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「お邪魔します」

「お邪魔するよ」

最初にピエール伯父さんとカーラ伯母さんが入ってきた。

「失礼するわね。皆大きくなったわね」

「お邪魔します。イリナお誕生日おめでとう」

次にレベッカ叔母さんとラッセル叔父さんが入ってきた

「ピエール義兄さんとカーラ義姉さん忙しいのに、イリナの為に来ていただきありがとうございます」

「構わないよ。可愛い姪っ子の為だからね」

「私達には子供が居ないからイリナ達は自分の子供だと思ってるのよ。ジェシカさん達には悪いけどね」

「そんなことありませんわ。可愛がってくれる人が沢山居てこの子達は幸せですからね」

「私達も子供が居ないからカーラさん達の気持ち分かりますわ。子供作りたいけど私もラッセルも仕事で家に居ないこと多いですし、色々な国を移動してるから小さい子供を巻き込むのは忍びなくて、今の環境じゃ作れないんですよね。だから自分の姪っ子と甥っ子が可愛くて可愛くてしかたないですわ」

カーラ伯母さんとレベッカ叔母さんは話が盛り上がっていて、私達は話に加わりづらかった。

話の内容も私達の話だから余計にだった

今も私とお兄様の黒歴史を可愛かったわ~って言いながら盛り上がっている

私、昔そんなことしてたんだ。恥ずかしい

「お母様この人誰?」

メアリーはそう言いなからレベッカ叔母さんとラッセル叔父さんを指差していた

「メアリー人を指差しては駄目だよ。失礼になるから」

私がそう注意をするとメアリーは私に注意されたのが気に入らないのか、唇を尖らせて拗ねている

はぁ~、拗ねてないでここは叔母さん達に謝るところでしょ

お母様以外はメアリーを呆れた見ている

「メアリー、この2人はレベッカ叔母さんとラッセル叔父さんよ。レベッカ叔母さんは私の妹よ」

「ふ~ん」

メアリーはラッセル叔父さんだけをジーっと見て

「ラッセル叔父さんは格好いいね。ラッセル叔父さんなら仲良くしてあげる。勿論ピエール伯父さんもメアリーの特別よ」

「メアリーはおませさんね。ラッセル叔父さんとピエール伯父さんだけじゃなく、カーラ伯母さんとレベッカ叔母さんとも仲良くするのよ」

「え~、メアリーはおばさんには興味ない」

「メアリー!!カーラ伯母さんとレベッカ叔母さんに謝りなさい。言って良いことと悪いことがあるでしょ」

「メアリーお前最低だな。お前みたいな妹がいて、俺は恥ずかしいよ」

私とお兄様が軽蔑してメアリーに怒ってると

「イリナ!!エリック!!、妹にそんな冷たいこと言うなんて貴方達に心は無いの!!」

お母様はこんな時までメアリーの味方をして、メアリーを全く叱らない



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