138 / 225
箱庭スローライフ編
第138話 14日目①おっさんは手と口を滑らせる
しおりを挟む
隣で寝ていた美岬の身動ぎで意識が浮上する。でも今日はやけに眠たくて、意識はあるのになかなか身体が起きてくれない。普段は眠りが浅くてすぐに起きられる俺にしてはこういうのは珍しい。
ごそごそと美岬が起き出すのが分かったが、俺はまだ夢現の境界でまだ寝ていたいという欲望に抗えずにいた。
「……ふぁぁ……んー……あれ? 珍しい……ガクちゃんがまだ寝てるなんて……ふふっ」
美岬の独り言と俺の頬に触れる手の感触に引き上げられるように急速に意識が覚醒していき……。
──……チュッ
俺の唇をついばむような柔らかい感触に思わず目を開けば、まだ薄暗い拠点の見慣れた岩天井を背景に視界いっぱいの美岬の顔がまず目に入り、至近距離でバッチリ目が合った美岬がいたずらが見つかった子供のように分かりやすく『しまった』という表情を浮かべ、照れ隠しでにへらっと笑う。
「あ……っちゃあ。起こしちゃったっすか」
「…………んー…………うん、今起きた。なんというかあれだな。愛する嫁ちゃんのキスで目覚めるとか、考えうる限り最高の朝だな」
「ふふっ。そう思うんならあたしのこともそうやって起こしてくれてもいいんすよ?」
「んー? いや、普段からしてるんだけどな。寝ぼすけの誰かさんはそれぐらいじゃ起きないんだよ」
「ぬな? え? ちょっと待って! なにそれ? あたしが寝てるのをいいことにそんなことしてるんすか?」
「おっと、口が滑った」
そのままおもむろに手を伸ばして美岬の頭の後ろからぐっと引き寄せて唇を奪う。
「んんーっ!? ……ぷはっ。もぉ! いきなり強引っすよ」
「すまん。手が滑った」
「絶対それ、口も手も滑ってない故意犯っすよね」
「なぜバレたし」
「隠す気すらないじゃないっすか。……おふざけはこれぐらいにして、ガクちゃんがあたしより起きるのが遅かったのは、体調が悪いとかそういうのじゃないっすよね?」
ちょっと心配そうな表情を浮かべる美岬の頭を撫でてやる。
「おう。体調はいいぞ。……そうだな、昨日はみさちに話を聴いてもらって……なんか心が軽くなってぐっすり眠れたからだろうな。いつもより眠りが深かった気がする。ありがとな」
「へへっ。そういうことならいいっすけど。でもそろそろ起きないと」
「だな。起きようか。でもその前に……もうちょっと嫁分補充させて」
美岬を抱き寄せてギュッとハグする。
「…………なんか……いや別に嫌とかじゃなくてむしろ嬉しいんすけど、なんか昨日までと距離感というか、甘々感が増してません?」
ちょっと戸惑い気味の美岬。
「そう……かな? 言われてみればそうかもな」
ずっと心の中でしこりとなっていた菜月の件を美岬に受け入れてもらえたことで、知らず知らずのうちに美岬との間にあった透明な壁がなくなったように感じる。きっとこれは理屈とか理論じゃなく、俺が本当の意味で美岬に対して心を開けたということなのかもしれない。
だから俺は美岬を抱きしめたまま素直な気持ちでその言葉をささやく。
「愛してるよ美岬。絶対に幸せにするからな」
「…………ガクちゃん、それは違うでしょ」
「え? なんで?」
「そこは幸せにするじゃなくて、一緒に幸せになろうじゃないっすか? あたしもガクちゃんを幸せにしたいと思ってるんすよ?」
「ふふ。そうだな。二人で一緒に幸せになろうな」
そして二人で至近距離で見つめあい、もう一度唇を重ねる。
拠点の外に出れば、空は一面に薄雲がかかっていた。これはだんだん天気が下り坂になっていって雨になる感じかな。濡れたら困る作業は今日中に終わらせておかないといけないな。
「今日は曇りっすねぇ。まだ晴れ間は見えてるし雲も薄いからすぐには降らないと思うっすけど」
「そうだな。だんだん崩れてくるかもな。とりあえず炊事場の上に簡単な屋根を付けるのと、土器を焼くのは午前中に終わらせなきゃだな」
「そっすね。とりあえず、まずはおトイレに行ってそのまま畑仕事を先に済ましてくるっすね」
「おう。行ってら」
交替でトイレで用を足し、美岬が畑の世話をしに行ってくれている間に俺はかまどの火を起こして湯を沸かし始め、また新居の建設用に取り分けてある丸太と乾燥中の葦と藤蔓を使ってかまどを含む炊事場の上に簡易の屋根を掛ける。
日差しやちょっとした雨程度ならしのげる程度の簡易小屋──あずま屋みたいなものだからお湯が沸くのを待つ間の20分程度ですぐできる。
まず3本の丸太を丈夫な藤蔓で束ねて三脚にする。これを4セット作り、かまどを中心に四隅に配置し、4本の丸太をトライポッド同士を繋ぐように上の三又部分に掛けて互いに渡して、上から見れば四角形の辺を構成するようにする。
トライポッド同士を繋ぐ4本の丸太を梁材として、その上に別の丸太を並べていって仮屋根とする。といってもまだ確保している丸太の数が少ないので屋根というより骨組みみたいなものだ。
そしてその上に、並べた丸太と交差する向きで乾燥中の葦の束をそのまま並べていく。葦の束もまだ数が少ないので隙間なくとまではいかないが、それでも日除けとある程度の雨宿りができるぐらいの屋根にはなった。
そうこうしているうちに畑から美岬が戻ってくる。
「やー、すごいっすね。なんかみるみるうちに炊事場に屋根ができちゃってワクワクしたっす」
「トライポッドを組んでその上に丸太や葦をただ載せただけだからな。ただ、この構造の場合、トライポッドを束ねて結んでいる紐が切れたらすべてが崩れ落ちるから、この部分だけは丈夫にするのが大事だけどな」
「なるほど。だから篭に使うぐらいの太い藤蔓を何重にも巻いてるんすね」
「そういうことだ。この簡易屋根は新居作りの時にまたバラして建材に使う予定だからな。すぐにバラせるようにほとんど固定しない簡単な構造にしてるんだ」
「ふむふむ。屋根の葦は干すのも兼ねてるんすか?」
「正解だ。冬枯れしていない青葦は立て掛けて乾かしてると曲がってくるし、かといって地面に並べてると接地面が腐ってくるから、こんな風に宙に浮いた状態にしておく方がいいと思ってな」
「んー、それなら束のままより一度ほどいてバラバラにしといた方がよく乾くんじゃないすかね?」
「確かにそうだな。あとでほどいておこう。とりあえず軽く腹ごしらえしようか」
今日もやることは多いので、葛粉で強めにとろみをつけた燻製魚のスープだけの簡単な朝食で済ませる。ちなみに葛粉は同じ重さの砂糖とほぼ同量のカロリーがあり、多めの葛粉でとろみをつけたスープは消化吸収も早いので即効性の高いエネルギー源となる。その分腹が減るのも早いが。
「昨日の夜がめっちゃ贅沢だった分、朝はこれぐらいでちょうどいいっすね」
「やっぱり昼間の明るいうちにやりたい作業は多いからなー。特に朝は食事の支度は手早く終わらせたいんだよな。晩飯はそれなりに凝ったものを作る時間もあるけど」
「簡単でも凝ってても全部美味しいから文句なんかないっすけどね」
「そう言ってもらえると嬉しいよ。さて、じゃあぼちぼち動こうか」
「そっすね。ごちそうさまっす」
【作者コメント】
以前は分かっててわざとやる悪戯の比喩として確信犯という言葉をよく使っていたのですが、最近は専ら故意犯という言葉を使っています。
なんか確信犯という言葉の本来の意味は、信念に基づいて正しいと信じて犯罪を行う人ってことらしいですね。例えば宗教信条に基づいて聖戦と信じて自爆テロをするテロリストとか、人類の進化に必要と信じて非道な人体実験をするマッドなサイエンティストとか。
対する故意犯という言葉は、悪いと分かってて、自分のやることの結果を理解した上で犯罪をする人を指す言葉なので、一般的な用法として使われる、比喩としての確信犯のニュアンスはむしろこっちかなーと思いまして。
ごそごそと美岬が起き出すのが分かったが、俺はまだ夢現の境界でまだ寝ていたいという欲望に抗えずにいた。
「……ふぁぁ……んー……あれ? 珍しい……ガクちゃんがまだ寝てるなんて……ふふっ」
美岬の独り言と俺の頬に触れる手の感触に引き上げられるように急速に意識が覚醒していき……。
──……チュッ
俺の唇をついばむような柔らかい感触に思わず目を開けば、まだ薄暗い拠点の見慣れた岩天井を背景に視界いっぱいの美岬の顔がまず目に入り、至近距離でバッチリ目が合った美岬がいたずらが見つかった子供のように分かりやすく『しまった』という表情を浮かべ、照れ隠しでにへらっと笑う。
「あ……っちゃあ。起こしちゃったっすか」
「…………んー…………うん、今起きた。なんというかあれだな。愛する嫁ちゃんのキスで目覚めるとか、考えうる限り最高の朝だな」
「ふふっ。そう思うんならあたしのこともそうやって起こしてくれてもいいんすよ?」
「んー? いや、普段からしてるんだけどな。寝ぼすけの誰かさんはそれぐらいじゃ起きないんだよ」
「ぬな? え? ちょっと待って! なにそれ? あたしが寝てるのをいいことにそんなことしてるんすか?」
「おっと、口が滑った」
そのままおもむろに手を伸ばして美岬の頭の後ろからぐっと引き寄せて唇を奪う。
「んんーっ!? ……ぷはっ。もぉ! いきなり強引っすよ」
「すまん。手が滑った」
「絶対それ、口も手も滑ってない故意犯っすよね」
「なぜバレたし」
「隠す気すらないじゃないっすか。……おふざけはこれぐらいにして、ガクちゃんがあたしより起きるのが遅かったのは、体調が悪いとかそういうのじゃないっすよね?」
ちょっと心配そうな表情を浮かべる美岬の頭を撫でてやる。
「おう。体調はいいぞ。……そうだな、昨日はみさちに話を聴いてもらって……なんか心が軽くなってぐっすり眠れたからだろうな。いつもより眠りが深かった気がする。ありがとな」
「へへっ。そういうことならいいっすけど。でもそろそろ起きないと」
「だな。起きようか。でもその前に……もうちょっと嫁分補充させて」
美岬を抱き寄せてギュッとハグする。
「…………なんか……いや別に嫌とかじゃなくてむしろ嬉しいんすけど、なんか昨日までと距離感というか、甘々感が増してません?」
ちょっと戸惑い気味の美岬。
「そう……かな? 言われてみればそうかもな」
ずっと心の中でしこりとなっていた菜月の件を美岬に受け入れてもらえたことで、知らず知らずのうちに美岬との間にあった透明な壁がなくなったように感じる。きっとこれは理屈とか理論じゃなく、俺が本当の意味で美岬に対して心を開けたということなのかもしれない。
だから俺は美岬を抱きしめたまま素直な気持ちでその言葉をささやく。
「愛してるよ美岬。絶対に幸せにするからな」
「…………ガクちゃん、それは違うでしょ」
「え? なんで?」
「そこは幸せにするじゃなくて、一緒に幸せになろうじゃないっすか? あたしもガクちゃんを幸せにしたいと思ってるんすよ?」
「ふふ。そうだな。二人で一緒に幸せになろうな」
そして二人で至近距離で見つめあい、もう一度唇を重ねる。
拠点の外に出れば、空は一面に薄雲がかかっていた。これはだんだん天気が下り坂になっていって雨になる感じかな。濡れたら困る作業は今日中に終わらせておかないといけないな。
「今日は曇りっすねぇ。まだ晴れ間は見えてるし雲も薄いからすぐには降らないと思うっすけど」
「そうだな。だんだん崩れてくるかもな。とりあえず炊事場の上に簡単な屋根を付けるのと、土器を焼くのは午前中に終わらせなきゃだな」
「そっすね。とりあえず、まずはおトイレに行ってそのまま畑仕事を先に済ましてくるっすね」
「おう。行ってら」
交替でトイレで用を足し、美岬が畑の世話をしに行ってくれている間に俺はかまどの火を起こして湯を沸かし始め、また新居の建設用に取り分けてある丸太と乾燥中の葦と藤蔓を使ってかまどを含む炊事場の上に簡易の屋根を掛ける。
日差しやちょっとした雨程度ならしのげる程度の簡易小屋──あずま屋みたいなものだからお湯が沸くのを待つ間の20分程度ですぐできる。
まず3本の丸太を丈夫な藤蔓で束ねて三脚にする。これを4セット作り、かまどを中心に四隅に配置し、4本の丸太をトライポッド同士を繋ぐように上の三又部分に掛けて互いに渡して、上から見れば四角形の辺を構成するようにする。
トライポッド同士を繋ぐ4本の丸太を梁材として、その上に別の丸太を並べていって仮屋根とする。といってもまだ確保している丸太の数が少ないので屋根というより骨組みみたいなものだ。
そしてその上に、並べた丸太と交差する向きで乾燥中の葦の束をそのまま並べていく。葦の束もまだ数が少ないので隙間なくとまではいかないが、それでも日除けとある程度の雨宿りができるぐらいの屋根にはなった。
そうこうしているうちに畑から美岬が戻ってくる。
「やー、すごいっすね。なんかみるみるうちに炊事場に屋根ができちゃってワクワクしたっす」
「トライポッドを組んでその上に丸太や葦をただ載せただけだからな。ただ、この構造の場合、トライポッドを束ねて結んでいる紐が切れたらすべてが崩れ落ちるから、この部分だけは丈夫にするのが大事だけどな」
「なるほど。だから篭に使うぐらいの太い藤蔓を何重にも巻いてるんすね」
「そういうことだ。この簡易屋根は新居作りの時にまたバラして建材に使う予定だからな。すぐにバラせるようにほとんど固定しない簡単な構造にしてるんだ」
「ふむふむ。屋根の葦は干すのも兼ねてるんすか?」
「正解だ。冬枯れしていない青葦は立て掛けて乾かしてると曲がってくるし、かといって地面に並べてると接地面が腐ってくるから、こんな風に宙に浮いた状態にしておく方がいいと思ってな」
「んー、それなら束のままより一度ほどいてバラバラにしといた方がよく乾くんじゃないすかね?」
「確かにそうだな。あとでほどいておこう。とりあえず軽く腹ごしらえしようか」
今日もやることは多いので、葛粉で強めにとろみをつけた燻製魚のスープだけの簡単な朝食で済ませる。ちなみに葛粉は同じ重さの砂糖とほぼ同量のカロリーがあり、多めの葛粉でとろみをつけたスープは消化吸収も早いので即効性の高いエネルギー源となる。その分腹が減るのも早いが。
「昨日の夜がめっちゃ贅沢だった分、朝はこれぐらいでちょうどいいっすね」
「やっぱり昼間の明るいうちにやりたい作業は多いからなー。特に朝は食事の支度は手早く終わらせたいんだよな。晩飯はそれなりに凝ったものを作る時間もあるけど」
「簡単でも凝ってても全部美味しいから文句なんかないっすけどね」
「そう言ってもらえると嬉しいよ。さて、じゃあぼちぼち動こうか」
「そっすね。ごちそうさまっす」
【作者コメント】
以前は分かっててわざとやる悪戯の比喩として確信犯という言葉をよく使っていたのですが、最近は専ら故意犯という言葉を使っています。
なんか確信犯という言葉の本来の意味は、信念に基づいて正しいと信じて犯罪を行う人ってことらしいですね。例えば宗教信条に基づいて聖戦と信じて自爆テロをするテロリストとか、人類の進化に必要と信じて非道な人体実験をするマッドなサイエンティストとか。
対する故意犯という言葉は、悪いと分かってて、自分のやることの結果を理解した上で犯罪をする人を指す言葉なので、一般的な用法として使われる、比喩としての確信犯のニュアンスはむしろこっちかなーと思いまして。
54
お気に入りに追加
531
あなたにおすすめの小説
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
強制無人島生活
デンヒロ
ファンタジー
主人公の名前は高松 真。
修学旅行中に乗っていたクルーズ船が事故に遭い、
救命いかだで脱出するも無人島に漂着してしまう。
更に一緒に流れ着いた者たちに追放された挙げ句に取り残されてしまった。
だが、助けた女の子たちと共に無人島でスローライフな日々を過ごすことに……
果たして彼は無事に日本へ帰ることができるのか?
注意
この作品は作者のモチベーション維持のために少しずつ投稿します。
1話あたり300~1000文字くらいです。
ご了承のほどよろしくお願いします。
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる