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りゅうちぇるを「批判」する人たちについて
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前回と同じく、りゅうちぇるの話題です。
とは言っても、りゅうちぇるの話と言うよりも、りゅうちぇるを「批判」していた(している)人たちについての考察みたいなものです。
さて、りゅうちぇるを中傷――いえ、「批判」している人たちの意見をちょこちょこTwitterでお見かけします。
そして、そういう人たちの言葉には、共通したものがいくつかあります。
その1つが、「中傷と批判は違う」というもの。
要するに、「私たちがしている(していた)のは批判であって中傷ではないから、咎められるものではない」という主張ですね。
確かに一理あって、明らかな間違いや咎められるべき言動を指摘して、それを「中傷」と言われてしまうと、「それは違う」と思った時に何も言えなくなってしまうんですよね。
ただ、彼らがりゅうちぇるへ向けていた言葉を見ると、どうしてもそれは屁理屈っぽく思えてしまいます。
中傷している(中傷していた)にもかかわらず「これは中傷ではなく批判だ!」と主張しているように見えるからです。
では、どこが「中傷」に感じられるか。
何よりも、事実に基づかない「批判」を行っている、という点です。
彼らがりゅうちぇるに対して述べていた事として最も多かったのは「育児放棄している」ということでした。
けれど、りゅうちぇる本人、そして離婚後もパートナー関係を継続していたぺこさんも「(りゅうちぇるは)育児放棄などしておらず、育児に参加している」という主旨の発言をしています。
これは、私自身がりゅうちぇるとぺこさんがぺこさんのチャンネル内で並んで登場したYouTube動画にて拝見しているので間違いないです。
また、ぺこさんは息子くんと飼い犬のアリソンはりゅうちぇるのことが大好きだとも、何度も述べています。
その他、ネット記事にはりゅうちぇるの友人やぺこさんのお母さんが「りゅうちぇるも育児に参加している」旨を語っていたとの記載もありました。
にもかかわらず、SNSやヤフコメでは、さも間違いのない事実かのように、りゅうちぇるが育児放棄してぺこさんと息子を捨てた最低のクズであるということが書かれ続けていました。
いえ、「書かれ続けています」。
「事実はこうです」と当事者たちが発信してくれていることを全て無視して(語る人物によってブレることもない主張でした)、自分たちが勝手に作り上げたストーリーに基づいて批判するのは、中傷行為に当たらないのでしょうか?
事実に基づかない言いがかりで「最低」「クズ」「父親失格」という言葉を集団で投げかけるのは、間違いのない中傷行為のように感じられます。
りゅうちぇるが亡くなってからも、自身らの正当性を主張するためでしょうか、一生懸命に「りゅうちぇるは育児放棄していたから批判されるのは仕方がなかった!」という主旨の発信をされている方が多いです。
ぺこさんがインスタにて、コメントを発信したことで少しおさまったようにも感じられますが(誰も傷つけず、批判せず、むしろ感謝を伝えながらも、りゅうちぇるを悼み称える、そして息子くんを守るコメントで、本当にぺこさん素晴らしいと思います)、それでも未だに「育児放棄していた」と言っている人は少なくありません。
未だに言い続けている人の中には、恐らく本当にそれが事実だと思い込んでしまっている人もいるのでしょう。
りゅうちぇるは育児放棄しているに違いない。
そう思った時からそう言い続けているうちに、それがその人の中では「事実」になってしまっていて、だからなかなかそこから抜け出せないのだろうと思います。
けれど、そういう一方的な妄想による「批判」を続けることで人が一人亡くなっているかもしれないのです。
自殺の理由は明らかになってはいませんが、状況から見て、りゅうちぇるが中傷に悩んでいたことは間違いないでしょう。
ぺこさんのチャンネルに2人ならんで登場した時にも、2人とも仰っていましたから。
それだけが原因とも思いませんが、本人が悩んでいたことを考慮すれば複合的な理由の中に含まれていた可能性は、やはり高いです。
そして、可能性があるならば、そういったことは控えるように心がける必要はあるでしょう。
いえ、そもそも誰かが亡くならなくたって中傷してはいけないのは大前提なのですが……。
なのに多くの方が「りゅうちぇるの自殺の理由がハッキリしていないのに中傷だと決めつけて批判するのはおかしい!!」と言っているのですよね……。
これが、りゅうちぇるを「批判」する人たちがよくされている主張の2つ目です。
相手が亡くなりさえしなければ、中傷をOKと思っているのでしょうか……?
中傷されていた人が自殺してしまった、理由が明らかではないが中傷に悩んでいる様子もあった、となれば、中傷することをやめようとの声が改めて上がるのは自然なことです。
それを中傷していた人たちが「自殺の理由が明かされてないのにおかしい!」ということの方が、私から見ると「????」です。
保身のためでしょうね。
最初の「批判と中傷は違う」という主張に戻ります。
前述のように、頷ける部分もある主張です。
そして、今まで述べてきたように、りゅうちぇるへの中傷には当てはまらないとは思いますが、りゅうちぇるを中傷する人たちへの批判には当てはまると思います。
りゅうちぇるへの「批判」は事実に基づかない、発言者好みのストーリーに基づいた主張が多く見られていましたが、一方で、そういう中傷をしていた人が多くいたというのは事実だからです。
「批判と中傷は違う」
だからこそ、りゅうちぇるへの中傷を続けていた人たちは、ある程度の批判は受けても仕方がないのかなと思うのでした。
とは言っても、りゅうちぇるの話と言うよりも、りゅうちぇるを「批判」していた(している)人たちについての考察みたいなものです。
さて、りゅうちぇるを中傷――いえ、「批判」している人たちの意見をちょこちょこTwitterでお見かけします。
そして、そういう人たちの言葉には、共通したものがいくつかあります。
その1つが、「中傷と批判は違う」というもの。
要するに、「私たちがしている(していた)のは批判であって中傷ではないから、咎められるものではない」という主張ですね。
確かに一理あって、明らかな間違いや咎められるべき言動を指摘して、それを「中傷」と言われてしまうと、「それは違う」と思った時に何も言えなくなってしまうんですよね。
ただ、彼らがりゅうちぇるへ向けていた言葉を見ると、どうしてもそれは屁理屈っぽく思えてしまいます。
中傷している(中傷していた)にもかかわらず「これは中傷ではなく批判だ!」と主張しているように見えるからです。
では、どこが「中傷」に感じられるか。
何よりも、事実に基づかない「批判」を行っている、という点です。
彼らがりゅうちぇるに対して述べていた事として最も多かったのは「育児放棄している」ということでした。
けれど、りゅうちぇる本人、そして離婚後もパートナー関係を継続していたぺこさんも「(りゅうちぇるは)育児放棄などしておらず、育児に参加している」という主旨の発言をしています。
これは、私自身がりゅうちぇるとぺこさんがぺこさんのチャンネル内で並んで登場したYouTube動画にて拝見しているので間違いないです。
また、ぺこさんは息子くんと飼い犬のアリソンはりゅうちぇるのことが大好きだとも、何度も述べています。
その他、ネット記事にはりゅうちぇるの友人やぺこさんのお母さんが「りゅうちぇるも育児に参加している」旨を語っていたとの記載もありました。
にもかかわらず、SNSやヤフコメでは、さも間違いのない事実かのように、りゅうちぇるが育児放棄してぺこさんと息子を捨てた最低のクズであるということが書かれ続けていました。
いえ、「書かれ続けています」。
「事実はこうです」と当事者たちが発信してくれていることを全て無視して(語る人物によってブレることもない主張でした)、自分たちが勝手に作り上げたストーリーに基づいて批判するのは、中傷行為に当たらないのでしょうか?
事実に基づかない言いがかりで「最低」「クズ」「父親失格」という言葉を集団で投げかけるのは、間違いのない中傷行為のように感じられます。
りゅうちぇるが亡くなってからも、自身らの正当性を主張するためでしょうか、一生懸命に「りゅうちぇるは育児放棄していたから批判されるのは仕方がなかった!」という主旨の発信をされている方が多いです。
ぺこさんがインスタにて、コメントを発信したことで少しおさまったようにも感じられますが(誰も傷つけず、批判せず、むしろ感謝を伝えながらも、りゅうちぇるを悼み称える、そして息子くんを守るコメントで、本当にぺこさん素晴らしいと思います)、それでも未だに「育児放棄していた」と言っている人は少なくありません。
未だに言い続けている人の中には、恐らく本当にそれが事実だと思い込んでしまっている人もいるのでしょう。
りゅうちぇるは育児放棄しているに違いない。
そう思った時からそう言い続けているうちに、それがその人の中では「事実」になってしまっていて、だからなかなかそこから抜け出せないのだろうと思います。
けれど、そういう一方的な妄想による「批判」を続けることで人が一人亡くなっているかもしれないのです。
自殺の理由は明らかになってはいませんが、状況から見て、りゅうちぇるが中傷に悩んでいたことは間違いないでしょう。
ぺこさんのチャンネルに2人ならんで登場した時にも、2人とも仰っていましたから。
それだけが原因とも思いませんが、本人が悩んでいたことを考慮すれば複合的な理由の中に含まれていた可能性は、やはり高いです。
そして、可能性があるならば、そういったことは控えるように心がける必要はあるでしょう。
いえ、そもそも誰かが亡くならなくたって中傷してはいけないのは大前提なのですが……。
なのに多くの方が「りゅうちぇるの自殺の理由がハッキリしていないのに中傷だと決めつけて批判するのはおかしい!!」と言っているのですよね……。
これが、りゅうちぇるを「批判」する人たちがよくされている主張の2つ目です。
相手が亡くなりさえしなければ、中傷をOKと思っているのでしょうか……?
中傷されていた人が自殺してしまった、理由が明らかではないが中傷に悩んでいる様子もあった、となれば、中傷することをやめようとの声が改めて上がるのは自然なことです。
それを中傷していた人たちが「自殺の理由が明かされてないのにおかしい!」ということの方が、私から見ると「????」です。
保身のためでしょうね。
最初の「批判と中傷は違う」という主張に戻ります。
前述のように、頷ける部分もある主張です。
そして、今まで述べてきたように、りゅうちぇるへの中傷には当てはまらないとは思いますが、りゅうちぇるを中傷する人たちへの批判には当てはまると思います。
りゅうちぇるへの「批判」は事実に基づかない、発言者好みのストーリーに基づいた主張が多く見られていましたが、一方で、そういう中傷をしていた人が多くいたというのは事実だからです。
「批判と中傷は違う」
だからこそ、りゅうちぇるへの中傷を続けていた人たちは、ある程度の批判は受けても仕方がないのかなと思うのでした。
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