26 / 126
ローズガーデン姉妹
ローズガーデン姉妹(9)
しおりを挟む
肉付きのいいルナロッサの身体はどこに触れても情欲を誘う。アジムが突き立てた秘所にどれほど精液を吐き出しても、萎えるどころかもっとその身体を、性器を蹂躙させろと雄の部分がいきり立つ。アジムが欲望のままにルナロッサを激しく責め立てると、四つん這いで涙をこぼしながらも大人しく妹の秘所を舐め清めていたルナロッサは叩きつけられる快感に四つん這いを維持できなくなって、いまだ精液塗れの妹のまたぐらに顔を突っ伏して喘ぎ声をあげるだけになった。さらに3回、快楽に屈し雄に従順になったルナロッサの膣に精液をくれてやってから、アジムはか細い喘ぎ声をあげながら快感に身を震わせるだけになったルナロッサから肉棒を抜いてその身体を仰向けに転がした。
「おいおい、ちっとも妹ちゃんのあそこがきれいになってねぇじゃねぇか」
そんな風に嘲りながら、アジムはルナロッサの顔を覗き込む。
散々に責められてだらしなく快楽に蕩けた顔をソフィアの秘所からあふれ出した精液で化粧され、ルナロッサはアジムの嘲りに反応することもできずにようやく一方的に叩きつけられる快楽から解放されて荒い息をついていた。汗と涙と精液でぐちゃぐちゃになったその顔は、アジムの欲望をさらにあおる。
「おーい、聞いてんのか、姉ちゃんよ」
「んああぁぁああぁぁっ!!」
またアジムの肉棒を突き入れられ、それだけでルナロッサが意味のある言葉を返すこともできずに絶頂する。突き入れた肉棒で一番奥をコツコツとつついてやると、汗と精液に塗れたシーツを握りしめて繰り返す絶頂に身体を震わせた。
「仕方ねぇな。妹ちゃん。
跨って無理やりでも舐めさせろ」
「……はい」
アジムはそのままルナロッサを突き上げながら、ソフィアに声をかけた。ソフィアは言葉少なに頷くと、力の入らない身体を起こし、四つん這いで姉の身体に覆い被さるようにして仰向けの姉の顔を跨いだ。
ソフィアはあえぎ声をあげ続ける姉の顔を跨いだものの、その唇に自分の性器を押しつけるのに躊躇う。自分が雄を受け入れるためにそこを濡らした愛液、姉が雄に屈したことを示す唾液、そして雄に踏みにじられ受け入れさせられた精液で穢されつくしたそこを、姉の口に自分から押し付けるのは抵抗があった。
躊躇うソフィアをにやにやと見ていたアジムは、ルナロッサを喘がせながら腕を伸ばし、四つん這いのソフィアの尻を軽く叩いてやった。力の入らないソフィアの足腰はたったそれだけの衝撃で崩れ、姉の唇に穢された性器を押し付けてしまう。
「あっ、はっ、あぁぁ……んぐ……むぅ……」
「あ……お、ねえ、ちゃ………こえ、ださないでぇ…」
突き上げられるたびにもれるルナロッサの喘ぎが、ソフィアの秘唇と口づけさせられくぐもったものに変わる。ルナロッサの喘ぎはソフィアの膣で響き、鈍い快感となって立ち昇る。
「おい、せっかく妹ちゃんが口に擦り付けてくれてんだから、
ちゃんと舌を中に入れて綺麗にしてやれよ」
「…んんっ! んぁぅぅぅ~~!!」
アジムが言いながら、ルナロッサの乳首を捩じり上げる。
「あはぁぁぁ……入ってくる…。
入ってくるぅ……」
言われるがまま、ルナロッサが妹の秘唇に吸い付いて舌を深く差し込み、その内側をなぞり始める。ぞくぞくとした快感が背筋を登ってきて、ソフィアは身体を支えていられなくなって姉の身体に倒れこんだ。
ソフィアが倒れこむと、雄に蹂躙されつづけているルナロッサのあそこが目の前だった。ぐちゅぐちゅと淫らな水音を立てて、姉の大事なところに男の太くて逞しいものが出入りしている。突き入れられるたびに姉の下腹部は男のそれの形にうっすらと浮き上がり、内側から泡立った精液があふれ出す。出入りする男のものは最初にソフィアを凌辱してから半日以上経っているというのに女体に飽きる気配は微塵もなく、また姉を絶頂させながら雌を孕ませる体液を大量に吐き出して、さらに姉の性器を堪能しようと欲望を滾らせる。
ソフィアは姉を犯し続ける男根を、よく知っていた。
そしてその男根から与えられる、女であることを後悔するほどの、だが雌であることをこの上なく悦びとする快感も、よく知らされていた。
ソフィアは無意識に、絶頂させられて息も絶え絶えになっているルナロッサの口に、自分の性器を擦り付けた。
「あ……ん……っ」
淫核がルナロッサの下唇をかすめ、ソフィアは思わず腰を引く。
その動作に気づいて、アジムは笑みを浮かべた。
「姉ちゃんよぉ。おまえがあんまり舐めてやらねぇから、
とうとう妹ちゃんがおまえの口で自慰始めちまったじゃねぇか」
そんな風に言いながら、アジムはさらに激しくルナロッサを突き上げる。快感に翻弄され、妹の性器に口をふさがれているルナロッサからはくぐもった悲鳴のような喘ぎしか返ってこない。
「ち、ちがっ」
「違わねぇだろうが。
突っ込まれまくってた姉ちゃんがうらやましかったんだろ?」
「違う、違います!」
アジムはさらにルナロッサの中に精を放ち、ルナロッサを肉棒から解放してやった。解放されたルナロッサは半ば気を失っているらしく、絶頂の余韻に身体を震わせるばかりで股を開いたまま使い込まれ、大きく口をあけるようになってしまった割れ目から精液を垂れ流すままになっている。
ルナロッサを犯しつくしたばかりだというのにどろどろとした体液にぬれた肉棒は相変わらず腹につくのではないかと思うほど反り返り、次の女体を求めている。
アジムに問われたソフィアは必死に首を横に振る。
そんなはずはない。抗う意思をへし折られ、姉とともに奴隷に堕とされることは覚悟した。
だが、尊厳を踏みにじった雄のものが欲しいなど、そんなことは絶対にない。
「ちんぽが、欲しいんだろう?」
脇に手を入れて抱き上げられ、気を失った姉の上にうつ伏せに投げ出され、股を開かされる。精液と姉の愛液でぬらぬらと光る肉棒をいろんな体液でぬるつく性器にあてがわれ、それでもソフィアは違う違うと首を横に振り続けていた。
「ああぁぁぁあああぁぁぁぁっっっ!?」
だが、それも一突きで突き崩されてしまった。
どうしようもない快感。踏みにじられる歓喜。
「あ……や、やめて……やめてくれよぅ……」
ソフィアの絶叫に目を覚ましたルナロッサが、すぐに自分の上にいる妹が犯されているのを理解して懇願する。
「お願いします……。
もうこれ以上、妹を壊さないでください……
アタシはどうなってもいいから……。
アタシが悪いんだから……」
裏返った声でよがり狂う妹を抱きしめてルナロッサが必死に言い募るのを、腰の動きを止めないままアジムはにやにやと笑みを浮かべて見ていた。
「なら、どうしたらいいかはわかってるよな?」
アジムの言葉に、ルナロッサは妹を抱きしめていた腕をほどくと、すっかり男を受け入れ慣れてしまった自分の割れ目を広げてみせる。
「アタシを使って、気持ちよくなってください」
「ひあああぁぁぁぁあぁぁぁぁっっっっ!」
「そんな、どうして!?」
「卑猥さと卑屈さが足りねぇんだよ」
屈辱に耐えながら絞り出した言葉だったが、結果はソフィアへの陵辱が激しくなっただけだった。ひときわ激しく突き入れられ、背骨が折れんばかりに反り返ったソフィアの喉から悲鳴のような嬌声がほとばしる。
「お、お願いします!
雌奴隷におちんちんをください!
アタシを使ってください!」
ソフィアをルナロッサの身体に押さえつけて突き上げまくってやりながら、ルナロッサに何度か言いなおしをさせてみたが、出てくるのはそんな程度の言葉だった。どうも性経験自体が薄いルナロッサにはその手の語彙があまりないらしく、どうにも幼い言葉でしか男を求められないらしい。
ただ、豊満な身体のルナロッサが乏しい性知識で必死に雄を誘おうとするのは、それはそれでアジムの興奮を掻き立てた。
「仕方ねえから使ってやるよ」
アジムはソフィアを責め立てていた肉棒を抜くと、そのまま間髪入れずルナロッサに突き入れた。
「うああぁぁはああっっ!?」
突き入れられた衝撃に、あっさりとルナロッサが一番高いところまで連れていかれる。逆に、快楽から解放されたソフィアは絶頂の頂からようやく降りることを許されて、ルナロッサの身体に倒れこんで姉の豊かな胸に力なく顔をうずめた。
「うーん、妹ちゃんもいいが、
姉ちゃんの中もやっぱりいいな」
「くそ、が……ああっ……
……っう、ううぅぅ……っ!」
姉妹の違いを楽しみながら自分を犯すアジムに悪態をつきながら、ルナロッサは胸にあるソフィアの頭を抱きしめた。少なくとも、自分が犯されている間は、妹は無事なのだ。それだけを慰めに、男の陵辱に耐える。
だが、
「うひぃあっ!?」
ソフィアを抱いた胸の突起に想定していなかったねっとりとした快感が走り、ルナロッサは顔をのけぞらせた。ルナロッサの反応に驚いたアジムが腰の動きを止めてやると、ルナロッサは胸の中の妹に目を向けた。
ソフィアはルナロッサの乳首にちろちろと舌を這わせながら、ルナロッサに拗ねたような目を向けていた。
「おねえちゃん、ずるいよ」
「ず、ずるい……?」
「わたしまだ、おなかのなかで出してもらってないもん。
おちんちんずぼずぼしてもらったけど、気持ちよかったけど、
まだおなかのなかでぴゅっぴゅっしてもらってないもん」
妹の幼い言葉を聞いて、ルナロッサは愕然となった。改めて妹の目を見直すと、穢しつくされ濁り切った瞳に快楽を求める不自然な純粋さが宿っていた。
ルナロッサは悟る。
妹は、本当に堕とされてしまった。
絶望するルナロッサの耳に、アジムの哄笑が飛び込んでくる。
「姉ちゃんがうらやましいか?」
「うん。おちんちんずぼずぼされたら、気持ちいい。
私も気持ちよくして?」
「そうか。でも、順番だな。今は姉ちゃんを気持ちよくしてやらないとな」
アジムの言葉を聞いて、ソフィアがルナロッサに目を向ける。絶望に心を覆われていくルナロッサを見るソフィアの目は、自分を守ろうとしてくれた姉を見るものではなく、男を独占する泥棒猫を見るような容赦のない目だった。
「お姉ちゃん、早くイっちゃってよ!」
「んあああぁぁぁっっ!?」
ルナロッサは言葉と同時にソフィアに乳首を荒っぽく噛まれる。舐めまわされての甘い快感とは違う、痛いはずの刺激は快楽に蝕まれた身体はそれさえも快感として受け取ってしまう。そのまま反対側の乳房を揉みしだかれながら乳首を指先で転がされると、痛いほどの快感と甘い快感がない交ぜになって、もう自分がどうなっているかもわからない。
「おい、自分だけよがってねぇで、こっちもしっかり締め付けろよ」
「あひああぁぁぁぁっっ!?」
思い出したように腰を動かし始めたアジムに膣を肉棒でえぐられる。妹が快楽に屈してしまったことを悟り、絶望しかかっていたルナロッサには、にやにやと笑みを浮かべながらゆっくりとした動きで自分を責めるアジムと、早く男に抱かれたいからと容赦なく自分を追い詰めてくる妹の、二人がかりで行われる陵辱に耐えようとする気力はもうなかった。
「あ、あ、あ……ああぁぁぁぁぁぁっっ!」
男の抽挿と妹の愛撫に無様に絶頂させられ、膣内にぶちまけられた精液を享受させられる。
「おねえちゃん、イった? イった?
イったんだったら、次はわたし!」
ルナロッサが身体を痙攣させ、絶頂したのを見て、ソフィアがルナロッサにのしかかったまま、自分の割れ目を広げ、尻を振って男のものを誘う。それを嗤いながらアジムがルナロッサから抜いたものをそのまま突き入れると「きゃああぁん」という雌犬のような悦ぶ声を上げてソフィアが肉棒を受け入れる。
ルナロッサはそのまま自分の上で腰を振って嬉しそうに男に奉仕する妹を、絶頂の余韻に揺蕩いながら見上げていた。もう本当に何をする気もなくなってしまった。
妹の身も心も守ることができなかった。ルナロッサの瞳から静かに涙が溢れる。屈辱でも、悲しみでも、怒りでもない、ただただ諦めだけに満ちた涙だった。
嬉しそうに与えられる快楽に喘いでいた妹が、男に言われたのか顔に唇を寄せてくる。ルナロッサが反応を返さずにいると、静かにあふれ続けていた涙を舐め始めた。くすくすと笑いながら頬をすり合わせる妹に、幼いころの妹の姿を思い出し、ルナロッサは無意識にその頭を柔らかく撫でた。
頭を撫でられたソフィアの瞳からも、静かに涙があふれ出した。
自分でも理由のわからない涙に、ソフィアは戸惑ったように涙を拭う。
「おねえ、ちゃん……?」
快楽に濁っていた瞳が涙に洗われ、わずかに普段のソフィアが顔をのぞかせる。
それもアジムに深く突き入れられるまでの一瞬のことで、
「きゃああぁぁぁん!」
嬉しそうな嬌声が口からこぼれ、一匹の雌になりさがった。
そんなソフィアの頭を撫でてやりながら、ルナロッサはすべてをあきらめた。
「おいおい、ちっとも妹ちゃんのあそこがきれいになってねぇじゃねぇか」
そんな風に嘲りながら、アジムはルナロッサの顔を覗き込む。
散々に責められてだらしなく快楽に蕩けた顔をソフィアの秘所からあふれ出した精液で化粧され、ルナロッサはアジムの嘲りに反応することもできずにようやく一方的に叩きつけられる快楽から解放されて荒い息をついていた。汗と涙と精液でぐちゃぐちゃになったその顔は、アジムの欲望をさらにあおる。
「おーい、聞いてんのか、姉ちゃんよ」
「んああぁぁああぁぁっ!!」
またアジムの肉棒を突き入れられ、それだけでルナロッサが意味のある言葉を返すこともできずに絶頂する。突き入れた肉棒で一番奥をコツコツとつついてやると、汗と精液に塗れたシーツを握りしめて繰り返す絶頂に身体を震わせた。
「仕方ねぇな。妹ちゃん。
跨って無理やりでも舐めさせろ」
「……はい」
アジムはそのままルナロッサを突き上げながら、ソフィアに声をかけた。ソフィアは言葉少なに頷くと、力の入らない身体を起こし、四つん這いで姉の身体に覆い被さるようにして仰向けの姉の顔を跨いだ。
ソフィアはあえぎ声をあげ続ける姉の顔を跨いだものの、その唇に自分の性器を押しつけるのに躊躇う。自分が雄を受け入れるためにそこを濡らした愛液、姉が雄に屈したことを示す唾液、そして雄に踏みにじられ受け入れさせられた精液で穢されつくしたそこを、姉の口に自分から押し付けるのは抵抗があった。
躊躇うソフィアをにやにやと見ていたアジムは、ルナロッサを喘がせながら腕を伸ばし、四つん這いのソフィアの尻を軽く叩いてやった。力の入らないソフィアの足腰はたったそれだけの衝撃で崩れ、姉の唇に穢された性器を押し付けてしまう。
「あっ、はっ、あぁぁ……んぐ……むぅ……」
「あ……お、ねえ、ちゃ………こえ、ださないでぇ…」
突き上げられるたびにもれるルナロッサの喘ぎが、ソフィアの秘唇と口づけさせられくぐもったものに変わる。ルナロッサの喘ぎはソフィアの膣で響き、鈍い快感となって立ち昇る。
「おい、せっかく妹ちゃんが口に擦り付けてくれてんだから、
ちゃんと舌を中に入れて綺麗にしてやれよ」
「…んんっ! んぁぅぅぅ~~!!」
アジムが言いながら、ルナロッサの乳首を捩じり上げる。
「あはぁぁぁ……入ってくる…。
入ってくるぅ……」
言われるがまま、ルナロッサが妹の秘唇に吸い付いて舌を深く差し込み、その内側をなぞり始める。ぞくぞくとした快感が背筋を登ってきて、ソフィアは身体を支えていられなくなって姉の身体に倒れこんだ。
ソフィアが倒れこむと、雄に蹂躙されつづけているルナロッサのあそこが目の前だった。ぐちゅぐちゅと淫らな水音を立てて、姉の大事なところに男の太くて逞しいものが出入りしている。突き入れられるたびに姉の下腹部は男のそれの形にうっすらと浮き上がり、内側から泡立った精液があふれ出す。出入りする男のものは最初にソフィアを凌辱してから半日以上経っているというのに女体に飽きる気配は微塵もなく、また姉を絶頂させながら雌を孕ませる体液を大量に吐き出して、さらに姉の性器を堪能しようと欲望を滾らせる。
ソフィアは姉を犯し続ける男根を、よく知っていた。
そしてその男根から与えられる、女であることを後悔するほどの、だが雌であることをこの上なく悦びとする快感も、よく知らされていた。
ソフィアは無意識に、絶頂させられて息も絶え絶えになっているルナロッサの口に、自分の性器を擦り付けた。
「あ……ん……っ」
淫核がルナロッサの下唇をかすめ、ソフィアは思わず腰を引く。
その動作に気づいて、アジムは笑みを浮かべた。
「姉ちゃんよぉ。おまえがあんまり舐めてやらねぇから、
とうとう妹ちゃんがおまえの口で自慰始めちまったじゃねぇか」
そんな風に言いながら、アジムはさらに激しくルナロッサを突き上げる。快感に翻弄され、妹の性器に口をふさがれているルナロッサからはくぐもった悲鳴のような喘ぎしか返ってこない。
「ち、ちがっ」
「違わねぇだろうが。
突っ込まれまくってた姉ちゃんがうらやましかったんだろ?」
「違う、違います!」
アジムはさらにルナロッサの中に精を放ち、ルナロッサを肉棒から解放してやった。解放されたルナロッサは半ば気を失っているらしく、絶頂の余韻に身体を震わせるばかりで股を開いたまま使い込まれ、大きく口をあけるようになってしまった割れ目から精液を垂れ流すままになっている。
ルナロッサを犯しつくしたばかりだというのにどろどろとした体液にぬれた肉棒は相変わらず腹につくのではないかと思うほど反り返り、次の女体を求めている。
アジムに問われたソフィアは必死に首を横に振る。
そんなはずはない。抗う意思をへし折られ、姉とともに奴隷に堕とされることは覚悟した。
だが、尊厳を踏みにじった雄のものが欲しいなど、そんなことは絶対にない。
「ちんぽが、欲しいんだろう?」
脇に手を入れて抱き上げられ、気を失った姉の上にうつ伏せに投げ出され、股を開かされる。精液と姉の愛液でぬらぬらと光る肉棒をいろんな体液でぬるつく性器にあてがわれ、それでもソフィアは違う違うと首を横に振り続けていた。
「ああぁぁぁあああぁぁぁぁっっっ!?」
だが、それも一突きで突き崩されてしまった。
どうしようもない快感。踏みにじられる歓喜。
「あ……や、やめて……やめてくれよぅ……」
ソフィアの絶叫に目を覚ましたルナロッサが、すぐに自分の上にいる妹が犯されているのを理解して懇願する。
「お願いします……。
もうこれ以上、妹を壊さないでください……
アタシはどうなってもいいから……。
アタシが悪いんだから……」
裏返った声でよがり狂う妹を抱きしめてルナロッサが必死に言い募るのを、腰の動きを止めないままアジムはにやにやと笑みを浮かべて見ていた。
「なら、どうしたらいいかはわかってるよな?」
アジムの言葉に、ルナロッサは妹を抱きしめていた腕をほどくと、すっかり男を受け入れ慣れてしまった自分の割れ目を広げてみせる。
「アタシを使って、気持ちよくなってください」
「ひあああぁぁぁぁあぁぁぁぁっっっっ!」
「そんな、どうして!?」
「卑猥さと卑屈さが足りねぇんだよ」
屈辱に耐えながら絞り出した言葉だったが、結果はソフィアへの陵辱が激しくなっただけだった。ひときわ激しく突き入れられ、背骨が折れんばかりに反り返ったソフィアの喉から悲鳴のような嬌声がほとばしる。
「お、お願いします!
雌奴隷におちんちんをください!
アタシを使ってください!」
ソフィアをルナロッサの身体に押さえつけて突き上げまくってやりながら、ルナロッサに何度か言いなおしをさせてみたが、出てくるのはそんな程度の言葉だった。どうも性経験自体が薄いルナロッサにはその手の語彙があまりないらしく、どうにも幼い言葉でしか男を求められないらしい。
ただ、豊満な身体のルナロッサが乏しい性知識で必死に雄を誘おうとするのは、それはそれでアジムの興奮を掻き立てた。
「仕方ねえから使ってやるよ」
アジムはソフィアを責め立てていた肉棒を抜くと、そのまま間髪入れずルナロッサに突き入れた。
「うああぁぁはああっっ!?」
突き入れられた衝撃に、あっさりとルナロッサが一番高いところまで連れていかれる。逆に、快楽から解放されたソフィアは絶頂の頂からようやく降りることを許されて、ルナロッサの身体に倒れこんで姉の豊かな胸に力なく顔をうずめた。
「うーん、妹ちゃんもいいが、
姉ちゃんの中もやっぱりいいな」
「くそ、が……ああっ……
……っう、ううぅぅ……っ!」
姉妹の違いを楽しみながら自分を犯すアジムに悪態をつきながら、ルナロッサは胸にあるソフィアの頭を抱きしめた。少なくとも、自分が犯されている間は、妹は無事なのだ。それだけを慰めに、男の陵辱に耐える。
だが、
「うひぃあっ!?」
ソフィアを抱いた胸の突起に想定していなかったねっとりとした快感が走り、ルナロッサは顔をのけぞらせた。ルナロッサの反応に驚いたアジムが腰の動きを止めてやると、ルナロッサは胸の中の妹に目を向けた。
ソフィアはルナロッサの乳首にちろちろと舌を這わせながら、ルナロッサに拗ねたような目を向けていた。
「おねえちゃん、ずるいよ」
「ず、ずるい……?」
「わたしまだ、おなかのなかで出してもらってないもん。
おちんちんずぼずぼしてもらったけど、気持ちよかったけど、
まだおなかのなかでぴゅっぴゅっしてもらってないもん」
妹の幼い言葉を聞いて、ルナロッサは愕然となった。改めて妹の目を見直すと、穢しつくされ濁り切った瞳に快楽を求める不自然な純粋さが宿っていた。
ルナロッサは悟る。
妹は、本当に堕とされてしまった。
絶望するルナロッサの耳に、アジムの哄笑が飛び込んでくる。
「姉ちゃんがうらやましいか?」
「うん。おちんちんずぼずぼされたら、気持ちいい。
私も気持ちよくして?」
「そうか。でも、順番だな。今は姉ちゃんを気持ちよくしてやらないとな」
アジムの言葉を聞いて、ソフィアがルナロッサに目を向ける。絶望に心を覆われていくルナロッサを見るソフィアの目は、自分を守ろうとしてくれた姉を見るものではなく、男を独占する泥棒猫を見るような容赦のない目だった。
「お姉ちゃん、早くイっちゃってよ!」
「んあああぁぁぁっっ!?」
ルナロッサは言葉と同時にソフィアに乳首を荒っぽく噛まれる。舐めまわされての甘い快感とは違う、痛いはずの刺激は快楽に蝕まれた身体はそれさえも快感として受け取ってしまう。そのまま反対側の乳房を揉みしだかれながら乳首を指先で転がされると、痛いほどの快感と甘い快感がない交ぜになって、もう自分がどうなっているかもわからない。
「おい、自分だけよがってねぇで、こっちもしっかり締め付けろよ」
「あひああぁぁぁぁっっ!?」
思い出したように腰を動かし始めたアジムに膣を肉棒でえぐられる。妹が快楽に屈してしまったことを悟り、絶望しかかっていたルナロッサには、にやにやと笑みを浮かべながらゆっくりとした動きで自分を責めるアジムと、早く男に抱かれたいからと容赦なく自分を追い詰めてくる妹の、二人がかりで行われる陵辱に耐えようとする気力はもうなかった。
「あ、あ、あ……ああぁぁぁぁぁぁっっ!」
男の抽挿と妹の愛撫に無様に絶頂させられ、膣内にぶちまけられた精液を享受させられる。
「おねえちゃん、イった? イった?
イったんだったら、次はわたし!」
ルナロッサが身体を痙攣させ、絶頂したのを見て、ソフィアがルナロッサにのしかかったまま、自分の割れ目を広げ、尻を振って男のものを誘う。それを嗤いながらアジムがルナロッサから抜いたものをそのまま突き入れると「きゃああぁん」という雌犬のような悦ぶ声を上げてソフィアが肉棒を受け入れる。
ルナロッサはそのまま自分の上で腰を振って嬉しそうに男に奉仕する妹を、絶頂の余韻に揺蕩いながら見上げていた。もう本当に何をする気もなくなってしまった。
妹の身も心も守ることができなかった。ルナロッサの瞳から静かに涙が溢れる。屈辱でも、悲しみでも、怒りでもない、ただただ諦めだけに満ちた涙だった。
嬉しそうに与えられる快楽に喘いでいた妹が、男に言われたのか顔に唇を寄せてくる。ルナロッサが反応を返さずにいると、静かにあふれ続けていた涙を舐め始めた。くすくすと笑いながら頬をすり合わせる妹に、幼いころの妹の姿を思い出し、ルナロッサは無意識にその頭を柔らかく撫でた。
頭を撫でられたソフィアの瞳からも、静かに涙があふれ出した。
自分でも理由のわからない涙に、ソフィアは戸惑ったように涙を拭う。
「おねえ、ちゃん……?」
快楽に濁っていた瞳が涙に洗われ、わずかに普段のソフィアが顔をのぞかせる。
それもアジムに深く突き入れられるまでの一瞬のことで、
「きゃああぁぁぁん!」
嬉しそうな嬌声が口からこぼれ、一匹の雌になりさがった。
そんなソフィアの頭を撫でてやりながら、ルナロッサはすべてをあきらめた。
1
お気に入りに追加
268
あなたにおすすめの小説
異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。
異世界バーテンダー。冒険者が副業で、バーテンダーが本業ですので、お間違いなく。
Gai
ファンタジー
不慮の事故によって亡くなった酒樹 錬。享年二十二歳。
酒を呑めるようになった二十歳の頃からバーでアルバイトを始め、そのまま就職が決定していた。
しかし不慮の事故によって亡くなった錬は……不思議なことに、目が覚めると異世界と呼ばれる世界に転生していた。
誰が錬にもう一度人生を与えたのかは分からない。
だが、その誰かは錬の人生を知っていたのか、錬……改め、アストに特別な力を二つ与えた。
「いらっしゃいませ。こちらが当店のメニューになります」
その後成長したアストは朝から夕方までは冒険者として活動し、夜は屋台バーテンダーとして……巡り合うお客様たちに最高の一杯を届けるため、今日もカクテルを作る。
----------------------
この作品を読んで、カクテルに興味を持っていただけると、作者としては幸いです。
ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり
柳内たくみ
ファンタジー
20XX年、うだるような暑さの8月某日――
東京・銀座四丁目交差点中央に、突如巨大な『門(ゲート)』が現れた。
中からなだれ込んできたのは、見目醜悪な怪異の群れ、そして剣や弓を携えた謎の軍勢。
彼らは何の躊躇いもなく、奇声と雄叫びを上げながら、そこで戸惑う人々を殺戮しはじめる。
無慈悲で凄惨な殺戮劇によって、瞬く間に血の海と化した銀座。
政府も警察もマスコミも、誰もがこの状況になすすべもなく混乱するばかりだった。
「皇居だ! 皇居に逃げるんだ!」
ただ、一人を除いて――
これは、たまたま現場に居合わせたオタク自衛官が、
たまたま人々を救い出し、たまたま英雄になっちゃうまでを描いた、7日間の壮絶な物語。
あなたが愛を注ぎたいのはその人でしょう? どうぞご自由に
ネコ
恋愛
“愛らしい歌姫”として国中で名を馳せる令嬢に、婚約者はいつも夢中。公の場でも私を放って彼女を熱心に褒めそやすのだから、呆れたものだ。最初は悲しかったけれど、もういい。だったら好きなだけ追いかければいいじゃない。私は必要な契約書類をまとめ、静かに彼の元を立ち去ることにした。
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
RISING 〜夜明けの唄〜
Takaya
ファンタジー
戦争・紛争の収まらぬ戦乱の世で
平和への夜明けを導く者は誰だ?
其々の正義が織り成す長編ファンタジー。
〜本編あらすじ〜
広く豊かな海に囲まれ、大陸に属さず
島国として永きに渡り歴史を紡いできた
独立国家《プレジア》
此の国が、世界に其の名を馳せる事となった
背景には、世界で只一国のみ、そう此の
プレジアのみが執り行った政策がある。
其れは《鎖国政策》
外界との繋がりを遮断し自国を守るべく
百年も昔に制定された国家政策である。
そんな国もかつて繋がりを育んで来た
近隣国《バルモア》との戦争は回避出来ず。
百年の間戦争によって生まれた傷跡は
近年の自国内紛争を呼ぶ事態へと発展。
その紛争の中心となったのは紛れも無く
新しく掲げられた双つの旗と王家守護の
象徴ともされる一つの旗であった。
鎖国政策を打ち破り外界との繋がりを
再度育み、此の国の衰退を止めるべく
立ち上がった《独立師団革命軍》
異国との戦争で生まれた傷跡を活力に
革命軍の考えを異と唱え、自国の文化や
歴史を護ると決めた《護国師団反乱軍》
三百年の歴史を誇るケーニッヒ王家に仕え
毅然と正義を掲げ、自国最高の防衛戦力と
評され此れを迎え討つ《国王直下帝国軍》
乱立した隊旗を起点に止まらぬ紛争。
今プレジアは変革の時を期せずして迎える。
此の歴史の中で起こる大きな戦いは後に
《日の出戦争》と呼ばれるが此の物語は
此のどれにも属さず、己の運命に翻弄され
巻き込まれて行く一人の流浪人の物語ーー。
溺愛されていると信じておりました──が。もう、どうでもいいです。
ふまさ
恋愛
いつものように屋敷まで迎えにきてくれた、幼馴染みであり、婚約者でもある伯爵令息──ミックに、フィオナが微笑む。
「おはよう、ミック。毎朝迎えに来なくても、学園ですぐに会えるのに」
「駄目だよ。もし学園に向かう途中できみに何かあったら、ぼくは悔やんでも悔やみきれない。傍にいれば、いつでも守ってあげられるからね」
ミックがフィオナを抱き締める。それはそれは、愛おしそうに。その様子に、フィオナの両親が見守るように穏やかに笑う。
──対して。
傍に控える使用人たちに、笑顔はなかった。
伯爵夫人のお気に入り
つくも茄子
ファンタジー
プライド伯爵令嬢、ユースティティアは僅か二歳で大病を患い入院を余儀なくされた。悲しみにくれる伯爵夫人は、遠縁の少女を娘代わりに可愛がっていた。
数年後、全快した娘が屋敷に戻ってきた時。
喜ぶ伯爵夫人。
伯爵夫人を慕う少女。
静観する伯爵。
三者三様の想いが交差する。
歪な家族の形。
「この家族ごっこはいつまで続けるおつもりですか?お父様」
「お人形遊びはいい加減卒業なさってください、お母様」
「家族?いいえ、貴方は他所の子です」
ユースティティアは、そんな家族の形に呆れていた。
「可愛いあの子は、伯爵夫人のお気に入り」から「伯爵夫人のお気に入り」にタイトルを変更します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる