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文化祭
17.告白
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『・・・・帰ってから、いっぱい、シて?』
コンテストが終わった後、ああいったけど、
実際は片付けでバタバタして、その日は2人でゆっくりする時間はなかった。
「そろそろ、帰るかなー」
夕日を見ながら、亮介はうーんって伸びをした。
部活が終わった後、亮介と屋上で話をしてた。
あきらはいない。
「なんかつき合わせて悪かったな」
オレの言葉に、亮介はにって笑った。
「いいぜ。 あきらに頼まれてたしな」
「えっ、そうだったのか?」
「ああ。 んで、遅くなりそうだったら、レイキと一緒に帰っててくれって言われてた」
あきら・・・・亮介にそんなこと頼んでたのか・・・・
・・・・今、あきらは高野に呼び出されてる。
たぶん、コクられてるわけだけど・・・・
話が終わったら一緒に帰ろうって言われて、オレはあきらを待ってる。 それに亮介がつき合ってくれてたんだ。
「もう暗くなるし、帰ろうぜ?」
「うーん・・・・」
なんとなく、あきらを待ってたいなって、思って。
亮介に返事が出来ない。
・・・・・あきらのカオ、見たいな・・・・
「あきらが、心配か?」
「・・・・・心配、とかじゃねーけど・・・・」
でも、どこか不安に思ってるのは・・・・あるかも・・・・
そう考えてうつむいていると、ぽんぽんって頭を撫でられた。
「心配すんなよ」
亮介は優しく微笑んでくれてた。
「あきらはモテるからな。 いろいろ不安にもなると思うけどさ。
・・・・・レイキを選んだんだから、な」
「・・・・うん」
「だから大丈夫だよ」
・・・・亮介の優しさが嬉しかった。
思わず、涙が出そうになる。
そのとき
ガチャって、屋上のドアが開いた。
「お、あきら。 おかえりー」
「亮介。 遅くなって悪かったな」
「ああ、平気だよ」
こっちに歩いてきながら、あきらは亮介と言葉を交わす。
オレたちの・・・・ オレのそばまで来て、あきらは足を止めた。
「レイキ・・・・ 待たせて、ゴメンな」
「・・・・大丈夫だよ」
オレはあきらを見て、へらって笑った。
「帰ろうぜ」
そう言ってカバンを持ち、すたすたと屋上のドアの方に歩き出す。
「おい、待て待て」
と、ぐいって亮介に腕を引っ張られた。
「なんだよ? 帰ろうぜ」
亮介を振り返ると、小さくため息をつかれた。
「オレが先に帰る。 お前らは2人で話するなりしろよ」
「えっ、でも亮介、つき合ってくれたのに1人で帰らせるなんて、悪いし」
「ばーか。 最初からそのつもりだよ。
・・・今は2人で話す時間がいるだろ」
・・・・亮介、そんなに気使ってくれて。 なんかすげー、申し訳ない。
「亮介、悪いな」
「いいって。 あきら、なんか今度おごれよー」
「りょーかい」
「ん、じゃあな」
軽く亮介にお礼を言うあきらとは違って、オレは何も言えないままただ黙って手を振った。
あきらと、2人きりになって。
「・・・・レイキ」
オレは亮介が出て行ったドアを見つめたまま、動けないでいた。
そんなオレの肩を掴んで、あきらは自分の方を振り返らせた。
「・・・・レイキ、待たせてごめんな」
「大丈夫」
オレはへらって笑いながら、でも、あきらのカオを見れないでいた。
「も、帰ろ?」
あきらから離れようとするけど、あきらはオレの肩を掴んだまま、離さない。
「・・・・ちゃんと、断ってきた」
・・・・やっぱ、コクられてたんだな。
「つき合ってる人がいるって、言ったから」
・・・・確かにあきらは、そう公言してる、けど。
「・・・・ウソだろって、言われたんじゃねーの」
もともと女のコたちは、あきらにつき合ってる相手がいるって話自体、疑ってるコが多かった。
しかもこの間の文化祭で、あきらが彼女と居るところを見た奴なんて誰も居なくて。
そうなると、やっぱウソなんじゃないかって話になってるらしい。
実際、文化祭の最中や終わってから、あきらはまたいろんなコにコクられてるみたいだし。
・・・・あきらがどのくらいコクられてるかなんて、正確な数はオレは知らない。
あきらもわざわざオレに言うことはしないし。
ただ、誰がコクってフラれたのかって、女のコからの噂で聞くから、大体のところはわかってんだけど。
「・・・・言われた。 でも、ウソじゃねーって、本当にいるって、言った」
思わず笑ってしまう。
「高野はそれじゃ、引き下がらねーだろ」
自分がモテるって分かってるし、いるかどうかわからない彼女を理由にされても、納得いかねーんじゃねーかな・・・・
「レイキ、何か怒ってる?」
思いがけない言葉に少し驚いてあきらを見ると、少し不安そうなカオでオレを見ていた。
「え・・・・なん、で。 怒ってなんかねーよ」
言いながら、なんとなく、心の中にもやもやしたものがあるのは感じていた。
・・・怒ってるんじゃ、ないけど。
「・・・ホントに?」
「・・・・ああ」
もやもやしたもののせいで、オレはあきらから目を逸らしてしまう。
あきらはオレの腕を掴んで、カオを覗き込んできた。
「・・・・でも、何か考えてんだろ」
・・・・・あきら、なんでわかるんだろ・・・・・
オレは一つため息をついた。
「・・・・・怒ってんじゃなくて・・・・・
でもさ、なんか、もやもやするんだ・・・・・」
自分の服の胸元を、ぎゅって握りしめた。
あきらはオレをそっと抱きしめてきた。
ふわって、香水の香りにも包まれる。
「・・・・なんでもいいよ。 言って?
オレ、レイキが考えてること、聞きたいから」
・・・・・オレの、考えてること・・・・・
「・・・・・オレも、良く、わかんねー・・・・・」
あきらに抱きしめられたまま、何も言えないでいると、あきらが口を開いた。
「・・・高野のこと、イヤだった?」
「そりゃー・・・・」
よくは思わないに、決まってる。
でも途中で口を閉ざしたオレに、
「ほら、言って? ガマンすんなって」
優しい声で、あきらが促す。
「そりゃー・・・・ イヤ、だよ・・・・・
あきらがなんて返事すんのかも、不安、だし・・・・・」
「不安に思う必要なんてねーのに。 絶対断るに決まってるんだぜ?」
「でも・・・・・」
「大丈夫だよ」
・・・あきらの優しい声のせいかな。
香水の香りに包まれて、安心したからかな。
オレはぽつぽつと自分の気持ちを口にしていた。
「・・・・不安も・・・・ある、けど・・・
くやしいのかも、しれない・・・・・」
「くやしい?」
「・・・・・つき合ってる人がいるって言っても、実際はオレとだなんて、誰にも言えないから・・・・・
結局疑われて、やっぱりいないんじゃないかって話になったり・・・・・
オレは・・・・ ココにいるのに・・・・ あきらと、つき合ってんのに・・・・・・」
あきらの、オレを抱きしめる力が強くなる。
・・・・こんなこと言われても、あきら、困るよな・・・・・
オレはあきらの胸を押して、あきらの腕を解いた。
「・・・ゴメン。 なんでもない。
・・・・・変なこと言って、ゴメン・・・・・」
あきらはオレの両腕を掴んだ。
「オレ、言ってもいいんだぜ? レイキとつき合ってるって」
オレはぶんぶんと首を振った。
「ダメ! それはダメだ!」
・・・・オレは、あきらの重荷にはなりたくないから。
だから・・・・オレのこのもやもやって、結局どうすることも出来ない。 自分で折り合いをつけるしか、ないんだ。
オレは笑ってあきらを見上げた。
「・・・・ゴメン、変なこと言ってさ。 もう、大丈夫」
あきらの表情は、少し、寂しそうに見えた。
「・・・・レイキ・・・・ ゴメンな」
「なんであきらが謝るんだよ。 もう大丈夫だから、な?」
オレはあきらの頬に手を伸ばして触れた。
あきらはそのオレの手を掴むと、自分の口元に寄せて、キスを、した。
「レイキ・・・・ 好きだよ・・・」
「・・・・オレも、好きだよ」
オレはあきらの首に腕を回して、唇を寄せた。
あきらもオレのカラダを引き寄せて、
オレたちは、キスをした。
オレとつき合ってるって言ってもいいって、言ってくれた。
そのあきらの気持ちが嬉しくて、胸がきゅって締め付けられるようだった。
オレがあきらの恋人だって他の人に言うことはできなくても、あきらがそう思ってくれてるだけで十分だって思った。
fin.
コンテストが終わった後、ああいったけど、
実際は片付けでバタバタして、その日は2人でゆっくりする時間はなかった。
「そろそろ、帰るかなー」
夕日を見ながら、亮介はうーんって伸びをした。
部活が終わった後、亮介と屋上で話をしてた。
あきらはいない。
「なんかつき合わせて悪かったな」
オレの言葉に、亮介はにって笑った。
「いいぜ。 あきらに頼まれてたしな」
「えっ、そうだったのか?」
「ああ。 んで、遅くなりそうだったら、レイキと一緒に帰っててくれって言われてた」
あきら・・・・亮介にそんなこと頼んでたのか・・・・
・・・・今、あきらは高野に呼び出されてる。
たぶん、コクられてるわけだけど・・・・
話が終わったら一緒に帰ろうって言われて、オレはあきらを待ってる。 それに亮介がつき合ってくれてたんだ。
「もう暗くなるし、帰ろうぜ?」
「うーん・・・・」
なんとなく、あきらを待ってたいなって、思って。
亮介に返事が出来ない。
・・・・・あきらのカオ、見たいな・・・・
「あきらが、心配か?」
「・・・・・心配、とかじゃねーけど・・・・」
でも、どこか不安に思ってるのは・・・・あるかも・・・・
そう考えてうつむいていると、ぽんぽんって頭を撫でられた。
「心配すんなよ」
亮介は優しく微笑んでくれてた。
「あきらはモテるからな。 いろいろ不安にもなると思うけどさ。
・・・・・レイキを選んだんだから、な」
「・・・・うん」
「だから大丈夫だよ」
・・・・亮介の優しさが嬉しかった。
思わず、涙が出そうになる。
そのとき
ガチャって、屋上のドアが開いた。
「お、あきら。 おかえりー」
「亮介。 遅くなって悪かったな」
「ああ、平気だよ」
こっちに歩いてきながら、あきらは亮介と言葉を交わす。
オレたちの・・・・ オレのそばまで来て、あきらは足を止めた。
「レイキ・・・・ 待たせて、ゴメンな」
「・・・・大丈夫だよ」
オレはあきらを見て、へらって笑った。
「帰ろうぜ」
そう言ってカバンを持ち、すたすたと屋上のドアの方に歩き出す。
「おい、待て待て」
と、ぐいって亮介に腕を引っ張られた。
「なんだよ? 帰ろうぜ」
亮介を振り返ると、小さくため息をつかれた。
「オレが先に帰る。 お前らは2人で話するなりしろよ」
「えっ、でも亮介、つき合ってくれたのに1人で帰らせるなんて、悪いし」
「ばーか。 最初からそのつもりだよ。
・・・今は2人で話す時間がいるだろ」
・・・・亮介、そんなに気使ってくれて。 なんかすげー、申し訳ない。
「亮介、悪いな」
「いいって。 あきら、なんか今度おごれよー」
「りょーかい」
「ん、じゃあな」
軽く亮介にお礼を言うあきらとは違って、オレは何も言えないままただ黙って手を振った。
あきらと、2人きりになって。
「・・・・レイキ」
オレは亮介が出て行ったドアを見つめたまま、動けないでいた。
そんなオレの肩を掴んで、あきらは自分の方を振り返らせた。
「・・・・レイキ、待たせてごめんな」
「大丈夫」
オレはへらって笑いながら、でも、あきらのカオを見れないでいた。
「も、帰ろ?」
あきらから離れようとするけど、あきらはオレの肩を掴んだまま、離さない。
「・・・・ちゃんと、断ってきた」
・・・・やっぱ、コクられてたんだな。
「つき合ってる人がいるって、言ったから」
・・・・確かにあきらは、そう公言してる、けど。
「・・・・ウソだろって、言われたんじゃねーの」
もともと女のコたちは、あきらにつき合ってる相手がいるって話自体、疑ってるコが多かった。
しかもこの間の文化祭で、あきらが彼女と居るところを見た奴なんて誰も居なくて。
そうなると、やっぱウソなんじゃないかって話になってるらしい。
実際、文化祭の最中や終わってから、あきらはまたいろんなコにコクられてるみたいだし。
・・・・あきらがどのくらいコクられてるかなんて、正確な数はオレは知らない。
あきらもわざわざオレに言うことはしないし。
ただ、誰がコクってフラれたのかって、女のコからの噂で聞くから、大体のところはわかってんだけど。
「・・・・言われた。 でも、ウソじゃねーって、本当にいるって、言った」
思わず笑ってしまう。
「高野はそれじゃ、引き下がらねーだろ」
自分がモテるって分かってるし、いるかどうかわからない彼女を理由にされても、納得いかねーんじゃねーかな・・・・
「レイキ、何か怒ってる?」
思いがけない言葉に少し驚いてあきらを見ると、少し不安そうなカオでオレを見ていた。
「え・・・・なん、で。 怒ってなんかねーよ」
言いながら、なんとなく、心の中にもやもやしたものがあるのは感じていた。
・・・怒ってるんじゃ、ないけど。
「・・・ホントに?」
「・・・・ああ」
もやもやしたもののせいで、オレはあきらから目を逸らしてしまう。
あきらはオレの腕を掴んで、カオを覗き込んできた。
「・・・・でも、何か考えてんだろ」
・・・・・あきら、なんでわかるんだろ・・・・・
オレは一つため息をついた。
「・・・・・怒ってんじゃなくて・・・・・
でもさ、なんか、もやもやするんだ・・・・・」
自分の服の胸元を、ぎゅって握りしめた。
あきらはオレをそっと抱きしめてきた。
ふわって、香水の香りにも包まれる。
「・・・・なんでもいいよ。 言って?
オレ、レイキが考えてること、聞きたいから」
・・・・・オレの、考えてること・・・・・
「・・・・・オレも、良く、わかんねー・・・・・」
あきらに抱きしめられたまま、何も言えないでいると、あきらが口を開いた。
「・・・高野のこと、イヤだった?」
「そりゃー・・・・」
よくは思わないに、決まってる。
でも途中で口を閉ざしたオレに、
「ほら、言って? ガマンすんなって」
優しい声で、あきらが促す。
「そりゃー・・・・ イヤ、だよ・・・・・
あきらがなんて返事すんのかも、不安、だし・・・・・」
「不安に思う必要なんてねーのに。 絶対断るに決まってるんだぜ?」
「でも・・・・・」
「大丈夫だよ」
・・・あきらの優しい声のせいかな。
香水の香りに包まれて、安心したからかな。
オレはぽつぽつと自分の気持ちを口にしていた。
「・・・・不安も・・・・ある、けど・・・
くやしいのかも、しれない・・・・・」
「くやしい?」
「・・・・・つき合ってる人がいるって言っても、実際はオレとだなんて、誰にも言えないから・・・・・
結局疑われて、やっぱりいないんじゃないかって話になったり・・・・・
オレは・・・・ ココにいるのに・・・・ あきらと、つき合ってんのに・・・・・・」
あきらの、オレを抱きしめる力が強くなる。
・・・・こんなこと言われても、あきら、困るよな・・・・・
オレはあきらの胸を押して、あきらの腕を解いた。
「・・・ゴメン。 なんでもない。
・・・・・変なこと言って、ゴメン・・・・・」
あきらはオレの両腕を掴んだ。
「オレ、言ってもいいんだぜ? レイキとつき合ってるって」
オレはぶんぶんと首を振った。
「ダメ! それはダメだ!」
・・・・オレは、あきらの重荷にはなりたくないから。
だから・・・・オレのこのもやもやって、結局どうすることも出来ない。 自分で折り合いをつけるしか、ないんだ。
オレは笑ってあきらを見上げた。
「・・・・ゴメン、変なこと言ってさ。 もう、大丈夫」
あきらの表情は、少し、寂しそうに見えた。
「・・・・レイキ・・・・ ゴメンな」
「なんであきらが謝るんだよ。 もう大丈夫だから、な?」
オレはあきらの頬に手を伸ばして触れた。
あきらはそのオレの手を掴むと、自分の口元に寄せて、キスを、した。
「レイキ・・・・ 好きだよ・・・」
「・・・・オレも、好きだよ」
オレはあきらの首に腕を回して、唇を寄せた。
あきらもオレのカラダを引き寄せて、
オレたちは、キスをした。
オレとつき合ってるって言ってもいいって、言ってくれた。
そのあきらの気持ちが嬉しくて、胸がきゅって締め付けられるようだった。
オレがあきらの恋人だって他の人に言うことはできなくても、あきらがそう思ってくれてるだけで十分だって思った。
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