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第二章:ユリアの兄であるジンに会いに行く二人
2-5α 快楽の底へ
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※ 大人な表現がたくさん入っております。
女性向けとしましたが表現が直接的なのでもしかしたら男性向けな部分もあるかもしれません。苦手な方は回れ右してお帰りください。
では、お読みになる方だけ下にスクロールして下さい。
◆
「んっ…んっあ…」
「お前の中……あつくて、とろけそうだ…」
彼―――ロイドは、巧みに彼女を組み伏せる…。
そして、秘所に硬いモノを収めたままでキスを交わす。
「……ふあ……」
身体まで熱くなってゆく。
心のなかは、屈折した感情でうめつくされていた。
ただ女の中で暴れたい、と願うしかない。
ロイドはユリアを目の前にして、性的欲求しか望まなくなってしまった、ただ今だけは…。
***
身体が壊れてしまうほど…彼らは何度も身体を重ね合う。狂おしい情熱が燃える。
……ふと、ユリアは周りを見わたすと本部の中にある簡易な部屋だった。四畳くらいの広さにベットと椅子がひとつずつあるだけだ。
しばらく彼女の秘所は執拗に愛撫され、淫らな液体が白い布に滴り落ちた。
「あ、……だめです…そこは汚い、です……あんっ」
ぴくぴくと敏感に痙攣し、愛液がじわりと布に染み込んでくる―――そして、やわらかな肉体に臨界点が訪れた。
「………ふぁ…いや……っ」
「何だ、嫌だという割には…身体は感じているんだろ?」
「ち、が……う。ロイド、さまが…」
(私の…弱いところを、すべて、刺激するから―――感じちゃうの、気持ち良くなっちゃうの…っ)
休むことなく、秘所を舐められ――ついには…身につけていた白い布さえもはぎとられ直に舌の感覚をユリアは感じていた…。
(し、した……や、……中に入って……くるぅ…)
ぺちゃぺちゃと…いやらしい音を聞くたびにユリアは感じてしまう。
「身体は正直だな、ユリア? もう、こんなにドロドロだぜ?」
「………言わないで、下さい…っ恥ずかしい…です」
「お前、そんな男を誘うような表情をして―――またイカせてやろうか?」
「へ…?」
気の抜けた返事を合図にロイドは素早く、小さな穴にいきり立った肉棒を突き刺す。
やわらかな肉体にソレは激しく上下を繰り返した。
「は、ん………んぁ……っ」
「くッ、…ぅ…やっぱ…お前との"合体"は最高だな。何回もヤりたくなる―――身体が尽きるまで」
「あっ……はぁん…っ」
ユリアは自分でも分からないくらい甘い声を上げた。そして―――ユリアだけイカされた。
「―――――っ!」
ロイドはまだ大きいままのソレを抜き取り囁いた。
「もっと啼け――声が嗄れるまで、な」
足を広げられたまま…ユリアは無防備になる。
「服を着たままでヤるのも…けっこうそそるな」
(…ロイド、さま…何を言って…?)
「服をビリビリに破きたくなる…そうすると犯してるって気分になるからな、」
ニヤリと妖しい笑みを浮かべ、ロイドは何かに取り付かれたように…残された衣服をズタズタに引き裂く。残ったのは……小さくなった布たちだけ。
ユリアは為すがままにされていた。それは…抵抗したくてもできないのだ。すでにユリアは快楽の底へと堕ちていた…。
しかし、ユリアの肉体とて限界はある。快楽の絶頂はすごく疲れるのだとユリアは思った。
「もう、疲れたのか? …オレのアソコはまだまだ元気だぞ。」
「…なんで…、ロイド様は……普段のときも…その、」
ユリアはロイドの大きくなったモノをちらりと見て言った。
「大きいの、ですか…?」
「―――お前で感じているからだ」
「あ、………」
ロイドは白い液で満たされた突起をユリアの大きな乳房に近づけた。
「これで―――擦ってくれるか?」
「む、むね…ですか…?」
「ああ、嫌か?」
(……嫌だなんて、言えるわけない…です)
だって、『暴走』したロイド様が…相手に意見を尋ねるなんて、ありえないことだから…。
(……もしかして…血の効果? …だったら…恥ずかしい行為でも我慢できる。私はロイド様に尽くします…っ)
「やります、……でも…どうやるのか分からないです…」
「…そうだな、俺はベットに座るから…お前は床に、跪け。」
「は、い……」
ロイドは足を広げ、ユリアはロイドの下半身に胸を近づけて――挟んだ。
「えっと……ここから、どうすれば良いですか…?」
「擦れ、できれば突起を口で舐めてほしいが…お前にできるか?」
「……これを、舐めるのですか…?」
(ロイド様の、大きくて硬いモノを…口の中に入れる…? 考えるだけで、もう、死ぬほど恥ずかしい…です。)
ユリアはそう思った。
「そうだ、駄目ならいいが…胸を動かすのはやめるなよ?」
ユリアはロイドの願いならと…先端に口を近づける。
「………っ」
異様な、何とも言えない匂いがする。
(…………でも、)
ユリアは意を決してソレを口に含んだ。もちろん、その間にも豊満な胸を上下に動かすことはやめない。
「う………」
ロイドは小さくうめいた。あまりにも刺激が強くて…。
(気持ち良すぎだぞ……おい)
初めてだろうに…巧すぎる。白くてやわらかいユリアの胸は、彼の肉棒をやさしくテコキする。ねっとりした舌がソレをいやらしく舐め回す。
その交互の快楽がロイドの全身を高ぶらせ―――さらにソレは大きく硬くなった。そして、口の中で一瞬ぴくりと痙攣してユリアの中でソレはイッた。
つまり、射精だ。
ビュビュッ、と白い液が勢いよく口の中から飛び出した。その拍子でその液がユリアの顔にまでかかる。
口の中にも出た粘り気のある液を少し呑んでしまい…ユリアは顔を歪めた。
「………苦い、です」
「なんだ、呑んだのか。吐き出しても良かったんだぞ? 別に、それでオレはお前を」
「…………?」
「いや、何でもない。…それより…気持ち良かったぞ。だから――今度はお前を気持ち良くしてやる」
「――――っや、」
ユリアはロイドに持ち上げられ、ベットにそのまま押し倒された。秘部からどろりとした愛液がシーツを湿らせてゆく。
「…何だ、あの行為で感じてたのか。ヤラシイな、お前は。」
「やぁ! …だめ………っ見ないでっっ!」
自分の身体ではないような…そんな感覚におそわれる。言葉とは裏腹にユリアはただ快楽を欲していた。そう、ユリアはロイドの突起を欲していたのだ。
(入れて……もっと、もっと…いやらしく…して)
「見るなと言われても、見ないわけないだろ? …オレは感じているお前を、見たいんだからな。」
ロイドはまさに変態だった。ただ、乱れた乳房を貪る…。手の平からあふれ落ちるほどの柔らかい感触。
そして――愛液がお尻の割れ目をつたい、太ももから流れ落ちていく…。再び入れる準備は整った。しかし…ロイドは一向に入れようとはしない。
たとえ、ユリアの秘部がぴくぴくと痙攣しロイドの肉棒を欲しがっていたとしても、だ。
「………ろいど…さま…?」
(…なんで、入れないのですか……?)
ユリアはすでにロイドの虜だった。
「―――欲しければ、自分で入れろ。できるだろ? お前なら。」
(…………え…)
それはもっともユリアにとって酷なことだった。
しかし、なぜ今回のロイドは注文ばかりするのだろう…? けれど、その答えは分かるはずもなく…。ユリアは徐に足を広げ、ロイドの下半身に合わさろうとした。
(…入ら、ない……?)
そもそも、ユリアはいつもロイドはどの辺に挿入しているか分からなかった。ただ、受け身で感じていただけ。
「おい、違うだろ。入れるとこは…ココだ。」
「ひゃっ―――ぁぁ…あんっ」
クリトリスに一気に刺激が舞い降りる。そして―――性的興奮による、クリトリスの勃起が起こった。
「…………や、……あああぁあぁーっ!」
絶頂を幾度なく迎える―――ユリアの身体は限界を超えていた。…ねじ込まれ…たわわな胸が揺れる。
ロイドは容赦なく、ユリアの足を広げ、肉棒を奥へ奥へと侵入させる。
「…あ、ぁぁ……ロイドさ、ま……激しく…奥まで、突かないでぇ…」
「ふぅ、あ……ぅぅ…」
(すごい、ぁあ……ロイド様のが…奥に…入ってくるぅ…)
「ユリア覚えとけ。俺だけだぞ、お前の奥まで侵入した男は。」
(………や、ロイド様…っそんなに激しくしないで、)
ロイドの突起の先端が何度もユリアの子宮を刺激する。
「……俺の精子をいっぱい入れてやるからな、受けとれ。」
「――――っだめ、赤ちゃんできちゃう………」
「何だ、俺の子はいらないのか?」
伏し目がちでロイドは悲しそうに言う。
「そうか、俺の遺伝子なんか残したくはないもんな。なんせ、俺は災いの子…」
「ち、違いますっ……ロイド様……ズルイです…だって、そんな顔されたら――」
(何でも許してしまいます…)
「どうした? ちゃんと言え。」
「……受けとり、ます…ロイド様の精子を…いっぱい出して下さい…っ」
「ああ、ユリア…力抜いとけよ」
(え、………あ……)
ユリアは横になっていた体勢からロイドに細い腰をがしりと捕まれ、そのまま一気に上から下へと貫かれた。ユリアは…秘部が張り裂けそうになるような感覚に襲われる。
「あ、あああぁあ…っ」
ロイドの乱暴なヤり方にユリアは嫌がるどころか…すごく気持ち良くなってしまった。
大きいのがユリアの中でこすれる。思わず、ユリアはロイドの硬くなったモノをきゅっと締めあげた。
「ぐ、……きつ、」
「………だめ、イっちゃうぅぅ…」
「ああ、………イケ…思う存分にな」
ユリアの中にロイドは射精する。生暖かいドロリとしたものが、ユリアの中を満たした。
「………はぁ……ぅ」
(もう、体力が…もたない、です…)
ユリアは普通の女性よりも体力はあると自負していたが…ロイドとの激しい運動には…とてもついてはいけなかった。
もう体力は尽きたのである。しかし……、ロイドの下半身はやたらと元気にピーンと立っている。今、達したばかりだというのに…。
「今度はお尻の穴でヤるか」
「………へ」
ロイドの飛びすぎた考えに…ユリアは一瞬何を言っているか分からなかった。
「…ダメです! 汚いですっっ……許して下さい…」
「ユリア、お前が嫌がるほど俺はヤりたくなるんだぜ? 知ってたか?」
征服欲が湧き立つ。ユリアのすべてを服従させたくなる。
「あ……ああ、」
無理やり、ロイドはユリアのおしりの穴に数本の指を突っ込んだ。グリグリと穴の大きさを広げる。
「いた……あ、やだ…………っ」
「こんなの序ノ口なのにな、俺のはもっと大きくて硬いぜ? ちゃんと受け止めろよ。」
(本当に………入れちゃうの……? おしりに、アレを…?)
冗談だと思いたかった。けれど、次の瞬間にソレは入った。そう……男の生殖器がユリアのおしりの穴の中に入ったことを示していたのである。
「―――――――――っ!」
痛くて恥ずかしい……始めはそう思った。しかし、そう思ったのは一瞬だけで――穴を広げられる感覚に、ユリアは夢中になった。
「どうだ、新しい世界は?」
クチュクチュといやらしく…ユリアの中で、ロイドのモノがひたすら擦れる音が空間を支配していた。
「………気持ちいい…です…」
「こんなプレイで快楽を感じるなんて…お前、淫乱の素質あるぞ?」
「―――っ、ちがう……」
「何が違うって?」
「…淫、…乱になってしまうのは…ロイド様だから、こんなにも自分をコントロールできなくなるのは…」
(貴方を想って、いるから―――)
届いて、この気持ち。
「………オレも…お前だから、こんなにも感じるんだぞ? もう―――オレは、…お前しかいらない」
(…………ろいど…さまぁ…)
彼らは心さえも感じ、ぴくぴくと身体を震わせた。
「…………あっあああ、………ぅぅ……あ…っ!」
「――――うッ、」
そして、二人は絶頂を達した。堕落した肉体は…もはや快楽から逃れるスベはない。彼らの想いはどこへゆくのか…まだ彼らの行為は続くのである…。
女性向けとしましたが表現が直接的なのでもしかしたら男性向けな部分もあるかもしれません。苦手な方は回れ右してお帰りください。
では、お読みになる方だけ下にスクロールして下さい。
◆
「んっ…んっあ…」
「お前の中……あつくて、とろけそうだ…」
彼―――ロイドは、巧みに彼女を組み伏せる…。
そして、秘所に硬いモノを収めたままでキスを交わす。
「……ふあ……」
身体まで熱くなってゆく。
心のなかは、屈折した感情でうめつくされていた。
ただ女の中で暴れたい、と願うしかない。
ロイドはユリアを目の前にして、性的欲求しか望まなくなってしまった、ただ今だけは…。
***
身体が壊れてしまうほど…彼らは何度も身体を重ね合う。狂おしい情熱が燃える。
……ふと、ユリアは周りを見わたすと本部の中にある簡易な部屋だった。四畳くらいの広さにベットと椅子がひとつずつあるだけだ。
しばらく彼女の秘所は執拗に愛撫され、淫らな液体が白い布に滴り落ちた。
「あ、……だめです…そこは汚い、です……あんっ」
ぴくぴくと敏感に痙攣し、愛液がじわりと布に染み込んでくる―――そして、やわらかな肉体に臨界点が訪れた。
「………ふぁ…いや……っ」
「何だ、嫌だという割には…身体は感じているんだろ?」
「ち、が……う。ロイド、さまが…」
(私の…弱いところを、すべて、刺激するから―――感じちゃうの、気持ち良くなっちゃうの…っ)
休むことなく、秘所を舐められ――ついには…身につけていた白い布さえもはぎとられ直に舌の感覚をユリアは感じていた…。
(し、した……や、……中に入って……くるぅ…)
ぺちゃぺちゃと…いやらしい音を聞くたびにユリアは感じてしまう。
「身体は正直だな、ユリア? もう、こんなにドロドロだぜ?」
「………言わないで、下さい…っ恥ずかしい…です」
「お前、そんな男を誘うような表情をして―――またイカせてやろうか?」
「へ…?」
気の抜けた返事を合図にロイドは素早く、小さな穴にいきり立った肉棒を突き刺す。
やわらかな肉体にソレは激しく上下を繰り返した。
「は、ん………んぁ……っ」
「くッ、…ぅ…やっぱ…お前との"合体"は最高だな。何回もヤりたくなる―――身体が尽きるまで」
「あっ……はぁん…っ」
ユリアは自分でも分からないくらい甘い声を上げた。そして―――ユリアだけイカされた。
「―――――っ!」
ロイドはまだ大きいままのソレを抜き取り囁いた。
「もっと啼け――声が嗄れるまで、な」
足を広げられたまま…ユリアは無防備になる。
「服を着たままでヤるのも…けっこうそそるな」
(…ロイド、さま…何を言って…?)
「服をビリビリに破きたくなる…そうすると犯してるって気分になるからな、」
ニヤリと妖しい笑みを浮かべ、ロイドは何かに取り付かれたように…残された衣服をズタズタに引き裂く。残ったのは……小さくなった布たちだけ。
ユリアは為すがままにされていた。それは…抵抗したくてもできないのだ。すでにユリアは快楽の底へと堕ちていた…。
しかし、ユリアの肉体とて限界はある。快楽の絶頂はすごく疲れるのだとユリアは思った。
「もう、疲れたのか? …オレのアソコはまだまだ元気だぞ。」
「…なんで…、ロイド様は……普段のときも…その、」
ユリアはロイドの大きくなったモノをちらりと見て言った。
「大きいの、ですか…?」
「―――お前で感じているからだ」
「あ、………」
ロイドは白い液で満たされた突起をユリアの大きな乳房に近づけた。
「これで―――擦ってくれるか?」
「む、むね…ですか…?」
「ああ、嫌か?」
(……嫌だなんて、言えるわけない…です)
だって、『暴走』したロイド様が…相手に意見を尋ねるなんて、ありえないことだから…。
(……もしかして…血の効果? …だったら…恥ずかしい行為でも我慢できる。私はロイド様に尽くします…っ)
「やります、……でも…どうやるのか分からないです…」
「…そうだな、俺はベットに座るから…お前は床に、跪け。」
「は、い……」
ロイドは足を広げ、ユリアはロイドの下半身に胸を近づけて――挟んだ。
「えっと……ここから、どうすれば良いですか…?」
「擦れ、できれば突起を口で舐めてほしいが…お前にできるか?」
「……これを、舐めるのですか…?」
(ロイド様の、大きくて硬いモノを…口の中に入れる…? 考えるだけで、もう、死ぬほど恥ずかしい…です。)
ユリアはそう思った。
「そうだ、駄目ならいいが…胸を動かすのはやめるなよ?」
ユリアはロイドの願いならと…先端に口を近づける。
「………っ」
異様な、何とも言えない匂いがする。
(…………でも、)
ユリアは意を決してソレを口に含んだ。もちろん、その間にも豊満な胸を上下に動かすことはやめない。
「う………」
ロイドは小さくうめいた。あまりにも刺激が強くて…。
(気持ち良すぎだぞ……おい)
初めてだろうに…巧すぎる。白くてやわらかいユリアの胸は、彼の肉棒をやさしくテコキする。ねっとりした舌がソレをいやらしく舐め回す。
その交互の快楽がロイドの全身を高ぶらせ―――さらにソレは大きく硬くなった。そして、口の中で一瞬ぴくりと痙攣してユリアの中でソレはイッた。
つまり、射精だ。
ビュビュッ、と白い液が勢いよく口の中から飛び出した。その拍子でその液がユリアの顔にまでかかる。
口の中にも出た粘り気のある液を少し呑んでしまい…ユリアは顔を歪めた。
「………苦い、です」
「なんだ、呑んだのか。吐き出しても良かったんだぞ? 別に、それでオレはお前を」
「…………?」
「いや、何でもない。…それより…気持ち良かったぞ。だから――今度はお前を気持ち良くしてやる」
「――――っや、」
ユリアはロイドに持ち上げられ、ベットにそのまま押し倒された。秘部からどろりとした愛液がシーツを湿らせてゆく。
「…何だ、あの行為で感じてたのか。ヤラシイな、お前は。」
「やぁ! …だめ………っ見ないでっっ!」
自分の身体ではないような…そんな感覚におそわれる。言葉とは裏腹にユリアはただ快楽を欲していた。そう、ユリアはロイドの突起を欲していたのだ。
(入れて……もっと、もっと…いやらしく…して)
「見るなと言われても、見ないわけないだろ? …オレは感じているお前を、見たいんだからな。」
ロイドはまさに変態だった。ただ、乱れた乳房を貪る…。手の平からあふれ落ちるほどの柔らかい感触。
そして――愛液がお尻の割れ目をつたい、太ももから流れ落ちていく…。再び入れる準備は整った。しかし…ロイドは一向に入れようとはしない。
たとえ、ユリアの秘部がぴくぴくと痙攣しロイドの肉棒を欲しがっていたとしても、だ。
「………ろいど…さま…?」
(…なんで、入れないのですか……?)
ユリアはすでにロイドの虜だった。
「―――欲しければ、自分で入れろ。できるだろ? お前なら。」
(…………え…)
それはもっともユリアにとって酷なことだった。
しかし、なぜ今回のロイドは注文ばかりするのだろう…? けれど、その答えは分かるはずもなく…。ユリアは徐に足を広げ、ロイドの下半身に合わさろうとした。
(…入ら、ない……?)
そもそも、ユリアはいつもロイドはどの辺に挿入しているか分からなかった。ただ、受け身で感じていただけ。
「おい、違うだろ。入れるとこは…ココだ。」
「ひゃっ―――ぁぁ…あんっ」
クリトリスに一気に刺激が舞い降りる。そして―――性的興奮による、クリトリスの勃起が起こった。
「…………や、……あああぁあぁーっ!」
絶頂を幾度なく迎える―――ユリアの身体は限界を超えていた。…ねじ込まれ…たわわな胸が揺れる。
ロイドは容赦なく、ユリアの足を広げ、肉棒を奥へ奥へと侵入させる。
「…あ、ぁぁ……ロイドさ、ま……激しく…奥まで、突かないでぇ…」
「ふぅ、あ……ぅぅ…」
(すごい、ぁあ……ロイド様のが…奥に…入ってくるぅ…)
「ユリア覚えとけ。俺だけだぞ、お前の奥まで侵入した男は。」
(………や、ロイド様…っそんなに激しくしないで、)
ロイドの突起の先端が何度もユリアの子宮を刺激する。
「……俺の精子をいっぱい入れてやるからな、受けとれ。」
「――――っだめ、赤ちゃんできちゃう………」
「何だ、俺の子はいらないのか?」
伏し目がちでロイドは悲しそうに言う。
「そうか、俺の遺伝子なんか残したくはないもんな。なんせ、俺は災いの子…」
「ち、違いますっ……ロイド様……ズルイです…だって、そんな顔されたら――」
(何でも許してしまいます…)
「どうした? ちゃんと言え。」
「……受けとり、ます…ロイド様の精子を…いっぱい出して下さい…っ」
「ああ、ユリア…力抜いとけよ」
(え、………あ……)
ユリアは横になっていた体勢からロイドに細い腰をがしりと捕まれ、そのまま一気に上から下へと貫かれた。ユリアは…秘部が張り裂けそうになるような感覚に襲われる。
「あ、あああぁあ…っ」
ロイドの乱暴なヤり方にユリアは嫌がるどころか…すごく気持ち良くなってしまった。
大きいのがユリアの中でこすれる。思わず、ユリアはロイドの硬くなったモノをきゅっと締めあげた。
「ぐ、……きつ、」
「………だめ、イっちゃうぅぅ…」
「ああ、………イケ…思う存分にな」
ユリアの中にロイドは射精する。生暖かいドロリとしたものが、ユリアの中を満たした。
「………はぁ……ぅ」
(もう、体力が…もたない、です…)
ユリアは普通の女性よりも体力はあると自負していたが…ロイドとの激しい運動には…とてもついてはいけなかった。
もう体力は尽きたのである。しかし……、ロイドの下半身はやたらと元気にピーンと立っている。今、達したばかりだというのに…。
「今度はお尻の穴でヤるか」
「………へ」
ロイドの飛びすぎた考えに…ユリアは一瞬何を言っているか分からなかった。
「…ダメです! 汚いですっっ……許して下さい…」
「ユリア、お前が嫌がるほど俺はヤりたくなるんだぜ? 知ってたか?」
征服欲が湧き立つ。ユリアのすべてを服従させたくなる。
「あ……ああ、」
無理やり、ロイドはユリアのおしりの穴に数本の指を突っ込んだ。グリグリと穴の大きさを広げる。
「いた……あ、やだ…………っ」
「こんなの序ノ口なのにな、俺のはもっと大きくて硬いぜ? ちゃんと受け止めろよ。」
(本当に………入れちゃうの……? おしりに、アレを…?)
冗談だと思いたかった。けれど、次の瞬間にソレは入った。そう……男の生殖器がユリアのおしりの穴の中に入ったことを示していたのである。
「―――――――――っ!」
痛くて恥ずかしい……始めはそう思った。しかし、そう思ったのは一瞬だけで――穴を広げられる感覚に、ユリアは夢中になった。
「どうだ、新しい世界は?」
クチュクチュといやらしく…ユリアの中で、ロイドのモノがひたすら擦れる音が空間を支配していた。
「………気持ちいい…です…」
「こんなプレイで快楽を感じるなんて…お前、淫乱の素質あるぞ?」
「―――っ、ちがう……」
「何が違うって?」
「…淫、…乱になってしまうのは…ロイド様だから、こんなにも自分をコントロールできなくなるのは…」
(貴方を想って、いるから―――)
届いて、この気持ち。
「………オレも…お前だから、こんなにも感じるんだぞ? もう―――オレは、…お前しかいらない」
(…………ろいど…さまぁ…)
彼らは心さえも感じ、ぴくぴくと身体を震わせた。
「…………あっあああ、………ぅぅ……あ…っ!」
「――――うッ、」
そして、二人は絶頂を達した。堕落した肉体は…もはや快楽から逃れるスベはない。彼らの想いはどこへゆくのか…まだ彼らの行為は続くのである…。
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