122 / 143
第3章『”剣士”覚醒』編
第121話 合流
しおりを挟む
コウメイがジュリアスへ作戦の概要を伝え終わった後、2人はより具体的な打ち合わせに移っていた。
「では、ジュリアス副長は城塞都市に残っていただき、このまま作戦を進めて下さい。現場指揮権はジュリアス副長に、実行部隊として龍牙騎士団全軍を配置します。……アイドラド侯の説得とか、その他も色々嫌な仕事ばかり押し付けることになりますが、すみません」
「いえ、それはいいのですが……」
そんなことは、もうこの作戦を受け入れた時に覚悟を決めている。今更そこに不平不満を抱くことなどない。それよりも、ジュリアスはそのコウメイの言葉に違和感を抱いた。
今のコウメイの言い方は、龍牙騎士団以外の部隊――すなわち、コウメイと王下直轄部隊は城塞都市から離れるように聞こえる。
「お察しの通り、副長が城塞都市で作戦を進めている間、自分は王下直轄部隊を率いて別の任務に当たります。それが、自分がクラベールにまで来たもう1つの目的です」
ジュリアスの胸中を察したコウメイがそう言うと、疑問の視線を向けてくるジュリアスに向けてそのまま続ける。
「副長がフェスティアに手玉に取られた最大の要因――飛竜使いの確保です」
「っ!」
第2王女派が有する圧倒的な情報収集能力である飛竜使い。今後も激化するであろう第2王女派との戦いで、それを野放しにしておくわけにはいかない。次の戦いが始まる前に、必ず何とかしなければならない存在だ。
「第2王女派は、ただでさえ勇者やら新白薔薇騎士団やら無茶苦茶な戦力を持っています。、その上後出しじゃんけんみたいな真似を今後もされたら、いくら何でも勝ち目はありませんよ。実は飛竜使いの存在こそ勇者より何より真っ先に解決しないといけないんです。自分は、フェスティア部隊を退けるよりも、むしろそっちの方が重要だとずっと考えています」
「しかし、その飛竜使いの所在は……? 領内に残っているということですか?」
ジュリアスのその問いに、コウメイはゆっくりとうなずく。
「実は、先日の戦闘が始まってから、ずっと上空を警戒させて飛竜を追跡する部隊を配置しています。同時にフェスティア部隊を退けた直後からは、バーグランドとの領境にも警戒部隊を置いています」
城塞都市防衛戦開戦直後から、偵察のため城塞都市上空に姿を現した飛竜使いを、コウメイが言う追跡部隊はずっと追い続けていた。フェスティア部隊撤退後も、その追跡部隊は飛竜を追いかけていたのだが、飛行速度に優れる飛竜を、地上を走る馬で追い続けることは難しく、結局は途中で見失ってしまっている。
しかし、飛竜は速度がある反面体力は虚弱であり、飛行可能距離は決して長くない。
見失ってから今日まで、ずっと空を飛び続けることなど出来ているはずがない。満足に休息も出来ないこの状況では、普通に考えれば今は空を飛ぶ体力も尽きているはずだ。
飛竜が飛び去っていた方角と、領境に配置させている警戒部隊から飛竜がクラベール領を脱したという報告がないことから、飛竜使いは未だ領内に潜伏している可能性が高いだろう。
決着が付いてから、既に一週間以上が経過している。
もしも、飛竜が空を飛ぶ体力すら残っていないのであれば――
「飛竜は既に命を落としているかもしれませんね。決して頑強な生物ではありませんから」
ジュリアスの推察に、コウメイは同意するようにして首を縦に振る。
「だとしても、第2王女派にはまた別の飛竜を準備があるかもしれません。それならば、ここで飛竜使いを取り逃がしたら、依然として状況は変わらない。別の飛竜使いがいる可能性もありますが、そういった情報を得るためにも、とにかくこの好機に飛竜使いは絶対に確保しておきたい」
「しかし……まだ見つかっていないということは、既に領内から脱している可能性もあるのでは?」
そのジュリアスの疑問は最もだった。
フェスティア部隊を撃退した後も、コウメイは飛竜使いの捜索を継続させているが、行方は掴めていない。
しかし、少なくとも追跡部隊が最後に見失った場所と方角から、潜伏している可能性がある範囲は確実に狭めることが出来ている。
領境の警戒部隊からも飛竜の目撃報告がないことから、絶対ではないが飛竜使いはまだ領内に潜伏している可能性が高いと、コウメイは読んでいた。
コウメイはジュリアスが言う懸念の可能性を含みつつも
「うかうかしていると、すぐに第2王女派の再侵攻が始まります。そうなれば、もう飛竜使い捜索どころじゃない。だから、ここいらで一気に人員を投入します。飛竜使いという懸念だけは、必ず解消しておきたいんです」
潜伏場所のおおよその範囲は絞れているので、人海戦術で当たれば必ず見つけられるだろうと、コウメイは確信している。
「自分がここに残っていても、副長がてきぱきと進めるのをボーっと見ていることくらいしかなさそうですしね。ちょっと行ってきます」
まるでお使いにでも言ってくるような軽い調子だったが、その任務は決して軽いものではない。ジュリアスが託された作戦と同様に、コウメイが言う任務も今後の第2王女派との戦いを左右する重要なものだ。
「かしこまりました。気を付けて行ってきてください……とはいえ、王下直轄部隊のみでは少々不安ではありますね。捜索だけというなら充分でしょうが、飛竜使いの救出に出てきた第2王女派の部隊と接触する可能性がゼロではないと思うと、戦力的には心許ありません」
飛竜使いの重要性を考えれば、フェスティアがそれをしてくる可能性は十二分に考えられる。王下直轄部隊には、一応リューイやプリシティアといった実力者もいるが、今動かせる数は1000にも満たない。
フェスティアがどのくらいの規模の部隊を寄越して来るかは分からない。だからこそ、ジュリアスの言う通りあまりにも心許ない戦力だった。
すると、コウメイは急にオドオドと挙動不審な素振りを見せ始める。
「あー……ええと……それは、大丈夫。一応、城塞都市防衛戦の後詰めとして王都を後発させていた部隊が、ちょうどそろそろ到着するみたいだから、その部隊も一緒に連れて行こうと思っています……大丈夫かなぁ」
「後詰め部隊? 初耳ですが……そこまで準備されていたのですか? 一体誰の部隊です? まさか、カリオス殿下の……?」
思わぬコウメイの発言に、ジュリアスは眼を剥いて驚く。するとコウメイはどこか気まずそうに視線をそらしながら、もごもごと続ける。
「万が一防衛戦に負けて撤退することになった時に殿をお願いするつもりで……っていうか、あのまま王都に残したままにしていたら、多分自分の頭と胴体がさようならするか、身体を消し炭にされそうかの2択だったので仕方なくっていうか……うん。長い自粛生活でストレス溜まっているみたいだし、ここまで来て城塞都市に残していったら、いよいよ首を刎ね飛ばされて身体を蒸発させられないとも限らないし……仕方ない。仕方ないんだ」
「?」
言っている内に怯え始めて全身をガタガタを震わせるコウメイに、ジュリアスは訳が分からない顔をするしかなかった。……が、落ち着いてその言葉の内容を吟味してみると、コウメイが言う後詰め部隊の正体が容易に予想できた。
「まさか、その部隊というのは――」
ジュリアスがそれを口にする前に、その予想は的中していることが明らかになった。
「やっほー、コウメイさ! コウメイさのプリシティアが、訓練バカの魔の手から無事に逃げ延びて、満を辞してお連れしがたよー! 褒めてっちー!」
「ひいいいいいいいいっ!」
ノックもなしに勢いよくドアを開けて姿を現したのは、嬉しそうに満面の笑みを浮かべて元気な声を出すのはプリシティア。
それと同時に、コウメイは元帥とは思えない情けない悲鳴を上げる。
勿論コウメイが怯えているのは、すっかり側近として馴染んだ可愛らしい赤髪の護衛騎士ではない。
コウメイの視線はプリシティアを飛び越えて、その背後にいる人物ーー血のような色をした真紅のドレスに身を包んだ、見目麗しき金髪の姫。
「随分と久しぶりな気がするわねぇ、コウメイ~? さあ、私の獲物はぁ、どこかしらぁ~? 私の炎でぇ~、どんな無茶苦茶な連中だろうが、灰すら残さずこの世界から蒸発させてあげるわぁ~」
ゆっくりのんびりとした穏やかな口調で、とんでもなく物騒な発言をするその人物は--
カリオスの妹であり、リリライトの姉。
紅血騎士団統括、そして『鮮血の姫』の異名を持つ聖アルマイト王国第1王女ラミア=リ=アルマイトがコウメイ部隊に合流した。
「では、ジュリアス副長は城塞都市に残っていただき、このまま作戦を進めて下さい。現場指揮権はジュリアス副長に、実行部隊として龍牙騎士団全軍を配置します。……アイドラド侯の説得とか、その他も色々嫌な仕事ばかり押し付けることになりますが、すみません」
「いえ、それはいいのですが……」
そんなことは、もうこの作戦を受け入れた時に覚悟を決めている。今更そこに不平不満を抱くことなどない。それよりも、ジュリアスはそのコウメイの言葉に違和感を抱いた。
今のコウメイの言い方は、龍牙騎士団以外の部隊――すなわち、コウメイと王下直轄部隊は城塞都市から離れるように聞こえる。
「お察しの通り、副長が城塞都市で作戦を進めている間、自分は王下直轄部隊を率いて別の任務に当たります。それが、自分がクラベールにまで来たもう1つの目的です」
ジュリアスの胸中を察したコウメイがそう言うと、疑問の視線を向けてくるジュリアスに向けてそのまま続ける。
「副長がフェスティアに手玉に取られた最大の要因――飛竜使いの確保です」
「っ!」
第2王女派が有する圧倒的な情報収集能力である飛竜使い。今後も激化するであろう第2王女派との戦いで、それを野放しにしておくわけにはいかない。次の戦いが始まる前に、必ず何とかしなければならない存在だ。
「第2王女派は、ただでさえ勇者やら新白薔薇騎士団やら無茶苦茶な戦力を持っています。、その上後出しじゃんけんみたいな真似を今後もされたら、いくら何でも勝ち目はありませんよ。実は飛竜使いの存在こそ勇者より何より真っ先に解決しないといけないんです。自分は、フェスティア部隊を退けるよりも、むしろそっちの方が重要だとずっと考えています」
「しかし、その飛竜使いの所在は……? 領内に残っているということですか?」
ジュリアスのその問いに、コウメイはゆっくりとうなずく。
「実は、先日の戦闘が始まってから、ずっと上空を警戒させて飛竜を追跡する部隊を配置しています。同時にフェスティア部隊を退けた直後からは、バーグランドとの領境にも警戒部隊を置いています」
城塞都市防衛戦開戦直後から、偵察のため城塞都市上空に姿を現した飛竜使いを、コウメイが言う追跡部隊はずっと追い続けていた。フェスティア部隊撤退後も、その追跡部隊は飛竜を追いかけていたのだが、飛行速度に優れる飛竜を、地上を走る馬で追い続けることは難しく、結局は途中で見失ってしまっている。
しかし、飛竜は速度がある反面体力は虚弱であり、飛行可能距離は決して長くない。
見失ってから今日まで、ずっと空を飛び続けることなど出来ているはずがない。満足に休息も出来ないこの状況では、普通に考えれば今は空を飛ぶ体力も尽きているはずだ。
飛竜が飛び去っていた方角と、領境に配置させている警戒部隊から飛竜がクラベール領を脱したという報告がないことから、飛竜使いは未だ領内に潜伏している可能性が高いだろう。
決着が付いてから、既に一週間以上が経過している。
もしも、飛竜が空を飛ぶ体力すら残っていないのであれば――
「飛竜は既に命を落としているかもしれませんね。決して頑強な生物ではありませんから」
ジュリアスの推察に、コウメイは同意するようにして首を縦に振る。
「だとしても、第2王女派にはまた別の飛竜を準備があるかもしれません。それならば、ここで飛竜使いを取り逃がしたら、依然として状況は変わらない。別の飛竜使いがいる可能性もありますが、そういった情報を得るためにも、とにかくこの好機に飛竜使いは絶対に確保しておきたい」
「しかし……まだ見つかっていないということは、既に領内から脱している可能性もあるのでは?」
そのジュリアスの疑問は最もだった。
フェスティア部隊を撃退した後も、コウメイは飛竜使いの捜索を継続させているが、行方は掴めていない。
しかし、少なくとも追跡部隊が最後に見失った場所と方角から、潜伏している可能性がある範囲は確実に狭めることが出来ている。
領境の警戒部隊からも飛竜の目撃報告がないことから、絶対ではないが飛竜使いはまだ領内に潜伏している可能性が高いと、コウメイは読んでいた。
コウメイはジュリアスが言う懸念の可能性を含みつつも
「うかうかしていると、すぐに第2王女派の再侵攻が始まります。そうなれば、もう飛竜使い捜索どころじゃない。だから、ここいらで一気に人員を投入します。飛竜使いという懸念だけは、必ず解消しておきたいんです」
潜伏場所のおおよその範囲は絞れているので、人海戦術で当たれば必ず見つけられるだろうと、コウメイは確信している。
「自分がここに残っていても、副長がてきぱきと進めるのをボーっと見ていることくらいしかなさそうですしね。ちょっと行ってきます」
まるでお使いにでも言ってくるような軽い調子だったが、その任務は決して軽いものではない。ジュリアスが託された作戦と同様に、コウメイが言う任務も今後の第2王女派との戦いを左右する重要なものだ。
「かしこまりました。気を付けて行ってきてください……とはいえ、王下直轄部隊のみでは少々不安ではありますね。捜索だけというなら充分でしょうが、飛竜使いの救出に出てきた第2王女派の部隊と接触する可能性がゼロではないと思うと、戦力的には心許ありません」
飛竜使いの重要性を考えれば、フェスティアがそれをしてくる可能性は十二分に考えられる。王下直轄部隊には、一応リューイやプリシティアといった実力者もいるが、今動かせる数は1000にも満たない。
フェスティアがどのくらいの規模の部隊を寄越して来るかは分からない。だからこそ、ジュリアスの言う通りあまりにも心許ない戦力だった。
すると、コウメイは急にオドオドと挙動不審な素振りを見せ始める。
「あー……ええと……それは、大丈夫。一応、城塞都市防衛戦の後詰めとして王都を後発させていた部隊が、ちょうどそろそろ到着するみたいだから、その部隊も一緒に連れて行こうと思っています……大丈夫かなぁ」
「後詰め部隊? 初耳ですが……そこまで準備されていたのですか? 一体誰の部隊です? まさか、カリオス殿下の……?」
思わぬコウメイの発言に、ジュリアスは眼を剥いて驚く。するとコウメイはどこか気まずそうに視線をそらしながら、もごもごと続ける。
「万が一防衛戦に負けて撤退することになった時に殿をお願いするつもりで……っていうか、あのまま王都に残したままにしていたら、多分自分の頭と胴体がさようならするか、身体を消し炭にされそうかの2択だったので仕方なくっていうか……うん。長い自粛生活でストレス溜まっているみたいだし、ここまで来て城塞都市に残していったら、いよいよ首を刎ね飛ばされて身体を蒸発させられないとも限らないし……仕方ない。仕方ないんだ」
「?」
言っている内に怯え始めて全身をガタガタを震わせるコウメイに、ジュリアスは訳が分からない顔をするしかなかった。……が、落ち着いてその言葉の内容を吟味してみると、コウメイが言う後詰め部隊の正体が容易に予想できた。
「まさか、その部隊というのは――」
ジュリアスがそれを口にする前に、その予想は的中していることが明らかになった。
「やっほー、コウメイさ! コウメイさのプリシティアが、訓練バカの魔の手から無事に逃げ延びて、満を辞してお連れしがたよー! 褒めてっちー!」
「ひいいいいいいいいっ!」
ノックもなしに勢いよくドアを開けて姿を現したのは、嬉しそうに満面の笑みを浮かべて元気な声を出すのはプリシティア。
それと同時に、コウメイは元帥とは思えない情けない悲鳴を上げる。
勿論コウメイが怯えているのは、すっかり側近として馴染んだ可愛らしい赤髪の護衛騎士ではない。
コウメイの視線はプリシティアを飛び越えて、その背後にいる人物ーー血のような色をした真紅のドレスに身を包んだ、見目麗しき金髪の姫。
「随分と久しぶりな気がするわねぇ、コウメイ~? さあ、私の獲物はぁ、どこかしらぁ~? 私の炎でぇ~、どんな無茶苦茶な連中だろうが、灰すら残さずこの世界から蒸発させてあげるわぁ~」
ゆっくりのんびりとした穏やかな口調で、とんでもなく物騒な発言をするその人物は--
カリオスの妹であり、リリライトの姉。
紅血騎士団統括、そして『鮮血の姫』の異名を持つ聖アルマイト王国第1王女ラミア=リ=アルマイトがコウメイ部隊に合流した。
0
お気に入りに追加
78
あなたにおすすめの小説
東方並行時空 〜Parallel Girls
獣野狐夜
ファンタジー
アナタは、“ドッペルゲンガー”を知っていますか?
この世には、自分と全く同じ容姿の人間“ドッペルゲンガー”というものが存在するそう…。
そんな、自分と全く同じ容姿をしている人間に会ってみたい…そう思ってしまった少女達が、幻想入りする話。
〈当作品は、上海アリス幻樂団様の東方Projectシリーズ作品をモチーフとした二次創作作品です。〉
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
この争いの絶えない世界で ~魔王になって平和の為に戦いますR
ばたっちゅ
ファンタジー
相和義輝(あいわよしき)は新たな魔王として現代から召喚される。
だがその世界は、世界の殆どを支配した人類が、僅かに残る魔族を滅ぼす戦いを始めていた。
無為に死に逝く人間達、荒廃する自然……こんな無駄な争いは止めなければいけない。だが人類にもまた、戦うべき理由と、戦いを止められない事情があった。
人類を会話のテーブルまで引っ張り出すには、結局戦争に勝利するしかない。
だが魔王として用意された力は、死を予感する力と全ての文字と言葉を理解する力のみ。
自分一人の力で戦う事は出来ないが、強力な魔人や個性豊かな魔族たちの力を借りて戦う事を決意する。
殺戮の果てに、互いが共存する未来があると信じて。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる