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サイバーゴーストプロット
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中古品を取り扱うお店を経営する家柄に生まれた主人公・ミライは
ある日
得体のしれない謎のゲーム機を手に入れる
操作ゲームキャラは
ツンツン頭の少年の主役キャラ
そして
主役ゲームキャラに
名前をフルネームで登録すると
スタート画面に移り
ゲームを始めた
すると画面に映っている景色は
ドット絵ながらも何処か今いる自分の部屋に似ており
画面に謎のお化けが現れたかと思うと
突然
画面の中の部屋と同じ定位置の目の前にも
そのお化けが
リアルな状態で現れ襲いかかってきた
即座に避けるがミライは床に肩を打ち付けてしまう
それでも襲われまいと部屋を飛び出し逃げる
追いかけられる中
ふと、ミライは自分が移動すると
移動キーを押さずとも
ゲームキャラも移動していることに気づいた
「もしかしたらあのお化けは
ゲーム画面内のお化けと同じかもしれない」
ならと
ゲーム機を使って
キャラを操作しお化けに
立ち向かった
何とかお化けを退治するミライ
何て恐ろしいゲームを手に入れたんだろう
ゲームのクリア画面には
ノーダメージ
敵×1を倒した
と表示されていた
一段落着くと肩を擦った
しかし
不思議なことに
先程までの打撲のような痛みは消えていた
気のせいかもしれないが
体も軽くなった気がした
それはまるで
ホントにゲーム感覚のような爽快な感覚だった
それからミライは退屈なときは
そのゲーム機で遊んでいた
遊ぶたびに
再び同じようにお化けや妖怪が
自分の街に現れる
でもミライしか
ソレを目撃せず
他の人間が目にすることはない
ソレに加え
日常生活において
生身の体が怪我をしても
ゲームを起動させると
治ることに気がつく
何故かわからないが
ゲーム機が関係あることは絶対だ
このゲームを遊んだら
誰にも見えないお化けに襲われかける
でも自分は不死身だ
怖くなんかないw!
・・・いつしか
そう思うようになっていた
そんなある日
ゲームでまた遊んでいると
操作キャラが初めてダメージを負った
「きゃあああああああ‼」
そしていつの間にか
ミライも
操作キャラと同じ箇所に怪我を負っていた・・・
悲鳴を聞いた母親によって
ミライは病院に緊急搬送された
入院中母親は
ミライの手元から
電源の入ったままのゲームを
こっそり持ち出した
母親はココ最近のミライの不可解な言動を聞いて
彼女を心配していた
妖怪だのお化けだのを見た・・・
娘には変なものが見えているのか?
このゲームが来てからだ
娘が幻聴や幻覚症状に悩まされておかしくなったのは
体の不調だってきっと・・・
こんなゲームなんて処分すべきだわ
ミライから取り上げた
電源の入ったままのゲーム機に映る
主役キャラを母親は睨みつける
コイツを痛めつけてやる
母親は
主役キャラにダメージを負わせ続けた
途端にミライの居る病室から
悲鳴が入る
「いやあああああああ!やめて・・・たすけて・・・‼」
「ミライ!」
母親はゲーム機を
お見舞いに来てくれた親戚の甥っ子に手渡し
病室へと駆けていく
残された甥っ子は
叔母の隣でゲームで遊ぶ
「おばちゃんゲーム下手っぴだなw」
画面に出ている
ゲームオーバーの文字に呆れつつも
甥っ子は「コンテニュー」した
待合室を通り過ぎ
エレベーターを抜け病室へと着く
「ミライ・・・‼」
しかし
先程まで眠っていたミライの姿は
ツンツン頭の少年へと変わってベッドに座っていた
どうやら
ミライが不死身になったり
主役キャラがダメージを負うとミライも負傷していたのは
いつの間にか
ゲームキャラと一心同体になってしまっていたかららしい・・・
そしてコンテニューをしたことによって
何度でも無限に再生できる主役キャラの姿で復活した・・・
ある日
得体のしれない謎のゲーム機を手に入れる
操作ゲームキャラは
ツンツン頭の少年の主役キャラ
そして
主役ゲームキャラに
名前をフルネームで登録すると
スタート画面に移り
ゲームを始めた
すると画面に映っている景色は
ドット絵ながらも何処か今いる自分の部屋に似ており
画面に謎のお化けが現れたかと思うと
突然
画面の中の部屋と同じ定位置の目の前にも
そのお化けが
リアルな状態で現れ襲いかかってきた
即座に避けるがミライは床に肩を打ち付けてしまう
それでも襲われまいと部屋を飛び出し逃げる
追いかけられる中
ふと、ミライは自分が移動すると
移動キーを押さずとも
ゲームキャラも移動していることに気づいた
「もしかしたらあのお化けは
ゲーム画面内のお化けと同じかもしれない」
ならと
ゲーム機を使って
キャラを操作しお化けに
立ち向かった
何とかお化けを退治するミライ
何て恐ろしいゲームを手に入れたんだろう
ゲームのクリア画面には
ノーダメージ
敵×1を倒した
と表示されていた
一段落着くと肩を擦った
しかし
不思議なことに
先程までの打撲のような痛みは消えていた
気のせいかもしれないが
体も軽くなった気がした
それはまるで
ホントにゲーム感覚のような爽快な感覚だった
それからミライは退屈なときは
そのゲーム機で遊んでいた
遊ぶたびに
再び同じようにお化けや妖怪が
自分の街に現れる
でもミライしか
ソレを目撃せず
他の人間が目にすることはない
ソレに加え
日常生活において
生身の体が怪我をしても
ゲームを起動させると
治ることに気がつく
何故かわからないが
ゲーム機が関係あることは絶対だ
このゲームを遊んだら
誰にも見えないお化けに襲われかける
でも自分は不死身だ
怖くなんかないw!
・・・いつしか
そう思うようになっていた
そんなある日
ゲームでまた遊んでいると
操作キャラが初めてダメージを負った
「きゃあああああああ‼」
そしていつの間にか
ミライも
操作キャラと同じ箇所に怪我を負っていた・・・
悲鳴を聞いた母親によって
ミライは病院に緊急搬送された
入院中母親は
ミライの手元から
電源の入ったままのゲームを
こっそり持ち出した
母親はココ最近のミライの不可解な言動を聞いて
彼女を心配していた
妖怪だのお化けだのを見た・・・
娘には変なものが見えているのか?
このゲームが来てからだ
娘が幻聴や幻覚症状に悩まされておかしくなったのは
体の不調だってきっと・・・
こんなゲームなんて処分すべきだわ
ミライから取り上げた
電源の入ったままのゲーム機に映る
主役キャラを母親は睨みつける
コイツを痛めつけてやる
母親は
主役キャラにダメージを負わせ続けた
途端にミライの居る病室から
悲鳴が入る
「いやあああああああ!やめて・・・たすけて・・・‼」
「ミライ!」
母親はゲーム機を
お見舞いに来てくれた親戚の甥っ子に手渡し
病室へと駆けていく
残された甥っ子は
叔母の隣でゲームで遊ぶ
「おばちゃんゲーム下手っぴだなw」
画面に出ている
ゲームオーバーの文字に呆れつつも
甥っ子は「コンテニュー」した
待合室を通り過ぎ
エレベーターを抜け病室へと着く
「ミライ・・・‼」
しかし
先程まで眠っていたミライの姿は
ツンツン頭の少年へと変わってベッドに座っていた
どうやら
ミライが不死身になったり
主役キャラがダメージを負うとミライも負傷していたのは
いつの間にか
ゲームキャラと一心同体になってしまっていたかららしい・・・
そしてコンテニューをしたことによって
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