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箱庭スローライフ編
第161話 15日目⑧おっさんは海竜の解体を終える
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吊るし切りで大部分の肉を取って残った部分をまな板の上に移動させ、まずボロボロの後ヒレを切り落とし、むね肉や肩肉の時と同じ要領で、もも肉と尻肉を片側ずつ骨付きのまま外してから骨を取り、部位ごとに切り分ける。
そして最後にあばら骨周りの肉──バラ肉だけが残る。
あばら骨を背骨から外すのは少々力業になるので、ナイフより鉈の方が作業しやすい。それと肉からあばら骨を外すのは刃物ではなく丈夫な糸を使う方が綺麗に外せる。
一旦作業を中断し、拠点に鉈とPEラインを取りに行く。
必要な道具を取って戻る途中、炊事場で脂身を茹でて浮いてきた油をせっせとお玉で回収している美岬に声を掛ける。
「みさち、油の回収は順調か?」
「順調っすよ。それにしても茹でるだけでこんなに油が浮いてくるもんなんすね」
「獣脂よりだいぶ融点が低そうだからな。かなり良質な油だと思うぞ。俺の方にまだ追加の脂身はあるからまたいいタイミングで取りに来てくれ」
「あい、了解っす。んー、じゃあ今から取りに行きましょっかね」
「おう、いいぞ」
美岬がひょこっと立ち上がり俺の横に並ぶ。
「おろ? その鉈と糸は何に使うんすか?」
「ん。鉈はあばら骨を叩き切るためで、PEラインはあばら骨を肉から外すためだな」
「…………? 鉈はなんとなく分かるっすけど、糸で骨を外すってのがイメージできないっす」
「あーまあそうだよな。口で説明するより見た方が早いだろうな」
「そっすね。じゃあ見学するっす」
そして再び解体現場に戻る。まな板の上には首もとから尾の付け根までの背骨とそれに繋がっている肉付きのあばら骨だけが乗っている。
「ついにここまできたって感じっすね」
「ああ。この骨付きバラで解体も一通り終わりだな。ちょうどいい、ちょっと背骨を支えてもらっていいか?」
「おまかせられ!」
背骨が下、あばら骨が上になるような状態で美岬に支えてもらい、あばら骨を観音開きの扉を開けるように正面から力任せで左右に開き、あばら骨が背骨と繋がっている接合部に体重を掛けて背側に無理に曲げる。
すると、本来そちら側に曲げられることなどないあばら骨が、背骨との境目でポキポキと続けざまに折れる。右も左も同様にしてすべてのあばら骨を背骨との境目で折り、背骨とあばら骨が肉だけで繋がっている状態にする。
「よし。もう手を離していいぞ」
一番首側のあばら骨を左手で掴んで持ち上げ、右手に持った鉈を今しがた折ったばかりの背骨との境目に振り下ろせば、一度に三本のあばら骨が背骨からザックリと断ち切られる。
そのまま続けざまに鉈を振るって、片方の骨付きバラ肉を完全に背骨から外すことに成功した。
反対側も同様にして、二枚の大きな骨付きバラ肉の塊となる。
骨付きバラ肉は皮と骨の間には肉があるが、腹腔側にはほとんど肉は付いておらず、腹膜一枚を隔ててすぐに骨がある。
まな板に腹膜側が上になるようにして置き、浮き出ているあばら骨の形に沿って肉との境界線をなぞるようにナイフで腹膜に切れ目を入れていく。
「見ての通り、あばら骨の数が多いからこれを一本一本ナイフで肉から外すとなるとすごい手間になるわけだ」
「うん。それはよく分かるっす」
「だが、ここで丈夫な糸を骨に引っ掛けて、肉と骨の間を一気に引っ張れば、ナイフを使うよりずっと早く綺麗に肉から骨だけを綺麗に外せるんだ。今やってる腹膜への切り込みは糸の通り道を作ってるところだ」
「ほーん。なんとなくやりたいことは分かったっす。糸って勢いよく擦ると肉ぐらい斬れるっすもんね」
「まあそういうことだ。試しに一本やってみせようか」
バラ肉の端、一番首側のあばら骨の、背骨とさっきまで繋がっていた部分の肉をナイフでせせり、骨の端を剥き出しにする。
そこに輪にしたPEラインを掛け、一気に引っ張れば、骨の形に沿って糸が肉と骨の間を引き裂いていき、あっという間にあばら骨が一本肉から外れる。
外れたあばら骨には肉はほとんど付いておらず、肉側も骨があった部分がぽっかりと骨の形にくり抜かれている。
「ほわぁ! 糸すごいっすね! あっという間に骨を外してしまったっす」
「あばら骨は湾曲しているが出っ張りのない真っ直ぐな骨だから糸での骨取りがしやすいんだよな」
「なるほど。確かに骨に出っ張りがある背骨とか、真っ直ぐな部分が全然無い肩骨とかだとこのやり方じゃ無理そうっすよね」
「そういうこと。実質あばら骨にしか使えない方法だな」
「ちょっと面白そうだからあたしもやってみていいっすか? 油取りの仕事やりかけだから一本だけ」
「いいよ。やってみな」
美岬は俺が外した隣のあばら骨の端をナイフでせせって骨を剥き出しにし、そこにPEラインの輪を掛けた。
「力を込めて骨の太い方から細い方まで一気に糸を引ききるんだ」
「あい。せーのっ!」
ビビビッと美岬が糸を引ききってあばら骨を肉から外す。
「おおっ! できたー!」
「ほー、初めてとは思えないぐらい上手いじゃないか」
「あは。これだけ綺麗に骨が取れると楽しいっすね!」
「まあ、綺麗に取れると達成感はあるな」
「さて、じゃあサボりはこれぐらいにして、あたしも仕事に戻るっすね。追加の脂身はここにあるやつを持ってったらいいっすか?」
「ああ。俺もこっちがある程度片付いたらそっちに昼飯を作りにいくからな」
「……そういえばお腹すいたっす。朝からコーヒーと氷砂糖以外お腹に入れてないっすもんね」
「急いで食わなきゃいけない屑肉もかなり出てるから昼はガッツリ肉を食えるぞ」
「わぁーい! それを楽しみにもう一仕事頑張るっすよ」
美岬が追加の脂身を持って炊事場に戻っていくのを見送り、俺もバラ肉の骨取りを終わらせるべくまな板の上に手を伸ばすのだった。
【作者コメント】
解体シーンやっと終わりです。思ったより長引いてしまいました。スペアリブを背骨から外す方法とスペアリブから骨だけを外す方法が今回特に書きたかったシーンでしたが、きちんと分かりやすく描写できていたでしょうか……。分かりにくかったらゴメンよ。
そして最後にあばら骨周りの肉──バラ肉だけが残る。
あばら骨を背骨から外すのは少々力業になるので、ナイフより鉈の方が作業しやすい。それと肉からあばら骨を外すのは刃物ではなく丈夫な糸を使う方が綺麗に外せる。
一旦作業を中断し、拠点に鉈とPEラインを取りに行く。
必要な道具を取って戻る途中、炊事場で脂身を茹でて浮いてきた油をせっせとお玉で回収している美岬に声を掛ける。
「みさち、油の回収は順調か?」
「順調っすよ。それにしても茹でるだけでこんなに油が浮いてくるもんなんすね」
「獣脂よりだいぶ融点が低そうだからな。かなり良質な油だと思うぞ。俺の方にまだ追加の脂身はあるからまたいいタイミングで取りに来てくれ」
「あい、了解っす。んー、じゃあ今から取りに行きましょっかね」
「おう、いいぞ」
美岬がひょこっと立ち上がり俺の横に並ぶ。
「おろ? その鉈と糸は何に使うんすか?」
「ん。鉈はあばら骨を叩き切るためで、PEラインはあばら骨を肉から外すためだな」
「…………? 鉈はなんとなく分かるっすけど、糸で骨を外すってのがイメージできないっす」
「あーまあそうだよな。口で説明するより見た方が早いだろうな」
「そっすね。じゃあ見学するっす」
そして再び解体現場に戻る。まな板の上には首もとから尾の付け根までの背骨とそれに繋がっている肉付きのあばら骨だけが乗っている。
「ついにここまできたって感じっすね」
「ああ。この骨付きバラで解体も一通り終わりだな。ちょうどいい、ちょっと背骨を支えてもらっていいか?」
「おまかせられ!」
背骨が下、あばら骨が上になるような状態で美岬に支えてもらい、あばら骨を観音開きの扉を開けるように正面から力任せで左右に開き、あばら骨が背骨と繋がっている接合部に体重を掛けて背側に無理に曲げる。
すると、本来そちら側に曲げられることなどないあばら骨が、背骨との境目でポキポキと続けざまに折れる。右も左も同様にしてすべてのあばら骨を背骨との境目で折り、背骨とあばら骨が肉だけで繋がっている状態にする。
「よし。もう手を離していいぞ」
一番首側のあばら骨を左手で掴んで持ち上げ、右手に持った鉈を今しがた折ったばかりの背骨との境目に振り下ろせば、一度に三本のあばら骨が背骨からザックリと断ち切られる。
そのまま続けざまに鉈を振るって、片方の骨付きバラ肉を完全に背骨から外すことに成功した。
反対側も同様にして、二枚の大きな骨付きバラ肉の塊となる。
骨付きバラ肉は皮と骨の間には肉があるが、腹腔側にはほとんど肉は付いておらず、腹膜一枚を隔ててすぐに骨がある。
まな板に腹膜側が上になるようにして置き、浮き出ているあばら骨の形に沿って肉との境界線をなぞるようにナイフで腹膜に切れ目を入れていく。
「見ての通り、あばら骨の数が多いからこれを一本一本ナイフで肉から外すとなるとすごい手間になるわけだ」
「うん。それはよく分かるっす」
「だが、ここで丈夫な糸を骨に引っ掛けて、肉と骨の間を一気に引っ張れば、ナイフを使うよりずっと早く綺麗に肉から骨だけを綺麗に外せるんだ。今やってる腹膜への切り込みは糸の通り道を作ってるところだ」
「ほーん。なんとなくやりたいことは分かったっす。糸って勢いよく擦ると肉ぐらい斬れるっすもんね」
「まあそういうことだ。試しに一本やってみせようか」
バラ肉の端、一番首側のあばら骨の、背骨とさっきまで繋がっていた部分の肉をナイフでせせり、骨の端を剥き出しにする。
そこに輪にしたPEラインを掛け、一気に引っ張れば、骨の形に沿って糸が肉と骨の間を引き裂いていき、あっという間にあばら骨が一本肉から外れる。
外れたあばら骨には肉はほとんど付いておらず、肉側も骨があった部分がぽっかりと骨の形にくり抜かれている。
「ほわぁ! 糸すごいっすね! あっという間に骨を外してしまったっす」
「あばら骨は湾曲しているが出っ張りのない真っ直ぐな骨だから糸での骨取りがしやすいんだよな」
「なるほど。確かに骨に出っ張りがある背骨とか、真っ直ぐな部分が全然無い肩骨とかだとこのやり方じゃ無理そうっすよね」
「そういうこと。実質あばら骨にしか使えない方法だな」
「ちょっと面白そうだからあたしもやってみていいっすか? 油取りの仕事やりかけだから一本だけ」
「いいよ。やってみな」
美岬は俺が外した隣のあばら骨の端をナイフでせせって骨を剥き出しにし、そこにPEラインの輪を掛けた。
「力を込めて骨の太い方から細い方まで一気に糸を引ききるんだ」
「あい。せーのっ!」
ビビビッと美岬が糸を引ききってあばら骨を肉から外す。
「おおっ! できたー!」
「ほー、初めてとは思えないぐらい上手いじゃないか」
「あは。これだけ綺麗に骨が取れると楽しいっすね!」
「まあ、綺麗に取れると達成感はあるな」
「さて、じゃあサボりはこれぐらいにして、あたしも仕事に戻るっすね。追加の脂身はここにあるやつを持ってったらいいっすか?」
「ああ。俺もこっちがある程度片付いたらそっちに昼飯を作りにいくからな」
「……そういえばお腹すいたっす。朝からコーヒーと氷砂糖以外お腹に入れてないっすもんね」
「急いで食わなきゃいけない屑肉もかなり出てるから昼はガッツリ肉を食えるぞ」
「わぁーい! それを楽しみにもう一仕事頑張るっすよ」
美岬が追加の脂身を持って炊事場に戻っていくのを見送り、俺もバラ肉の骨取りを終わらせるべくまな板の上に手を伸ばすのだった。
【作者コメント】
解体シーンやっと終わりです。思ったより長引いてしまいました。スペアリブを背骨から外す方法とスペアリブから骨だけを外す方法が今回特に書きたかったシーンでしたが、きちんと分かりやすく描写できていたでしょうか……。分かりにくかったらゴメンよ。
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