神を助けて異世界へ〜自重知らずの転生ライフ〜

一章

ドラゴン○ールかよ！

「～が～で～チャーリが～～～…」

「～～～！！～て～～～！！」

「ハハハ…後冒険者ランクがBランクになったよ。」

冒険者だって！

「兄様！冒険者っていつなれるんですか？」

「シンは冒険者になりたいのか！
じゃあ冒険者になったらアル兄さんと一緒にドラゴンを倒して願いを叶えような！」

「願いを叶える？」

「あぁそう。世界中にいる7龍が守ってる宝を集めれば願いが叶うっていう
神託があったんだよ。去年の春月の初めに。」

「あぁ。元々はいい龍だったんだけど、
何故か暴れるようになったんだ。
まあ龍を倒してもらう代わりに願いを叶えるって事だと思うぜ。」

へぇー
そういえば
あのゲームアップデート後に
魔王が現れて
みんなで倒そうって感じのあったな
魔王出現！→プリンスとヒロインが倒しに→仲が良くなる→恋愛に発展→魔王倒す→結婚って感じのやつ
まぁ全キャラ攻略してからだけどな
（俺はクリアした）

「そうなんですか、
魔王が現れるのかも
知れないですね。」

「「……」」

「？」

「いや…その可能性もある。」

「だな…」

「調べておくか……」

「あぁ。」

えぇ…

「えっと…で、冒険者っていつからなれるんですか？」

「…あぁ、6歳からなれる。でも訳ありとかだったら戦えたりすれば4歳でもよかったはずだ。シンはどうするんだ？」

「訳ありではないし6歳にします。」

「そうか。……ドラゴンは四年後か……」

「いや叶えたい願いってなんですか？」

「チャーリは好きな子がいてその子に好きになって欲しいんだ。」

「お、おい！」

「チャーリ兄様……」

「なんだよ！」

「神様でも心は操れないです。
その子の心がチャーリ兄様に向くかは
兄様次第だと思います。」

「うっ」

「プークスクス…年下に怒られてやんの～(笑)」

「アル兄様は色恋話ないんですか？」

「よくそんな言葉知ってるね。
……うーん…僕はないかな。
シンはないの？」

「うーんないですね。
あるとしてもクレステル家のご令嬢に一目惚れしたぐらいですね～」

「「あるじゃん！」」