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14.※※ 初めての快感
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「あっ、ぁあっ・・・・・!」
ゆっくりと、こじ開けられる感覚。
指とは全然違う圧迫感。
「や、 ぅあ、ああっ・・・!」
オレは漏れ出る声を抑えることも出来ずに、ぎりって、シーツを強くつかんだ。
「・・・星野、大丈夫か?」
『大丈夫だ』
そう言いたいけど、言葉が出てこない。
オレはふるふると首を振った。
「・・・力、抜いて?」
優しい、桐谷の声がするけど。
「む、りだっ・・・・・・! は、んんっ・・・」
力を抜くことが出来ないオレの頭を、桐谷はそっと撫でた。
そして。
「あ、っ、なん、で」
まだほんの少ししか入ってなかったけど。
オレのナカから、出て行ったんだ。
オレは桐谷を振り返る。
「オレ、大丈夫、だから」
今度は桐谷が首を振って。
「星野に痛い思い、させたくない」
そう言ってくれるのは、うれしい。
でも、オレのナカはもう、さっきの指の刺激でうずいてしまっていて。
もっともっとって、カラダがいってる。
「・・・でも、してほしい」
オレは桐谷の方を向いて、首に抱き付いた。
「・・・指、気持ちよかったのか?」
こくん、と頷く。
「・・・・桐谷。 前から、シて?」
桐谷の耳元で囁く。
「オレ、桐谷のカオが、見たい」
オレを欲しがってる、あの、瞳。 あの、表情。
「・・・わかった」
桐谷はオレをベッドに仰向けに押し倒し、腰の下にクッションを入れた。
オレの足の間に腰を入れて。
「・・・・無理だったら、言って」
オレを気遣う表情をして。
「あっ・・・ぁあああっ・・・・・!」
もう一度、オレのナカに、挿入ってきた。
「・・・星野・・!」
目を開けると、桐谷のカオが見えた。
オレを気遣いながらも、欲情した表情で。
・・・・ああ、この、カオ。
・・・・・・好き、だな。
桐谷のカオが見えるからか、さっきよりも、苦しく、ない。
オレは桐谷の首に腕を回した。
「・・キス、したい」
桐谷はすぐに、キスをくれた。
オレに深いキスをしながら、
「んっ、んんっぅ・・・!」
オレのモノに触れてきた。
「あっ、は、ぁっん・・・・!」
前に与えられる刺激で、後孔の違和感が少し和らぐ。
「・・・・星野、大丈夫か・・・・?」
オレは頷いた。
圧迫感はすごいけど。 でも、大丈夫だ。
「だい、じょ、っぶ・・・・」
桐谷はフッて笑って、オレの頬に触れた。
「全部、挿入ったよ・・・・」
そして、
「あっ、やぁ・・・っ」
桐谷が腰を動かすと、ゆさって、揺さぶられて。
「あっ・・・・・、は、んっ、ぁあっ」
ナカが、こすれて。
「だ、めっ、 き、もちいぃっ・・・・・!」
すごい。 なんだ、これ。
こんな感覚、知らない・・・・・・!
「ごめんっ、星野・・・・!」
桐谷はきゅって眉根を寄せて、オレを見つめる。
「すごい、気持ちよくて・・・! オレ、・・・・!」
欲情に溺れた表情。
「あ、ぁあっ、きりや、ああっ・・・!」
桐谷がオレを突き上げる。
それに合わせて、オレの口から漏れ出る喘ぎ声。
「星野、ごめん・・・! 止まらない・・・・!」
余裕のない、桐谷の声。
「あ、ああっ、ん、っ・・・・ 、きり、や、 すご・・・!」
でも、オレだって、余裕なんて、ない。
こんな、女のコみたいに足開かれて。 ナカに男を受け入れて。
突き上げられて。 気持ちよくて。
「あっ、あんっ・・・! も、っと、してぇ・・・・!」
オレは桐谷の肩を掴んだ。
桐谷はオレのモノも扱いてきた。
「あっ、だめ、それぇ・・・! よ、すぎる・・・!」
くちゅくちゅって、オレのモノから水音がする。
もう、先走りでドロドロなんだろう。
「だ、めだっ・・・ 星野、オレ、もう・・・・!」
桐谷の腰の動きが激しくなる。
「あっ、ああっ! オ、レも・・・ イきそ・・! ぁああっ!」
快感がカラダを突き抜けて。
「イ、くぅっ・・・・!」
今まで感じたことがないほどの快感だった。
「星野っ・・・・!」
オレのナカで、桐谷がはじけたのを感じた。
「あ、ぁあっ・・・・」
乱れた息のまま、オレたちは唇を寄せ合った。
「ん、はぁっ・・、ん」
桐谷の首に腕を回して、舌を絡めあう。
「ん、ぁ、ふぅっ・・・・」
ちゅって、音を立てて唇が離れる。
「星野・・・・・・」
桐谷は至近距離でオレを見つめて、オレの額の髪をかき上げた。
「・・・無理させてごめん・・・・ 大丈夫か・・・?」
オレは口角を持ち上げた。
「大丈夫だよ」
ゆっくりと、桐谷がオレのナカから出て行く。
「んっ・・・・・」
その少しの刺激にも、反応してしまう。
桐谷はゴムをつけてくれてた。
その中には、すげー大量の白い液体が溜まってた。
「すげーな。 お前、いつもそんな量多いの?」
聞くと、桐谷は少し恥ずかしそうにオレを睨んだ。
「見るな。
・・・・・星野相手だからこうなってるに、決まってるだろ」
オレ・・・・だから?
桐谷はオレに布団をかけてきた。
「タオル持ってくるから、待ってろ」
「ありがと・・・ でも、なんで布団かけるんだよ」
正直、まだ、カラダがアツイんだけど。
桐谷はオレから目を逸らしたまま。
「・・・・そんな格好の星野見てたら、また、興奮する」
・・・・言葉の通り、桐谷のモノはまだ萎えてなかった。
オレは手を伸ばして、桐谷の腕を掴んだ。
「・・・・まだ萎えてないんだな」
「だから、見るなって」
「オレもまだ、カラダ、あつい。 ・・・・もう1回、しようぜ?」
桐谷はオレを振り返って、そっと、頬を撫でた。
「・・・後で体がキツいと思う。 星野が心配だから・・・・」
そう言う桐谷の表情は、すごく、優しくて。
すごく、大切にされてるように、感じて。
「・・・・待ってて。 な?」
素直に、こくんって、頷いてしまった。
部屋を出て行く桐谷を見て、オレは布団にくるまった。
・・・・すごく、大事に、扱われてる・・・・・ よな、たぶん。
・・・・・・女のコ、みたいに。
確かに男とシたのなんて初めてだし。
受け入れたのも、初めてだし。
でもオレは男だし。
体力だって女のコよりあるし、そんなに、か弱くない。
でもなんだか、大事に扱われるのも心地いいななんて、感じてしまってた。
布団にくるまってると、ジャケットをかけられたときに感じた、桐谷の匂いがするのに気付いた。
オレは無意識のうちに、目を閉じていた。
ゆっくりと、こじ開けられる感覚。
指とは全然違う圧迫感。
「や、 ぅあ、ああっ・・・!」
オレは漏れ出る声を抑えることも出来ずに、ぎりって、シーツを強くつかんだ。
「・・・星野、大丈夫か?」
『大丈夫だ』
そう言いたいけど、言葉が出てこない。
オレはふるふると首を振った。
「・・・力、抜いて?」
優しい、桐谷の声がするけど。
「む、りだっ・・・・・・! は、んんっ・・・」
力を抜くことが出来ないオレの頭を、桐谷はそっと撫でた。
そして。
「あ、っ、なん、で」
まだほんの少ししか入ってなかったけど。
オレのナカから、出て行ったんだ。
オレは桐谷を振り返る。
「オレ、大丈夫、だから」
今度は桐谷が首を振って。
「星野に痛い思い、させたくない」
そう言ってくれるのは、うれしい。
でも、オレのナカはもう、さっきの指の刺激でうずいてしまっていて。
もっともっとって、カラダがいってる。
「・・・でも、してほしい」
オレは桐谷の方を向いて、首に抱き付いた。
「・・・指、気持ちよかったのか?」
こくん、と頷く。
「・・・・桐谷。 前から、シて?」
桐谷の耳元で囁く。
「オレ、桐谷のカオが、見たい」
オレを欲しがってる、あの、瞳。 あの、表情。
「・・・わかった」
桐谷はオレをベッドに仰向けに押し倒し、腰の下にクッションを入れた。
オレの足の間に腰を入れて。
「・・・・無理だったら、言って」
オレを気遣う表情をして。
「あっ・・・ぁあああっ・・・・・!」
もう一度、オレのナカに、挿入ってきた。
「・・・星野・・!」
目を開けると、桐谷のカオが見えた。
オレを気遣いながらも、欲情した表情で。
・・・・ああ、この、カオ。
・・・・・・好き、だな。
桐谷のカオが見えるからか、さっきよりも、苦しく、ない。
オレは桐谷の首に腕を回した。
「・・キス、したい」
桐谷はすぐに、キスをくれた。
オレに深いキスをしながら、
「んっ、んんっぅ・・・!」
オレのモノに触れてきた。
「あっ、は、ぁっん・・・・!」
前に与えられる刺激で、後孔の違和感が少し和らぐ。
「・・・・星野、大丈夫か・・・・?」
オレは頷いた。
圧迫感はすごいけど。 でも、大丈夫だ。
「だい、じょ、っぶ・・・・」
桐谷はフッて笑って、オレの頬に触れた。
「全部、挿入ったよ・・・・」
そして、
「あっ、やぁ・・・っ」
桐谷が腰を動かすと、ゆさって、揺さぶられて。
「あっ・・・・・、は、んっ、ぁあっ」
ナカが、こすれて。
「だ、めっ、 き、もちいぃっ・・・・・!」
すごい。 なんだ、これ。
こんな感覚、知らない・・・・・・!
「ごめんっ、星野・・・・!」
桐谷はきゅって眉根を寄せて、オレを見つめる。
「すごい、気持ちよくて・・・! オレ、・・・・!」
欲情に溺れた表情。
「あ、ぁあっ、きりや、ああっ・・・!」
桐谷がオレを突き上げる。
それに合わせて、オレの口から漏れ出る喘ぎ声。
「星野、ごめん・・・! 止まらない・・・・!」
余裕のない、桐谷の声。
「あ、ああっ、ん、っ・・・・ 、きり、や、 すご・・・!」
でも、オレだって、余裕なんて、ない。
こんな、女のコみたいに足開かれて。 ナカに男を受け入れて。
突き上げられて。 気持ちよくて。
「あっ、あんっ・・・! も、っと、してぇ・・・・!」
オレは桐谷の肩を掴んだ。
桐谷はオレのモノも扱いてきた。
「あっ、だめ、それぇ・・・! よ、すぎる・・・!」
くちゅくちゅって、オレのモノから水音がする。
もう、先走りでドロドロなんだろう。
「だ、めだっ・・・ 星野、オレ、もう・・・・!」
桐谷の腰の動きが激しくなる。
「あっ、ああっ! オ、レも・・・ イきそ・・! ぁああっ!」
快感がカラダを突き抜けて。
「イ、くぅっ・・・・!」
今まで感じたことがないほどの快感だった。
「星野っ・・・・!」
オレのナカで、桐谷がはじけたのを感じた。
「あ、ぁあっ・・・・」
乱れた息のまま、オレたちは唇を寄せ合った。
「ん、はぁっ・・、ん」
桐谷の首に腕を回して、舌を絡めあう。
「ん、ぁ、ふぅっ・・・・」
ちゅって、音を立てて唇が離れる。
「星野・・・・・・」
桐谷は至近距離でオレを見つめて、オレの額の髪をかき上げた。
「・・・無理させてごめん・・・・ 大丈夫か・・・?」
オレは口角を持ち上げた。
「大丈夫だよ」
ゆっくりと、桐谷がオレのナカから出て行く。
「んっ・・・・・」
その少しの刺激にも、反応してしまう。
桐谷はゴムをつけてくれてた。
その中には、すげー大量の白い液体が溜まってた。
「すげーな。 お前、いつもそんな量多いの?」
聞くと、桐谷は少し恥ずかしそうにオレを睨んだ。
「見るな。
・・・・・星野相手だからこうなってるに、決まってるだろ」
オレ・・・・だから?
桐谷はオレに布団をかけてきた。
「タオル持ってくるから、待ってろ」
「ありがと・・・ でも、なんで布団かけるんだよ」
正直、まだ、カラダがアツイんだけど。
桐谷はオレから目を逸らしたまま。
「・・・・そんな格好の星野見てたら、また、興奮する」
・・・・言葉の通り、桐谷のモノはまだ萎えてなかった。
オレは手を伸ばして、桐谷の腕を掴んだ。
「・・・・まだ萎えてないんだな」
「だから、見るなって」
「オレもまだ、カラダ、あつい。 ・・・・もう1回、しようぜ?」
桐谷はオレを振り返って、そっと、頬を撫でた。
「・・・後で体がキツいと思う。 星野が心配だから・・・・」
そう言う桐谷の表情は、すごく、優しくて。
すごく、大切にされてるように、感じて。
「・・・・待ってて。 な?」
素直に、こくんって、頷いてしまった。
部屋を出て行く桐谷を見て、オレは布団にくるまった。
・・・・すごく、大事に、扱われてる・・・・・ よな、たぶん。
・・・・・・女のコ、みたいに。
確かに男とシたのなんて初めてだし。
受け入れたのも、初めてだし。
でもオレは男だし。
体力だって女のコよりあるし、そんなに、か弱くない。
でもなんだか、大事に扱われるのも心地いいななんて、感じてしまってた。
布団にくるまってると、ジャケットをかけられたときに感じた、桐谷の匂いがするのに気付いた。
オレは無意識のうちに、目を閉じていた。
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