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ファーストキス、返して!
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夕日がまぶしい砂浜に、芹花はモフチーとぼんやりと座っていた。
サチが島を出てから一ヶ月以上たつ。戻ってくるかわからない人を待ちながらひとりきりで暮らすというのは、予想以上にこたえるものだった。朝起きても、夜寝ても一人。「おはよう」も「ただいま」も「おやすみ」も言う相手がいない。もしかすると、永遠に…
海風が吹いて、芹花はぶるっと身を震わせた。季節は晩秋。この島の冬はそう寒くないはずなのに。芹花は風を冷たく感じた。モフチーもそう感じたのか芹花の膝の上で丸くなった。
「ワウ…」
一人ぼっちになって、モフチーがいるありがたさをひしひしと感じた。モフチーが膝の上にのり、芹花を見上げている。その姿は芹花をなぐさめたが、同時に怯えもさせた。
猫は人間よりずっと寿命が短い。もし、サチが戻らず、モフチーも見送って、完全に一人になってしまったら…。
(さすがに…考えたくないな)
芹花はそう思って、モフチーをぎゅっと抱きしめた。
「アーウウ」
せまいよ、とモフチーはうなった。
「ごめん、モフチー…」
サチがいない寂しさをまぎらわせようと浜辺まで来てみたが、逆効果だった。
芹花が聞いても、大樹は話を濁してサチの様子を詳しくは教えてくれなかった。何か質問をすればいつも納得いく答えをくれた大樹だ。その彼が話さないという事は。
(つまり、良くないって事だ…)
今までの芹花なら兄を問い詰めて無理やり聞きだしていただろう。だが怖くてできなかった。
「サチさん…」
そう口に出すと、ぞっとするほど胸の中がさびしくなって、芹花は唇を噛んだ。
(なんでこんな、辛い気持ちになるんだろう…)
最初は仲が悪かった。手加減も愛想もなく、真剣にサチとはぶつかった。芹花は時に怯えた獣のようになるサチに手を差し伸べ続けた。それは仲良くなりたい一心でしたことだったが…
(あんなの、ズルいじゃんか)
サチがまさか、自分を犠牲にまでして芹花を逃がすつもりだったなんて。
――一生寝覚めに思い出してくれるなら、私はそれで、いいです…
サチのあの言葉が頭から離れない。
(あんな事いって、私をひとり残して死ぬ気だったなんて…)
もう一度サチに会いたい。あってこの行き場のない気持ちを伝えなければ気が済まない。芹花はそう思って立ち上がった。
「アオオン」
「しっ、モフチー」
籠の中で鳴こうとするモフチーをたしなめながら、芹花は電車からホームへと降り立った。ここはドーム東京の、中央研究大前駅だ。
「ここまでありがとうございました」
芹花は会社が派遣してくれたボディガードの男性に礼を言った。
「いいえ、中村様。では私は大学の入り口で待っております」
「わかりました…あっ、大ちゃん!」
天上の高い構内を行くと、大樹の姿が見えたので芹花は走りよった。
「お疲れ、芹花。いきなり呼び立てて悪かったな」
「ううん、ぜんぜん!私の力で治せるかもしれないんだったら、なんでもやるよ!」
「その可能性があるかも、って所だ。100%ではないよ」
「そんなのわかってるって!」
生き生きと口答えする芹花を見て、大樹はとりあえずほっとした。
病院で一通り検査をした後、芹花は大樹と一緒に無菌室へと向かった。が、扉の前で芹花の足はピタリと止まった。
「どうした芹花、この向こうだぞ」
一ヶ月、ずっと彼のことばかり考えていた癖に、いざ会えるとなると足が竦んでしまった。
「ど…どんな顔して会えばいいのか、わかんない…」
芹花の真剣な顔を見て、大樹は芹花が変わった事を感じた。兄としては嬉しいような、少し寂しいような複雑な気持ちだ。だが大樹はばっとドアを開けてその向こうへ芹花を押し込んだ。
「なにらしくないこと言ってんだ!あたってくだけろ!」
「ええっ、ちょっ…」
「俺は廊下で待ってるから」
そしてドアが閉まった。
無理やり背中を押されたので、芹花はつんのめって勢いよく入室した。
「あ…」
ガラス一枚隔てた向こう側に、サチが立っていた。
「サチさんっ!!」
思わず叫んだ芹花に、サチは壁の内線を指差した。
「寝てなくて大丈夫ですかっ?!」
受話器をとって芹花は叫んだ。あの、懐かしい声が返ってきた。
「芹花さん…痩せましたね」
サチは心配そうだった。
「えっ…ああ、そうかも。一人だとご飯つくるのも、なんだか面倒で」
「そんな…あんなに食べることが好きな芹花さんが…」
「私のことはいいよ!それよりサチさん、横になってなくていいの?」
「大丈夫ですよ。…大樹もたびたび来てくれるので調子がいいです」
調子などいいわけがない。芹花に心配させまいと言っているのがわかったが、その優しい嘘に乗ることにした。
「っていうか、いつの間にうちの兄と呼び捨てになる仲に…?びっくりだよ」
「私達もそうしますか、芹花」
芹花はドキリとしたが、負けん気が勝った。
「うん、サチ」
しかし、なんだかサチを直視できなくて顔を逸らしてしまった。
(私は何をやってるんだ…せっかく会いたくて、島を出てはるばるきたのに)
「あの…さ」
「芹花…」
また、同時に声を発してしまったので、2人は思わずわらってしまった。
「前にもこんなこと、ありましたね」
「そうだった。あのときサチは、何て言おうとしてたの?」
あれは、カナリアと博士の話をした時だった。あの時サチは、芹花の瞳を見て気が付いたのだった。その生き生きとした輝きに、自分が変えられた事に。
「芹花さんに言いたかったんです…サンクチュアリに来てくれて、ありがとう、と」
「へ?」
「あなたが来てくれなければ、私は何も知らないままだった」
「ええ、そんな大げさな…」
「あなたを…失いたくないと思いました。でも、あなたが死ぬのはもっと嫌だった。会社も自分もどうなっていいから、あなたに生きてほしかった。芹花、こうなって良かった。どうかずっと元気で、長生きしてください」
芹花はガラス越しにサチに詰め寄った。
「そんな不吉な言い方やめてください!サチも、私も長生きするんですから!」
サチは微笑んだ。
「良いんです、私は。もう十分生きたんです。今までの『サチ』たちはもっと短命でした。それに私は彼らにはない良い思い出も作ってもらいました、あなたに」
芹花が今にも泣き出しそうなのに対して、サチは穏かな表情だった。
「ごはんをたくさん、作ってもらいました。花火もたのしかった。海で泳ぐあなたを眺めるのは、素敵でした…芹花がとなりにいて、初めて私はサンクチュアリの海を綺麗だと感じることができたんです。もう一度だけ、会えたらと思っていました。そしたら今日会えた。だから私はもう、満足なんです。芹花、私が死んでも悲しまないでください」
芹花はキレた。
「やめてよッ!悲しまないわけないだでしょ!!なんでわからないんですか!?そうならないために今日来たのに!手術、頑張ってくださいよ!!死んだら絶対怒りますから!」
サチは笑いながら言った。
「もう怒ってるじゃないですか」
怒りと悲しみが頂点に達して、芹花は病院だと言う事も忘れて叫んだ。
「こんな時に馬鹿にして!私のファーストキス返してッ!!!」
さすがのサチも笑いを収めて神妙な顔になった。
「すみません、それは、返せないです…何と言っていいか。芹花、聞いてください」
芹花はぐっと顔を上げた。
「私と教授がいくら頑張っても、手術が成功するとは限りません。守れない約束をすることはできない…失敗しても、仕方がないんです。だから悲しまないで欲しいと伝えたかった」
「サチは!?サチはどうなの?治りたいって、もっと生きたいって思わないの?」
「…思いますよ。でも…失敗する確率の方が高い。期待して裏切られるのは辛いでしょう?だから、もう十分、と思っておいたほうが良い」
その言葉には実感がこめられていた。だが、芹花は反論した。
「私は…サチに生きて欲しい。結果がわかるギリギリまで、成功するって信じていたい。それ以外のことは、考えたくない!」
はっきりそう言い切った芹花の目には、強い光が浮かんでいた。その瞳にサチは見入った。抑えがたいほど、彼女への気持ちが強くなるのを感じた。
(こんなにも、私は芹花を愛している。ならば…彼女のために、何だってしよう)
サチは片手をガラスにあてた。
「わかりました。あきらめないで、手術に耐えられるよう努力します。また、サンクチュアリに帰れるように」
芹花はガラス越しに、自分の手をサチの手に重ねた。
「そう言ってほしかったの…ありがとう」
ほほえんだ芹花の瞼から、一筋の涙がこぼれおちた。
それをぬぐってやれないのを、サチは残念に思った。
サチが島を出てから一ヶ月以上たつ。戻ってくるかわからない人を待ちながらひとりきりで暮らすというのは、予想以上にこたえるものだった。朝起きても、夜寝ても一人。「おはよう」も「ただいま」も「おやすみ」も言う相手がいない。もしかすると、永遠に…
海風が吹いて、芹花はぶるっと身を震わせた。季節は晩秋。この島の冬はそう寒くないはずなのに。芹花は風を冷たく感じた。モフチーもそう感じたのか芹花の膝の上で丸くなった。
「ワウ…」
一人ぼっちになって、モフチーがいるありがたさをひしひしと感じた。モフチーが膝の上にのり、芹花を見上げている。その姿は芹花をなぐさめたが、同時に怯えもさせた。
猫は人間よりずっと寿命が短い。もし、サチが戻らず、モフチーも見送って、完全に一人になってしまったら…。
(さすがに…考えたくないな)
芹花はそう思って、モフチーをぎゅっと抱きしめた。
「アーウウ」
せまいよ、とモフチーはうなった。
「ごめん、モフチー…」
サチがいない寂しさをまぎらわせようと浜辺まで来てみたが、逆効果だった。
芹花が聞いても、大樹は話を濁してサチの様子を詳しくは教えてくれなかった。何か質問をすればいつも納得いく答えをくれた大樹だ。その彼が話さないという事は。
(つまり、良くないって事だ…)
今までの芹花なら兄を問い詰めて無理やり聞きだしていただろう。だが怖くてできなかった。
「サチさん…」
そう口に出すと、ぞっとするほど胸の中がさびしくなって、芹花は唇を噛んだ。
(なんでこんな、辛い気持ちになるんだろう…)
最初は仲が悪かった。手加減も愛想もなく、真剣にサチとはぶつかった。芹花は時に怯えた獣のようになるサチに手を差し伸べ続けた。それは仲良くなりたい一心でしたことだったが…
(あんなの、ズルいじゃんか)
サチがまさか、自分を犠牲にまでして芹花を逃がすつもりだったなんて。
――一生寝覚めに思い出してくれるなら、私はそれで、いいです…
サチのあの言葉が頭から離れない。
(あんな事いって、私をひとり残して死ぬ気だったなんて…)
もう一度サチに会いたい。あってこの行き場のない気持ちを伝えなければ気が済まない。芹花はそう思って立ち上がった。
「アオオン」
「しっ、モフチー」
籠の中で鳴こうとするモフチーをたしなめながら、芹花は電車からホームへと降り立った。ここはドーム東京の、中央研究大前駅だ。
「ここまでありがとうございました」
芹花は会社が派遣してくれたボディガードの男性に礼を言った。
「いいえ、中村様。では私は大学の入り口で待っております」
「わかりました…あっ、大ちゃん!」
天上の高い構内を行くと、大樹の姿が見えたので芹花は走りよった。
「お疲れ、芹花。いきなり呼び立てて悪かったな」
「ううん、ぜんぜん!私の力で治せるかもしれないんだったら、なんでもやるよ!」
「その可能性があるかも、って所だ。100%ではないよ」
「そんなのわかってるって!」
生き生きと口答えする芹花を見て、大樹はとりあえずほっとした。
病院で一通り検査をした後、芹花は大樹と一緒に無菌室へと向かった。が、扉の前で芹花の足はピタリと止まった。
「どうした芹花、この向こうだぞ」
一ヶ月、ずっと彼のことばかり考えていた癖に、いざ会えるとなると足が竦んでしまった。
「ど…どんな顔して会えばいいのか、わかんない…」
芹花の真剣な顔を見て、大樹は芹花が変わった事を感じた。兄としては嬉しいような、少し寂しいような複雑な気持ちだ。だが大樹はばっとドアを開けてその向こうへ芹花を押し込んだ。
「なにらしくないこと言ってんだ!あたってくだけろ!」
「ええっ、ちょっ…」
「俺は廊下で待ってるから」
そしてドアが閉まった。
無理やり背中を押されたので、芹花はつんのめって勢いよく入室した。
「あ…」
ガラス一枚隔てた向こう側に、サチが立っていた。
「サチさんっ!!」
思わず叫んだ芹花に、サチは壁の内線を指差した。
「寝てなくて大丈夫ですかっ?!」
受話器をとって芹花は叫んだ。あの、懐かしい声が返ってきた。
「芹花さん…痩せましたね」
サチは心配そうだった。
「えっ…ああ、そうかも。一人だとご飯つくるのも、なんだか面倒で」
「そんな…あんなに食べることが好きな芹花さんが…」
「私のことはいいよ!それよりサチさん、横になってなくていいの?」
「大丈夫ですよ。…大樹もたびたび来てくれるので調子がいいです」
調子などいいわけがない。芹花に心配させまいと言っているのがわかったが、その優しい嘘に乗ることにした。
「っていうか、いつの間にうちの兄と呼び捨てになる仲に…?びっくりだよ」
「私達もそうしますか、芹花」
芹花はドキリとしたが、負けん気が勝った。
「うん、サチ」
しかし、なんだかサチを直視できなくて顔を逸らしてしまった。
(私は何をやってるんだ…せっかく会いたくて、島を出てはるばるきたのに)
「あの…さ」
「芹花…」
また、同時に声を発してしまったので、2人は思わずわらってしまった。
「前にもこんなこと、ありましたね」
「そうだった。あのときサチは、何て言おうとしてたの?」
あれは、カナリアと博士の話をした時だった。あの時サチは、芹花の瞳を見て気が付いたのだった。その生き生きとした輝きに、自分が変えられた事に。
「芹花さんに言いたかったんです…サンクチュアリに来てくれて、ありがとう、と」
「へ?」
「あなたが来てくれなければ、私は何も知らないままだった」
「ええ、そんな大げさな…」
「あなたを…失いたくないと思いました。でも、あなたが死ぬのはもっと嫌だった。会社も自分もどうなっていいから、あなたに生きてほしかった。芹花、こうなって良かった。どうかずっと元気で、長生きしてください」
芹花はガラス越しにサチに詰め寄った。
「そんな不吉な言い方やめてください!サチも、私も長生きするんですから!」
サチは微笑んだ。
「良いんです、私は。もう十分生きたんです。今までの『サチ』たちはもっと短命でした。それに私は彼らにはない良い思い出も作ってもらいました、あなたに」
芹花が今にも泣き出しそうなのに対して、サチは穏かな表情だった。
「ごはんをたくさん、作ってもらいました。花火もたのしかった。海で泳ぐあなたを眺めるのは、素敵でした…芹花がとなりにいて、初めて私はサンクチュアリの海を綺麗だと感じることができたんです。もう一度だけ、会えたらと思っていました。そしたら今日会えた。だから私はもう、満足なんです。芹花、私が死んでも悲しまないでください」
芹花はキレた。
「やめてよッ!悲しまないわけないだでしょ!!なんでわからないんですか!?そうならないために今日来たのに!手術、頑張ってくださいよ!!死んだら絶対怒りますから!」
サチは笑いながら言った。
「もう怒ってるじゃないですか」
怒りと悲しみが頂点に達して、芹花は病院だと言う事も忘れて叫んだ。
「こんな時に馬鹿にして!私のファーストキス返してッ!!!」
さすがのサチも笑いを収めて神妙な顔になった。
「すみません、それは、返せないです…何と言っていいか。芹花、聞いてください」
芹花はぐっと顔を上げた。
「私と教授がいくら頑張っても、手術が成功するとは限りません。守れない約束をすることはできない…失敗しても、仕方がないんです。だから悲しまないで欲しいと伝えたかった」
「サチは!?サチはどうなの?治りたいって、もっと生きたいって思わないの?」
「…思いますよ。でも…失敗する確率の方が高い。期待して裏切られるのは辛いでしょう?だから、もう十分、と思っておいたほうが良い」
その言葉には実感がこめられていた。だが、芹花は反論した。
「私は…サチに生きて欲しい。結果がわかるギリギリまで、成功するって信じていたい。それ以外のことは、考えたくない!」
はっきりそう言い切った芹花の目には、強い光が浮かんでいた。その瞳にサチは見入った。抑えがたいほど、彼女への気持ちが強くなるのを感じた。
(こんなにも、私は芹花を愛している。ならば…彼女のために、何だってしよう)
サチは片手をガラスにあてた。
「わかりました。あきらめないで、手術に耐えられるよう努力します。また、サンクチュアリに帰れるように」
芹花はガラス越しに、自分の手をサチの手に重ねた。
「そう言ってほしかったの…ありがとう」
ほほえんだ芹花の瞼から、一筋の涙がこぼれおちた。
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