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元伯爵令嬢との逃避行
1話 劇場の地下
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水滴の音が聞こえる。
その音が反響している気がする。
空気がヒンヤリしている。
この感じは……地下か。
「……!」
目を覚ました。
真っ暗だ。
辺りは何も見えない。
「……」
とりあえず手を握ったり閉じたりしてみる。
自分の服装を確かめてみる。
ヘンズリー家の食事会に招待されたときの服装のままだ。
体に痛むところはない。
喉も渇いてない。
拘束などもされていない。
「チャーリー……あの野郎」
自分をさらった者の名を口にした。
怪人の正体だった者。
あいつ……私をどうするつもりだ?
怪人の目撃証言があって行方不明になった者ちは、未だに誰一人行方がわかってない。
私もそうなる可能性が高い。
そもそも、ここはどこだ?
こう暗くては何もわからない。
「目が覚めたのね。イーモン」
「……!」
右手の方向から、可愛らしい声が聞こえてきた。
聞き慣れた少女の声。
「……ケイト様?」
私は元の主の一人娘の名を呼んだ。
†††††
暗くて何も見えない。
マッチを擦る音が聞こえた。
微かな焦げる臭いも漂ってくる。
右手の方向がオレンジ色に光った。
「……ケイト様」
再度名前を呼んだ。
ショートカットのサラサラの金髪。
奇跡のバランスの美しい顔立ち。
華奢で小柄な体。
今はメイド服ではなく、狩人のような服装をしている。
皮のズボンに丈夫そうなチョッキ。
片手にランタンを持って私を照らしている。
そして……ここが重要だ。
腰には大振りのナイフが携帯され、肩には装飾された銃を担いでいる。
やはり危険な存在だ。
先ほどヘンズリー家にて聞いた事を思い出す。
この少女は過去に快楽殺人の罪をおかしていたのだ。
「……」
しかし目の前の少女は本来森の館でヘザー男爵家の使用人として働いてるはずだが……。
ケイト・カミラ・クルック。
なぜこの王都にいるのか。
「イーモン。悪いけど、こうなったからには、とことん付き合ってもらうよ」
「……」
刺激しないようにしなければいけない。
何しろ相手は武装している。
しかし、まったく話が見えない。
「ごめん。状況がわからないよね?」
私はその問に黙って頷いた。
「私ね、今騎士団に追われているんだ」
「……」
「これまで人をいっぱい殺してきたのがとうとうバレちゃってね……」
ケイト様は悲しげな顔でそう語る。
その表情……。
とても殺人鬼のものには見えない。
私の目には、目の前の存在は多少お転婆な程度の繊細な少女に映った。
しかし本人が言うからには、彼女が殺人を繰り返した事は濡れ衣や間違いではないのか。
ではこの状況……私は殺されるのか?
†††††
息を飲む。
ランタンに照らされた少女を見る。
取っ組み合いに持ち込むべきか?
しかしケイトを支援しているチャーリーがどこにいるかわからない以上、うかつな行動は危険すぎる。
情報を集めるべきか。
命の危険を感じる中、私の頭は生存の糸口を探すためにフルに稼働する。
「ケイト様、ここはどこですか?」
自然とその質問が口から出ていた。
そうだ。
逃げるには、まずはこの場所の情報が必要だ。
喋ってくれるとはかぎらないが……。
「ここ? 劇場の地下だよ」
あっさり答えてくれた。
少し拍子抜けする。
「劇場……ここは王都なのですか?」
「そうだよ。王都の中心街」
「……」
この質問はそこで切り上げた。
なぜケイトがここにいるかとか、自分をどうする気なのか等の情報は極論いらない。
ここは王都、何とかして地上に出れば騎士団に助けを求める事ができる。
今はそれがわかれば十分。
「……」
しばらく沈黙が続いた。
水滴の音の他に、水の流れる音も聞こえる。
下水道ではなさそうだ。
ここは一体なんなんだ。
「イーモン。チャーリーがあなたを連れてきてから五時間は経ってる」
「……!」
向こうから情報を提供してくれた。
ケイトの話が本当なら、今は夕方か。
「劇でも聞きながら何か食べようよ」
「……?」
「あ、ここ綺麗な水とかトイレとかだいたい揃ってるから。食べ物はチャーリーが持ってきてくれるし」
「……」
劇を聞く?
一体何を言ってるんだ。
†††††
ケイトに立ち上がるように促された。
「ついてきて。地上の劇を聞けるポイントがあるんだ。暇つぶしには持って来いなんだよね」
そう言いながら背中を向けてきた。
華奢な肩幅。
細い腰。
この娘は何度も首根っこをつかんで取り押さえている。
その気になれば……。
「あ、もし今私に何かあったら……チャーリーがあなたを殺すからね」
「……!」
突然振り向かれて、冷たい視線と共に言葉を投げかけられた。
これは……やはりうかつに動けない。
「とにかくついてきて」
従うしかない。
私は無言でケイトの後をついていく。
しかし、本当に何がしたいんだ?
未だにこの少女が殺人鬼とは思えないのだが……。
「着いたよ!」
「……」
「ほら、劇場の音がよく聞こえるでしょ? ちなみにこっちの音は絶対に向こうに聞こえないから叫んでも無駄だよ」
「こちらの音が向こうに届かない?」
「うん、詳しい事はよくわからないんだけどね」
これは……信じるべきか?
ここが本当に劇場の地下なら、一か八か助けを求めるのもありか?
「どっちにしろ、大声出したら殺すよ。チャーリーが飛んできて猟銃ぶっ放すからね」
「……!」
ランタンに照らされた少女の視線は冷たい。
あの森の館でのケイトのイメージとは異なる雰囲気。
……今はこのまま流れに任せるしかないか。
「よっと。イーモン、この辺に座って」
「……」
先ほどからずっと私は無言だ。
乾物の匂いがする。
これは……ドライフルーツや乾し肉やパンか。
「食料はここに貯めてあるんだ。一週間分はある」
「……」
「しばらくしたらリブロストの森に向かって旅立つ、それまでは楽しもうか」
「……」
この娘は一体何を言ってるんだ?
言動の一つ一つが難解だ。
リブロストの森……王都のはるか南に位置する全容が解明されてない密林。
そこに向かう?
「レディース アンド ジェントルマン! 今宵も当劇場にお集まりいただき……」
「あ、始まった。イーモン、コーヒーと紅茶どっちがいい? お湯を沸かすセットもあるんだ」
ここが劇場の地下という情報は本当だった。
王都の有名な劇団の劇が始まる音が聞こえてきた。
……つまり、目の前の存在を出し抜けば……地上へ逃げれるのが確定した。
「……」
ならば口八丁で乗り切ってやる。
ケイトのかけて欲しい言葉を投げかけ油断させる。
禁句を避けて刺激を避ける。
そうやって時間を稼ぎつつ、現状の打破の糸口を見つけてやる。
その音が反響している気がする。
空気がヒンヤリしている。
この感じは……地下か。
「……!」
目を覚ました。
真っ暗だ。
辺りは何も見えない。
「……」
とりあえず手を握ったり閉じたりしてみる。
自分の服装を確かめてみる。
ヘンズリー家の食事会に招待されたときの服装のままだ。
体に痛むところはない。
喉も渇いてない。
拘束などもされていない。
「チャーリー……あの野郎」
自分をさらった者の名を口にした。
怪人の正体だった者。
あいつ……私をどうするつもりだ?
怪人の目撃証言があって行方不明になった者ちは、未だに誰一人行方がわかってない。
私もそうなる可能性が高い。
そもそも、ここはどこだ?
こう暗くては何もわからない。
「目が覚めたのね。イーモン」
「……!」
右手の方向から、可愛らしい声が聞こえてきた。
聞き慣れた少女の声。
「……ケイト様?」
私は元の主の一人娘の名を呼んだ。
†††††
暗くて何も見えない。
マッチを擦る音が聞こえた。
微かな焦げる臭いも漂ってくる。
右手の方向がオレンジ色に光った。
「……ケイト様」
再度名前を呼んだ。
ショートカットのサラサラの金髪。
奇跡のバランスの美しい顔立ち。
華奢で小柄な体。
今はメイド服ではなく、狩人のような服装をしている。
皮のズボンに丈夫そうなチョッキ。
片手にランタンを持って私を照らしている。
そして……ここが重要だ。
腰には大振りのナイフが携帯され、肩には装飾された銃を担いでいる。
やはり危険な存在だ。
先ほどヘンズリー家にて聞いた事を思い出す。
この少女は過去に快楽殺人の罪をおかしていたのだ。
「……」
しかし目の前の少女は本来森の館でヘザー男爵家の使用人として働いてるはずだが……。
ケイト・カミラ・クルック。
なぜこの王都にいるのか。
「イーモン。悪いけど、こうなったからには、とことん付き合ってもらうよ」
「……」
刺激しないようにしなければいけない。
何しろ相手は武装している。
しかし、まったく話が見えない。
「ごめん。状況がわからないよね?」
私はその問に黙って頷いた。
「私ね、今騎士団に追われているんだ」
「……」
「これまで人をいっぱい殺してきたのがとうとうバレちゃってね……」
ケイト様は悲しげな顔でそう語る。
その表情……。
とても殺人鬼のものには見えない。
私の目には、目の前の存在は多少お転婆な程度の繊細な少女に映った。
しかし本人が言うからには、彼女が殺人を繰り返した事は濡れ衣や間違いではないのか。
ではこの状況……私は殺されるのか?
†††††
息を飲む。
ランタンに照らされた少女を見る。
取っ組み合いに持ち込むべきか?
しかしケイトを支援しているチャーリーがどこにいるかわからない以上、うかつな行動は危険すぎる。
情報を集めるべきか。
命の危険を感じる中、私の頭は生存の糸口を探すためにフルに稼働する。
「ケイト様、ここはどこですか?」
自然とその質問が口から出ていた。
そうだ。
逃げるには、まずはこの場所の情報が必要だ。
喋ってくれるとはかぎらないが……。
「ここ? 劇場の地下だよ」
あっさり答えてくれた。
少し拍子抜けする。
「劇場……ここは王都なのですか?」
「そうだよ。王都の中心街」
「……」
この質問はそこで切り上げた。
なぜケイトがここにいるかとか、自分をどうする気なのか等の情報は極論いらない。
ここは王都、何とかして地上に出れば騎士団に助けを求める事ができる。
今はそれがわかれば十分。
「……」
しばらく沈黙が続いた。
水滴の音の他に、水の流れる音も聞こえる。
下水道ではなさそうだ。
ここは一体なんなんだ。
「イーモン。チャーリーがあなたを連れてきてから五時間は経ってる」
「……!」
向こうから情報を提供してくれた。
ケイトの話が本当なら、今は夕方か。
「劇でも聞きながら何か食べようよ」
「……?」
「あ、ここ綺麗な水とかトイレとかだいたい揃ってるから。食べ物はチャーリーが持ってきてくれるし」
「……」
劇を聞く?
一体何を言ってるんだ。
†††††
ケイトに立ち上がるように促された。
「ついてきて。地上の劇を聞けるポイントがあるんだ。暇つぶしには持って来いなんだよね」
そう言いながら背中を向けてきた。
華奢な肩幅。
細い腰。
この娘は何度も首根っこをつかんで取り押さえている。
その気になれば……。
「あ、もし今私に何かあったら……チャーリーがあなたを殺すからね」
「……!」
突然振り向かれて、冷たい視線と共に言葉を投げかけられた。
これは……やはりうかつに動けない。
「とにかくついてきて」
従うしかない。
私は無言でケイトの後をついていく。
しかし、本当に何がしたいんだ?
未だにこの少女が殺人鬼とは思えないのだが……。
「着いたよ!」
「……」
「ほら、劇場の音がよく聞こえるでしょ? ちなみにこっちの音は絶対に向こうに聞こえないから叫んでも無駄だよ」
「こちらの音が向こうに届かない?」
「うん、詳しい事はよくわからないんだけどね」
これは……信じるべきか?
ここが本当に劇場の地下なら、一か八か助けを求めるのもありか?
「どっちにしろ、大声出したら殺すよ。チャーリーが飛んできて猟銃ぶっ放すからね」
「……!」
ランタンに照らされた少女の視線は冷たい。
あの森の館でのケイトのイメージとは異なる雰囲気。
……今はこのまま流れに任せるしかないか。
「よっと。イーモン、この辺に座って」
「……」
先ほどからずっと私は無言だ。
乾物の匂いがする。
これは……ドライフルーツや乾し肉やパンか。
「食料はここに貯めてあるんだ。一週間分はある」
「……」
「しばらくしたらリブロストの森に向かって旅立つ、それまでは楽しもうか」
「……」
この娘は一体何を言ってるんだ?
言動の一つ一つが難解だ。
リブロストの森……王都のはるか南に位置する全容が解明されてない密林。
そこに向かう?
「レディース アンド ジェントルマン! 今宵も当劇場にお集まりいただき……」
「あ、始まった。イーモン、コーヒーと紅茶どっちがいい? お湯を沸かすセットもあるんだ」
ここが劇場の地下という情報は本当だった。
王都の有名な劇団の劇が始まる音が聞こえてきた。
……つまり、目の前の存在を出し抜けば……地上へ逃げれるのが確定した。
「……」
ならば口八丁で乗り切ってやる。
ケイトのかけて欲しい言葉を投げかけ油断させる。
禁句を避けて刺激を避ける。
そうやって時間を稼ぎつつ、現状の打破の糸口を見つけてやる。
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