異世界転移に巻き込まれたデブはレベル1の最強になって様々なライフを満喫するようです

ポークフィッシュ

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使えない能力からの特技の料理でピンチをチャンスに!からのレベル1

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ま、ま、ま、まさかのレベル1で固定とか転移早々人生詰んだ。

[どうしましたか?]

心配そうに兵士が問いかけてくるがはっきり言って答えれない、追い出されるのが目に見えてるからだ。

[いえ、何も]

とりあえずこの場を凌ぐ、それ一点に集中して行動しよう。

[それでイトウ様はどんな能力をお持ちで?]

ほれ来た、関門。
これをどう答えるかでこの後の対応も変わるだろうし、なおかつ嘘をつけば国王その他大勢の信用もマイナスになりかねない。

料理人の本能クッキング・マジックでした、名前からして料理人でしょうし後衛職でしょう]

[クッキング・マジックですか、確かに勇者様は変わった能力をお持ちで]

この場しのぎで適当に言ったが何とかなったらしい。
料理ぐらいは普通にできていたからこっちの世界でも何とかなると思う……うん……この先大丈夫だろうか?。

それから能力別に班分けされ、自分は厨房に案内された。

[おう!、オメェが勇者の中で料理人関係の能力を得た奴か!]

このいかにもガハハハと笑ってそうなおじさんは料理長のガルパ、案内される途中に紹介されていたがどうやら豪快系おじ様らしい。

個人的には身内に一人いれば楽しくなる人物だろう。

[はい、イトウ カズト。カズトとお呼びください。]

すかさず痩せていた頃にバイトで習得した執事道を発動させる。

右手を後ろに回し左手は胸へ添える、15度ぴったりに体を傾ける。

これは英国式の挨拶をアレンジしたものだ、しかし素人相手ではこれで事足る。

その様子にガルパは驚きが隠せないでいる……やらかしたか?

[お、おう、よろしくな]

少し同様してるけど……どうしたんだろうか?

それからガルパに厨房の道具一式の扱い方や配置、一日の流れなどを説明してもらい今日のお勤めは終了した。

それから宿舎に案内された、部屋の中は必要最低限の物しか置いておらず何年か使っていなかったのかタンスの上には薄く埃が載っている。
ベットも埃だらけでこれに寝転がる勇気は自分にはなかった。
ベットを最優先で掃除を済ませ横になりこれからの行動を整理する

厨房入りは明日かららしいが、異世界人こっちの人達の口に合うだろうか不安だ。

そんなこんなで考えているうちに眠りへと意識が誘われた。



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