(ブラウザでクリックで動く挿絵も稀にあり)イラスト解説版 小説とあらすじを短編小説にしたもの 

くまざわ

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結婚記念日の旅行自分も行きたいと駄々をこねたら母ちゃんそっくりの皮スーツを着させられた話

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7月末の
夏休み


明日は
父ちゃんと母ちゃんの
結婚記念日らしく

明日から一泊二日
温泉観光地へ旅行に行く予定だそうだ


羨ましい‥

「夏休みだから
オレも着いてきたいなぁ~」


息子のオレ:アキラ(11)は
父ちゃんたちに強請る

「ねぇねぇw

オレもつまんねぇんだよぉ~
大人しくしてっからさぁ~w!
一緒に連れてってよぉw」

二人の間を
うろちょろと行き来していると

母ちゃんはため息を付いた

「もう‥アンタには
降参だわ‥」


「ああ、そうだな‥

アキラも
小5になったから
留守番をしててもらおうと
それで
二人で旅行に行こうと思っていたが‥

まだまだ子供だなぁ‥」


「じゃあさ!じゃあさ!
オレも連れてってくれるんだねw⁉」


「もちろん!良いぞw」


マジかよやったぁ!

しかし、
はしゃぎまわっていると
父ちゃんはこんなことを言い出した

「だが‥一つだけ
条件があるぞ?」

オレは立ち止まる


「え?条件‥?

‥条件って何?」



「おい、母さん
例のアレを持ってきてくれ」


例のアレ‥ソレが何なのか通じた母ちゃんは
言われた通り
奥の部屋の押し入れからソレを持ってきて
オレらの前に置いた


見てみると何の変哲もない箱だった


なんか入ってんのかな?

「開けるぞ‥」


父ちゃんが箱の中を開けると
なんやら肌色の薄い布のようなものが
たたまれているのが見えた


「ねぇ‥何だよ?これ」


オレが訪ねると
二人は小さく笑った

「フフw♪
これはね‥!
明日の旅行でアキラが
着ていく用の新しい服よ♪」



「ウソ!マジでw⁉
やったぁー!」


「さぁw広げて確認してごらんw!」


ええ~wどんな服なんだろw?
楽しみだな!

オレは服を取り出し
立ち上がって
その場で広げてみた


あれ‥?



しかし服といった割に
生地は薄くゴムのような皮膚のような感触だ

よく見ると
手から足まで全身タイツになっている‥
顔も肌色のマスクで
マスクの頭皮から
長い髪の毛が生えているし

‥何かサイズも大きくないか?
それに胸元に2つの膨らみがついていて

何て言うか‥これって



「お‥おんなの人のからだのひ‥ふ‥⁉」


「ブッブーw!

女の人ってのは正解けど
的確に言うとそれはママの体とそっくりに作られた
皮スーツよw♪」


ってことはもしかして‥

「ええええ~⁉

それじゃあコレを着て母ちゃんの姿で一緒に
旅行に行くってことぉぉぉぉ~⁉」


「せいかーい!」
「せいかーい♡」

仲良く二人で
ハモる
父ちゃんと母ちゃん


そっそんなのって無いだろ‥

「あれれ?嫌そうな顔してるなwアキラ

でも結婚記念日の旅行なんだから
出会った頃みたいに「サブロウ」と「ユキコ」で
楽しみたいんだw」


「だから♪アキラも
アキラとしてじゃなく私として
ダブルママでパパと旅行してちょうだいね♡」


はめられた‥

でも‥家で一人で居てもつまんないし
旅行行きたいし‥

「わかったよ‥!オレ、
もう一人の母ちゃんとして二人と旅行行く!」


こうして
欲に負けオレは母ちゃんスーツを身につけることになった

「じゃあ、パパも三連休とって
今日は家にいることですし

夜中に出かけるから
7時ぐらいになったら
三人で仮眠しましょ♪」


よーし!
なら、まだ出発するまで
時間があるな!

「だったらオレも身支度
先に済ませるよw」

オレは
自分の部屋へと行こうとした
だが母ちゃんに
手を引き戻される

「ちょっと待って♪
貴方の身支度は既に
ママが済ませてあるわよ♪」

母ちゃんと玄関の前へと行き
既に置いてあるカバンの中を見てみると
女物の衣類と化粧品とかしか入ってない‥


オレは我に返った

「これってオレ‥の?」

「そうよ♪女としての身だしなみを整えるなら
荷物もちゃんとしたものを持っていかなきゃね♪」


うう‥条件を飲んだけど
やっぱ無理な気がしてきた‥

オレがしゃがみこむと
母ちゃんはその肩に手を添えた

「ほーらっ♪
支度は終わってんだから♪
アキラは先ず、ママの皮スーツを着て
体を慣らさなきゃ♡」


落ち込んだまま
オレは引きずられ母ちゃんの寝室へと連れてかれた

そこには
さっきの母ちゃんスーツが
置いてあり

オレは無理やり
着させられることになった


皮スーツの背中のファスナーが落とされ
母ちゃんがオレに呼びかける

「ほら♪一人じゃ着られないだろうから
持っていてあげているうちに
中に体を通しなさい♪」


「うん‥」

しぶしぶ
皮の
手の先に手を
足先に足を通す

「あれ‥?思ったより
ブカブカしてない‥」

何故なのか
スーツを着ると
不思議と身長もスーツに合った丈へと
一時的に変わっていった



だが腰から肩まで皮スーツを通すと
ずっしりと重くのしかかった



ホントの脂肪みたいに
体を乳房と尻の重さが引っ張る


そして顔面皮膚マスクを
顔に貼りつけられ
顔面皮膚マスクの頭皮の髪の毛の重さが
加算された

最後にファスナーを閉めると
母ちゃんのテンションは上がった


「まぁ♡こうして他人の目で見てみると
やっぱ私って若いわねぇ♡」


何いってんだか‥
まだ30代なんだから若いに決まってんじゃん

でも‥

オレは皮スーツに包まれた
体を見下ろした

「女の人って‥おっぱいが大きいし
腰もくびれて
尻もでかいし‥重くて動きづらいよな‥」

アソコ‥割れ目になっちゃってる///
オチンチン‥有るのに
無いみたいで変なのぉ‥///

自分にはない
陰毛の生えたアソコや
大きな大人の乳房を撫でると

母ちゃんが突然
背後からおっぱいを揉み掴み
アソコも鷲掴んだ


「ひゃん!♡///」


オレは自分の漏れた声を疑った

なっ何だ‥今のぉ♡

これ‥自分の体じゃないのに‥
皮スーツなのに

おっぱい揉まれたら‥///
自分の体に刺激が伝ったような‥


「ふふ♡変な声上げたりして‥w
今のアキラの表情
ママみたいだったわよ♡

言ってなかったけど
実はねぇこのスーツ‥
身につけると本物の体みたいに
異性としての感覚でも
着ている本人に感じられるように
できてるの♡」



母ちゃんはオレの
下半身の割れ目をそっと開いてみせた

「それが他人そっくりに作られた
オーダーメイドスーツとかだと

‥アキラは今私の体を模したスーツを着ているわけだから
感じる部分も同じわけ♡」


割れ目の中をクチュクチュと
弄られていく


「んん♡‥やめ‥てぇっ!///」

再び見下ろし目に入った母体に
オレは寒気を感じ始めた




「やっやっぱ‥オレ、るしゅ‥ばん♡
しゅる‥ぅぅ!!♡

こわ‥いし♡
こ‥れぇ脱ぎ‥たい‥!///」



するとようやく母ちゃんは
オレから手を離した

しかし‥
皮スーツを脱がせる気配はない

「ふふ♡ダメよ♪
明日は三人で旅行するって決めたでしょ?

だから♡アキラちゃんも
パパのもう一人の奥さんとして
私と一緒に甘えましょうね~」


うう‥母ちゃんのやつ
結婚記念日を控えてるせいなのか
すっかり女の顔に戻ってる‥


やっぱり駄々をこねないほうが良かったのかな‥
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