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どうやら私は悪役令嬢に転生したっぽい

私は悪役に転生したっぽい。

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「ドゥンケル~!」

「っ…どういたしましたか!?             
 お嬢様!
 仕事に不備がありましたか!?
 申し訳ございません!私のことは
 鞭で打つなり解雇にするなり
 好きにしてくださいませ!」

「フフッ、そんな事しないわよ。
 それよりも私ね、前世を思い出した
 のよ!」

「へ…さ…さようにございますか…」

「『とうとう頭が逝かれてしまったん
 ですか…お可哀想に…』
 みたいな顔しないでよ!」

「申し訳ございません。
 私のことは鞭で打つなり解雇にするn
 「も~!此処は普通、前世の話を聞く       
 ところだよ~。」
 申し訳ございません!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私は前世結構な人気がある
女優…まぁ劇の出演者?みたいなものよ。
名前は佐久間 七海さくま ななみ
芸名は桜樹 桃さくらぎ もも
だったわ。
そして仕事がない時は乙女ゲームの
『真実の恋~君と僕の恋の駆け引き~』
をプレイするような
普通ーっの女性だったの。
でもね…私を妬んだ性格が残念な
同期の人に殺されるちゃったのよ…
そんなわけでさっき言った恋駆けの
世界…もしくはそれに酷似した世界に
転生したのよ。
ちなみに私はヒロイン…ゲームの主人公
を虐める悪役令嬢に転生…
しちゃったみたいね…



はぁ…



~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「という感じなのよ。」

「はぁ…ところで乙女ゲーム?
 とはなんなのでしょうか。」

「まあつまり…舞台はさまざまだけど
 この世界は大変珍しい光の魔法
 を持った少女(平民)が魔法学園
 『マギーアル(マンマ(笑))学園
 に入学してきて恋をするゲーム…
 まあ恋愛のテスト…シュミレーション
 をするゲーム……娯楽みたいなもの
 よ。」

「かっ…かっこ?…
 と…とりあえずお嬢様はひろいん?
 を虐める悪役なんですね?」

「そんなところよ!」

「なるほど…あ…ひろいんを虐めた
 お嬢様はどうなるんでしょうか?」

「よくて国外追放
 悪くてボコボコ娼館エンドか
 死刑、一家没落ね…」

「え…えんど?はよくわかりませんが…
 とにかくお嬢様と私が大変な
 ことになるんですね…」

「?そうね。」

(何故貴方も大変なのかしら…)

「兎に角!お嬢様は死刑にならない
 ように回避するんですね!」

「?私は悪役令嬢の役割を果たすわ。」

「え!どうするんですか!
 おr…私の就職先はどうなるんですか!
 私はお嬢様に使えているんですよ!」

「…はぁ…私がお父様に頼むわよ。」

「よ…よかったです。」

「私は乙女ゲームの悪役令嬢の役割を果たします!」

「…無理じゃないですか?」

「やって見なきゃわかんないわよ!」
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