18 / 37
18
しおりを挟む
正樹はあの時と何も変わらなかった。けど、彼の口から幼い頃の事が出ないということはおそらく忘れている。なのに、自分が男であった事に驚かない事が不思議であった。
実は女の服着た男に見えて、皆は腹の底で笑っているのではないかと不安になった。
「ゆうちゃん?」
正樹が首を傾げた。悠は深呼吸をして正樹の顔をまっすぐに見た。
「あのさ」悠は一呼吸置いてから聞いた。「私が男っていつから知っていた?」
「男……?」正樹は首を傾げた。「戸籍の話なら見たいことないから知らない」
「いや、そうじゃなくて……」
正樹の予想外の切り返しに眉を寄せた。
「チンコがついているのは始めて見た」
「そうだろけど……」
正樹に裸を見せたのは初めてであるから当たり前の話だ。悠はそう言うことを言いたいのではない。
眉を下げてどう聞いていいか悩んでいると正樹が口を開いた。
「あのさ。木山恵は知っているよな。一緒に飲んだんだろ」
「……うん」
突然、名前が出てきた意味が分からなかったが頷いた。
「アイツの性別知ってるか?」
「男でしょ」
木山恵は自分よりも背が高く黒髪短髪だ。ゆるい服を着ていたが、手を見た感じから筋肉質だろうと思った。更に彼には河沼一香と言う彼女がいる。
「ふーん」
正樹はベッドから出た。
長めのTシャツは太ももまで隠れていたが、歩くたびに股間が見えそうになった。それに悠の心臓は早く動いた。
彼のソレを見たいと思った。しかし、見えそうで見えない。
「おい」
「え……?」
正樹は眉を寄せて持っていたスマートフォンをベッドのヘッドボードに置いた。そして、悠の目の前にすわると膝をおり足を広げた。
「――ッ」
正樹の通常のサイズのモノが悠の鼻につく位置に現れた。
「見たいだろ」
「……」
「好きにしていいよ」
美味しそうなソレにドキドキした。舌を出すとゆっくりとソレに触れた。
まだソレは柔らかく小さかった。
悠は口の中に含むと音を出してしゃぶった。すると、正樹の呼吸が次第に荒くなっていった。
「……ふう」
彼に頭を撫ぜられると心地よさを感じた。
唾液をソレに絡ませて丁寧にしゃぶるとドンドン膨張して硬くなっていった。
「うぅ……」
それが喉の方まで来ると苦しかったが、彼が感じている顔を見ると興奮した。
「もう、出るから……」
頭を捕まれて無理やりソレから離された。その瞬間、彼の欲望が放たれて顔に掛かった。
「わりぃ」
そう言った彼に抱き寄せられると顔を舐められた。その時には悠のモノは痛いくらいに大きくなっていた
実は女の服着た男に見えて、皆は腹の底で笑っているのではないかと不安になった。
「ゆうちゃん?」
正樹が首を傾げた。悠は深呼吸をして正樹の顔をまっすぐに見た。
「あのさ」悠は一呼吸置いてから聞いた。「私が男っていつから知っていた?」
「男……?」正樹は首を傾げた。「戸籍の話なら見たいことないから知らない」
「いや、そうじゃなくて……」
正樹の予想外の切り返しに眉を寄せた。
「チンコがついているのは始めて見た」
「そうだろけど……」
正樹に裸を見せたのは初めてであるから当たり前の話だ。悠はそう言うことを言いたいのではない。
眉を下げてどう聞いていいか悩んでいると正樹が口を開いた。
「あのさ。木山恵は知っているよな。一緒に飲んだんだろ」
「……うん」
突然、名前が出てきた意味が分からなかったが頷いた。
「アイツの性別知ってるか?」
「男でしょ」
木山恵は自分よりも背が高く黒髪短髪だ。ゆるい服を着ていたが、手を見た感じから筋肉質だろうと思った。更に彼には河沼一香と言う彼女がいる。
「ふーん」
正樹はベッドから出た。
長めのTシャツは太ももまで隠れていたが、歩くたびに股間が見えそうになった。それに悠の心臓は早く動いた。
彼のソレを見たいと思った。しかし、見えそうで見えない。
「おい」
「え……?」
正樹は眉を寄せて持っていたスマートフォンをベッドのヘッドボードに置いた。そして、悠の目の前にすわると膝をおり足を広げた。
「――ッ」
正樹の通常のサイズのモノが悠の鼻につく位置に現れた。
「見たいだろ」
「……」
「好きにしていいよ」
美味しそうなソレにドキドキした。舌を出すとゆっくりとソレに触れた。
まだソレは柔らかく小さかった。
悠は口の中に含むと音を出してしゃぶった。すると、正樹の呼吸が次第に荒くなっていった。
「……ふう」
彼に頭を撫ぜられると心地よさを感じた。
唾液をソレに絡ませて丁寧にしゃぶるとドンドン膨張して硬くなっていった。
「うぅ……」
それが喉の方まで来ると苦しかったが、彼が感じている顔を見ると興奮した。
「もう、出るから……」
頭を捕まれて無理やりソレから離された。その瞬間、彼の欲望が放たれて顔に掛かった。
「わりぃ」
そう言った彼に抱き寄せられると顔を舐められた。その時には悠のモノは痛いくらいに大きくなっていた
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開
聖也と千尋の深い事情
フロイライン
BL
中学二年の奥田聖也と一条千尋はクラス替えで同じ組になる。
取り柄もなく凡庸な聖也と、イケメンで勉強もスポーツも出来て女子にモテモテの千尋という、まさに対照的な二人だったが、何故か気が合い、あっという間に仲良しになるが…
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
私の事を調べないで!
さつき
BL
生徒会の副会長としての姿と
桜華の白龍としての姿をもつ
咲夜 バレないように過ごすが
転校生が来てから騒がしくなり
みんなが私の事を調べだして…
表紙イラストは みそかさんの「みそかのメーカー2」で作成してお借りしています↓
https://picrew.me/image_maker/625951
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる