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7.※ はやく、しろ
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次の日。
朝早く目が覚めたオレは、いつもよりも早い電車に乗って学校へ行った。
・・・別に、桐谷に誘われたから早く行ってるわけじゃない。 ただ、目が覚めたから、だ。
でも流石に早すぎたのか、朝練をしている運動部以外で、来ている生徒はほとんどいなかった。
もしかして、桐谷もまだ来てないのかな・・・
屋上に行ってみるが、そこにはやはり桐谷の姿はなかった。
少し、残念に思ってる自分に気付く。
オレ・・・桐谷に会いたいって思ってんのかな・・・・・
しばらく待ってみようと思って、屋上の床に腰を下ろした。
あー・・・・ 天気いいなあ・・・・・・
空を眺めながら、そのままごろんって横になった。
ぽかぽかして気持ちよくて目を閉じると、朝早かったせいか少し眠くなってきた。
ふと、太陽の光が遮られたのを感じる。
目を開けると、
「き、りや」
「おはよう、星野」
桐谷が太陽の光を遮るように、上からオレのことを覗き込んでいた。 いつも通りの、クールな表情。
オレは慌てて体を起こす。
「早かったんだな」
桐谷はオレの隣に腰を下ろした。
「あ、あ。 ちょっと、早く、目が覚めて」
急に桐谷が来たからびっくりして、しどろもどろになってしまう。
「待たせて悪かったな。 雑用してたら遅くなった」
「べつに、そんな待ってねーし」
スマホを見ると、まだ早い時間だった。 いつものオレだったら、まだ学校に来てないくらいだ。
「桐谷は、いつもこんなに早いのか?」
オレは視線を前に向けたまま、隣の桐谷は見ないまま話す。
「そうだな。 色々やることもあるし。 朝だと人が少なくて、勉強もはかどるしな」
「朝からべんきょーしてんのかよ」
やっぱ、頭イイだけあるな。
感心してると、桐谷の手がオレの首に触れて、びくってしてしまった。
「・・・・星野も、朝勉強した方がいいんじゃないのか・・・・・?」
いいながら、桐谷の指はオレの首筋を撫でる。
「そ、そこまで成績悪いわけじゃねーし」
「・・・・ああ、そうだな」
桐谷が近づく気配がして、オレの耳に唇が触れるのが分かった。
「・・・っ」
カラダが、ぴくって、反応する。
「・・・・星野」
耳元で囁くように名前を呼ばれる。
「・・・来てくれて、うれしかった」
「だ、って、昨日、約束したじゃん・・・」
桐谷はオレにカラダを寄せて、至近距離でオレのカオを見る。
否応なく、視線がぶつかる。
「・・・ああ。 でも、『行けたら行く』って言ってたし、あんまり乗り気じゃないのかと思ってた」
そ・・・・っか。
オレ、そう返したんだったな・・・・
あれは素直に返せなかっただけで、オレとしては来るつもりだった。
でも桐谷からしたら、来るかどうかわからないって感じるよな・・・・
「べつに、乗り気じゃなかったわけじゃ、ない」
桐谷から視線を外しながら言う。
それでも、素直に『来るつもりだった』とは言えない。
「・・・そっか」
そのまま、桐谷は口を閉ざす。
至近距離でオレを見つめたまま。
・・・・この距離、恥ずかしすぎだっつーの。
耐えられなくてオレが少し身じろぎすると、桐谷はオレの両頬に触れた。
「星野。 ・・・・・キスして・・・・いいか・・・・?」
も、なんなんだよ。
告白してきたときは強引にキスしてきて。 昨日はオレのキス拒否って。
オレは桐谷を睨みつけた。
「はやくしろよ・・・・っ」
唇が、ふさがれる。
すぐに、舌が入ってきて。 オレの舌を絡めとる。
「ふ、んっ・・・・・」
オレは桐谷の首に手を回した。
ちゅっ、 くちゅ・・・・
舌の絡まる水音。
「んん・・・・・ はっ・・・」
ああ・・・・・やっぱ、キス、気持ちいい・・・・・
オレ、桐谷とキスしたかったんだな・・・・・
歯列をなぞられたり、上顎を舐められたりするたび、腰に走る甘いしびれ。
やばいな・・・・・ 勃ちそう・・・だ・・・・・
「ん、ぅ・・・・ふ」
でも、やめられない。
ほんと、気持ちいい。
「はっ・・・ 星野・・・・・・」
キスの合間に、吐息ともにオレの名前が呼ばれる。
それがすごく切なく聞こえて、また、オレの腰を刺激した。
「ん・・・・ き、りや・・・」
桐谷はオレの首筋にキスをした。
「んんっ・・・・・!」
ぞくって、快感が走る。
ぺろって、そこを舐められて。
「は、ぁっ・・・・・・」
声が、もれる。
桐谷はオレの首筋を舐めながら、オレの口を手でふさいだ。
「声・・・・だめだ・・・・」
わかってる・・・・ ココ、学校、だし。
でも
「ん、んんっ・・・・」
声、抑えらんねー・・・・・・!
桐谷はオレのカオを見て、フッて笑った。
「星野・・・・ 左の首筋、弱いんだな・・・・」
は、恥ずかしっ・・・・・・!
「かわいい」
また、唇を塞がれて。
だ、めだ。
もう、ほんとやばい・・・・・
はっとしたように、桐谷はオレから離れた。
え・・・・
「きりや・・・・?」
まだキスの余韻に浸るオレを見て、桐谷は口角を持ち上げ、オレの頬をそっとなでた。
「そのカオ、他の奴には見せられないな」
そう言って、はだけかけたオレのジャケットを直してくれる。
もう、終わりか・・・・・?
少し名残惜しく思ってると、人の足音と話し声がするのに気付いた。
桐谷・・・・ 人が来たのに気付いたんだな。
「あ、瑞樹だー♡」
「瑞樹、おはよー」
女のコの声。 オレたちに気付いて、こっちに来る。
そのとき、オレの視界が急に暗くなった。
「ちょ、これ」
桐谷のジャケットを頭からかけられたことに気付くのに、時間がかかった。
「桐谷くんも、おはよう」
「おはよう」
桐谷のさわやかな声。
「星野、少し眠いらしくて。 寝かせてやってくれないかな」
「そうなの?」
「瑞樹、大丈夫ー?」
「HRが始まるまでには、教室に連れていくから」
「そっか、じゃあまたあとでねー」
女のコたちの足音が遠ざかっていく。
「・・・・おい、これ」
オレはかけられたジャケットの隙間から桐谷をにらむ。
「急になんだよ」
ジャケットを取ろうとすると、桐谷に手を抑えられた。
「・・・・言っただろ。 そのカオ、他の奴には見せられないって」
カオ、見せられないって・・・・
「オレ、そんなひでーカオ、してねーだろ」
ジャケット越しに、桐谷が近づく気配。
「ひどいカオじゃなくて、・・・・やらしすぎ、なんだよ」
なっ・・・・・
小声でそう告げられ、急に恥ずかしくなって、オレはジャケットにくるまった。
「・・・・寝るっ!」
ジャケットを頭に巻いたまま、オレはごろんって横になった。
「もう少し時間あるから。 起こしてやるから大丈夫だ」
桐谷のジャケット、こんな使い方してたらシワになる。
でも桐谷は何も言わずに、ジャケット越しにオレの頭を撫でた。
頭をくるんでるジャケットから、桐谷の匂いがした。
今まで意識してなかったけど、桐谷って、こんな匂いなんだな・・・・
そんなことを考えながら、オレはそのまま撫でられる感触を堪能していた。
朝早く目が覚めたオレは、いつもよりも早い電車に乗って学校へ行った。
・・・別に、桐谷に誘われたから早く行ってるわけじゃない。 ただ、目が覚めたから、だ。
でも流石に早すぎたのか、朝練をしている運動部以外で、来ている生徒はほとんどいなかった。
もしかして、桐谷もまだ来てないのかな・・・
屋上に行ってみるが、そこにはやはり桐谷の姿はなかった。
少し、残念に思ってる自分に気付く。
オレ・・・桐谷に会いたいって思ってんのかな・・・・・
しばらく待ってみようと思って、屋上の床に腰を下ろした。
あー・・・・ 天気いいなあ・・・・・・
空を眺めながら、そのままごろんって横になった。
ぽかぽかして気持ちよくて目を閉じると、朝早かったせいか少し眠くなってきた。
ふと、太陽の光が遮られたのを感じる。
目を開けると、
「き、りや」
「おはよう、星野」
桐谷が太陽の光を遮るように、上からオレのことを覗き込んでいた。 いつも通りの、クールな表情。
オレは慌てて体を起こす。
「早かったんだな」
桐谷はオレの隣に腰を下ろした。
「あ、あ。 ちょっと、早く、目が覚めて」
急に桐谷が来たからびっくりして、しどろもどろになってしまう。
「待たせて悪かったな。 雑用してたら遅くなった」
「べつに、そんな待ってねーし」
スマホを見ると、まだ早い時間だった。 いつものオレだったら、まだ学校に来てないくらいだ。
「桐谷は、いつもこんなに早いのか?」
オレは視線を前に向けたまま、隣の桐谷は見ないまま話す。
「そうだな。 色々やることもあるし。 朝だと人が少なくて、勉強もはかどるしな」
「朝からべんきょーしてんのかよ」
やっぱ、頭イイだけあるな。
感心してると、桐谷の手がオレの首に触れて、びくってしてしまった。
「・・・・星野も、朝勉強した方がいいんじゃないのか・・・・・?」
いいながら、桐谷の指はオレの首筋を撫でる。
「そ、そこまで成績悪いわけじゃねーし」
「・・・・ああ、そうだな」
桐谷が近づく気配がして、オレの耳に唇が触れるのが分かった。
「・・・っ」
カラダが、ぴくって、反応する。
「・・・・星野」
耳元で囁くように名前を呼ばれる。
「・・・来てくれて、うれしかった」
「だ、って、昨日、約束したじゃん・・・」
桐谷はオレにカラダを寄せて、至近距離でオレのカオを見る。
否応なく、視線がぶつかる。
「・・・ああ。 でも、『行けたら行く』って言ってたし、あんまり乗り気じゃないのかと思ってた」
そ・・・・っか。
オレ、そう返したんだったな・・・・
あれは素直に返せなかっただけで、オレとしては来るつもりだった。
でも桐谷からしたら、来るかどうかわからないって感じるよな・・・・
「べつに、乗り気じゃなかったわけじゃ、ない」
桐谷から視線を外しながら言う。
それでも、素直に『来るつもりだった』とは言えない。
「・・・そっか」
そのまま、桐谷は口を閉ざす。
至近距離でオレを見つめたまま。
・・・・この距離、恥ずかしすぎだっつーの。
耐えられなくてオレが少し身じろぎすると、桐谷はオレの両頬に触れた。
「星野。 ・・・・・キスして・・・・いいか・・・・?」
も、なんなんだよ。
告白してきたときは強引にキスしてきて。 昨日はオレのキス拒否って。
オレは桐谷を睨みつけた。
「はやくしろよ・・・・っ」
唇が、ふさがれる。
すぐに、舌が入ってきて。 オレの舌を絡めとる。
「ふ、んっ・・・・・」
オレは桐谷の首に手を回した。
ちゅっ、 くちゅ・・・・
舌の絡まる水音。
「んん・・・・・ はっ・・・」
ああ・・・・・やっぱ、キス、気持ちいい・・・・・
オレ、桐谷とキスしたかったんだな・・・・・
歯列をなぞられたり、上顎を舐められたりするたび、腰に走る甘いしびれ。
やばいな・・・・・ 勃ちそう・・・だ・・・・・
「ん、ぅ・・・・ふ」
でも、やめられない。
ほんと、気持ちいい。
「はっ・・・ 星野・・・・・・」
キスの合間に、吐息ともにオレの名前が呼ばれる。
それがすごく切なく聞こえて、また、オレの腰を刺激した。
「ん・・・・ き、りや・・・」
桐谷はオレの首筋にキスをした。
「んんっ・・・・・!」
ぞくって、快感が走る。
ぺろって、そこを舐められて。
「は、ぁっ・・・・・・」
声が、もれる。
桐谷はオレの首筋を舐めながら、オレの口を手でふさいだ。
「声・・・・だめだ・・・・」
わかってる・・・・ ココ、学校、だし。
でも
「ん、んんっ・・・・」
声、抑えらんねー・・・・・・!
桐谷はオレのカオを見て、フッて笑った。
「星野・・・・ 左の首筋、弱いんだな・・・・」
は、恥ずかしっ・・・・・・!
「かわいい」
また、唇を塞がれて。
だ、めだ。
もう、ほんとやばい・・・・・
はっとしたように、桐谷はオレから離れた。
え・・・・
「きりや・・・・?」
まだキスの余韻に浸るオレを見て、桐谷は口角を持ち上げ、オレの頬をそっとなでた。
「そのカオ、他の奴には見せられないな」
そう言って、はだけかけたオレのジャケットを直してくれる。
もう、終わりか・・・・・?
少し名残惜しく思ってると、人の足音と話し声がするのに気付いた。
桐谷・・・・ 人が来たのに気付いたんだな。
「あ、瑞樹だー♡」
「瑞樹、おはよー」
女のコの声。 オレたちに気付いて、こっちに来る。
そのとき、オレの視界が急に暗くなった。
「ちょ、これ」
桐谷のジャケットを頭からかけられたことに気付くのに、時間がかかった。
「桐谷くんも、おはよう」
「おはよう」
桐谷のさわやかな声。
「星野、少し眠いらしくて。 寝かせてやってくれないかな」
「そうなの?」
「瑞樹、大丈夫ー?」
「HRが始まるまでには、教室に連れていくから」
「そっか、じゃあまたあとでねー」
女のコたちの足音が遠ざかっていく。
「・・・・おい、これ」
オレはかけられたジャケットの隙間から桐谷をにらむ。
「急になんだよ」
ジャケットを取ろうとすると、桐谷に手を抑えられた。
「・・・・言っただろ。 そのカオ、他の奴には見せられないって」
カオ、見せられないって・・・・
「オレ、そんなひでーカオ、してねーだろ」
ジャケット越しに、桐谷が近づく気配。
「ひどいカオじゃなくて、・・・・やらしすぎ、なんだよ」
なっ・・・・・
小声でそう告げられ、急に恥ずかしくなって、オレはジャケットにくるまった。
「・・・・寝るっ!」
ジャケットを頭に巻いたまま、オレはごろんって横になった。
「もう少し時間あるから。 起こしてやるから大丈夫だ」
桐谷のジャケット、こんな使い方してたらシワになる。
でも桐谷は何も言わずに、ジャケット越しにオレの頭を撫でた。
頭をくるんでるジャケットから、桐谷の匂いがした。
今まで意識してなかったけど、桐谷って、こんな匂いなんだな・・・・
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