる。じゅるじゅるとくぐもった水音をさせながらリリィが陰茎に残った精液をすするのを感じつつ、アジムは身体をひねってリリィの秘所に指を入れる。精液を注がれたばかりで絶頂の余韻が残るそこは、アジムの指を柔らかく受け入れた。ゆるゆるとかき回してやると、アジムのものを口にしているリリィの身体が跳ねる。後戯で快感の熱を保ったまま身体を休ませてやりながら、アジムはリリィに自分の精液の味と匂いをたっぷりと味あわせてやる。
 この味と匂いがしたら、気持ちいいことがある。リリィの身体にそう理解させ、自分のものを舐めるだけで股を濡らすよう、教育してやっているのだ。
 アジムは虚ろな表情で自分のものを口にしているリリィを見下ろし、歪んだ笑みを浮かべた。
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