上 下
36 / 72

妖怪寝肥によってムチムチ女子にされる人間

しおりを挟む

こんな噂を聞いたことあるだろうか

家に上がり込んだ
妖怪寝肥がその家の住人を肥えさせるという噂を

そう、例えば
こんな蒸し暑い夏の日の真夜中に…


「うう…」

二階に部屋を持つ少年
彼は寝苦しさに
酷くうなされていた

しかし其処に
心地よい風が舞い込んできた

「んん…」


網戸の側で風に浸りながら寝ていると
ふと、月明かりで照らされたベッドに
影が映り込む


その正体は
小さな女の子のような童で
頭に枕を背負っていた

少年の寝顔を覗き込み
童は笑う

「ふふ、ではムチムチ女子化計画
第一弾実行と行きましょう!」


彼女はそういった瞬間
少年へと入り込み憑依する

それと同時に
夢心地の彼の顔は火照りだす

「はぁ…はぁ///」

暑くなったのか
掛け布団をめくると
内股になり
股間を抑えた

「んん…♡」

股間には熱が集中し
溶けるような感覚に陥る

だがそれは幻覚ではない

実際に股間は縮んでいき
体の奥へと収まった

「んふぅ♡…んふぅっ♡」

跡形も消えた股間を看取っていると
胸が痛みだした


「いっ…!///」

だが彼の目は覚めることはない
これも妖怪寝肥の憑依による効力のせいだ


無意識に胸を押さえつけていると
胸板に少しずつ脂肪が乗ってきているのが感じ取れた

やがてそれは腕を押しのけ
蓄積された脂肪が胸を肥大化させ前へと突き出る

「んお゛っ⁉♡///」

メスのような声を上げ
巨大な乳房によって
きしみを上げたパジャマは引き裂かれた


乳房は大きく弾み
一階に聞こえるほどの音で
ベッドを強く揺らす


しかし体の変化は
それだけにとどまらない


次はズボンがきしみを上げた


尻には丸みのある綺麗な桃尻ラインを描くように
たっぷりの脂肪を蓄えられ
それに
バランスが合うように
太ももに丸太ほどのむっちりした肉を付けられる

此処まで来るとベッドも重さで
ギリギリ
耐えているほどに歪む

「んふ♡んふ♡///」


「さて、そろそろこの子から出るか!」

妖怪寝肥は
少年への憑依をやめ姿を表す

「んん♡///」


何も知らず
モゾモゾと足を動かし内股を擦らせる少年

パジャマは上下ともども
原型を留めないほどに引き裂かれているが
とても火照っていて暖かそうな顔を見せている


明日になったら
その顔もきっと青ざめたものになっていることだろう



「でもこれでムチムチ女子化計画第一弾は完了したわ♪」

こうして妖怪寝肥は少年の前から去っていった

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

OLサラリーマン

廣瀬純一
ファンタジー
女性社員と体が入れ替わるサラリーマンの話

セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち

ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。 クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。 それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。 そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決! その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

先生と生徒のいかがわしいシリーズ

夏緒
恋愛
①先生とイケナイ授業、する?  保健室の先生と男子生徒です。 ②生徒会長さまの思惑  生徒会長と新任女性教師です。 ③悪い先生だな、あんた  体育教師と男子生徒です。これはBLです。 どんな理由があろうが学校でいかがわしいことをしてはいけませんよ〜! これ全部、やったらダメですからねっ!

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

処理中です...