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無限にイクッ7(玩具責め)

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「はーっ、はーっ、はーっ」

 佳織は接待が終わった後も四肢を拘束され、目隠しをされ暗闇の中にいた。身体の自由が利かない接待は、体力の消耗が激しかった。

(もう接待は終わったのにどうして、私このままなの!?)

 二人の男は着替えが終わり、裸の佳織を見下ろす。二人の唇には笑みが浮かんでいた。

「イキっぷりが最高だったねえ」
「私はおマ○コの締めつけですかね」
「ああ、確かに。精液を全部奪われるかとゾクゾクしたよ!」
「ははははっ、同じく。一体このおマ○コでどれだけの男を虜にしてきたのでしょう」

(終わったなら、早く自由にして!)

 口に出したくても出せない。

「──またいつでもご連絡をください」

 氷室の愉しげな声が暗闇に響くと、下半身が再び熱くなった気がした。

(社長……こんなの、嫌なのに……どうして私は──)

 佳織の願いは虚しく、扉がバタンと閉まる音がした。

「えっ!? あ、あの、社長!?」

 佳織を一人拘束したまま、氷室と早乙女も部屋から出て行ってしまった。咄嗟に不安を佳織が襲った。

(まさか、社長達は出ていったの──嘘っ、私このまま!? どうして置いて行かれるの!?)

 有り得ない。全裸で目隠し、拘束されたままベッドに繋がれている。もし誰も来なかったら──嫌な想像ばかりしてしまう。

(ううん。社長と専務だもの、きっと戻ってくるわ)


 たったの数分でも、あられもない姿で待っている時間は長く感じた。部屋に戻って来たのは早乙女だけだった。

「待たせたな」

(っ、専務!!)

「おい。また濡れているぞ」

「えっ!?」

「まったく、仕方のない奴だ」

 秘部を早乙女の指が触れた。

「あっ……やっ」

「くくく、二宮。丁度いい。この部屋には玩具がたくさんあるんだ」

 早乙女は部屋の隅に装飾品として置かれていた、バイブやローターを手に取り確認すると、また佳織の元に戻った。

(な、何……何が起きるの?)

 胸の高鳴りは抑えられない。緊張していたその時だった。

「んああああああっ!!」

 佳織は下半身に強烈な刺激を感じて、背中を反らせた。

「バイブだ」

 そう言って早乙女はバイブのスイッチをオンにした。独特の音と共にバイブが佳織のナカで、うねり出す。

「ひっ…あっ…専務、こ、この……何か、変です」

 変──今まで挿入されたバイブとは違うのを佳織は身体で感じていた。

「変だと? さあな。お前の好きな玩具だろ」

「違います…ああっ!!」

 反論すると、早乙女はバイブのレベルを上げた。

「やんっ…はぁ…あんっ…あんっ…あんっ…あんっ…」

 喘ぐことしかできなくなってしまった佳織に、早乙女は更に追い討ちをかける。佳織のナカに挿入したバイブはイボ付きのものだった。ただ振動したり、うねったりするタイプのものではない。初めて内側から感じる刺激に佳織は快楽に浸っていた。

「何だ。二宮、気に入ってるじゃないか」

 クイクイと両乳首を抓る。

「やあっ、いま、乳首は…ダメ、です…」

「知ったことか」

 両乳首にローターを、クリトリスに吸引器、膣にはイボ付きの極太バイブ──佳織は敏感な四点を責められる。

「ふああああああああああっ!!」

 経験したことのない刺激の強さに、佳織はベッド上で身体をくねらせる。拘束された腕と足をばたつかせるが、開放されるはずがない。余計にイクだけだった。

「いやあああああああああんっ!!」

 ヴィーン、ヴィーン、ヴィーン。

 玩具の音が部屋に鳴り響く。

「ふん。接待相手を満足させられなかった仕置だ。しばらくそのままでいろ」

「そ、そんなっ!」

「二宮。忘れたとは言わせないぞ。イクときだけは、必ずイクと言え」

(鬼畜──!!)


 このままの状態で佳織は放置されることになった。今度は暗闇の中で早乙女に玩具で犯される。

 ヴヴヴヴヴヴ、ヴィーン、ヴーン、ヴィーン、ヴーン。

「あああんっ、イク、イク、イク! ひゃっ、お願いです、専務、もう許して……あんっ、あんっ、あはぁっ」

「まだ余裕があるじゃないか。そういえば、お前はクリトリスが一番感じるんだったな?」

「はっ、はっ、はうんっ、イクっ、イクっ、イクっ!」

「俺の話を聞いているのか?」

 軽く頬を叩かれる。小さな刺激でも今は感じてしまう。

「ひゃい、聞いていましゅう、専務、もう許してくらさい……」

 口からヨダレが垂れている。

「淫乱だな」

 早乙女は佳織のぷっくりしたクリトリスに装着した吸引器のスイッチを操作して、吸引力を最大にした。

「あひいいいいいいいいいいいいいっ!!」

 玩具による責めは、今も目隠しをされている佳織にとって、永遠と思える時間だった。


(ああっ、もう無理だわ、もう耐えられない──!)

 快楽に酔いしれて、何度イったか分からなかった。

「二宮。自由になりたいか?」

 早乙女が訊ねた。

「はっ、ふっ、はっ、あんっ、はぁっ」

「聞こえていないか。仕方のない奴め」

 早乙女はイボ付き極太バイブのスイッチをOFFにして引き抜いた。

「ああんっ!?」

「もう一度だけ訊く。自由になりたいか?」

 佳織の答えは決まっていた。

「っ、なりたいです。自由になりたいです」

「分かった。ならば、俺に強請ってみろ」

「え──?」

 佳織は本当に分かっていなかった。

「俺を求めてみろ。俺が欲しいと言え」

「専務……」

 これまで身体の至る所、散々に強い刺激を与えられた佳織の息は荒かった。

「俺の何が欲しい? どこに挿れて欲しい?」

「っ──」

「その口で言うんだ」

 抗えない命令だった。

「…っ、専務──っ、ぁ、ぁ…私のおマ○コに、専務の…おチ○チ○を…挿れてください」

 佳織の口から出た言葉を聞いた早乙女は口角を上げた。

「それでいい」

 ふわっと足が軽くなった。足首を拘束していたカフスが外れたのだ。

「あ……」

「アイマスクも外してやる」

「んっ──」

 僅かな照明でも佳織には眩しかった。光の中に早乙女がいる。早乙女も佳織と同様に裸だった。早乙女の顔を見るとホッとした気持ちになった。

「専務……」

「どうした?」

「い、いえ……ずっと視界を塞がれていたので、怖くて…でも専務の顔を見たら、何だか安心して……」

「そうか」

 早乙女が優しく微笑んだ。

(えっ、専務? こんな顔をするなんて──)

「悪いが、両腕は拘束したままだ。雰囲気が出るからな。俺に犯されていると感じるだろ?」

「っ……」

 佳織のナカが熱いもので埋まった。先程までの無機質な玩具とは比べものにならない。

「ああんっ!!」

「くそっ、吸引器が邪魔だな」

 そう言って、早乙女は吸引器を乱暴に外した。

「やあんっ……あっ、あんっ、はっ、はっ」

 ローターは両乳首に刺激を与え続けたままだ。

「ふっ!!」

 早乙女は息を吐いて、思いっきり腰をグラインドさせる。

 パンッパンッパンッパンッパンッ!!

「アハァンッ、ハァンッ、アンッ、アンッ、アアアアアアッ」

 早乙女は今までにしたことの無かった、斬新な打ち方を始めた。

(な、なに、これ!?)

「くっ、二宮っ」

 早乙女も感じていた。

「あああっ……イヤンっ」

 早乙女に抱かれると、胸に温もりが満ちていく感覚があった。

「二宮っ、お前だけイクな。俺もイク!」

「せ、専務……っ、はあああああああんっ!」

 二人の嬌声が部屋に響き渡り、佳織は気を失い、同時に早乙女も佳織のナカで果てた。
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