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箱庭スローライフ編
第170話 15日目⑰おっさんは食レポを諦める
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そして、いよいよ本日のメイン料理である【海竜のシャトー・ブリアン ロッシーニ風ステーキ】を味わう時がきた。
「ごくり」
美岬が唾をのみ、心なしか姿勢を正す。ステーキナイフはないので美岬は愛用のアーミーナイフを使い、刃の先端をステーキの上に重ねてあるレバーに突き立てる。
──サクッ
ほんの僅かな抵抗の後、ナイフの刃がレバーとその下のステーキまで一気に刺し通す。
「嘘……これホントに肉っすか? 信じられないほど柔らかいっすよ」
「その柔らかさこそが最上位の赤身シャトー・ブリアンの特徴なわけだ」
俺はサバイバルナイフだとさすがにゴツいので、徳助氏の遺品であるオピネルナイフを使ってステーキを切り分けている。切り分けた感覚だと刺身用ホタテの貝柱が近いかもしれない。
切った瞬間、中からフワッと蒸気が立ち上るので十分に温まっていることがわかる。5㌢ほどの厚みがある肉の上部1㌢と下部1.5㌢ほどは完全に火が通って白っぽくなっているが、内部の肉はまるでルビーのような透明感のある赤で、切り口から肉汁が溢れ出す。
ステーキとレバーとトリュフスライスを重ねたまま一口サイズに切り分けて一緒に口に運ぶ。俺のやり方を見ながら美岬も同様に。
そして次の瞬間、二人揃って言葉を失う。人間あまりにも旨いものを口にすると絶句してしまうものらしい。
「「……………………」」
ゆっくりと咀嚼して味わい、飲み込み、後味の余韻に浸りながら恍惚状態でほぅっと思わずため息をつく。
この感動を言語化するのはちょっと難しいな。
「………………これはヤバいな」
「………………ヤバいっす。どれぐらいヤバいかといえばマジヤバいっす」
「ぶふっ、なんだそれ。でもそう言いたくなるのも分からんではないな。これは旨すぎる」
皿そのものを熱くしてあったので保温されていたステーキ肉の外側はまだ熱く、内部はほどよく温かく、赤身ならではの濃厚な肉の味が噛み締めた瞬間にジューシーに溢れ出す。
脂が多くて柔らかいレバーは、牛や豚のような鉄臭さやパサつきとは無縁で、味わいは濃厚なのに変なクセがなくて食べやすく、水鳥のレバーと魚の肝の中間のような味わいだ。
そしてこの2つが合わさった時、赤身肉と脂の多いレバーの良いとこ取りである、味が濃厚でコクが強く脂が乗っていてそれでいて柔らかい究極のステーキが誕生した。これは肉そのものに脂の入った霜降り肉とはまったく違うベクトルの肉と脂のマリアージュだ。
さらに肉の旨みがたっぷり溶け込み、トリュフの風味が加わったグレイビーソースがこれでもかと肉の味を引き立て、ソースに乗った生トリュフのスライスがほどよいトッピングとなって味にアクセントを加えてくれる。
当然だが俺はちゃんとしたロッシーニ風ステーキも食べたことはある。イタリアの美食家ロッシーニが考案したとされる厚切りの牛ヒレステーキにフォアグラのソテーを重ね、生トリュフのスライスを添え、マディラ酒やフォンドボーで作ったペリグーソースで仕上げた贅沢な料理で、高級なフレンチのコースでメイン料理として人気が高い。
だが、俺がかつて食べたどんなロッシーニ風ステーキよりも、今ここで食べている海竜のロッシーニ風ステーキの方が遥かに旨い。
その理由も分かっている。海竜の肉そのものの旨さは当然のこととして、本来のロッシーニ風ステーキではあり得ない、ヒレ肉とレバーが同じ個体から取れたものであるがゆえの食材同士の親和性が高さと、トリュフがついさっき採ってきたばかりの極めて新鮮なものだからというのも大きいだろう。
そう。なぜこんなに旨いのかは説明できる。でも、これがどれほど旨いかを説明できる言葉を俺は持ち合わせていない。ただ旨すぎるとしか言えない。だからこの感動は実際に食べた人間としか共感できないだろう。
「なんかもう、あたしの薄っぺらな国語力ではこの美味しさを! 感動を! うまく表現できないのがもどかしいっす。とにかく美味しいとしか言えないっす」
美岬の語彙も似たようなものだった。
「ほんとそれな。正直なところ、ここでは選べる調理法や調味料も限られてるから、この肉の真のポテンシャルを十分に引き出せてるとは言えないと思うんだ。それでも、俺が今まで食べてきたどの肉より絶対旨い。これはすごいことだぞ」
「マジすかぁ。これより美味しくなるとかもう想像もできないっすよ。……はうぅ、やっぱり美味しいぃ! 口の中の幸せ感がたまんないっすねー。何よりこの感動を分かち合える相手がいる幸せ! 一人だけで食べてたらここまでの感動はなかったと思うっす」
口をモグモグ動かしながらも心底嬉しそうに笑う美岬を見ていると俺も嬉しくなってくる。
「そうだよな。どんなに旨い肉でも一人で食うのは虚しいもんな。俺にとっても美岬と一緒に食事をするのは1日の中でも特に楽しみな時間なんだ。……そういえば、今ふと思い出したんだが、以前、旅先で出会った人間から『憎しみに満ちた家で旨い肉を一人で食べるより、愛情に満ちた家で粗末な料理を食べる方がいい』って言葉を聞いたことがあってな」
「あーまあ、言わんとすることは分かるっすよね」
「この二択ならそうだよな。じゃあ『愛情に満ちた家で旨い肉を一緒に食べる』としたら?」
「それめっちゃ幸せなやつじゃないっすか」
「今の俺たちってまさにそれだろ」
「あは。ほんとっすね。じゃあ今のあたしたちってめっちゃ幸せっすね」
美岬が幸せそうにほわわんと笑う。
本当に今の生活は恵まれているなとしみじみ思う。命の危機と隣り合わせの極限サバイバルからはなんとか脱し、生活環境もだんだん整ってきてスローライフと呼んでも差し支えない程度には向上した。
先達である徳助氏がこの島を開拓する為に揃えていたさまざまな道具を引き継げたことも大きい。遺品の全容はまだ分からないが、それでも欲しいと思っていた道具はほぼ手に入った。大工道具も一揃い手に入ったから、家造りを筆頭とした工作作業もこれからは捗ることだろう。
これから実りの秋になるので森の恵みも期待できるし、美岬が世話している畑の作物も徐々に利用できるようになるはずだ。使える食材が増えれば料理のバリエーションも増える。
最初に持ち込んだ調味料は今回の海竜肉の加工などでかなり消費し、まだあまり使っていないカレー粉以外はほぼ残っていないが、今日美岬が見つけてきたフウトウカズラのように代用調味料として使える素材も探せばまだあるはずだ。
今後の課題はただ生き残ることではなく、ここでの暮らしをより快適なものとすることになるだろう。ここからが俺たちのスローライフ本番というわけだ。
「……どうしたんすか? なんかさっきから考え込んじゃって食べる手が止まってるっすけど」
美岬の声にはっと現実に引き戻される。うっかり長考してしまったようだ。美岬はもうほぼ食べ終わっている。
「あ、いや、大したことは考えてないよ。こうしていられる今の幸せを噛み締めつつ、俺が美岬をもっと幸せにするにはこれからどうしたらいいか考えてただけだ」
そう誤魔化して食事を再開すると今度は美岬がフリーズした。ほどなくして再起動した美岬が照れ隠しの早口で捲し立てる。
「…………も、もうっ! またそういうことをさらっと言うんだから! ……そういうことは、一人で考えるんじゃなく二人で一緒に考えるべきじゃないっすか? あたしたちは一緒に幸せになる夫婦なんすから」
「ごもっとも。それに美岬との食事の時間が特に楽しみだと言った舌の根も渇かないうちに一人で長考モードに入ってしまったのは悪かったと思ってる」
美岬がわざとすねた振りで頬を膨らませる。
「……ほんとにそっすよ。この埋め合わせはこの後いっぱいしてもらうっすからね? …………その、今夜は、余計なことは考えないであたしのことだけをずっと見て、ずっと考えて、いっぱい愛して欲しいっす」
自分でも大胆なことを言っている自覚はあるんだろう。美岬は頭から湯気が出そうなほどに真っ赤になりながら、それでもまっすぐに俺の目を見つめ続けている。
まったく敵わないな、と心の中で白旗を挙げる。
思わせぶりな態度とか曖昧にはぐらかしたりといった男女の駆け引きのような打算的なものは一切なく、ただただノーガードに真っ直ぐに好意をぶつけてくる美岬に対しては、俺も素直にならざるをえない。
「美岬、俺は君のことを『愛してる』なんて言葉じゃ伝えきれないぐらい、心の底から愛してる。だから今夜は、普段言葉だけでは伝えきれてない分も含めて愛したい。そして愛されたいと思ってる」
「ふふ。嬉しいっす。……じゃあ、食べ終わったら、お風呂を準備して、一緒に入って……いっぱい愛し合いましょうね? 旦那様!」
【作者コメント】
今の私ではこれが精一杯。ラブシーンってあまり得意じゃないのです。てぇてぇラブシーン書ける人ってすごいなぁ。
閑話休題
さて、今年も庭に緑豆を植えているのですが、それがちょうど花の季節で、ミツバチがたくさん飛び回ってたので何気なく観察してたらなにやら普通のミツバチに混ざって青いミツバチがいるのです。なんだこりゃ? と調べてみたら、本州にはほぼいないはずの通称『ブルービー』。正式名称『波瑠璃紋花蜂』という非常に珍しい蜂でした。え? これ大発見じゃ? 作者のX(@karuche00)に写真上げてるので気になる方はどうぞ。
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「ごくり」
美岬が唾をのみ、心なしか姿勢を正す。ステーキナイフはないので美岬は愛用のアーミーナイフを使い、刃の先端をステーキの上に重ねてあるレバーに突き立てる。
──サクッ
ほんの僅かな抵抗の後、ナイフの刃がレバーとその下のステーキまで一気に刺し通す。
「嘘……これホントに肉っすか? 信じられないほど柔らかいっすよ」
「その柔らかさこそが最上位の赤身シャトー・ブリアンの特徴なわけだ」
俺はサバイバルナイフだとさすがにゴツいので、徳助氏の遺品であるオピネルナイフを使ってステーキを切り分けている。切り分けた感覚だと刺身用ホタテの貝柱が近いかもしれない。
切った瞬間、中からフワッと蒸気が立ち上るので十分に温まっていることがわかる。5㌢ほどの厚みがある肉の上部1㌢と下部1.5㌢ほどは完全に火が通って白っぽくなっているが、内部の肉はまるでルビーのような透明感のある赤で、切り口から肉汁が溢れ出す。
ステーキとレバーとトリュフスライスを重ねたまま一口サイズに切り分けて一緒に口に運ぶ。俺のやり方を見ながら美岬も同様に。
そして次の瞬間、二人揃って言葉を失う。人間あまりにも旨いものを口にすると絶句してしまうものらしい。
「「……………………」」
ゆっくりと咀嚼して味わい、飲み込み、後味の余韻に浸りながら恍惚状態でほぅっと思わずため息をつく。
この感動を言語化するのはちょっと難しいな。
「………………これはヤバいな」
「………………ヤバいっす。どれぐらいヤバいかといえばマジヤバいっす」
「ぶふっ、なんだそれ。でもそう言いたくなるのも分からんではないな。これは旨すぎる」
皿そのものを熱くしてあったので保温されていたステーキ肉の外側はまだ熱く、内部はほどよく温かく、赤身ならではの濃厚な肉の味が噛み締めた瞬間にジューシーに溢れ出す。
脂が多くて柔らかいレバーは、牛や豚のような鉄臭さやパサつきとは無縁で、味わいは濃厚なのに変なクセがなくて食べやすく、水鳥のレバーと魚の肝の中間のような味わいだ。
そしてこの2つが合わさった時、赤身肉と脂の多いレバーの良いとこ取りである、味が濃厚でコクが強く脂が乗っていてそれでいて柔らかい究極のステーキが誕生した。これは肉そのものに脂の入った霜降り肉とはまったく違うベクトルの肉と脂のマリアージュだ。
さらに肉の旨みがたっぷり溶け込み、トリュフの風味が加わったグレイビーソースがこれでもかと肉の味を引き立て、ソースに乗った生トリュフのスライスがほどよいトッピングとなって味にアクセントを加えてくれる。
当然だが俺はちゃんとしたロッシーニ風ステーキも食べたことはある。イタリアの美食家ロッシーニが考案したとされる厚切りの牛ヒレステーキにフォアグラのソテーを重ね、生トリュフのスライスを添え、マディラ酒やフォンドボーで作ったペリグーソースで仕上げた贅沢な料理で、高級なフレンチのコースでメイン料理として人気が高い。
だが、俺がかつて食べたどんなロッシーニ風ステーキよりも、今ここで食べている海竜のロッシーニ風ステーキの方が遥かに旨い。
その理由も分かっている。海竜の肉そのものの旨さは当然のこととして、本来のロッシーニ風ステーキではあり得ない、ヒレ肉とレバーが同じ個体から取れたものであるがゆえの食材同士の親和性が高さと、トリュフがついさっき採ってきたばかりの極めて新鮮なものだからというのも大きいだろう。
そう。なぜこんなに旨いのかは説明できる。でも、これがどれほど旨いかを説明できる言葉を俺は持ち合わせていない。ただ旨すぎるとしか言えない。だからこの感動は実際に食べた人間としか共感できないだろう。
「なんかもう、あたしの薄っぺらな国語力ではこの美味しさを! 感動を! うまく表現できないのがもどかしいっす。とにかく美味しいとしか言えないっす」
美岬の語彙も似たようなものだった。
「ほんとそれな。正直なところ、ここでは選べる調理法や調味料も限られてるから、この肉の真のポテンシャルを十分に引き出せてるとは言えないと思うんだ。それでも、俺が今まで食べてきたどの肉より絶対旨い。これはすごいことだぞ」
「マジすかぁ。これより美味しくなるとかもう想像もできないっすよ。……はうぅ、やっぱり美味しいぃ! 口の中の幸せ感がたまんないっすねー。何よりこの感動を分かち合える相手がいる幸せ! 一人だけで食べてたらここまでの感動はなかったと思うっす」
口をモグモグ動かしながらも心底嬉しそうに笑う美岬を見ていると俺も嬉しくなってくる。
「そうだよな。どんなに旨い肉でも一人で食うのは虚しいもんな。俺にとっても美岬と一緒に食事をするのは1日の中でも特に楽しみな時間なんだ。……そういえば、今ふと思い出したんだが、以前、旅先で出会った人間から『憎しみに満ちた家で旨い肉を一人で食べるより、愛情に満ちた家で粗末な料理を食べる方がいい』って言葉を聞いたことがあってな」
「あーまあ、言わんとすることは分かるっすよね」
「この二択ならそうだよな。じゃあ『愛情に満ちた家で旨い肉を一緒に食べる』としたら?」
「それめっちゃ幸せなやつじゃないっすか」
「今の俺たちってまさにそれだろ」
「あは。ほんとっすね。じゃあ今のあたしたちってめっちゃ幸せっすね」
美岬が幸せそうにほわわんと笑う。
本当に今の生活は恵まれているなとしみじみ思う。命の危機と隣り合わせの極限サバイバルからはなんとか脱し、生活環境もだんだん整ってきてスローライフと呼んでも差し支えない程度には向上した。
先達である徳助氏がこの島を開拓する為に揃えていたさまざまな道具を引き継げたことも大きい。遺品の全容はまだ分からないが、それでも欲しいと思っていた道具はほぼ手に入った。大工道具も一揃い手に入ったから、家造りを筆頭とした工作作業もこれからは捗ることだろう。
これから実りの秋になるので森の恵みも期待できるし、美岬が世話している畑の作物も徐々に利用できるようになるはずだ。使える食材が増えれば料理のバリエーションも増える。
最初に持ち込んだ調味料は今回の海竜肉の加工などでかなり消費し、まだあまり使っていないカレー粉以外はほぼ残っていないが、今日美岬が見つけてきたフウトウカズラのように代用調味料として使える素材も探せばまだあるはずだ。
今後の課題はただ生き残ることではなく、ここでの暮らしをより快適なものとすることになるだろう。ここからが俺たちのスローライフ本番というわけだ。
「……どうしたんすか? なんかさっきから考え込んじゃって食べる手が止まってるっすけど」
美岬の声にはっと現実に引き戻される。うっかり長考してしまったようだ。美岬はもうほぼ食べ終わっている。
「あ、いや、大したことは考えてないよ。こうしていられる今の幸せを噛み締めつつ、俺が美岬をもっと幸せにするにはこれからどうしたらいいか考えてただけだ」
そう誤魔化して食事を再開すると今度は美岬がフリーズした。ほどなくして再起動した美岬が照れ隠しの早口で捲し立てる。
「…………も、もうっ! またそういうことをさらっと言うんだから! ……そういうことは、一人で考えるんじゃなく二人で一緒に考えるべきじゃないっすか? あたしたちは一緒に幸せになる夫婦なんすから」
「ごもっとも。それに美岬との食事の時間が特に楽しみだと言った舌の根も渇かないうちに一人で長考モードに入ってしまったのは悪かったと思ってる」
美岬がわざとすねた振りで頬を膨らませる。
「……ほんとにそっすよ。この埋め合わせはこの後いっぱいしてもらうっすからね? …………その、今夜は、余計なことは考えないであたしのことだけをずっと見て、ずっと考えて、いっぱい愛して欲しいっす」
自分でも大胆なことを言っている自覚はあるんだろう。美岬は頭から湯気が出そうなほどに真っ赤になりながら、それでもまっすぐに俺の目を見つめ続けている。
まったく敵わないな、と心の中で白旗を挙げる。
思わせぶりな態度とか曖昧にはぐらかしたりといった男女の駆け引きのような打算的なものは一切なく、ただただノーガードに真っ直ぐに好意をぶつけてくる美岬に対しては、俺も素直にならざるをえない。
「美岬、俺は君のことを『愛してる』なんて言葉じゃ伝えきれないぐらい、心の底から愛してる。だから今夜は、普段言葉だけでは伝えきれてない分も含めて愛したい。そして愛されたいと思ってる」
「ふふ。嬉しいっす。……じゃあ、食べ終わったら、お風呂を準備して、一緒に入って……いっぱい愛し合いましょうね? 旦那様!」
【作者コメント】
今の私ではこれが精一杯。ラブシーンってあまり得意じゃないのです。てぇてぇラブシーン書ける人ってすごいなぁ。
閑話休題
さて、今年も庭に緑豆を植えているのですが、それがちょうど花の季節で、ミツバチがたくさん飛び回ってたので何気なく観察してたらなにやら普通のミツバチに混ざって青いミツバチがいるのです。なんだこりゃ? と調べてみたら、本州にはほぼいないはずの通称『ブルービー』。正式名称『波瑠璃紋花蜂』という非常に珍しい蜂でした。え? これ大発見じゃ? 作者のX(@karuche00)に写真上げてるので気になる方はどうぞ。
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