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異性とのフラグ殺しの末裔
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いよいよ来週の木曜日は
オレの12歳の誕生日だ!
プレゼント
何買ってもらおうかなぁw
ワクワクしながら
誕生日の日付に赤丸をつける
オレの名前は
キヨタカ
小学六年生
すると玄関の方で
ドアを開ける音がした
「ただいまー」
あの声は
オレの姉ちゃんだ
オレには
中学二年生の姉ちゃんがいる
名前はサクラ
「はぁ…つかれたぁ…」
姉ちゃんは学校のカバンと
部活で使った荷物を
横に立てかけると
そのままソファへとダイブした
スゥ…スゥ…
部屋から出てきたオレは
姉ちゃんのいるリビングへと来る
うわぁ…ガニ股で寝てやんの…
これじゃ男っ気ないよなぁ
姉ちゃんは今年で十四才になるが
中学に入っても
彼氏なんてできたことがないらしい
でも彼氏ができない理由は
他にもある…
それは姉ちゃんの不思議な体質によるものだった
今からソレが何なのか
見せてやるよ
オレは静かに
姉ちゃんに接近すると
唇をうの字にして
顔面に近づけた
その時だった
突如姉ちゃんの身体は縮み始め
小学生へと変わっていく
「んん…」
胸もオレのクラスの女子サイズ以下の
下駄胸になると代わりに
手足がほんのりと大きくなり
首も平均の小学生男子のように太く
ガッチリとしたものに変わった
ロングヘアーだった髪も縮み
ショートカットになって
眉も少し凛々しくなったような感じだ
そう…姉ちゃんは異性に
接近されたり触れられると
実年齢より
年下の男に男体化してしまう
謎の体質を持っているんだ
肝心なアソコだって
オチンチンが生えているw!
「…見れば見るほど
面白い体質ww」
しかし…オレがヘラヘラと
大笑いしていると
姉ちゃんは眉をひそめ
不機嫌そうに起きた
「うるっさい…わねぇ!
疲れてんのに寝れないでしょ!」
そうして身体を起こすが
すぐに自分の服がゆるいこと
股の間の異物感
頭がさっぱりしてることに
気づく
「…!」
姉ちゃんは青ざめた表情を見せると
瞬時にオレを睨みつける
そして喧嘩へと発展
「アンタ!人が一番気にしてる
体質をぉ~!」
「ふんww姉ちゃんが
そんな面白いびっくり人間なのが
悪いんだろww」
喧嘩に決着はつかず
オレと姉ちゃんの取っ組み合いは
続いた
しかし母ちゃんが
ソレに終止符を打つ
「こらぁ!いつまでも
姉弟喧嘩してたら二人共
夕ご飯抜きよ!」
えっ…夕ご飯抜き⁉
ソレは嫌だと
二人して大人しくなる
でも姉ちゃんは
自分は悪くないと主張した
「でも聞いてよ!
こいつったら
アタシの体質を玩具にしてきたのよ…!
ひどいと思わない…?」
母ちゃんはため息を付いて
オレを見下ろした
「…キヨタカ
お姉ちゃんの体質はねぇ
前世代々から
受け継がれてきた
体質なの…
12歳を迎えると
発症したその体質に悩まされて
来たのよ…
お姉ちゃんだけじゃないわ
お父さんだって
女の人に変身しちゃうでしょ?」
確かに父ちゃんも
変身体質を持っていて
姉ちゃんとは逆で女の人に女体化しているのを
見たことはある
「私は受け継いでないからわからないけど
馬鹿になんかしないわ
だって本人たちにしか
苦しさがわからないじゃない
だからキヨタカも馬鹿にしちゃ駄目よ」
「はーい…」
しかし母ちゃんは
喧嘩を終わらせると
姉ちゃんを見てニヤニヤしだした
「だけど本当に
可愛いわぁ♡
息子がもうひとり増えたみたいで!
ねぇサクラ~せっかくだから
またキヨタカの服を来てみせてよぉww♪」
「う…」
ドン引きしつつも
姉ちゃんは母ちゃんに流されるまま
オレの服を着させられ
弄ばれた
オレはその光景を見て
哀れむ
体質を持ってんのも
苦労するんだなぁ…
だが他人事のように言っていられたのも
その時だけだった
日が過ぎ
オレの誕生日がやってきた
夜食卓のテーブルの前で
誕生日ケーキの上のろうそくを吹く
全て消し終わると
照明をつけ
皆が拍手した
「おめでとーっ」
「これでキヨタカも十二歳になったわけかぁ」
「一つ歳をとったんだから
これからは
姉の前でも利口になりなさいよねぇ?」
「こらこら…それならサクラも
喧嘩腰になるのはもうやめないとねw
でもキヨタカも
今日から十二歳かぁw
大人に近づいていって
お母さんなんだか寂しいわぁww♪」
母ちゃんはオレに抱きつく
咄嗟にオレは暴れる
「おいおい…!
オレは今年で十二歳だってのに
抱きしめるのはやめろよなぁ!///」
その時
身体が熱くなり
ミシミシと服をきしみあげ
胸がボーンっ膨らんだかと思うと
オレの身体はたちまち
女子高生並みのスタイルへと変貌した
「あら?」
母ちゃんはオレの
腰まで伸びた髪をさすり
唖然とする
すると姉ちゃんは
一番に原因を察し笑い転げた
「もっもしかしてww
十二歳になったから
アンタも異性と接触すると
変身する…つまり女体化を
発症する体質になったんじゃないっw?」
オレは愕然とした
そんな…
まさか今まで馬鹿にしていた
姉ちゃんの体質をオレも受け継ぐことになるなんて…!
「うわあああああ~!
こんなのヤダよぉ~~‼」
泣いてももう遅い…
オレの12歳の誕生日だ!
プレゼント
何買ってもらおうかなぁw
ワクワクしながら
誕生日の日付に赤丸をつける
オレの名前は
キヨタカ
小学六年生
すると玄関の方で
ドアを開ける音がした
「ただいまー」
あの声は
オレの姉ちゃんだ
オレには
中学二年生の姉ちゃんがいる
名前はサクラ
「はぁ…つかれたぁ…」
姉ちゃんは学校のカバンと
部活で使った荷物を
横に立てかけると
そのままソファへとダイブした
スゥ…スゥ…
部屋から出てきたオレは
姉ちゃんのいるリビングへと来る
うわぁ…ガニ股で寝てやんの…
これじゃ男っ気ないよなぁ
姉ちゃんは今年で十四才になるが
中学に入っても
彼氏なんてできたことがないらしい
でも彼氏ができない理由は
他にもある…
それは姉ちゃんの不思議な体質によるものだった
今からソレが何なのか
見せてやるよ
オレは静かに
姉ちゃんに接近すると
唇をうの字にして
顔面に近づけた
その時だった
突如姉ちゃんの身体は縮み始め
小学生へと変わっていく
「んん…」
胸もオレのクラスの女子サイズ以下の
下駄胸になると代わりに
手足がほんのりと大きくなり
首も平均の小学生男子のように太く
ガッチリとしたものに変わった
ロングヘアーだった髪も縮み
ショートカットになって
眉も少し凛々しくなったような感じだ
そう…姉ちゃんは異性に
接近されたり触れられると
実年齢より
年下の男に男体化してしまう
謎の体質を持っているんだ
肝心なアソコだって
オチンチンが生えているw!
「…見れば見るほど
面白い体質ww」
しかし…オレがヘラヘラと
大笑いしていると
姉ちゃんは眉をひそめ
不機嫌そうに起きた
「うるっさい…わねぇ!
疲れてんのに寝れないでしょ!」
そうして身体を起こすが
すぐに自分の服がゆるいこと
股の間の異物感
頭がさっぱりしてることに
気づく
「…!」
姉ちゃんは青ざめた表情を見せると
瞬時にオレを睨みつける
そして喧嘩へと発展
「アンタ!人が一番気にしてる
体質をぉ~!」
「ふんww姉ちゃんが
そんな面白いびっくり人間なのが
悪いんだろww」
喧嘩に決着はつかず
オレと姉ちゃんの取っ組み合いは
続いた
しかし母ちゃんが
ソレに終止符を打つ
「こらぁ!いつまでも
姉弟喧嘩してたら二人共
夕ご飯抜きよ!」
えっ…夕ご飯抜き⁉
ソレは嫌だと
二人して大人しくなる
でも姉ちゃんは
自分は悪くないと主張した
「でも聞いてよ!
こいつったら
アタシの体質を玩具にしてきたのよ…!
ひどいと思わない…?」
母ちゃんはため息を付いて
オレを見下ろした
「…キヨタカ
お姉ちゃんの体質はねぇ
前世代々から
受け継がれてきた
体質なの…
12歳を迎えると
発症したその体質に悩まされて
来たのよ…
お姉ちゃんだけじゃないわ
お父さんだって
女の人に変身しちゃうでしょ?」
確かに父ちゃんも
変身体質を持っていて
姉ちゃんとは逆で女の人に女体化しているのを
見たことはある
「私は受け継いでないからわからないけど
馬鹿になんかしないわ
だって本人たちにしか
苦しさがわからないじゃない
だからキヨタカも馬鹿にしちゃ駄目よ」
「はーい…」
しかし母ちゃんは
喧嘩を終わらせると
姉ちゃんを見てニヤニヤしだした
「だけど本当に
可愛いわぁ♡
息子がもうひとり増えたみたいで!
ねぇサクラ~せっかくだから
またキヨタカの服を来てみせてよぉww♪」
「う…」
ドン引きしつつも
姉ちゃんは母ちゃんに流されるまま
オレの服を着させられ
弄ばれた
オレはその光景を見て
哀れむ
体質を持ってんのも
苦労するんだなぁ…
だが他人事のように言っていられたのも
その時だけだった
日が過ぎ
オレの誕生日がやってきた
夜食卓のテーブルの前で
誕生日ケーキの上のろうそくを吹く
全て消し終わると
照明をつけ
皆が拍手した
「おめでとーっ」
「これでキヨタカも十二歳になったわけかぁ」
「一つ歳をとったんだから
これからは
姉の前でも利口になりなさいよねぇ?」
「こらこら…それならサクラも
喧嘩腰になるのはもうやめないとねw
でもキヨタカも
今日から十二歳かぁw
大人に近づいていって
お母さんなんだか寂しいわぁww♪」
母ちゃんはオレに抱きつく
咄嗟にオレは暴れる
「おいおい…!
オレは今年で十二歳だってのに
抱きしめるのはやめろよなぁ!///」
その時
身体が熱くなり
ミシミシと服をきしみあげ
胸がボーンっ膨らんだかと思うと
オレの身体はたちまち
女子高生並みのスタイルへと変貌した
「あら?」
母ちゃんはオレの
腰まで伸びた髪をさすり
唖然とする
すると姉ちゃんは
一番に原因を察し笑い転げた
「もっもしかしてww
十二歳になったから
アンタも異性と接触すると
変身する…つまり女体化を
発症する体質になったんじゃないっw?」
オレは愕然とした
そんな…
まさか今まで馬鹿にしていた
姉ちゃんの体質をオレも受け継ぐことになるなんて…!
「うわあああああ~!
こんなのヤダよぉ~~‼」
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