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ドッペルゲンガーに会うと
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「こんな話聞いたことあるだろ?
自分と瓜二つの人間を
見てしまうと
数日後に本物の自分が死ぬって話
ドッペルゲンガーって呼ばれてるらしいけど
これは…オレが
実際にその現象に出くわしたときの話だ…
遡ること一ヶ月前…」
カーナビのラジオから
流れる番組
トンネルに入ると直ぐに
電波が届かなくなって
ラジオの通信は途絶える
「ドッペルゲンガーか…
そんな都市伝説
昔よく流行ったな」
抜けた後
ドッペルゲンガーの話題はとうに消え
DJも別の質問のはがきを読んでいた
仕事に追われクタクタの中
夜道を運転して
家路へと急ぐ
もう二時か…
時計を確認し
ため息を付く
でもまぁ…
明日は休日だ
正直
一日中眠りたい…
うつろな目で
車から正面を見ていると
サイドミラーに
右折をして
オレの後ろに
灰色の車が
やって来るのが見えた
オレと同じ
車種の車だな…
そんなこと
そう珍しくはない
気にすること無く
道を進み続ける
しかし…
何処まで言っても
同じ車種の車も
オレに着いてきた
「…?」
再びサイドミラーで
車をよく見てみると
奇妙にも
その車はオレの車のナンバーと同じだった
生憎
運転席はライトの逆光で
影になって誰が座っているのかは
よく見えない
何なんだ…
薄気味悪い…
気味が悪くなったオレは
車を飛ばし
少しずつ後ろとの距離を離していった
確認すると
もう追ってきてない
良かった…
そうして無事に
マンションまで着いたオレは
自分の住む202号室に入り
寝室で着替えた
さっきのは一体何だったんだ…
玄関の鍵は締めたし
まぁ大丈夫か…
オレは安心し
リビングに入ろうとする
だが…廊下から
部屋の前まで来ると
ドアの隙間から
明かりが漏れているのに
気がついた
この室内には
オレ一人しか住んでないはずだ
オレは
玄関の棚にある
ヘルメットを被り
靴べらを構えると
思い切って
部屋のドアを開ける
「だっ…誰だ!」
声を上げて
靴べらを振りかざすと
目の前には
何と…
オレが
居た…
「よぉっ!もう一人のオレ…」
「はぁ…?」
顔から
服装、髪型…
全てにかけて全く同じ人間が
オレの声でオレに話しかけている…
靴べらを落とし
オレは腰を抜かした
「まっまさか…どっドッペル…ゲンガー⁉」
「なーんだwわかってんじゃん
オレの正体ww」
笑いながらもうひとりのオレは
しゃがみ顔をのぞかせた
「それじゃ…w
これからどうなるかも
わかってんだよなw?」
ドッペルゲンガー
もう一人の自分にあったら
数日後に死ぬ
「…オレは死ぬのか?」
嘘だろ…そんな
もう死ぬなんて信じられないって
「いやだ…まだ死にたくねぇよ…」
頭を抱えていると
ドッペルゲンガーは
オレの肩に手を置く
「いいやお前は死なない」
「へ…?」
「実際亡くなるわけじゃないんだ」
「…どういうことだ?」
「ドッペルゲンガーに会うとな、
ドッペルゲンガーのオレ
つまり偽物が新たなる本物のお前として
入れ替わり…残されたお前は
全くの別人として生まれ変わるんだ」
オレが全くの別人になるって…?
ドッペルゲンガーの説明に
オレの頭はこんがらがる
「別人って…正直
意味がわからないんだけど」
するとドッペルゲンガーは
嫌味のある笑顔を見せた
「わからないなら
実際に起こすまでだな…」
その瞬間
突如、オレを高熱が襲った
「ふ…んぅ⁉///」
きゅっ…急にめまいが
倒れ込むと
徐々に呼吸が荒くなり
息苦しさが襲った
「はぁはふぅ…///」
体が熱い…苦し///
股間にも熱が集中したのか
無意識にもオレは勃起してしまった
嘘だろ…勃起しちゃ…た///
ズボンが突き上がり
耐えられなくなったオレは
外に出す
「ふぐう…!♡///」
しかし敏感になっていたのか
少しの摩擦で
射精してしまった
「ひゃああああ♡///」
今まで感じたこともない
快感が精子とともに
大量に溢れ出した
痙攣する体に
対しチンチンが
小指ほどまでしぼんでいくのを
目の当たりにする
「なっなんれぇ…?♡///」
やがて縮み上がった
チンチンは体の中へと治まった
おチンチンなくなっちゃった…?
股間だけじゃない
服もヨレヨレになり
オレはズボンの裾を踏んで立ち上がる
すると
突然胸元が痛みだした
「いぎっ⁉///」
涙目になりつつも
必死に胸を抑え込む
だが意思に反して
胸は前へ前へと突き出ていく
「やああ♡やああ♡///」
大きくなっちゃダメぇ…!
たわわと立派な乳房が
出来上がると
息苦しさも消える
「嘘…そんなぁ!///」
パニックになる
オレを横目に
尻もたっぷりの脂肪とともに
巨大化し
ズボンに横じわを浮き立たせ
腰からはみ出す
「ふう…ふう…♡///」
小さく息を整えると
ドッペルゲンガーは
オレの額に手を当てる
「これで体は完璧に
別人になったぞw?
なぁ?言ったとおりだろw」
「もとに戻せ…よ!♡///」
ドッペルゲンガーに飛びつき
必死に起き上がろとするが
すぐに倒れ込んでしまう
そんなオレを
哀れむようにドッペルゲンガーは見る
「お前は今日から透羽ミキコ
オレの彼女だ
オレに会った以上お前は
もう元には戻れない
現実逃避で自分をオレだと思い込んだ
女として一生過ごすんだなww」
自分と瓜二つの人間を
見てしまうと
数日後に本物の自分が死ぬって話
ドッペルゲンガーって呼ばれてるらしいけど
これは…オレが
実際にその現象に出くわしたときの話だ…
遡ること一ヶ月前…」
カーナビのラジオから
流れる番組
トンネルに入ると直ぐに
電波が届かなくなって
ラジオの通信は途絶える
「ドッペルゲンガーか…
そんな都市伝説
昔よく流行ったな」
抜けた後
ドッペルゲンガーの話題はとうに消え
DJも別の質問のはがきを読んでいた
仕事に追われクタクタの中
夜道を運転して
家路へと急ぐ
もう二時か…
時計を確認し
ため息を付く
でもまぁ…
明日は休日だ
正直
一日中眠りたい…
うつろな目で
車から正面を見ていると
サイドミラーに
右折をして
オレの後ろに
灰色の車が
やって来るのが見えた
オレと同じ
車種の車だな…
そんなこと
そう珍しくはない
気にすること無く
道を進み続ける
しかし…
何処まで言っても
同じ車種の車も
オレに着いてきた
「…?」
再びサイドミラーで
車をよく見てみると
奇妙にも
その車はオレの車のナンバーと同じだった
生憎
運転席はライトの逆光で
影になって誰が座っているのかは
よく見えない
何なんだ…
薄気味悪い…
気味が悪くなったオレは
車を飛ばし
少しずつ後ろとの距離を離していった
確認すると
もう追ってきてない
良かった…
そうして無事に
マンションまで着いたオレは
自分の住む202号室に入り
寝室で着替えた
さっきのは一体何だったんだ…
玄関の鍵は締めたし
まぁ大丈夫か…
オレは安心し
リビングに入ろうとする
だが…廊下から
部屋の前まで来ると
ドアの隙間から
明かりが漏れているのに
気がついた
この室内には
オレ一人しか住んでないはずだ
オレは
玄関の棚にある
ヘルメットを被り
靴べらを構えると
思い切って
部屋のドアを開ける
「だっ…誰だ!」
声を上げて
靴べらを振りかざすと
目の前には
何と…
オレが
居た…
「よぉっ!もう一人のオレ…」
「はぁ…?」
顔から
服装、髪型…
全てにかけて全く同じ人間が
オレの声でオレに話しかけている…
靴べらを落とし
オレは腰を抜かした
「まっまさか…どっドッペル…ゲンガー⁉」
「なーんだwわかってんじゃん
オレの正体ww」
笑いながらもうひとりのオレは
しゃがみ顔をのぞかせた
「それじゃ…w
これからどうなるかも
わかってんだよなw?」
ドッペルゲンガー
もう一人の自分にあったら
数日後に死ぬ
「…オレは死ぬのか?」
嘘だろ…そんな
もう死ぬなんて信じられないって
「いやだ…まだ死にたくねぇよ…」
頭を抱えていると
ドッペルゲンガーは
オレの肩に手を置く
「いいやお前は死なない」
「へ…?」
「実際亡くなるわけじゃないんだ」
「…どういうことだ?」
「ドッペルゲンガーに会うとな、
ドッペルゲンガーのオレ
つまり偽物が新たなる本物のお前として
入れ替わり…残されたお前は
全くの別人として生まれ変わるんだ」
オレが全くの別人になるって…?
ドッペルゲンガーの説明に
オレの頭はこんがらがる
「別人って…正直
意味がわからないんだけど」
するとドッペルゲンガーは
嫌味のある笑顔を見せた
「わからないなら
実際に起こすまでだな…」
その瞬間
突如、オレを高熱が襲った
「ふ…んぅ⁉///」
きゅっ…急にめまいが
倒れ込むと
徐々に呼吸が荒くなり
息苦しさが襲った
「はぁはふぅ…///」
体が熱い…苦し///
股間にも熱が集中したのか
無意識にもオレは勃起してしまった
嘘だろ…勃起しちゃ…た///
ズボンが突き上がり
耐えられなくなったオレは
外に出す
「ふぐう…!♡///」
しかし敏感になっていたのか
少しの摩擦で
射精してしまった
「ひゃああああ♡///」
今まで感じたこともない
快感が精子とともに
大量に溢れ出した
痙攣する体に
対しチンチンが
小指ほどまでしぼんでいくのを
目の当たりにする
「なっなんれぇ…?♡///」
やがて縮み上がった
チンチンは体の中へと治まった
おチンチンなくなっちゃった…?
股間だけじゃない
服もヨレヨレになり
オレはズボンの裾を踏んで立ち上がる
すると
突然胸元が痛みだした
「いぎっ⁉///」
涙目になりつつも
必死に胸を抑え込む
だが意思に反して
胸は前へ前へと突き出ていく
「やああ♡やああ♡///」
大きくなっちゃダメぇ…!
たわわと立派な乳房が
出来上がると
息苦しさも消える
「嘘…そんなぁ!///」
パニックになる
オレを横目に
尻もたっぷりの脂肪とともに
巨大化し
ズボンに横じわを浮き立たせ
腰からはみ出す
「ふう…ふう…♡///」
小さく息を整えると
ドッペルゲンガーは
オレの額に手を当てる
「これで体は完璧に
別人になったぞw?
なぁ?言ったとおりだろw」
「もとに戻せ…よ!♡///」
ドッペルゲンガーに飛びつき
必死に起き上がろとするが
すぐに倒れ込んでしまう
そんなオレを
哀れむようにドッペルゲンガーは見る
「お前は今日から透羽ミキコ
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