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どうかんがえてもふられてるでしょ
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「ふ、ふられてないし! もう構わないでって言われただけだし……!」
「どうかんがえてもふられてるでしょ、それは。ていうかいきなり温室みたいな人気のない場所でふたりきりにされれば、女の子は警戒するわよ」
そう言われて、アレックスははっとした後、肩を落とした。
「そっか……そうだよな、彼女はココと違うし」
「そうよ、深窓のお姫様なんだから。あら、でも」
ココがふと首をかしげる。
「いつもは外になんて出ない彼女が、なんで温室でバナナの植え付けなんてしてたのかしら?」
そういえば、そのへんの事情は聴かなかった。
「それに、温室とはいえこの地方でバナナなんて、なかなか育たないわよ。大丈夫なのかしら? 種類は熱帯型? アイランド型?」
ココは真剣にそう言いはじめた。彼女は魔法植物の事になると黙ってはいられないのだ。
「し、知らねぇよ……」
「ったく、それくらい聞いてたしかめておきなさいよ。ていうか女の子と仲良くなりたいときは、そういうとこから話を広げるもんでしょうが。植える理由も聞いてないなんて、まったく……」
ぶつくさ言いながら、彼女は決心したようにうなずいた。
「うん、私が行って、手伝ってあげるわ。あんたじゃ頼りにならないから」
さすがのアレックスもあきれて止めた。
「いや、やめとけよ。お前とグレアムとハダリーさんはこじれてるんだから、近寄らないほうがいいって」
またエヴァンジェリンが喧嘩に巻き込まれるのはかわいそうだ。しかしココは憤然と首を振った。
「グレアムとはもう他人なの! だから私が何をしようと、あの人に文句を言われる筋合いなんてないわ!」
彼の件については、まださすがのココも吹っ切れてはいないようで、彼の話になるとこうしていらだちを露わにしている。
「それに……私もハダリーさんに、何かちゃんとお詫びがしたいって気持ちがあるの。私の得意なことなんて、植物を育てることくらいだし……」
珍しくしおらしい事を言うココに、アレックスは目を丸くした。
「へえ、ココもそう思うのか」
ちょっと気まずそうに、彼女はうなずく。
「そりゃあね。だって私のしたことを考えると、口で謝ったくらいじゃ済まないよねって思うもの。何かで誠意を表したいのよ」
とりあえず、バナナ向きの肥料を調合しなくちゃ。そう言いながらココは立ち上がった。
その背を見ながら、アレックスははぁとため息をついた。
(くそ、俺もなんか役に立つ得意技があればよかったのになぁ……)
自分の得意とするところはメガロボールくらいで、アレックスは初めて、そのことを歯がゆく思った。
(メガ球じゃ、ハダリーさんの何の役にも立たないじゃん……)
昼休みと放課後の、わずかな自由時間を縫って、エヴァンジェリンは温室に通っていた。
(うーん、今日もなんだか元気がないなぁ……)
本に書かれている通りに植え付けたし、水も肥料もあげている。それなのに、バナナの木の葉は連日しおしおと萎れてしまっていた。
(どうしよう、もし枯らせたりしたら)
めったにない、グレアムからのプレゼントなのだ。もう次はないだろう。そう思うとエヴァンジェリンは必死になる。だってこの木がなければ。
「ピィピィの餌が、なくなっちゃう……」
思わず口に出してバナナの木を見上げたその時、後ろから声がした。
「ピィピィって、誰かしら?」
誰もいないはずの場所から突然声がして、エヴァンジェリンはびくっとふりむいた。
「あ……サンディ、さん」
エヴァンジェリンの隣に並んだココは、じっとバナナの木を見上げている。
「青バナナ、ドワーフ・キャベンディッシュ型……立派な苗木ね」
ココの腕には、何やら鉢や土、そしてシャベルが抱えられている。エヴァンジェリンはまごついた。
「あ、あの、この温室に、何か御用でしょうか……」
するとココはちらりとエヴァンジェリンを見たあと、少し気まずげに笑った。
「ごめんなさい、いきなり入って。実はアレックスから、ハダリーさんがバナナの木を植えたって聞いて、手伝いたいと思って」
予想外の言葉に、エヴァンジェリンは固まりそうになったが、すぐに首を振った。
「そんな……大丈夫です。サンディさんのお手をわずらわせる必要は」
するとココは一瞬唇をかんだあと、打って出るように言った。
「私……何か、ハダリーさんの役に立つことがしたくて」
そんな必要はない、と言いかけたエヴァンジェリンを、ココはさえぎる。
「ええ、わかってるわ。余計なお世話、ってことは。でも、このままじゃ私が自分を許せないの。あなたにしてしまったこと……だから、私を助けると思って、手伝わせてくれないかしら?」
ココのその目は、真剣だった。嘘を言っているようには見えない。しかしそれでも、エヴァンジェリンはうなずけなかった。
「そう言っていただけるのはありがたいです、でも、グレアム様が……」
ココとエヴァンジェリンが接触していると知ったら、きっといい顔をしないだろう。
すると、きゅっとココがエヴァンジェリンの肩をつかんだ。
「関係ないわ! あんな人……! ねぇ、ハダリーさんはなんで、あんな人の言いなりになっているの? 何か弱みでも握られているの?」
とうてい答えられない質問だったけれど、ココに秘密を聞き出すような意図はないだろう。さすがにそれはわかるエヴァンジェリンは、静かに首を振った。
「いいえ。そんなことは……」
「それなら、手伝ってもいいでしょう? あの人に何か言われたら、私を呼んで。あんたは関係ないって、とっちめてやるから!」
その勢いに気おされるエヴァンジェリンに、ココはさらにたたみかけた。
「バナナ、こんなに萎れているし……きっと元気にしてあげるわ。ね?」
ココの手のひらは温かかった。肩にそれを感じながら、エヴァンジェリンは木を見上げて――迷って、うなずいた。
「どうかんがえてもふられてるでしょ、それは。ていうかいきなり温室みたいな人気のない場所でふたりきりにされれば、女の子は警戒するわよ」
そう言われて、アレックスははっとした後、肩を落とした。
「そっか……そうだよな、彼女はココと違うし」
「そうよ、深窓のお姫様なんだから。あら、でも」
ココがふと首をかしげる。
「いつもは外になんて出ない彼女が、なんで温室でバナナの植え付けなんてしてたのかしら?」
そういえば、そのへんの事情は聴かなかった。
「それに、温室とはいえこの地方でバナナなんて、なかなか育たないわよ。大丈夫なのかしら? 種類は熱帯型? アイランド型?」
ココは真剣にそう言いはじめた。彼女は魔法植物の事になると黙ってはいられないのだ。
「し、知らねぇよ……」
「ったく、それくらい聞いてたしかめておきなさいよ。ていうか女の子と仲良くなりたいときは、そういうとこから話を広げるもんでしょうが。植える理由も聞いてないなんて、まったく……」
ぶつくさ言いながら、彼女は決心したようにうなずいた。
「うん、私が行って、手伝ってあげるわ。あんたじゃ頼りにならないから」
さすがのアレックスもあきれて止めた。
「いや、やめとけよ。お前とグレアムとハダリーさんはこじれてるんだから、近寄らないほうがいいって」
またエヴァンジェリンが喧嘩に巻き込まれるのはかわいそうだ。しかしココは憤然と首を振った。
「グレアムとはもう他人なの! だから私が何をしようと、あの人に文句を言われる筋合いなんてないわ!」
彼の件については、まださすがのココも吹っ切れてはいないようで、彼の話になるとこうしていらだちを露わにしている。
「それに……私もハダリーさんに、何かちゃんとお詫びがしたいって気持ちがあるの。私の得意なことなんて、植物を育てることくらいだし……」
珍しくしおらしい事を言うココに、アレックスは目を丸くした。
「へえ、ココもそう思うのか」
ちょっと気まずそうに、彼女はうなずく。
「そりゃあね。だって私のしたことを考えると、口で謝ったくらいじゃ済まないよねって思うもの。何かで誠意を表したいのよ」
とりあえず、バナナ向きの肥料を調合しなくちゃ。そう言いながらココは立ち上がった。
その背を見ながら、アレックスははぁとため息をついた。
(くそ、俺もなんか役に立つ得意技があればよかったのになぁ……)
自分の得意とするところはメガロボールくらいで、アレックスは初めて、そのことを歯がゆく思った。
(メガ球じゃ、ハダリーさんの何の役にも立たないじゃん……)
昼休みと放課後の、わずかな自由時間を縫って、エヴァンジェリンは温室に通っていた。
(うーん、今日もなんだか元気がないなぁ……)
本に書かれている通りに植え付けたし、水も肥料もあげている。それなのに、バナナの木の葉は連日しおしおと萎れてしまっていた。
(どうしよう、もし枯らせたりしたら)
めったにない、グレアムからのプレゼントなのだ。もう次はないだろう。そう思うとエヴァンジェリンは必死になる。だってこの木がなければ。
「ピィピィの餌が、なくなっちゃう……」
思わず口に出してバナナの木を見上げたその時、後ろから声がした。
「ピィピィって、誰かしら?」
誰もいないはずの場所から突然声がして、エヴァンジェリンはびくっとふりむいた。
「あ……サンディ、さん」
エヴァンジェリンの隣に並んだココは、じっとバナナの木を見上げている。
「青バナナ、ドワーフ・キャベンディッシュ型……立派な苗木ね」
ココの腕には、何やら鉢や土、そしてシャベルが抱えられている。エヴァンジェリンはまごついた。
「あ、あの、この温室に、何か御用でしょうか……」
するとココはちらりとエヴァンジェリンを見たあと、少し気まずげに笑った。
「ごめんなさい、いきなり入って。実はアレックスから、ハダリーさんがバナナの木を植えたって聞いて、手伝いたいと思って」
予想外の言葉に、エヴァンジェリンは固まりそうになったが、すぐに首を振った。
「そんな……大丈夫です。サンディさんのお手をわずらわせる必要は」
するとココは一瞬唇をかんだあと、打って出るように言った。
「私……何か、ハダリーさんの役に立つことがしたくて」
そんな必要はない、と言いかけたエヴァンジェリンを、ココはさえぎる。
「ええ、わかってるわ。余計なお世話、ってことは。でも、このままじゃ私が自分を許せないの。あなたにしてしまったこと……だから、私を助けると思って、手伝わせてくれないかしら?」
ココのその目は、真剣だった。嘘を言っているようには見えない。しかしそれでも、エヴァンジェリンはうなずけなかった。
「そう言っていただけるのはありがたいです、でも、グレアム様が……」
ココとエヴァンジェリンが接触していると知ったら、きっといい顔をしないだろう。
すると、きゅっとココがエヴァンジェリンの肩をつかんだ。
「関係ないわ! あんな人……! ねぇ、ハダリーさんはなんで、あんな人の言いなりになっているの? 何か弱みでも握られているの?」
とうてい答えられない質問だったけれど、ココに秘密を聞き出すような意図はないだろう。さすがにそれはわかるエヴァンジェリンは、静かに首を振った。
「いいえ。そんなことは……」
「それなら、手伝ってもいいでしょう? あの人に何か言われたら、私を呼んで。あんたは関係ないって、とっちめてやるから!」
その勢いに気おされるエヴァンジェリンに、ココはさらにたたみかけた。
「バナナ、こんなに萎れているし……きっと元気にしてあげるわ。ね?」
ココの手のひらは温かかった。肩にそれを感じながら、エヴァンジェリンは木を見上げて――迷って、うなずいた。
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