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無限にイクッ12(複数6P/ハードプレイ)

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 取引先から指定されたホテルに着いた佳織は、物寂しさを感じていた。今夜は、氷室も早乙女も同席しないのだ。冷たい目で氷室から「相手を満足させろ」と指示だけあった。

(満足だなんて……社長が何を考えているのかが分からない)


 だが物寂しさはすぐに消え失せた。接待相手は複数人いた。

(5人…?)

 言葉数も少なく、佳織は服を脱がされてベッドの上の住人にされた。すぐに会って間もない相手と、まるで事前に約束していたかのように、即座に下半身が繋がる。

 パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ!!

 一番目の相手は正常位で、佳織を激しく貫く。肌と肌のぶつかる音が室内に響き渡る。

「ふんっふんっふんっふんっふんっふんっふんっふんっ!!」

「あぁっ…いやぁっ!イッちゃうぅ…!」

「イケよ。好きなだけっ、ふんっ」

 他の男達はベッドの近くの椅子に腰かけ、セックスを愉しそうに眺めている。

「相変わらずの高速ピストンだな」

「ああ。つーか、そのかけ声どーなんだよ」

「ウケるわー」

「普通の女ならドン引きだろうけど、セックスに夢中だとねえ」

「確実に女をイカせるからな」

 パンッ!

「アッ!あぁっ…そこぉ…!」

 頭のてっぺんから、つま先まで電流が走るようだった。

「まだ終わらないぞ!」

 男は佳織に休みを与えなかった。ひたすらに正常位で欲をぶちまける。

「あはぁ…あっ…アァァ…んんぅ…」

 ギシッ…ギシッ…ギシッ…

 ベッドの軋む音すらも、場を盛り上げるBGMになっている。

「ぃやぁんっ…」

 ぬぷぷぷっ…

「くっ、これでイケ!!」

「あはぁんっ!!」

 佳織は背中を大きく反らして、男の欲を受け止めた。


(こんなの激しいわ……でも……まだ一人目)

 突き抜けるような快感が一瞬途切れた後、すぐに新たな快感が押し寄せた。

「次は俺だ」

 先ほどまで繋がっていた男と入れ替わるようにして、ゆっくりとモノを沈めていく。

「はっ、あぁん…」

「いい顔だな。アンタ」

 じゅちゅっ、じゅちゅん、じゅくん…

(一人ずつ接待をするの!?)

 相手は5人。自分を含めて6人だ。

「んあっ!」

 考える余裕など無くなって当然だった。強烈な快感が佳織を襲う。

「くっそ、また締めつけやがるっ…」

「…アンっ…アァンッ」

「ああ……ちぎられそうだ…っ」

 男は恍惚の表情を浮かべていた。

「はっ、あっ、あはぁんっ」

 ぎちぎちに詰まった割れ目の中を、これでもかというほど膨張したモノが嫌らしい音を立てて、何度も何度も佳織を攻め上げる。

「あぁぁ…!!」

 パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!

「ひあっ…もうっ…イクッ」

「まだだ…!」

 男は正常位で奥までゆっくり貫きながら、その合間に少し冷たい指先で赤く尖った蕾をクリクリと刺激する。

「あぁっ…あはぁ…!」

「クリ、感じるんだな」

「アァッ!アァァッ!」

 その律動は徐々に激しさを増し、稲妻のような甘い痺れを奥まで一気に届けてくれる。お預け中の男達が相談し始めていた。

「この調子だと時間内に終わらないぞ」

「やっぱ複数プレイしかないっしょ」

「えーとお、俺ら5人だから…」

「えー、5人ってどうやるんだよ!?」

「彼女に頑張ってもらうしかないだろ」

「6Pっスね」

 佳織は男達の会話を聞いてゾッとした。

「っ……待っ……ああっ!」

 身体がベッドに沈められた。5人の男達の腕が佳織の裸体に纏わりつく。男達は、たった一人の女を同時に犯そうとしていた。

(そんなっ!!)

 このまま無限にイクのか。イカされ続けるのか。

(私──無限にイクッ)

 目には薄っすら涙が。それは悲しみか怒りか悦びか。

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