[完結]立場をわきまえてください

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パーティーは直ぐにお開きになり、今はお父様と陛下とアレンと私をいれて4人で話し合いをすることになった。

「エリザベス嬢、今回は本当に愚息が申し訳無いことをした」

「ヘンリー王よ、今回の事はどんなに多めにみても赦されることではないぞ。2人をどう処罰するつもりだ？」

「2人は国の乗っとりも考えていたみたいだから、斬首刑になることは間違いない。メイドの方も毒杯か一生幽閉になるだろう、護衛は１年の減給に決まった。お詫びとして兼用していた国境にある、鉱山を此方は手を引かせていただく」 

「それで構わない、エリザベスとアレン君はちゃんと見届けなさい。」

「承知いたしましたわ」


長期間、王が国を留守にするわけにはいかないので、次の日にはお父様は国に帰って行った

三日後、リオン様とサリーさんの斬首刑は実行された

2人は最後まで自分は悪くないと言い続けた。

最後は唆された、相手が悪いってお互いに罪を擦り付けていた

メイドも2人の計画を知っていて協力をしていたのが分かり、毒杯を飲むことに決まった

「彼奴ら最後まで反省しなかったな」

「アレン大丈夫？結果的にアレンは弟を失うことになってしまったけど」

「冷たいって言われるかもしれないけど、最後まで反省しないで、自分の我が儘を突き通した彼奴が悪かったんだ、弟がエリーに迷惑をかけ続けた悪かった」

「アレンが謝ることでは無いわ。」

例えどんなに邪険に扱われても、弟を亡くして悲しくないわけがないわ、

アレンを支えて行こう

来年はアレンが卒業をする、卒業したら私も留学を終了して、

アレンと2人で私の国に行くことが決まった。

これからも色々困難はあるだろうけどアレンと支え合って立派な女王になってみせるわ。

アレンこれからもよろしくね