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復讐の騎士 リリィ・フランネル
復讐の騎士 リリィ・フランネル(13)
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リリィは胎にもう何度目かわからない精を受けて、身体を震わせた。
「う……ぁ……」
うつ伏せのままベッドに身体を押し付けるようにしてのしかかられ、思うままに突きまくられた。媚毒に冒されたリリィは自分勝手に自慰をするように身体を使われても快感として受け取ってしまい、徹底的によがり狂わされた。あまりに強すぎる快楽から逃れようとベッドに手をついて身体を捩っても、絶頂して身体を反り返らせてものしかかるアジムの身体はあまりにも重く、逃れることもできずにただただ膣穴を犯され続けた。ベッドに押し倒されたのは昼前だったが、すでに夕闇が部屋を包んでいる。それだけの時間、陵辱を受け続け、執拗なほどに絶頂させられまくったリリィだったが、それでも最後の一線は守り切った。
「よく頑張ったじゃねぇか、リリィちゃん」
アジムはベッドに押さえつけていたリリィの身体から身を起こし、ぐったりと身を投げ出しているリリィの頭を撫でてやる。犯され疲れた虚ろな目のリリィはそれに反応せず、弱々しく絶頂の余韻に震えるだけだ。散々に犯され、絶頂かされ、受精させられつづけたリリィだったが、それでも一度も快感に屈する言葉や、許しを請う悲鳴を漏らさなかった。
だが、その弱々しい抵抗が逆にアジムの興奮の材料になっている。
これほど弄り甲斐のある雌もそういない。そんな風に思いながら、アジムはリリィに挿入したままだった自分のものを抜いた。アジムのものから解放されたリリィの秘裂から、音を立てて精液が噴き出す。濃厚すぎて白い塊のような精液が、ベッドにべちゃりと落ちた。
アジムはベッドから降りるとふかふかとした絨毯の感触を素足で楽しみながら歩き、テーブルの上に放り出してあったお気に入りの安酒を手に取った。蓋を開けて中身をあおり、喉を潤しながら同じように放り出したままだった回復薬を適当に掴んでベッドに戻る。
アジムはリリィの枕元に回復薬の瓶を投げ出して、安酒の瓶をまたあおる。度数だけ無駄に高い、安っぽい酒精が喉と腹を焼くのを楽しみながら、そのまま飲み干す。酒に強いアジムは一気飲みをしてようやくわずかばかり回った酒で股間のものがさらに硬くなったことを感じて、にたりと笑みを浮かべた。
リリィは執拗に絶頂させられ続け、ぼんやりとした意識のなかでベッドに投げ出された回復薬の瓶を見ていた。ベッドに投げ出された回復薬の瓶は三本だ。初めてアジムに敗れ、陵辱された夜に使われた回復薬は一本だけだった。覚悟がなかったとは言え、たった一本でも容易く心を折られ、自ら雄に媚びて腰を振ることになってしまったものが、三本だ。三本分もの陵辱と回復を繰り返されて、耐えきれるだろうか。リリィはこの後の陵辱の激しさを思い、身を震わせる。
アジムはリリィの肩に手をかけて、ごろりと転がした。無抵抗でアジムの手にされるままのリリィが仰向けになる。アジムにのしかかられ、押さえつけられ、半ば埋もれるようにベッドにうつ伏せになっていたリリィの胸や腹が、久しぶりに空気に触れる。押さえつけられて犯されている間に流した汗が、蒸れた雌の匂いになって漂い、アジムの鼻腔から雄の本能を刺激する。
未だに大量に注ぎ込まれた精液を逆流させ続けている股間さえ隠す気力のないリリィの、広げたままの足を抱え込んで無理やりアジムを受け入れさせられて広がったままの股間に亀頭を押し当てる。挿入はせず、狙いだけ定めてリリィの身体に覆いかぶさると、アジムは枕元に投げ出してあった回復薬を手に取った。
蓋を開けて中身の苦い液体をすべて口に含む。
アジムはリリィの頭の横に肘をつくと、両手でがっしりと頭を掴み、逃げられなくしてから唇を重ねた。そして口の中にある回復薬をリリィの口内に送り込み、舌を絡めて飲み下すことを強制する。疲れ切ったリリィにそれを拒むことはできなかった。少しずつ回復薬を飲み込んでいき、ゆっくりと瞳に力が戻ってくる。疲労が和らいだリリィはのしかかっているアジムの身体を押しのけようと腕に力を込めた。
アジムは重ねた唇の中で舌を絡めて弄びながら抵抗を始めたリリィの手を嗤い、すでに狙いを定めていた一物を、リリィの中に突き入れた。
「んむぁっ!?」
身体の下でリリィの身体が反り返り、汗にまみれた肌が絡む。アジムは唇を重ねたまま激しく腰を使い、突き入れたものでリリィを責めたてる。リリィは快感に翻弄されながらもわずかばかり戻った体力でアジムの身体を押しのけようと力を籠めるが、顔を掴むアジムの手が、ついでのように肘でリリィの手首を押さえつけるとそれもできなくなった。
「んむぅぅ……ううぅぅぅ~~~っ!」
大きなベッドがアジムの腰の動きに合わせて軋みを上げる。
リリィは唇を貪られ塞がれて、手と身体を押さえつけられ、雄の滾ったものを暴力的に叩きつけられて望まぬ絶頂に押し上げられた。だが、絶頂したリリィのなかで精液をほとばしらせたアジムのものは、リリィが絶頂しても精液を吐き出してもお構いなしに、さらに硬さを増してリリィを責め続ける。
絶頂しても受精させられても休むことを許されず、喘ぎ声をあげたり身体を震わせたりといった快感に対する反応さえも許されないリリィは、執拗に自分の中を出入りするものと自分勝手に吐き出される精液に絶頂させられ続け、意識が明滅しはじめた。喘ぎ声や身体の反応といった快感の捌け口を求めて必死に力を込めていた身体から、力が抜ける。
アジムが突き入れるたびにぐちゅりぐちゅりと音を立てるそこが、もはや苦痛でさえある快感をリリィに送り付けてくる。幼い硬さがアジムの肉棒のすべてを受け入れることを拒んでいたが、すでに半日ちかくリリィを責めたてているそれが、疲労と諦観に力が抜けたリリィの中にさらに深く入ってくる。
「うぅぅぅうぅぅーーー!?」
また一段、さらに高いところまで押し上げられる。
それなのに快楽の捌け口は与えてもらえない。
ごめんなさい。
ゆるしてください。
もうやめてください。
頭の中を真っ白に烙く快楽に、心が折られてしまったのに、ふさがれた唇がその懇願を言葉にすることを許してくれない。何度目かの精液を胎に叩きつけられて、ようやく唇が解放されたと思ったら、許しを請う言葉を口にする前にまた唇を重ねられて、口移しで回復薬を流し込まれた。
疲労で麻痺しつつあった感覚が戻ってきて、また新しい快感を押し付けられる。絶頂される。絶頂かされ続ける。回復した体力でどれほど身もだえしても快感の捌け口は与えられず、また意識が途切れ途切れになってくると回復薬を飲まされる。
三本目の回復薬だ。
リリィはようやく見えてきた終わりに希望を抱く。これでようやく、気絶することを許してもらえる。回復薬を飲まされても力が戻らなくなってきた身体をたやすく絶頂までもっていかれ、我慢がきかなくなった膀胱から尿を漏らしながら笑みを浮かべる。
「おいおい、嬉ションかよ?
どんだけチンポが好きなんだ」
「へぁは……あはぁあぁ……」
生暖かいものに気づいて久しぶりに身を起こしたアジムに嘲るように言われるが、快楽が烙きついた頭には何も入ってこない。リリィは白知のようにふやけた笑みを返すだけだ。
アジムはそんなリリィを鼻で嗤い、肘で押さえつけていたリリィの手首をあらためて手で押さえつけなおし、ベッドに縫い留めて腰を叩きつける。
「あーっ! あっ! あはぁ!
うぅあぁぁっ!」
叩きつけるたびに叫ぶような嬌声があがる。
理性も矜持も恥らいも、何もかもを快感に焼き尽くされて雄に屈服する悦びに満ちた叫びに気を良くしたアジムはさらに激しく突き入れてリリィを責めたてる。リリィの中はすでに精液であふれかえり、子宮さえもアジムの吐き出した欲望に満たされている。そこに肉棒を突き入れて大量の精液をかき回しながら、雌を孕ませる雄の悦びに酔いしれる。
「おらっ、出すぞっ!
イケっ、イっちまえ!!」
「あっ、ああぁぁぁぁぁ!!」
受精と共に叫びをあげたリリィは押さえつけられたままの身体を激しく逸らせて絶頂した。アジムが一番奥で射精して、じっくりとリリィの子宮にそれを注ぎ込んでやると、リリィは身体を震わせ、精液の感覚と絶頂の余韻に浸るように身体を震わせた。
アジムが久しぶりにのしかかっていたリリィの身体から身を起こす。
快楽に心を烙かれ、瞳は意志の輝きを失っている。汗と唾液にまみれた顔には零した涙のあとが残り、髪が額に張り付いていた。だらりと投げ出したままの腕はアジムに押さえつけられていた痕が痣となって残り、痛々しい。性器はリリィの身体に見合わない大きなものを受け入れさせられ続け、ぽっかりと口を開けてしまって、精液をとろとろと垂れ流している。胸も尻も熟れ切っていない幼い体つきのリリィの腹も、アジムの精液で無残に膨れ上がり、雌として酷使されたことを物語る。
のしかかっていた重みがなくなり、リリィは目を閉じた。いまだに身体を快感の熱があぶり続けているが、それも疲労で冷めていくだろう。
昼過ぎから犯され始め、日が落ちてからもずいぶん経っている。そろそろ日付が変わるころだろう。リリィはようやく訪れた余韻の時間に微睡んでいたが、精液で膨れ上がった腹に触れるものを感じて目を開けた。
「おい、何を終わった気になってんだよ。
まだまだこれからだぜ」
アジムがランプに火を灯し、ベッド近くのランプ掛けにそれをかけてから、リリィの膨れ上がった腹をさすっている。そして、もう片方の手には瓶がいくつも握られていた。リリィが寝かされているベッドに転がる空き瓶と同じラベルのものだ。
「あ…あ……あ……!」
怯えるリリィにアジムがにたりと笑う。
「やめ、て……!
もういやぁ……きもちいいの、いやぁ……!」
涙を浮かべてのろのろと逃げようとするリリィの姿を楽しんでから、アジムはリリィの精液で膨れ上がった腹を押さえつけた。
「はぅ……っ!」
リリィの腹を押さえると、膣と子宮を満たしていた精液が凄まじい勢いで逆流する。無様な空気が抜ける音と一緒に、アジムが大量にリリィに注ぎ込んだ子種が噴き出した。勢いよく噴き出したそれはすでに汗やリリィの失禁で汚れていたベッドをさらに汚し、ただでさえ性臭に満ちていた部屋の空気もさらに雄の匂いに染め上げた。
「あぅ……ぅぅ……!」
アジムはさらに力を入れてリリィの腹を押さえつけ、リリィの腹がもとのうっすらと腹筋の浮いたなだらかなものに戻してから、リリィの割れ目をのぞき込む。精液の糸が引くリリィの割れ目はアジムの形を憶えて口を開き、誘うようにうごめいている。
「ちょっと締まりが悪くなってそうだな
可哀そうだから薬を塗ってやろう」
アジムはどかりとベッドに腰を下ろすと、怯えた視線を向けながら肘でずり上がるようにして逃げるリリィの足首を掴んで自分の手元に引きずり込んだ。リリィの足首に絡む鎖がしゃらしゃらと音を立てる。そして自分の前に引きずり込んだリリィに四つ這いの姿勢を取らせると、激しい抽挿で痛々しくめくれあがったリリィの割れ目に回復薬を垂らした。
「んぅうぅ……」
薬の冷たさにリリィが身震いする。長い時間犯され続け、摩擦で赤くなっていたリリィの秘所が元の慎ましい色と形を取り戻していく。アジムは割れ目を伝う回復薬を、指でリリィの中にも押し込んでやる。
「あうぅっ! ……い、やぁ……」
押し込んだ回復薬を指を回転させてぐりぐりと内側に摺りこんでやると、リリィの背中がぴくぴくと跳ねる。アジムが回復薬をたっぷりと摺りこんだ指を引き抜く。リリィのそこは中を撫でまわした指を名残惜し気に締め付け、抜ける瞬間に指と割れ目の間に一瞬だけ糸が引いた。
アジムはすっかり元の形を取り戻したリリィのそこを見て、にたりと笑みを浮かべる。
「よーし。
締まりがよくなったか確かめてやろう」
アジムはベッドの上で膝立ちになると、四つ這いにさせていたリリィの腰を両手で掴み、後ろから一気に突き入れた。
「あぁあぁぁぁっ!」
じっくりと内側をかき回され、回復薬を塗りこまれながらほぐされたそこは、雄の熱いものを突き入れられて、改めて雌の悦びに打ち震える。
「おお、良い締まりだ」
アジムはそんなリリィの腰を掴み、薄い尻に叩きつけるようにリリィの奥を突きまくる。
「もっ、いや……っ。
きもちっ、よく、しないで……」
「ちんぽ突っ込まれて気持ちよくなってるのは認めるんだな?」
後ろから突かれながら、ベッドのシーツを握りしめて必死に気持ちよくなってしまうのを堪えながら絞り出した懇願に、アジムが突き上げる動きを緩めて嗤いながら確認する。
リリィは荒い呼吸を整えながら、女としての矜持を自ら捨てることに涙を零して頷く。
「きもち、いい、です……。
気持ち良すぎて、苦しい、から、
もう許してください……」
アジムはその言葉を聞いて、低く嗤った。
「駄目だ。
俺が満足するまでよがり狂ってろ」
屈服の言葉を聞いてさらに肉棒が滾る。
腰に回ったアジムの手に力がこもるのを感じて、リリィは髪を振り乱して叫ぶ。
「いやっ!
本当にもう無理! 壊れる!
気持ちよくしないで!
やだ、やだぁぁぁ!!」
アジムは貫かれたまま四つ這いで逃げ出そうとするリリィに、改めて思いきり突き入れた。
「かっ……はっ……」
それだけでリリィの抵抗は止み、ベッドに倒れこんでぴくぴくと打ち上げられた魚のように絶頂の痙攣に震える。アジムのものが突き立った秘所も悦びに震え、アジムのものをきゅうきゅうと締め付けてくる。
アジムは絶頂するリリィの膣の心地よさを楽しみながら、うつ伏せに倒れ、ベッドに投げ出されたリリィの腕を、上から体重をかけて押さえつけた。
「さて、続きだ。
ま、日が昇ったら休憩させてやろうか」
「いや……いや……いやぁ……。
助けて……たすけ、あぐっ……」
涙ながらに助けを求めるリリィに突き入れると、苦悶の声になってそれも途切れた。アジムが腰を振って快感を貪り始めるとリリィからもか細い喘ぎが零れ始める。
「あっ、はっ……やだぁ……やだぁ……
うっ、あっ、あっ……!」
嫌がりながら涙声で喘ぐリリィに、さらに欲望が滾る。どれほどその身体を貪り、精液を吐き出しても、リリィの仕草の一つ一つがアジムをさらに燃えがらせる。
リリィは日も高くのぼり、昼になろうかという時間まで気絶することも許されずに、心と身体を犯し尽くされるのだった。
「う……ぁ……」
うつ伏せのままベッドに身体を押し付けるようにしてのしかかられ、思うままに突きまくられた。媚毒に冒されたリリィは自分勝手に自慰をするように身体を使われても快感として受け取ってしまい、徹底的によがり狂わされた。あまりに強すぎる快楽から逃れようとベッドに手をついて身体を捩っても、絶頂して身体を反り返らせてものしかかるアジムの身体はあまりにも重く、逃れることもできずにただただ膣穴を犯され続けた。ベッドに押し倒されたのは昼前だったが、すでに夕闇が部屋を包んでいる。それだけの時間、陵辱を受け続け、執拗なほどに絶頂させられまくったリリィだったが、それでも最後の一線は守り切った。
「よく頑張ったじゃねぇか、リリィちゃん」
アジムはベッドに押さえつけていたリリィの身体から身を起こし、ぐったりと身を投げ出しているリリィの頭を撫でてやる。犯され疲れた虚ろな目のリリィはそれに反応せず、弱々しく絶頂の余韻に震えるだけだ。散々に犯され、絶頂かされ、受精させられつづけたリリィだったが、それでも一度も快感に屈する言葉や、許しを請う悲鳴を漏らさなかった。
だが、その弱々しい抵抗が逆にアジムの興奮の材料になっている。
これほど弄り甲斐のある雌もそういない。そんな風に思いながら、アジムはリリィに挿入したままだった自分のものを抜いた。アジムのものから解放されたリリィの秘裂から、音を立てて精液が噴き出す。濃厚すぎて白い塊のような精液が、ベッドにべちゃりと落ちた。
アジムはベッドから降りるとふかふかとした絨毯の感触を素足で楽しみながら歩き、テーブルの上に放り出してあったお気に入りの安酒を手に取った。蓋を開けて中身をあおり、喉を潤しながら同じように放り出したままだった回復薬を適当に掴んでベッドに戻る。
アジムはリリィの枕元に回復薬の瓶を投げ出して、安酒の瓶をまたあおる。度数だけ無駄に高い、安っぽい酒精が喉と腹を焼くのを楽しみながら、そのまま飲み干す。酒に強いアジムは一気飲みをしてようやくわずかばかり回った酒で股間のものがさらに硬くなったことを感じて、にたりと笑みを浮かべた。
リリィは執拗に絶頂させられ続け、ぼんやりとした意識のなかでベッドに投げ出された回復薬の瓶を見ていた。ベッドに投げ出された回復薬の瓶は三本だ。初めてアジムに敗れ、陵辱された夜に使われた回復薬は一本だけだった。覚悟がなかったとは言え、たった一本でも容易く心を折られ、自ら雄に媚びて腰を振ることになってしまったものが、三本だ。三本分もの陵辱と回復を繰り返されて、耐えきれるだろうか。リリィはこの後の陵辱の激しさを思い、身を震わせる。
アジムはリリィの肩に手をかけて、ごろりと転がした。無抵抗でアジムの手にされるままのリリィが仰向けになる。アジムにのしかかられ、押さえつけられ、半ば埋もれるようにベッドにうつ伏せになっていたリリィの胸や腹が、久しぶりに空気に触れる。押さえつけられて犯されている間に流した汗が、蒸れた雌の匂いになって漂い、アジムの鼻腔から雄の本能を刺激する。
未だに大量に注ぎ込まれた精液を逆流させ続けている股間さえ隠す気力のないリリィの、広げたままの足を抱え込んで無理やりアジムを受け入れさせられて広がったままの股間に亀頭を押し当てる。挿入はせず、狙いだけ定めてリリィの身体に覆いかぶさると、アジムは枕元に投げ出してあった回復薬を手に取った。
蓋を開けて中身の苦い液体をすべて口に含む。
アジムはリリィの頭の横に肘をつくと、両手でがっしりと頭を掴み、逃げられなくしてから唇を重ねた。そして口の中にある回復薬をリリィの口内に送り込み、舌を絡めて飲み下すことを強制する。疲れ切ったリリィにそれを拒むことはできなかった。少しずつ回復薬を飲み込んでいき、ゆっくりと瞳に力が戻ってくる。疲労が和らいだリリィはのしかかっているアジムの身体を押しのけようと腕に力を込めた。
アジムは重ねた唇の中で舌を絡めて弄びながら抵抗を始めたリリィの手を嗤い、すでに狙いを定めていた一物を、リリィの中に突き入れた。
「んむぁっ!?」
身体の下でリリィの身体が反り返り、汗にまみれた肌が絡む。アジムは唇を重ねたまま激しく腰を使い、突き入れたものでリリィを責めたてる。リリィは快感に翻弄されながらもわずかばかり戻った体力でアジムの身体を押しのけようと力を籠めるが、顔を掴むアジムの手が、ついでのように肘でリリィの手首を押さえつけるとそれもできなくなった。
「んむぅぅ……ううぅぅぅ~~~っ!」
大きなベッドがアジムの腰の動きに合わせて軋みを上げる。
リリィは唇を貪られ塞がれて、手と身体を押さえつけられ、雄の滾ったものを暴力的に叩きつけられて望まぬ絶頂に押し上げられた。だが、絶頂したリリィのなかで精液をほとばしらせたアジムのものは、リリィが絶頂しても精液を吐き出してもお構いなしに、さらに硬さを増してリリィを責め続ける。
絶頂しても受精させられても休むことを許されず、喘ぎ声をあげたり身体を震わせたりといった快感に対する反応さえも許されないリリィは、執拗に自分の中を出入りするものと自分勝手に吐き出される精液に絶頂させられ続け、意識が明滅しはじめた。喘ぎ声や身体の反応といった快感の捌け口を求めて必死に力を込めていた身体から、力が抜ける。
アジムが突き入れるたびにぐちゅりぐちゅりと音を立てるそこが、もはや苦痛でさえある快感をリリィに送り付けてくる。幼い硬さがアジムの肉棒のすべてを受け入れることを拒んでいたが、すでに半日ちかくリリィを責めたてているそれが、疲労と諦観に力が抜けたリリィの中にさらに深く入ってくる。
「うぅぅぅうぅぅーーー!?」
また一段、さらに高いところまで押し上げられる。
それなのに快楽の捌け口は与えてもらえない。
ごめんなさい。
ゆるしてください。
もうやめてください。
頭の中を真っ白に烙く快楽に、心が折られてしまったのに、ふさがれた唇がその懇願を言葉にすることを許してくれない。何度目かの精液を胎に叩きつけられて、ようやく唇が解放されたと思ったら、許しを請う言葉を口にする前にまた唇を重ねられて、口移しで回復薬を流し込まれた。
疲労で麻痺しつつあった感覚が戻ってきて、また新しい快感を押し付けられる。絶頂される。絶頂かされ続ける。回復した体力でどれほど身もだえしても快感の捌け口は与えられず、また意識が途切れ途切れになってくると回復薬を飲まされる。
三本目の回復薬だ。
リリィはようやく見えてきた終わりに希望を抱く。これでようやく、気絶することを許してもらえる。回復薬を飲まされても力が戻らなくなってきた身体をたやすく絶頂までもっていかれ、我慢がきかなくなった膀胱から尿を漏らしながら笑みを浮かべる。
「おいおい、嬉ションかよ?
どんだけチンポが好きなんだ」
「へぁは……あはぁあぁ……」
生暖かいものに気づいて久しぶりに身を起こしたアジムに嘲るように言われるが、快楽が烙きついた頭には何も入ってこない。リリィは白知のようにふやけた笑みを返すだけだ。
アジムはそんなリリィを鼻で嗤い、肘で押さえつけていたリリィの手首をあらためて手で押さえつけなおし、ベッドに縫い留めて腰を叩きつける。
「あーっ! あっ! あはぁ!
うぅあぁぁっ!」
叩きつけるたびに叫ぶような嬌声があがる。
理性も矜持も恥らいも、何もかもを快感に焼き尽くされて雄に屈服する悦びに満ちた叫びに気を良くしたアジムはさらに激しく突き入れてリリィを責めたてる。リリィの中はすでに精液であふれかえり、子宮さえもアジムの吐き出した欲望に満たされている。そこに肉棒を突き入れて大量の精液をかき回しながら、雌を孕ませる雄の悦びに酔いしれる。
「おらっ、出すぞっ!
イケっ、イっちまえ!!」
「あっ、ああぁぁぁぁぁ!!」
受精と共に叫びをあげたリリィは押さえつけられたままの身体を激しく逸らせて絶頂した。アジムが一番奥で射精して、じっくりとリリィの子宮にそれを注ぎ込んでやると、リリィは身体を震わせ、精液の感覚と絶頂の余韻に浸るように身体を震わせた。
アジムが久しぶりにのしかかっていたリリィの身体から身を起こす。
快楽に心を烙かれ、瞳は意志の輝きを失っている。汗と唾液にまみれた顔には零した涙のあとが残り、髪が額に張り付いていた。だらりと投げ出したままの腕はアジムに押さえつけられていた痕が痣となって残り、痛々しい。性器はリリィの身体に見合わない大きなものを受け入れさせられ続け、ぽっかりと口を開けてしまって、精液をとろとろと垂れ流している。胸も尻も熟れ切っていない幼い体つきのリリィの腹も、アジムの精液で無残に膨れ上がり、雌として酷使されたことを物語る。
のしかかっていた重みがなくなり、リリィは目を閉じた。いまだに身体を快感の熱があぶり続けているが、それも疲労で冷めていくだろう。
昼過ぎから犯され始め、日が落ちてからもずいぶん経っている。そろそろ日付が変わるころだろう。リリィはようやく訪れた余韻の時間に微睡んでいたが、精液で膨れ上がった腹に触れるものを感じて目を開けた。
「おい、何を終わった気になってんだよ。
まだまだこれからだぜ」
アジムがランプに火を灯し、ベッド近くのランプ掛けにそれをかけてから、リリィの膨れ上がった腹をさすっている。そして、もう片方の手には瓶がいくつも握られていた。リリィが寝かされているベッドに転がる空き瓶と同じラベルのものだ。
「あ…あ……あ……!」
怯えるリリィにアジムがにたりと笑う。
「やめ、て……!
もういやぁ……きもちいいの、いやぁ……!」
涙を浮かべてのろのろと逃げようとするリリィの姿を楽しんでから、アジムはリリィの精液で膨れ上がった腹を押さえつけた。
「はぅ……っ!」
リリィの腹を押さえると、膣と子宮を満たしていた精液が凄まじい勢いで逆流する。無様な空気が抜ける音と一緒に、アジムが大量にリリィに注ぎ込んだ子種が噴き出した。勢いよく噴き出したそれはすでに汗やリリィの失禁で汚れていたベッドをさらに汚し、ただでさえ性臭に満ちていた部屋の空気もさらに雄の匂いに染め上げた。
「あぅ……ぅぅ……!」
アジムはさらに力を入れてリリィの腹を押さえつけ、リリィの腹がもとのうっすらと腹筋の浮いたなだらかなものに戻してから、リリィの割れ目をのぞき込む。精液の糸が引くリリィの割れ目はアジムの形を憶えて口を開き、誘うようにうごめいている。
「ちょっと締まりが悪くなってそうだな
可哀そうだから薬を塗ってやろう」
アジムはどかりとベッドに腰を下ろすと、怯えた視線を向けながら肘でずり上がるようにして逃げるリリィの足首を掴んで自分の手元に引きずり込んだ。リリィの足首に絡む鎖がしゃらしゃらと音を立てる。そして自分の前に引きずり込んだリリィに四つ這いの姿勢を取らせると、激しい抽挿で痛々しくめくれあがったリリィの割れ目に回復薬を垂らした。
「んぅうぅ……」
薬の冷たさにリリィが身震いする。長い時間犯され続け、摩擦で赤くなっていたリリィの秘所が元の慎ましい色と形を取り戻していく。アジムは割れ目を伝う回復薬を、指でリリィの中にも押し込んでやる。
「あうぅっ! ……い、やぁ……」
押し込んだ回復薬を指を回転させてぐりぐりと内側に摺りこんでやると、リリィの背中がぴくぴくと跳ねる。アジムが回復薬をたっぷりと摺りこんだ指を引き抜く。リリィのそこは中を撫でまわした指を名残惜し気に締め付け、抜ける瞬間に指と割れ目の間に一瞬だけ糸が引いた。
アジムはすっかり元の形を取り戻したリリィのそこを見て、にたりと笑みを浮かべる。
「よーし。
締まりがよくなったか確かめてやろう」
アジムはベッドの上で膝立ちになると、四つ這いにさせていたリリィの腰を両手で掴み、後ろから一気に突き入れた。
「あぁあぁぁぁっ!」
じっくりと内側をかき回され、回復薬を塗りこまれながらほぐされたそこは、雄の熱いものを突き入れられて、改めて雌の悦びに打ち震える。
「おお、良い締まりだ」
アジムはそんなリリィの腰を掴み、薄い尻に叩きつけるようにリリィの奥を突きまくる。
「もっ、いや……っ。
きもちっ、よく、しないで……」
「ちんぽ突っ込まれて気持ちよくなってるのは認めるんだな?」
後ろから突かれながら、ベッドのシーツを握りしめて必死に気持ちよくなってしまうのを堪えながら絞り出した懇願に、アジムが突き上げる動きを緩めて嗤いながら確認する。
リリィは荒い呼吸を整えながら、女としての矜持を自ら捨てることに涙を零して頷く。
「きもち、いい、です……。
気持ち良すぎて、苦しい、から、
もう許してください……」
アジムはその言葉を聞いて、低く嗤った。
「駄目だ。
俺が満足するまでよがり狂ってろ」
屈服の言葉を聞いてさらに肉棒が滾る。
腰に回ったアジムの手に力がこもるのを感じて、リリィは髪を振り乱して叫ぶ。
「いやっ!
本当にもう無理! 壊れる!
気持ちよくしないで!
やだ、やだぁぁぁ!!」
アジムは貫かれたまま四つ這いで逃げ出そうとするリリィに、改めて思いきり突き入れた。
「かっ……はっ……」
それだけでリリィの抵抗は止み、ベッドに倒れこんでぴくぴくと打ち上げられた魚のように絶頂の痙攣に震える。アジムのものが突き立った秘所も悦びに震え、アジムのものをきゅうきゅうと締め付けてくる。
アジムは絶頂するリリィの膣の心地よさを楽しみながら、うつ伏せに倒れ、ベッドに投げ出されたリリィの腕を、上から体重をかけて押さえつけた。
「さて、続きだ。
ま、日が昇ったら休憩させてやろうか」
「いや……いや……いやぁ……。
助けて……たすけ、あぐっ……」
涙ながらに助けを求めるリリィに突き入れると、苦悶の声になってそれも途切れた。アジムが腰を振って快感を貪り始めるとリリィからもか細い喘ぎが零れ始める。
「あっ、はっ……やだぁ……やだぁ……
うっ、あっ、あっ……!」
嫌がりながら涙声で喘ぐリリィに、さらに欲望が滾る。どれほどその身体を貪り、精液を吐き出しても、リリィの仕草の一つ一つがアジムをさらに燃えがらせる。
リリィは日も高くのぼり、昼になろうかという時間まで気絶することも許されずに、心と身体を犯し尽くされるのだった。
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