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女王様と犬1

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 これは誰にも言えない遊びだ。今日はどんなことをされるのか、想像するだけで身体の芯が疼く。ラウンジに入店したら、奥の部屋へと進む。男女の交わる音が艶めかしく響いている。

(私は今日もここで……)

 身体の熱が上昇していく。


 秘密のパーティーで美姫の犬という奴隷にされた佳織に、主人…この場所では女王様と呼ばれている美姫からプレゼントが贈られる。

「ありがたく受け取るのよ」

 佳織は裸で美姫の前で正座させられている。腕は後ろで美姫の男達に縛られた。自由は利かない。

「……」

 美姫が鎖のついた首輪を佳織に見せつける。

「っ!」

「メス犬にピッタリね」

 首に冷たく、重い感触がした。

「女王様自ら首輪をはめてくださるなんて!」

「……」

 異様な空気に飲まれて声が出ない。

「礼を言え」

 男の一人が佳織に命じた。

「あ、ありがとうございます」

 もう後戻りはできない。首輪をつけられた佳織は犬だ。

「ところで──この犬とセックスしたい子はいる?」

「っ!?」

 無言で男達が佳織に寄って来る。

「犬。相手をするのよ。下手なことをすれば、お仕置き」

「は、はい」

 ほとんど身動きが取れない状態で、どうすればいいのか。

「下半身を動かせ」

 全裸の男がマットレスに仰向けに寝て、佳織の腕を引き寄せた。

「マ〇コに挿れるんだよ」

 男のペニスは上を向いていた。佳織は自ら腰を落とさなくてはならない。

「うっ…」

 ぐいっと首輪についている鎖が引っ張られる。美姫だった。

「ああっ!」

 佳織は悲鳴を上げる。

「ほら。早くしなさい、犬」

 騎乗位で腰を振れということだ。腕は後ろで縛られたままだ。仰向けになっている男に跨り、そおっと腰を下ろす。

(あたった…)

 ペニスの先っぽが入口に触れた。このまま腰を落として、ゆっくりとそおっと、痛くならにように──そう考えていた。

「早くしなさいって!」

 美姫に両肩を押されて、一気にペニスが佳織のなかを刺す。

「いやあ"あ"あ"あ"!!」

 ぎちぎちに嵌って痛かった。佳織が倒れないように、他の男達が佳織の身体を支える。

「腰を振りなさい」

「はあっ、ああぁんっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、あぁっ」

 女王様の命令は絶対だ。佳織は腰を動かし始めた。

 パン、パン、パン、パン…

 佳織が感じやすいように、他の男達が背後から佳織の胸を揉み始めた。

「あん……っ」

 仰向けの男は佳織が騎乗位をしやすいように、両手で佳織の腰を支えている。

「ふっ、ふっ、ふんっ、はあ、あんっ、ああっ、ふんっ、あぁん、あ"あ"っ!!」

 佳織自ら腰を振っているが、男のペニスは容赦なく奥を刺激する。

「ひゃあぁんっ、おくが、おくが……あぁっ、あんっ、ああんっ!」

「感じてるの?」

 美姫が鎖を持ったまま、佳織の顔を覗き込む。だが、佳織は快感で答えたくても答えられない。

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!」

「答えなさい」

 美姫がパチンと馬用鞭で佳織の乳首を思いっきり叩く。

「ひゃあんっ!」

 馬用鞭が佳織の乳首を潰す。それが佳織にとっては甘美な刺激になった。

「あ"あ"あ"あ"あ"……か…感じています……はぁん…イク……」

「まだイクんじゃないわよ。もっと激しく腰を振るのよ犬」

 イキそうなのに、イカせてもらえない。美姫は首輪の鎖を引っ張る。

「あうっ!」

 両腕を縛られていて、男と繋がった下半身で身体の状態を保っていたが、急に首輪の鎖を引っ張られたことで、身体のバランスを崩して倒れそうになる。だがそれでも身体が倒れないのは、皮肉にも男の硬いペニスが佳織のなかに刺さって固定されているからだろう。

「ふあっ…あ"」

 美姫の命令に従い、佳織は先ほどよりも激しく淫らに腰を振る。

 ばちゅん、ばちゅん、ばちゅん、ばちゅん、ばちゅん!!

「あぁっ…やぁ…んっ…あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ!!」

 必死に腰を振って、高速ピストンをしている佳織に美姫が耳元で妖艶に囁く。

「犬。男のチ〇ポは気持ちいいでしょう?」

「は、はい…」

 腰を振り続けて、汗を流して、苦悶に顔を歪めながら答えた。

「うふふ。なら、大きな声で言うのよ。チ〇ポが気持ちいいです。私はチ〇ポが好きなメス犬です──ってね!」

 身体の内側から、ゾクリと震える感覚がした。

「んやあああああああっ」

 身体の疼きが止まらなかった。

(私、心から悦んでる──ああんっ!)

「ははははははっ、すげーな、こりゃ。俺からもプレゼントをやるぜ」

 下からもガツンガツンと突き上げられて、身体が痺れそうだった。

「ひゃあ、ああんっ、もお、ムリい、イカせてください、美姫様!」

 パンッパンッパンッ!

 激しく腰を振り続けながら、佳織が懇願する。しかし、美姫は必死に激しく男のペニスを股で咥えて愛液を流し続ける佳織を見下ろして笑みを浮かべているだけだった。

「お願いしますっ。美姫様…どうか、チ〇ポが好きな…この淫乱なメス犬にイク許可を下さい……!」

 美姫はくすくす笑っている。

「あと一声欲しいわ。そうねえ。今の言葉に、マ〇コにチ〇ポを咥えてイキます。そう言ってみて」

(ううっ……酷い。もう限界なのに……でも、言うしかない)

 ずちゅ…ずちゅ…ずちゅ…!

「美姫様…どうか、チ〇ポが好きな…この淫乱なメス犬にイク許可を……マ〇コにチ〇ポを咥えてイキます!!」

 パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ!!

「よくできました。イキなさい」

 バチインッと馬用鞭が佳織の背中に炸裂した瞬間だった。頭の中に稲妻が光る。

「やあああああんっ…あ"あ"あ"あ"あ"……イクーーーーーーーー!!」

 見物客に囲まれて、佳織は卑猥な言葉を口にして見事なイキっぷりを見せた。男とはまだ身体が繋がったままである。膨張したペニスが抜けないのだ。佳織は男の裸体の上に倒れ込んでいる。

「はーっ、はーっ、はーっ、はーっ、はーっ」

 今の佳織は身体を自由に動かせずに、男の裸体の上で呼吸を整える無様なメス犬だった。


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