不滅の誓い

 トリトニア公国の姫の侍女である少女、セレンは姫の輿入れで敵国のイベリスへと向かうこととなった。セレンは大公から2つの密命を受けていた。「イベリスを陥とすため、かの国の弱点を探ること」そして「ミリアネス姫の命を守ること」セレンは二度と戻れない覚悟でイベリスへ向かった。
 一方イベリス王国兵団団長、トラディスはセレンを一目見た瞬間、激しい衝撃を受ける。それは初めての恋情だったー…。恋を恋と自覚できぬまま、セレンは腹の底を見せぬまま、お互いに敵対しあう2人。やがて戦局が悪化し、イベリスは窮地に立たされ、姫は捕らえられる。絶体絶命の状況の中、初めて自らの気持ちに気が付いてしまったセレンとトラディスは…
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