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付与魔術師 メルフィナ・ノースウィンド

付与魔術師 メルフィナ・ノースウィンド(3)

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 涙をこぼしながら床の精液を舐めるメルフィナの姿を楽しみながら、アジムは鎧をはずし始める。簡単にはずせるので野営の時には外していた手を覆う手甲や上腕を守る腕当てをはずし、手を自由にしてからメルフィナの塔を目指しての一週間の旅の間、一度もはずす事のなかった胸甲をはずすと、内側に溜め込まれていた臭気が一気に流れ出てきた。

「臭え臭え」

 本人でも鼻にくる臭いに、アジムは苦笑する。 
 鎧の中に着込んでいたシャツも一週間の汗と垢に地下でのゴーレムとの戦闘で流した血も加わって、色が変わってしまっている。洗濯しても着る気になれるか疑問なそれを脱ぐと、分厚い胸板が久しぶりに外気に触れて心地よい。

 アジムは床に這いつくばって精液を舐め取っていたメルフィナを、自分の胸に抱き寄せた。

「おお、魔術師さんはいいにおいだなぁ」
「い、いやっ!」

 抱き寄せて、メルフィナの髪に顔をうずめる。香油などで手入れされた髪の爽やかな香りと、メルフィナ自身の甘い女の匂い。雄を誘う、雌の匂いを楽しみながら、アジムに掴まれて痣ができつつある首筋に舌を這わせ、唾液で肌を汚していく。

 ソファに膝立ちにさせられ、アジムの胸に抱き寄せられたメルフィナは堪ったものではない。雄の匂いといえば聞こえはいいが、一週間も蒸らされた汗はもはや激臭だ。必死に抜け出そうとアジムの胸を押すが、微動だにしない。

 アジムはメルフィナの香りを楽しむと、キャミソールドレスの肩紐をずらし、メルフィナの胸をはだけさせた。メルフィナの悲鳴とともに零れ落ちた豊かな乳房の頂にある桃色の突起を口に含み、舌で転がす。

「う……あぁ」

 苦悶のうめきとも官能のあえぎともつかないため息が、メルフィナの腰を抱き寄せ、胸に吸い付いたアジムの頭の上から聞こえてくる。声を出さずに嗤ったアジムは、空いている手でもう片方の乳房を柔らかく揉みしだいた。大きなアジムの手にもたっぷり掴める大きさと重量感のあるメルフィナの胸をじっくりと堪能して、アジムはメルフィナの胸から顔を上げた。

 アジムとメルフィナの視線が絡む。
 精液にまみれた顔で嫌悪感をあらわにしつつも、わずかに赤みを帯びた頬が、メルフィナの隠し切れない興奮を示していた。

 気をよくしたアジムが、メルフィナのスカートの中に手を這わせると、

「だ、だめっ!!」

 メルフィナが両手でアジムの手を押さえつけた。
 強い拒絶に驚いたアジムが手を止めると、メルフィナはそのままアジムの手を押し返そうと全身で力をこめ始めた。

 メルフィナの強い抵抗の意思を感じたアジムは、スカートに入れようとした手でメルフィナの両手を掴むと、腰にまわしてたもう片方の手でメルフィナの頬をひっぱたいた。
 呆然となったメルフィナに、返す刀で反対側の頬をもう一発、手の甲でひっぱたく。

「なに勘違いしてんだ?
 おまえが拒否なんてできる立場じゃねぇぞ?」

 アジムは止まっていた涙が再びぽろぽろとこぼれだしたメルフィナのスカートの裾をつまんで、メルフィナの口に押し込んだ。

「咥えてろ」

 ソファに膝立ちになったメルフィナは自分のスカートの裾を咥えさせられ、黒のショーツをアジムの前に晒しながら、ぐすぐすと鼻を鳴らす。アジムはにやにやと笑みを浮かべてショーツの上からメルフィナのクレバスをなぞり……怪訝な顔になった。

「おいおい?」

 アジムがショーツに手をかけると、メルフィナの瞳から流れ落ちる涙が量を増やす。
 音を立てて引き裂かれたメルフィナの秘所を隠していた布が剥ぎ取られると、糸を引いた。

「おいおいおいおい!」

 アジムが無遠慮に秘所に指を突き入れる。
 メルフィナのそこは、ぬるりと十分な潤いを持って受け入れた。

「なんで濡らしてんだよ、魔術師さんよぉ!?」

 アジムが指の形を少し変えただけで、秘所からの上ってくる刺激にメルフィナの身体が揺らぐ。刺激に耐えかねて、アジムの身体に手をついて自分の身体を支えている始末だ。アジムが指を動かしながらメルフィナを見れば、秘所からの上ってくる刺激に耐えるためにスカートの裾をかみ締め、指の動きに合わせて身体をよじり、呼吸を荒げていた。

 アジムはメルフィナの内側が十分にほぐれたのを指で感じると、メルフィナを攻め続けていた指を抜き取った。突然、刺激から解放されたメルフィナが驚いて顔を上げると、アジムはにんまりと笑みを浮かべる。

「それだけ濡れてりゃ十分だろ。
 挿入れろ」

 それだけを告げて、アジムはソファの背もたれに身体を預けた。

 勃起した男根だけが屹立している。

「おい、早くしろよ。
 今度は尻でも叩かれたいのか?」

 涙を流したまま立ちすくんでいたメルフィナが、アジムの言葉でのろのろと動き始めた。
 膝立ちのままアジムの上に、というよりも肉棒の上に跨ると、ゆっくりと腰を下ろし始める。

 変わらずメルフィナがスカートの裾を噛まされているので、メルフィナの割れ目はアジムからよく見える。にちゃ、と音がして、メルフィナの割れ目に肉棒の先端が触れた。

 アジムがにたにたと笑っている前でメルフィナは涙をこぼしながら自分の割れ目を手で押し開き、アジムの肉棒を受け入れていく。
 アジムの巨大な肉棒を、3割ほど収めたところで、メルフィナはアジムを見て首を横に振った。

「そうか、そこまでで限界か」

 アジムは膝立ちになっていたメルフィナの足を掬い上げた。

「そんなわけねーだろ」

 足を掬い上げられたメルフィナは肉棒の上に腰を落とした。

「ああああぁぁあぁぁぁああぁっっ!!」

 ぐちゅ、という音とともに、アジムをすべて受け入れたメルフィナの喉から絶叫がほとばしる。咥えていたスカートの裾が、巨大な肉棒に貫かれた秘所を隠すように落ちた。大きすぎるアジムの肉棒に、一気に子宮まで貫かれた衝撃に、気を失いかかったメルフィナがアジムの胸に倒れこむ。

「なんだ。甘えたいのか?」
「きゃああああぁぁあ!!」

 アジムが腰を動かすと、メルフィナが叫ぶ。

「なんだよ、ちゃんと濡れてたのに痛いのか?」

 メルフィナが必死に頷く。
 濡れていたのは間違いないが、ともかくアジムが大きすぎるのだ。

「しょうがないな。ちょっと自分で動くなりなんなりしてみろよ。
 とにかく、一発だしたら休憩させてやる」

 その言葉を聞いて、メルフィナはアジムの胸板に舌を這わせ、乳首を舐める。アジムの身体はどこもきつい臭いがして、垢が浮いている。湯浴みもしていないアジムの身体は決して口に入れたいようなものではなかったが、アジムに好き勝手に攻められるよりましだ。ゆるゆると腰を使って、アジムの肉棒をしごく。

「おお……いいぞ。
 口で咥えるのはヘタだが、下の口の使い方はなかなかのもんだ」
「あの……精液は、外に……」
「そんなわけねーだろ。
 たっぷりとお前の中に出してやるよ」

 いやいやながらの奉仕をしながら、せめてもの願いを口にしてみるが、一蹴される。
 逆に、息を荒げ始めたアジムにがっちりと腰と尻に腕を回され、もう逃げられない。

 アジムが咆哮をあげ、射精を始める。

「ああ……」

 子宮の奥に、吐き出される大量の精液があたっているのを感じ、メルフィナは諦めとともに、力を抜いて受け入れた。すべての精液を吐き出したアジムがメルフィナから肉棒を抜き取ると、メルフィナの割れ目から、白いものが流れ出る。

 アジムはぐったりしたメルフィナを抱き上げると、ソファに股を開いて座らせ、肘掛に膝を乗せる。

 そしてもう一度、メルフィナに肉棒を突き入れた。

「ひああああぁぁあぁぁぁぁっっ!?」

 脱力しきっていたメルフィナが、衝撃に目を見開いて絶叫する。

「な、なんで……」
「俺が満足してないからに決まってるだろ」
「休憩させてくれるって……!」
「なんで俺が約束を守らないといけないんだ?」

 豊かなメルフィナの胸を揉みしだきながら、アジムはにやにやと答えを返した。

「そんな……」

 精液まみれのメルフィナの顔に、理解と絶望が浮かぶ。

「今度は俺のやりたいようにやらせてもらうからな」

 アジムはそんなメルフィナに笑いかけて言った。

「壊れないように頑張れよ?」
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