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氷室礼司という男1
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ベッドの上で昨夜から激しく交わった二人は、バスルームでシャワーを浴びる。佳織は昨夜の玩具責めから続く快楽で頭がおかしくなりそうだった。
「あの、火谷様……私一人で洗えますから…っ」
「何言ってんの? 佳織ちゃん、疲れてるでしょ。俺に身体を預けて、大人しくしててよ。丁寧に君の身体を洗ってあげるから」
甘い言葉がバスルームに響く。
「ぁ…ああ……」
火谷にされるがままに身体の隅々まで泡立てたボディソープで洗われる。
(火谷様の手、大きい……んんっ…)
朝のシャワータイムの後に待っていたのは遅めの朝食──ブランチだった。佳織は食事までご馳走になるのは悪いから、と断ったが火谷が「もっと佳織ちゃんと話がしたいから」と引き止めたのだ。
(火谷様、会社の経営もされてるのに家事もちゃんとされてるの凄いわ……)
火谷の作ったベーコンエッグを頬張り、温かい食事が美味しくてつい笑ってしまった。
(あー……美味しい……)
佳織の様子を見た火谷が目を丸くした。
「佳織ちゃんって、笑うと可愛いね」
「っ!?」
火谷の言葉に一瞬身体が硬直した。
「第一印象は綺麗な秘書さんって感じで、セックスしてる時はエロい子って感じだったんだけど……」
眼鏡の奥の瞳が楽しそうにニコニコしている。
(それは褒め言葉なのかしら──?)
「その表情、俺は好きだな。可愛い」
「あ……」
真っ直ぐに目を見つめられて照れない方が無理だった。
「あ、ありがとうございます……」
「きっと──氷室もその表情が好きなんだろうな」
(そんな訳はない……)
氷室の名前を聞いた途端に佳織は俯いた。火谷が心配そうに訊ねた。
「どうしたの?」
「その……社長のことで……」
「氷室?」
「はい。火谷様は社長と長いお付き合いなんですか?」
単刀直入に訊いた。火谷は明らかに昔の氷室を知っているようだったからだ。火谷が一息吐いて、口を開いた。
「氷室とは幼馴染なんだ。小学校に入る前からあいつを知ってる。地元が近所だったんだ」
「そ、そうだったんですね……」
しん、と空気が重くなった。
「氷室は養子なんだ」
「えっ……」
佳織は動揺した。聞いてはいけないことだろうか──でももっと氷室を知りたい。そう思い、無言で火谷の目を見つめた。
「氷室家は名家なんだ。けど、今の氷室の義理の両親には子供がずっとできなかった。何としてでも後継が欲しかったみたいで、施設で暮らしていた氷室を養子に迎えたんだ」
「社長にそんな過去が……」
「本当の両親は分からないみたい。生まれてすぐに施設に預けられたそうだから。血が繋がっていなくても、氷室にとっては本当の両親そのものだったんだ。不自由の無い暮らし、楽しそうに学校にも通っていた。だけど──」
火谷が目を伏せて話を続ける。
「俺達が小学校に入ってから、氷室に弟と妹ができたんだ」
「え…それは……」
「氷室家に本当の子供ができたんだ。双子のね」
「良いことではないんですか?」
「本来ならね。氷室自身も弟と妹が同時にできたって喜んでた。けど、しばらくすると氷室は家族から厄介者扱いされるようになった。氷室家からすれば、赤の他人だからね。母親は双子に付きっきりで、氷室に興味を無くした。父親は後継は血の繋がっている弟にすると決めて、機嫌が悪いと氷室に当り散らすようになっていったんだ」
「酷い……社長はそんな辛い子供時代を過ごしていたんですね」
「高校までは通わせてくれたんだよ。でもその先は面倒を見ないって言い出したらしい。それで氷室は奨学金で大学に通った」
「あ……」
ふと佳織が思い出したのは、株式会社トーシスが社長の氷室が大学在籍時に立ち上げた小さな会社だということを。
「トーシスは確か、社長が大学生の時に立ち上げた会社のはず。え、まさか、ご家族の支援も無しに会社を立ち上げたということ──?」
「その通りだ。最初はたった一人しかいない会社だった。今では大勢の優秀な社員を抱える企業に成長したけどね。早乙女くんの力も大きいとは思うな」
(専務の……)
「早乙女くんは氷室と同じ大学に通っていてね。俺達より年齢は1歳しか違わないから、学年は1つ上か」
「ええっ!? 専務って、ほとんど私と歳変わらないってことですか!?」
「あー……そうだった。佳織ちゃんも、俺と氷室と同い年だね。早乙女くん老け顔だからねえ。眉間のシワも目立つから実年齢より相当上に見られるよね」
(そうだったんだ……専務は私と1歳しか変わらないんだ。年齢一回り以上は離れていると思ってたけど、ごめんなさい専務。人を見た目で判断してはダメね)
「早乙女くんは、氷室に興味を持ってさ……一流の大手企業からの誘いを断って、氷室の会社に入ったんだ。早乙女くんは、トーシス創立時からの数少ない社員だね」
「社長が大学を卒業してから本格的にトーシスが活動を始めて、大きくなっていった……」
「そういうこと」
(私、転職活動の時に社長の経歴もチェックしていたけど、こんな過去があったなんて知らなかった…)
性接待を強要する氷室に嫌悪感しか抱いていなかったが、胸が切なく締めつけられた。
「本当に佳織ちゃんはいい子だよね」
「えっ……?」
「今、氷室のこと考えてるでしょ?」
「っ……」
心臓が大きく跳ねた。胸の鼓動がドキドキしている。
「俺の会社の秘書になって欲しいなぁー」
「か、火谷様にも秘書の方はいらっしゃるから、私なんか大した力になりませんよ」
佳織がやんわり断ると、火谷が首を横に振った。
「んーん。もう一つの会社の方」
「もう一つ?」
「Fire Valleyとは別のね。俺が趣味でやってるんだけど──」
眼鏡の奥の瞳が弧を描き、艶っぽく佳織を見つめる。佳織は一瞬緊張が走った。
「アダルトグッズの開発販売をしてる会社」
「っ!?」
一気に頬に熱が集まる。
「昨夜佳織ちゃんに試した大人のおもちゃは、俺が開発したんだ」
「…っ、そ、そうだったんですね……」
「実際に女の子の意見が聞きたいんだけどさ、こういうのって難しいんだよね。アダルトグッズの方は社員全員が男だから」
「っ、それはまた大変ですね」
「どうだった?」
「え……」
「昨夜試したバイブとローター。率直に感想を聞かせてくれると嬉しいなー」
火谷はニコニコしている。
(本当に感想が欲しいんだろうな……)
佳織は火谷の思いを汲み取り、恥ずかしい気持ちを抑えて口を開いた。
「良かったです……特にバイブは奥まで届きましたし」
「へえ。ローターは?」
「えっと、胸に付けられた方は何だかくすぐったかったです。でも、その、火谷様とのセックスで使ったのは、刺激が強くてすぐにイってしまいました。なので、激しくされたい女性には向いているのではないでしょうか」
すらすらと感想は言えたが、火谷と目を合わせるのは恥ずかしくて俯いた。
「なるほどね。ありがとう!」
(喜んでくれた?)
「今後の商品開発に生かせるよ。また俺のおもちゃ試すのに協力してくれると助かるよ」
「あ、えっと、その、それは……社長に相談しないと」
「分かってるって」
その後、佳織は火谷に車で自宅マンションまで送ってもらった。
「火谷様。送っていただきありがとうございます」
「いーって。引き止めたのは俺だからね。あ、そうだ」
火谷が紙袋を佳織に渡した。
「あの、これは?」
「お土産。部屋で一人っきりの時に見てね」
「はい…」
「それじゃ、また。今度はデートしようね」
佳織は軽く頷いた。自分の部屋に戻ってきて、緊張の糸がプツンと切れた。
(紙袋の中は何が入っているのかしら……)
火谷がお土産と言っていたものを見て、佳織は顔が真っ赤になった。
(これって、玩具!?)
大小のバイブに何種類かのローターが出てきた。
(こんな大きなバイブ……挿るわけないわ……こっちのは何?)
佳織が金属製のネックレスのようなチェーンを手にした。ネックレスにしては長いY字チェーンだった。三つクリップが付いている。逆三角にチェーンを持ち直したところで、どういう風に使うのか分かってしまった。
(まさかと思うけど、そのまさかよね)
予想は的中する。三つのクリップで両乳首とクリトリスを挟んで、チェーンを引っ張り女性の性感帯に刺激を与えるものだ。
(使う機会は無い、はず!)
佳織は広げた玩具類を紙袋に入れて、クローゼットの奥に閉まった。
「あの、火谷様……私一人で洗えますから…っ」
「何言ってんの? 佳織ちゃん、疲れてるでしょ。俺に身体を預けて、大人しくしててよ。丁寧に君の身体を洗ってあげるから」
甘い言葉がバスルームに響く。
「ぁ…ああ……」
火谷にされるがままに身体の隅々まで泡立てたボディソープで洗われる。
(火谷様の手、大きい……んんっ…)
朝のシャワータイムの後に待っていたのは遅めの朝食──ブランチだった。佳織は食事までご馳走になるのは悪いから、と断ったが火谷が「もっと佳織ちゃんと話がしたいから」と引き止めたのだ。
(火谷様、会社の経営もされてるのに家事もちゃんとされてるの凄いわ……)
火谷の作ったベーコンエッグを頬張り、温かい食事が美味しくてつい笑ってしまった。
(あー……美味しい……)
佳織の様子を見た火谷が目を丸くした。
「佳織ちゃんって、笑うと可愛いね」
「っ!?」
火谷の言葉に一瞬身体が硬直した。
「第一印象は綺麗な秘書さんって感じで、セックスしてる時はエロい子って感じだったんだけど……」
眼鏡の奥の瞳が楽しそうにニコニコしている。
(それは褒め言葉なのかしら──?)
「その表情、俺は好きだな。可愛い」
「あ……」
真っ直ぐに目を見つめられて照れない方が無理だった。
「あ、ありがとうございます……」
「きっと──氷室もその表情が好きなんだろうな」
(そんな訳はない……)
氷室の名前を聞いた途端に佳織は俯いた。火谷が心配そうに訊ねた。
「どうしたの?」
「その……社長のことで……」
「氷室?」
「はい。火谷様は社長と長いお付き合いなんですか?」
単刀直入に訊いた。火谷は明らかに昔の氷室を知っているようだったからだ。火谷が一息吐いて、口を開いた。
「氷室とは幼馴染なんだ。小学校に入る前からあいつを知ってる。地元が近所だったんだ」
「そ、そうだったんですね……」
しん、と空気が重くなった。
「氷室は養子なんだ」
「えっ……」
佳織は動揺した。聞いてはいけないことだろうか──でももっと氷室を知りたい。そう思い、無言で火谷の目を見つめた。
「氷室家は名家なんだ。けど、今の氷室の義理の両親には子供がずっとできなかった。何としてでも後継が欲しかったみたいで、施設で暮らしていた氷室を養子に迎えたんだ」
「社長にそんな過去が……」
「本当の両親は分からないみたい。生まれてすぐに施設に預けられたそうだから。血が繋がっていなくても、氷室にとっては本当の両親そのものだったんだ。不自由の無い暮らし、楽しそうに学校にも通っていた。だけど──」
火谷が目を伏せて話を続ける。
「俺達が小学校に入ってから、氷室に弟と妹ができたんだ」
「え…それは……」
「氷室家に本当の子供ができたんだ。双子のね」
「良いことではないんですか?」
「本来ならね。氷室自身も弟と妹が同時にできたって喜んでた。けど、しばらくすると氷室は家族から厄介者扱いされるようになった。氷室家からすれば、赤の他人だからね。母親は双子に付きっきりで、氷室に興味を無くした。父親は後継は血の繋がっている弟にすると決めて、機嫌が悪いと氷室に当り散らすようになっていったんだ」
「酷い……社長はそんな辛い子供時代を過ごしていたんですね」
「高校までは通わせてくれたんだよ。でもその先は面倒を見ないって言い出したらしい。それで氷室は奨学金で大学に通った」
「あ……」
ふと佳織が思い出したのは、株式会社トーシスが社長の氷室が大学在籍時に立ち上げた小さな会社だということを。
「トーシスは確か、社長が大学生の時に立ち上げた会社のはず。え、まさか、ご家族の支援も無しに会社を立ち上げたということ──?」
「その通りだ。最初はたった一人しかいない会社だった。今では大勢の優秀な社員を抱える企業に成長したけどね。早乙女くんの力も大きいとは思うな」
(専務の……)
「早乙女くんは氷室と同じ大学に通っていてね。俺達より年齢は1歳しか違わないから、学年は1つ上か」
「ええっ!? 専務って、ほとんど私と歳変わらないってことですか!?」
「あー……そうだった。佳織ちゃんも、俺と氷室と同い年だね。早乙女くん老け顔だからねえ。眉間のシワも目立つから実年齢より相当上に見られるよね」
(そうだったんだ……専務は私と1歳しか変わらないんだ。年齢一回り以上は離れていると思ってたけど、ごめんなさい専務。人を見た目で判断してはダメね)
「早乙女くんは、氷室に興味を持ってさ……一流の大手企業からの誘いを断って、氷室の会社に入ったんだ。早乙女くんは、トーシス創立時からの数少ない社員だね」
「社長が大学を卒業してから本格的にトーシスが活動を始めて、大きくなっていった……」
「そういうこと」
(私、転職活動の時に社長の経歴もチェックしていたけど、こんな過去があったなんて知らなかった…)
性接待を強要する氷室に嫌悪感しか抱いていなかったが、胸が切なく締めつけられた。
「本当に佳織ちゃんはいい子だよね」
「えっ……?」
「今、氷室のこと考えてるでしょ?」
「っ……」
心臓が大きく跳ねた。胸の鼓動がドキドキしている。
「俺の会社の秘書になって欲しいなぁー」
「か、火谷様にも秘書の方はいらっしゃるから、私なんか大した力になりませんよ」
佳織がやんわり断ると、火谷が首を横に振った。
「んーん。もう一つの会社の方」
「もう一つ?」
「Fire Valleyとは別のね。俺が趣味でやってるんだけど──」
眼鏡の奥の瞳が弧を描き、艶っぽく佳織を見つめる。佳織は一瞬緊張が走った。
「アダルトグッズの開発販売をしてる会社」
「っ!?」
一気に頬に熱が集まる。
「昨夜佳織ちゃんに試した大人のおもちゃは、俺が開発したんだ」
「…っ、そ、そうだったんですね……」
「実際に女の子の意見が聞きたいんだけどさ、こういうのって難しいんだよね。アダルトグッズの方は社員全員が男だから」
「っ、それはまた大変ですね」
「どうだった?」
「え……」
「昨夜試したバイブとローター。率直に感想を聞かせてくれると嬉しいなー」
火谷はニコニコしている。
(本当に感想が欲しいんだろうな……)
佳織は火谷の思いを汲み取り、恥ずかしい気持ちを抑えて口を開いた。
「良かったです……特にバイブは奥まで届きましたし」
「へえ。ローターは?」
「えっと、胸に付けられた方は何だかくすぐったかったです。でも、その、火谷様とのセックスで使ったのは、刺激が強くてすぐにイってしまいました。なので、激しくされたい女性には向いているのではないでしょうか」
すらすらと感想は言えたが、火谷と目を合わせるのは恥ずかしくて俯いた。
「なるほどね。ありがとう!」
(喜んでくれた?)
「今後の商品開発に生かせるよ。また俺のおもちゃ試すのに協力してくれると助かるよ」
「あ、えっと、その、それは……社長に相談しないと」
「分かってるって」
その後、佳織は火谷に車で自宅マンションまで送ってもらった。
「火谷様。送っていただきありがとうございます」
「いーって。引き止めたのは俺だからね。あ、そうだ」
火谷が紙袋を佳織に渡した。
「あの、これは?」
「お土産。部屋で一人っきりの時に見てね」
「はい…」
「それじゃ、また。今度はデートしようね」
佳織は軽く頷いた。自分の部屋に戻ってきて、緊張の糸がプツンと切れた。
(紙袋の中は何が入っているのかしら……)
火谷がお土産と言っていたものを見て、佳織は顔が真っ赤になった。
(これって、玩具!?)
大小のバイブに何種類かのローターが出てきた。
(こんな大きなバイブ……挿るわけないわ……こっちのは何?)
佳織が金属製のネックレスのようなチェーンを手にした。ネックレスにしては長いY字チェーンだった。三つクリップが付いている。逆三角にチェーンを持ち直したところで、どういう風に使うのか分かってしまった。
(まさかと思うけど、そのまさかよね)
予想は的中する。三つのクリップで両乳首とクリトリスを挟んで、チェーンを引っ張り女性の性感帯に刺激を与えるものだ。
(使う機会は無い、はず!)
佳織は広げた玩具類を紙袋に入れて、クローゼットの奥に閉まった。
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