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第四章 白と黒の遭遇
第69話 女の子との記憶
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オレは自分の記憶の中から女の事であった記憶を辿ってみた。
この女性は誰だ? どこで出会った?
全ての記憶を頼りに、答えを探し求める。
(まず、十年前以上であることは確かだ。
シルビアさんに出会うまで、無職で引き籠りだったから、会っていた女性と言えば母親くらいだ。
待てよ、コンビニのお姉さんとかか?
それなら可能性としてあり得る。
深夜のコンビニで、夜食を買いに行った事くらいはあるからな。
その時に、お釣りを渡され、手を握られた。
独身の時には衝撃的だった。
オレの事が好きなんじゃないかと……。
そのお姉さんか? 確かに、美人のお姉さんも数人見かけた。
深夜より朝の時間の方が可愛い子が多かったから、朝方にコンビニに行ったけど……。
まさか、そのうちの女子高生店員がオレに恋をしていたというのか?
ちょっと時期が合わないか。
それならもう二十代に入っているはずだからな。
こんな若いわけないわ。
だとしたらあれか?
小校生くらいの時、近所の女の子に結婚してって言われた。
相手は五歳くらいだから適当に流していたが、彼女は本気で考えていたというのか?
それが十五年ほど経過しても忘れられず、オレに再び結婚を申し込んで来たというのか?
いじらしいが、オレにはシルビアさんがいる。
断っても問題ないよな。思い当たる節も無いし)
オレは導き出した答えを述べる。
「えーと、里美ちゃん? 大きくなったね。
子供の頃の約束だから仕方ないけど、オレはもう素敵な人と出会ったんだ。
里美ちゃんもきっと良い人が見付るから、気長に探した方がいいと思うよ。
まだ二十代だし……」
「酷い! あの日の夜を無かった事にしようというのですね。
最低です! こんな男だと思わなかった! 責任取りなさいよ!」
「いや、夜は基本的に、お母さんに連れられて帰っただろ。
夏祭りで花火を見たくらいの時は、夜遅くまで遊んでいたけど……」
「そう、そしてお酒を飲んで、朝まで二人で一緒にいたじゃないですか!
その時の事、覚えていないんですか? 酷いです……」
「お酒? オレはその時、未成年だったから、お酒をなんだ記憶はないよ。
コーラならがぶ飲みしていたけど……」
女の子は、オレの話と噛み合わなくて不信感を抱く。
「ん? なんかおかしいわ……。
こいつ、まさか草食系か?
なら、作戦を変更した方が良いかも……。
思い当たる節がないなら、作り出せばいいだけの事!
まずは……」
女性は、オレの事をそっちのけで、考えながらつぶやき続けている。
「あの、どうしましたか?」
女性はまた態度を変えて、オレをこう誘う。
「さっきはすいません。ちょっと人違いしちゃったみたいです。
お詫びに、お酒でも飲みに行きませんか?
この近くに素敵なバーがあるみたいなんですよ。
行って見たいけど、私一人じゃちょっと怖くて……。
あなたが一緒なら行き易いんだけどな……」
「えーと、連れがいるから突然には……」
「そうですよね! じゃあ、来週の夜八時に、最寄りの駅に待ち合わせでどうですか?」
「えーと、三人でも良いのなら……」
「分かった、約束だよ!」
女性は近付いて来て、オレの唇を奪った。
キスをした後で、彼女は唇を指で触り、笑いながら言う。
「三人か……。まあ、いくらでも隙があるし、私の虜にするのは時間の問題かしらね。
先に、奥さんに疑惑を抱かせておいて、詮索するように仕向ければ、おのずと私に寄り出すってわけよ!」
女の子は、怪しい笑顔を浮かべ立ち去ろうとしていた。
時間を調節でもしていたかの如く、オレと女の子がキスしている所を、シルビアさんに目撃されていしまった。
「マモルさん、その子娘と何をしてるんですか?
え、口と口を合わせて、キスしていた……。
まさか、そんなはずないわよね?」
シルビアさんは、しょっくをかんじつつも、全力で起きている事を否定していた。
顔が青ざめ、顔は無表情になりつつあった。
それを楽しそうに、近くの女性ははしゃいでいる。
見た所、シルビアさんと見た目の年齢は変わらない様だ。
「あら、ナイスタイミングね♡
時間を調節していた甲斐があったわ♡
衝撃的な現場だったのかしら?
所謂、修羅場って奴?」
シルビアさんは、二十代過ぎの女性と一緒に突然現れた。
どうやら亜空間に閉じ込められていたが、ある条件をクリアした事で解放されたようだ。
別に、オレ的には不倫現場じゃないけど、辺りにただならぬ冷気を感じ出した。
肌がブルっと震える。
「マモルさん、その人は誰(だあれ)?
今、何をしていたのかしら?
キスしているように見えたけど、実際は頭突きよね?」
シルビアさんはうつろな目でそう訊いて来る。
正直に話した方が良いのだろうが、殺気の籠った感じがする。
相手の女の子の事を思えば、誤魔化した方が良いという気になるが、どうにも誤魔化す方法が想い浮かばない。
すると、女の子が勝手に死亡ブラフへ足を踏み出した。
「私とマモルさんは愛し合っているんです!
捨てられた女はさっさと実家に帰ってください。
愛する二人をこれ以上邪魔しないで!」
「愛する二人? マモルさん、このクソガキが言っている事は本当なの?」
シルビアさんはオレの方を向いて尋ねる。
冷気と殺気だけでなく、狂気も兼ね備えていた。
下手な回答をしようものなら、氷の刃がオレさえも攻撃して来ることだろう。
オレは誤魔化すことなく真実を話す事にした。
一瞬でも疑われれば、身体が氷漬けになってしまう。
「違います! さっきそこで知り合っただけです。
一瞬知り合いかと思ったけど、全然心当たりのない人でした。
シルビアさんの居場所を聞こうとしたら、さっきの様に無理やりキスされたんです!」
「ああ、こいつ! 少しは私と奥さんを天秤に掛けなさいよ!
そっちだって結構喜んでいたじゃない」
(やだよ。死にたくないもん!)
オレは心の中でそう拒否した。
しかし、シルビアさんは無表情の顔でオレに尋ねて来る。
敵に回ったらやばい!
今までの敵をはるかにしのぐ強敵が目の前に立っていた。
オレはかつてない戦慄を味わっていた。
「え? 喜んでいたの?」
「ああ、すまない。
ナンパされたのは初めてだったから、少し舞い上がってしまった。
どうやら、一瞬の隙を突かれたようだ。
しかし、君への想いは変わっていない。
愛している、シルビア!」
「分かっているわ。悪いのはその女達と言う事ね。
二人で打ち合わせをして、マモルさんを誘惑しようとしたんだわ。
下劣で心のどす黒いメスブタどもが!」
女の子は、エレンさんを指さして否定する。
「ちょっと、下劣で心のどす黒いメスブタはこの人だけよ!
こんな無理矢理な告白をしなきゃならなくなったのだって、元はと言えばこの人が元凶なのよ!
私はそう、被害者なのよ。
可憐で、優しい心を持っているから付け込まれたんだわ。
なんて可哀想な私……」
「あら、裏切られちゃった?
下劣で心のどす黒い事は、あながち本当だから許しちゃうわ♡
じゃあ、三人で熱く戦い合ってね♡
私は安全圏で、じっくりとあなたの実力を探らせてもらうわ、シルビアさん♡」
エレンさんは戦線から離脱した。
彼女だけが異次元の空間を自由に行き来できるらしく、オレ達では攻撃不能空間に引き籠ってしまった。
バルベロの情報がなければ、これ以上彼女を捜索する事は出来ない。
まずは、残った女の子を共犯として捕らえる必要がある。
もしかしたら、敵のアジトを知っているかもしれない。
シルビアさんは未だに冷静になれず、本気で女の子を攻撃し始める。
シルビアさんの怒りを発散させなければ、冷静に戻ることはなさそうだ。
オレは、早く優しいドSのシルビアさんに戻ってくれと願っていた。
「まずは、お前を氷柱にしてあげるわ!」
シルビアさんの強烈な吹雪が、女の子とカフェを襲う。
女の子とカフェの店長もろとも氷漬けになった。とりあえず終わった。
シルビアさんの圧倒的な戦力に、女の子は手も足も出来ずに氷柱になった、とオレは思っていた。
しかし、氷柱になった女の子の周りから、氷が急激に解け始める。
オレが良く目を凝らして見ると、女の子自身が火炎となって氷を溶かしていた。
あっと言う間に、周りの水分は消え去っていた。
カフェの店長だけが無残にも氷漬けになったままだ。
「やるわね。あなたの名前は?」
シルビアさんは彼女を強敵と判断したらしい。
顔は怒ったままだが、機嫌は良くなった様だ。
オレと女の子のキスが相手の策略だと気付いたのだろう。
「山口美香(やまぐちみか)よ。これから死ぬおばさんには、関係のない事だけどね!」
山口美香は、風を操り、かまいたち現象を起こしてシルビアさんを攻撃する。
見えない真空の刃が、シルビアさんとカフェの店長を襲う。
「こいつ、風魔法の使い手か!」
シルビアさんは対抗の吹雪を使い、真空の刃を退けた。
シルビアさんは無傷だが、カフェの店長の首がこつんというガラスの様な音をたてて転がった。
体は無事な様だが、首は完全に切断されていた。
普通の医者では、元通りに戻すことは不可能だろう。
生身の人間の突然の死。
知り合ったばかりだが、オレには衝撃的な事だった。
シルビアさんは全く気にする様子も無く、山口美香と交戦していた。
女の戦いは、斯くも恐ろしい物なのか……。
この女性は誰だ? どこで出会った?
全ての記憶を頼りに、答えを探し求める。
(まず、十年前以上であることは確かだ。
シルビアさんに出会うまで、無職で引き籠りだったから、会っていた女性と言えば母親くらいだ。
待てよ、コンビニのお姉さんとかか?
それなら可能性としてあり得る。
深夜のコンビニで、夜食を買いに行った事くらいはあるからな。
その時に、お釣りを渡され、手を握られた。
独身の時には衝撃的だった。
オレの事が好きなんじゃないかと……。
そのお姉さんか? 確かに、美人のお姉さんも数人見かけた。
深夜より朝の時間の方が可愛い子が多かったから、朝方にコンビニに行ったけど……。
まさか、そのうちの女子高生店員がオレに恋をしていたというのか?
ちょっと時期が合わないか。
それならもう二十代に入っているはずだからな。
こんな若いわけないわ。
だとしたらあれか?
小校生くらいの時、近所の女の子に結婚してって言われた。
相手は五歳くらいだから適当に流していたが、彼女は本気で考えていたというのか?
それが十五年ほど経過しても忘れられず、オレに再び結婚を申し込んで来たというのか?
いじらしいが、オレにはシルビアさんがいる。
断っても問題ないよな。思い当たる節も無いし)
オレは導き出した答えを述べる。
「えーと、里美ちゃん? 大きくなったね。
子供の頃の約束だから仕方ないけど、オレはもう素敵な人と出会ったんだ。
里美ちゃんもきっと良い人が見付るから、気長に探した方がいいと思うよ。
まだ二十代だし……」
「酷い! あの日の夜を無かった事にしようというのですね。
最低です! こんな男だと思わなかった! 責任取りなさいよ!」
「いや、夜は基本的に、お母さんに連れられて帰っただろ。
夏祭りで花火を見たくらいの時は、夜遅くまで遊んでいたけど……」
「そう、そしてお酒を飲んで、朝まで二人で一緒にいたじゃないですか!
その時の事、覚えていないんですか? 酷いです……」
「お酒? オレはその時、未成年だったから、お酒をなんだ記憶はないよ。
コーラならがぶ飲みしていたけど……」
女の子は、オレの話と噛み合わなくて不信感を抱く。
「ん? なんかおかしいわ……。
こいつ、まさか草食系か?
なら、作戦を変更した方が良いかも……。
思い当たる節がないなら、作り出せばいいだけの事!
まずは……」
女性は、オレの事をそっちのけで、考えながらつぶやき続けている。
「あの、どうしましたか?」
女性はまた態度を変えて、オレをこう誘う。
「さっきはすいません。ちょっと人違いしちゃったみたいです。
お詫びに、お酒でも飲みに行きませんか?
この近くに素敵なバーがあるみたいなんですよ。
行って見たいけど、私一人じゃちょっと怖くて……。
あなたが一緒なら行き易いんだけどな……」
「えーと、連れがいるから突然には……」
「そうですよね! じゃあ、来週の夜八時に、最寄りの駅に待ち合わせでどうですか?」
「えーと、三人でも良いのなら……」
「分かった、約束だよ!」
女性は近付いて来て、オレの唇を奪った。
キスをした後で、彼女は唇を指で触り、笑いながら言う。
「三人か……。まあ、いくらでも隙があるし、私の虜にするのは時間の問題かしらね。
先に、奥さんに疑惑を抱かせておいて、詮索するように仕向ければ、おのずと私に寄り出すってわけよ!」
女の子は、怪しい笑顔を浮かべ立ち去ろうとしていた。
時間を調節でもしていたかの如く、オレと女の子がキスしている所を、シルビアさんに目撃されていしまった。
「マモルさん、その子娘と何をしてるんですか?
え、口と口を合わせて、キスしていた……。
まさか、そんなはずないわよね?」
シルビアさんは、しょっくをかんじつつも、全力で起きている事を否定していた。
顔が青ざめ、顔は無表情になりつつあった。
それを楽しそうに、近くの女性ははしゃいでいる。
見た所、シルビアさんと見た目の年齢は変わらない様だ。
「あら、ナイスタイミングね♡
時間を調節していた甲斐があったわ♡
衝撃的な現場だったのかしら?
所謂、修羅場って奴?」
シルビアさんは、二十代過ぎの女性と一緒に突然現れた。
どうやら亜空間に閉じ込められていたが、ある条件をクリアした事で解放されたようだ。
別に、オレ的には不倫現場じゃないけど、辺りにただならぬ冷気を感じ出した。
肌がブルっと震える。
「マモルさん、その人は誰(だあれ)?
今、何をしていたのかしら?
キスしているように見えたけど、実際は頭突きよね?」
シルビアさんはうつろな目でそう訊いて来る。
正直に話した方が良いのだろうが、殺気の籠った感じがする。
相手の女の子の事を思えば、誤魔化した方が良いという気になるが、どうにも誤魔化す方法が想い浮かばない。
すると、女の子が勝手に死亡ブラフへ足を踏み出した。
「私とマモルさんは愛し合っているんです!
捨てられた女はさっさと実家に帰ってください。
愛する二人をこれ以上邪魔しないで!」
「愛する二人? マモルさん、このクソガキが言っている事は本当なの?」
シルビアさんはオレの方を向いて尋ねる。
冷気と殺気だけでなく、狂気も兼ね備えていた。
下手な回答をしようものなら、氷の刃がオレさえも攻撃して来ることだろう。
オレは誤魔化すことなく真実を話す事にした。
一瞬でも疑われれば、身体が氷漬けになってしまう。
「違います! さっきそこで知り合っただけです。
一瞬知り合いかと思ったけど、全然心当たりのない人でした。
シルビアさんの居場所を聞こうとしたら、さっきの様に無理やりキスされたんです!」
「ああ、こいつ! 少しは私と奥さんを天秤に掛けなさいよ!
そっちだって結構喜んでいたじゃない」
(やだよ。死にたくないもん!)
オレは心の中でそう拒否した。
しかし、シルビアさんは無表情の顔でオレに尋ねて来る。
敵に回ったらやばい!
今までの敵をはるかにしのぐ強敵が目の前に立っていた。
オレはかつてない戦慄を味わっていた。
「え? 喜んでいたの?」
「ああ、すまない。
ナンパされたのは初めてだったから、少し舞い上がってしまった。
どうやら、一瞬の隙を突かれたようだ。
しかし、君への想いは変わっていない。
愛している、シルビア!」
「分かっているわ。悪いのはその女達と言う事ね。
二人で打ち合わせをして、マモルさんを誘惑しようとしたんだわ。
下劣で心のどす黒いメスブタどもが!」
女の子は、エレンさんを指さして否定する。
「ちょっと、下劣で心のどす黒いメスブタはこの人だけよ!
こんな無理矢理な告白をしなきゃならなくなったのだって、元はと言えばこの人が元凶なのよ!
私はそう、被害者なのよ。
可憐で、優しい心を持っているから付け込まれたんだわ。
なんて可哀想な私……」
「あら、裏切られちゃった?
下劣で心のどす黒い事は、あながち本当だから許しちゃうわ♡
じゃあ、三人で熱く戦い合ってね♡
私は安全圏で、じっくりとあなたの実力を探らせてもらうわ、シルビアさん♡」
エレンさんは戦線から離脱した。
彼女だけが異次元の空間を自由に行き来できるらしく、オレ達では攻撃不能空間に引き籠ってしまった。
バルベロの情報がなければ、これ以上彼女を捜索する事は出来ない。
まずは、残った女の子を共犯として捕らえる必要がある。
もしかしたら、敵のアジトを知っているかもしれない。
シルビアさんは未だに冷静になれず、本気で女の子を攻撃し始める。
シルビアさんの怒りを発散させなければ、冷静に戻ることはなさそうだ。
オレは、早く優しいドSのシルビアさんに戻ってくれと願っていた。
「まずは、お前を氷柱にしてあげるわ!」
シルビアさんの強烈な吹雪が、女の子とカフェを襲う。
女の子とカフェの店長もろとも氷漬けになった。とりあえず終わった。
シルビアさんの圧倒的な戦力に、女の子は手も足も出来ずに氷柱になった、とオレは思っていた。
しかし、氷柱になった女の子の周りから、氷が急激に解け始める。
オレが良く目を凝らして見ると、女の子自身が火炎となって氷を溶かしていた。
あっと言う間に、周りの水分は消え去っていた。
カフェの店長だけが無残にも氷漬けになったままだ。
「やるわね。あなたの名前は?」
シルビアさんは彼女を強敵と判断したらしい。
顔は怒ったままだが、機嫌は良くなった様だ。
オレと女の子のキスが相手の策略だと気付いたのだろう。
「山口美香(やまぐちみか)よ。これから死ぬおばさんには、関係のない事だけどね!」
山口美香は、風を操り、かまいたち現象を起こしてシルビアさんを攻撃する。
見えない真空の刃が、シルビアさんとカフェの店長を襲う。
「こいつ、風魔法の使い手か!」
シルビアさんは対抗の吹雪を使い、真空の刃を退けた。
シルビアさんは無傷だが、カフェの店長の首がこつんというガラスの様な音をたてて転がった。
体は無事な様だが、首は完全に切断されていた。
普通の医者では、元通りに戻すことは不可能だろう。
生身の人間の突然の死。
知り合ったばかりだが、オレには衝撃的な事だった。
シルビアさんは全く気にする様子も無く、山口美香と交戦していた。
女の戦いは、斯くも恐ろしい物なのか……。
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