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しおりを挟む「やだ~リオン様のエッチ~」
「サリーが可愛くて無意識に触ってしまったよ。」
会話が馬鹿過ぎる、こんなに知性が無い人が伴侶になるなんて絶対に嫌、
私が体調崩したりしたら、あんな人に大切な国を任せないといけないの?
お父様に手紙を書いて破棄させて貰えるようにお願いしないと
彼の今までの行動を報告すれば、問題なく婚約破棄は出来るわよね?
私との交流を拒んで、愛人候補と深い仲になってるみたいだし、
いつ子供が出来てもおかしくないわよね。
次の婚約者はどうしようかしら?
今さら自国で相手探すには、貴族のバランス関係を考えると難しい
なら都合が良いことに今は留学中なので、この国で相手を探すのも悪くない
優秀な相手なら爵位はあまり気にしない、
この学園は優秀な生徒が集められているクラスもあるので、そこから私と相性がいい人を選ぶのは良いかもしれない
まずはこの2人に絡まれないうちに他の場所に移動しよう
難癖つけられたらめんどくさいし
「リオン様~こんなところ婚約者のエリザベス様にみられたら大変ですよ~、サリーのこと苛めるかも~」
「安心しろ、俺があんな女からサリーを守ってみせるから、あいつは俺のことが好きだから、嫉妬してお前に嫌がらせしてきたら婚約破棄してやる」
「サリー嬉しい~、でも婚約破棄したらリオン様、王さまになれなくなるよ?」
「う~んそれも勿体無いな、なら苛めた慰謝料として、サリーを側室に居れるように脅そう、そしてあいつとは子供を作らず、俺とサリーの子供を王にしよう。」
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