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第2章『クラベール城塞都市決戦』編
第111話 有言実行
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ニーナは、クラベール城塞都市へ移動してからは、執務室と同じく寝室もアイドラド邸内に準備されていた。ジュリアスなどに準備されているのと同じ、いわゆる貴賓室というやつであり、中は広く豪華な調度品で彩られている。ニーナのこれまでの生活レベルとは大きくかけ離れたものだった。
住居にはあまりお金を掛けるタイプではないニーナは、そこにあまり興味は惹かれなかったが、今日この時のシチュエーションを迎える場所としては、とてもロマンチックで贅沢な気分になる。将軍へと昇進させてくれたコウメイやこの部屋を準備してくれたアイドラドに、胸の内で感謝する。
部屋の中には、バスルームも設けられている。
今のこの部屋の主人であるニーナは、脱衣所にて服を脱いでいた。そして身体にタオルを巻くと、既にシャワーの音が響いているルーム内へとそっと入り込む。
「た、隊長っ……?」
中ではアンリエッタがシャワーを浴びていた。気づかれないように入ろうとしたが、勘の良いアンリエッタには気づかれてしまったようだ。
「ま、待っててって言ったじゃないですか……!」
「だって、待ちきれなかったんだも~ん。一緒に入りましょうよ」
「あっ……ちょっ……!」
シャワーを浴びているアンリエッタの身体を、ニーナは後ろから抱きしめる。
「うっ……ううっ……ダメですってば。汗臭いから、シャワー浴びてからって言ったじゃないですかぁ……」
ニーナの腕の中で顔を赤くしながら、弱弱しく言うアンリエッタ。普段の堂々とした姿からは考えられないような、小動物のようだった。そんなアンリエッタの仕草に、ニーナはきゅんきゅんと胸をときめかせてしまう。
「え~、別に一緒にお風呂に入るくらいいいじゃない。私も汗流したいもの」
「う、う……だって、一緒に入ったら、絶対にエッチなことするじゃないですか……あうっ」
そう言っている端から、ニーナはアンリエッタの小さな耳を唇で食む。
「ほ、ほらぁ……んっ、くすぐったい……!」
「だって、アンリってば可愛いんだもの。はむ……ん……ちゅ……」
「ん、ふ……あっ、舐められて……音が……っんん!」
同性どころか異性との交わりすらもったことのないアンリエッタは、当然他人に耳を舐られたことなどない。ニーナもそれを承知しており、わざとその音を聞かせるようにしながら、舌をねっとりと這わせてアンリエッタの耳を責める。
ビクビクとその小さな身体を震わせるアンリエッタは、ニーナを振りほどこうとする力が全身から抜けて落ちてしまう。そんなアンリエッタの身体の前に手を伸ばしていくと、お腹を優しく擦るようにしながら、その控えめな胸の膨らみに触れていく。
「嬉しいわ、アンリ。まさか貴女から誘ってくれるなんて」
「い、言い方っ……! だって、もう私は部隊から離れるから……隊長がずっとそういうことしたいって言うから……お世話になったお礼という意味で、1回だけです! わ、私だって本当は女の人の趣味なんてないんですからね!」
心外だと言わんばかりに、むきになって訴えるアンリ。
(分かってる、分かってる。お礼だもんね。1回だけね。そのアンリの気持ちだけで嬉しいわ)
「ぐへへへへ。その1回だけで、百合に目覚めさせて、私の身体無しでは生きていけなくしてやる~。うひひひひひい~」
「た、建前と本音が逆っ……ひゃんっ!」
アンリエッタの身体を這うニーナの手が、胸の双丘を揉みしだき始める。
何人もの、どんな女性をも快楽に酔わせてきたそのしなやかな手つきは、未経験であるアンリエッタですらも例外ではなく、瞬く間に女としての快感を与えていく。
「んっ……ふっ……た、隊長ぉ……」
自分でも驚くくらいの蕩けた声を出してしまうアンリエッタだったが、そのニーナの手を払えない。
「ふふ……可愛い。ぺろ……」
羞恥に顔を染めながら快楽に悶えるアンリエッタの反応を楽しむようにしながら、彼女の頬をそのピンク色の舌で舐っていくニーナ。そしてアンリエッタの顎を持って、こちらの方に向かせると。
「あ、や……き、キス……ん」
「ん……ちゅ……」
唇を重ね合わせるニーナ。
触れ合わせた唇を少しずつずらしながら、アンリエッタの上唇と下唇を堪能するように吸う。そして何度も何度も啄むように、優しいキスを繰り返していく。
(ん……すご……キスって……柔らかい……)
ニーナにされるがままに唇を吸われるアンリエッタの瞳がトロンとしてくるのを感じると、ニーナは舌を伸ばし始めて、アンリエッタの唇を舐り始める。
「んっ……!」
「力を抜いて。大丈夫よ」
未知の感覚に、反射的に力を入れてしまうアンリエッタ。そんなアンリエッタの緊張をほぐすように、ゆっくりと優しくアンリエッタの唇を舌でなぞりながら、やがてアンリエッタの口内へ舌を入れて良く。
「んんぅっ……? やだ、汚い……!」
「これが大人のキスよ……ふふ、本当に可愛いんだから♪」
とことん初心な反応を見せるアンリエッタに、心底嬉しそうに笑うニーナ。少し抵抗を見せるアンリエッタにやや強引に舌を割り入れると、アンリエッタの歯や歯茎をねっとりと舐っていきながら、いよいよ舌を触れ合わせていく。
「っんんんん!」
舌と舌が触れ合った瞬間、アンリエッタの鼓動がドクンと高鳴り、身体全身に電撃が走ったような感覚になる。
(な、なにこれ……隊長の舌が触れたら、私っ……)
「敏感なのね……そういう娘、好きよ」
熱い吐息を吐きながらニーナが囁くと、ニーナは激しくアンリエッタの唇に吸い付くと、深く舌を差し入れる。そしてゆっくりと、そして徐々に舌の動きを激しくしていき、アンリエッタの舌を絡めていく。
「~~~っ! んんっ……ん~っ!」
しっかりとニーナに抱きしめられながら、その腕の中でビクビクと身体を震わせるアンリエッタ。初めての他人との粘膜同士の接触に思考が付いていけていない彼女に、ニーナは更に双丘の先端部を指で捏ねるようにして刺激を与えていく。
「んんんんっ! んふ~……んんんっ……」
「んむ……れろ……っぷはぁ……ふふ、ココが硬くなってるの、自分でもわかる? エッチな気持ちになると、ココってこんなに硬くなるのよ? ほら、ほら……」
「あんっ! あぁぁんっ! そんなにコリコリしたらやぁ……ああん! もうやだ! エッチやだよぉ~! 恥ずかしい! わあああんっ!」
卓越したニーナの手管で、強制的に羞恥を快楽で上書きされてしまうアンリエッタは混乱してしまい、子供のように泣き始めてしまう。
そんなアンリエッタを見ると、更にニーナは興奮して、喜悦に表情を歪める。
「あ~んっ、可愛い! 本当に可愛すぎるっ! すぐにその泣き顔をだらしないアヘ顔に変えてあげるわねっ! はぁっ、はぁっ!」
「い、いやぁぁぁ……変態っ……!」
それは本気で嫌がっているような感じだったが、目の色が変わっているニーナは全く意に介していない。
「もう1回キスしましょ♪ 今度はアンリも舌を伸ばして……ん、ちゅ……そうよ、上手」
「はふ……れろ……ちゅ……」
再び顎を持たれて口づけをされるアンリエッタ。乳房への愛撫も変わらず続いており、乳首を指で刺激されながら、アンリエッタは言われるがままに舌を伸ばし、今度は口の外で舌を絡めませ合う。
何をどうしていいか分からないアンリエッタは、何も考えられない状態で、激しく絡みついてくるニーナの舌に合わせるように、たどたどしい動きで舌を動かす。
それは徐々に激しく、官能的に、まるで蛇がくねるように2人はお互いを求めるように舌を絡ませていくようになる。
「~~っ♡ っ♡ ♡」
濃厚な舌の絡め合いに、アンリエッタは羞恥とは違う意味で瞳が濡れてきており、表情も緩んでくる。
「はぁ、はぁ……すご……んれろぉ……や、やら……舌しゃぶらないで……んれぇぇ♡」
抵抗も出来ずに、ニーナに貪られるまま舌をしゃぶられるアンリエッタ。ニーナはとことんそれを味わい尽くすと、今度は逆に自らの舌をアンリエッタの口内に差し出す。
「んっ……んっ……♡」
するとアンリエッタは言われるまでもなく、ニーナの真似をするように彼女の舌をしゃぶり始める。不慣れでぎこちない動きだったが、その熱心さだけで、ニーナの胸は激しくときめく。
「っぷは……はぁ、はぁ……た、隊長ぉ……頭がボーっとして……っひゃん! 胸、コリコリされるの気持ちよくなって……っああん!」
「いいの。もっとたくさんキスして、一緒におかしくなりましょう。さ、舌を出して」
「んれぇぇ……」
もはやニーナの指示に素直に従うアンリエッタは、言われるがままに舌を一杯に伸ばす。するとニーナは溜めた唾液をその舌の上に垂らす。
「口の中で、クチュクチュしてよ~く味わって。女の子の味よ♪」
「ん……くちゅ……くちゅ……んぐっ……ごくんっ」
本当に素直に指示の通りに喉を鳴らすアンリエッタの頬を、ニーナは愛おしそうに撫でる。
「どう?」
「っはぁ……はぁ……隊長の味と匂いが……私の中に入って……こ、こんな不潔なことしているのに……すごく、嬉しくなってきちゃいます……!」
「私にも、アンリをちょうだい」
そう囁きながら、ニーナはアンリエッタの顔の舌で舌を伸ばす。そうしてニーナに見上げられるアンリエッタは、ドクドクと心臓を高鳴らせていく。
(わ、私の唾も……隊長に……)
長く伸びるニーナのピンク色の美しい舌ーーアンリエッタは目を細めながら、溜めた唾をその上に落としていく。
「ん……す、すご……糸引いちゃって……隊長ぉ……」
「んっ……んん……アンリ……もっろ……もっろちょうらい……ぢゅ~~! ぢゅるるるっ!」
舌の上に溜まっていく唾液の糸を辿っていくように、ニーナはそのままアンリエッタの唇に吸い付くと、音を立てながら貪っていく。
「んむ゛っ……んぢゅ……ん゛ん゛ん゛っ~!」
(す、すごい……隊長と私のが混ざり合って……どんどん口の中に入って……溢れて……私のも隊長の中に……)
「はふっ……れろ……アンリ……アンリ……」
「た、隊長……ごくんっ……んぐ……れろれろ……もっと、舌……唾下さいっ! すごいの、キス! 大人のキス、すごい……んちゅ……はぁ、はぁ……れろぉぉ」
バスルームの中、貪り合うようにお互いの唇を、舌を、唾液を貪り合うニーナとアンリエッタ。
10分以上、たっぷりと濃厚なキスを終えた後、二人は口の周りをお互いの唾液でベトベトにしながら、頬を赤く染めていた。
「続きは、ベッドでやりましょ?」
「は、はい♡ ニーナ隊長ぉっ……♡」
▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
場所をベッドに移動した後、アンリエッタの全身にニーナの舌が這いまわる。
「っん! んんっ……あああぁっ……」
「どう? これでもまだ女同士は汚い? 不潔かしら?」
アンリエッタのうなじを、鎖骨を、背中を、腹を、脇を、太ももへと舌を這わせていくニーナは、彼女が敏感にビクビクと身体を震わせるを見て、意地悪そうに聞いた。
「ふっ……ううっ……い、意地悪ぅ……」
「どうかしら? ちゃんと言わないと、ここはお・あ・ず・け~♪」
小振りなアンリエッタの乳房の先端、その乳輪部分を焦らすように舌で責め始める。決してその突起部には刺激が伝わらない絶妙な舌遣いだった。
「は、はうぅ……き、汚く……ない、です」
「ふふっ、良かったぁ。それじゃ気持ちいい? 私の舌、気持ちいいのね? 身体舐められて、気持ちよくなっちゃってるのね?」
「うわぁぁぁんっ! この人、やっぱり変態っ!」
優しいことは優しいのだが、随所にこうしたニーナの変態性を挟み込まれると、羞恥と本能の中でアンリエッタは混乱して泣き始めてしまう。
しかし、熟練したニーナの手つきに、未経験であるアンリエッタが抗えるはずもなく。
「き、気持ちいい……です」
「だめよぉ、ちゃんと言わないと。誰の、何が、何して気持ちいいの? はい、どうぞ」
「う、ぐぐ……」
悔しそうに唸るが、さんざんに焦らされたアンリエッタは、もうニーナの手の平の上で踊るしかない。
「隊長の……舌で……舐められるのが、気持ちいいですっ! ……っんあ!」
アンリエッタがきちんと言うと、すぐにニーナの舌が乳首を責め立て始める。舌で舐め上げて、円を描くように刺激し、そして口に含んで吸い上げる。
「っんん! んふっ……ふうっ……!」
ビクっ、ビクっと身体を震わせるアンリエッタ。焦らされた身体は、その敏感な場所への刺激を渇望しており、既に硬く尖っていた。そこに感じたニーナの甘い舌と唇の感触は何よりも甘美だった。
「よくできましたーーって言いたいところだけど、こういう時に”隊長”は萎えるなぁ~。っていうか、そもそも将軍だし……って、そうじゃなくて! こういう時はお姉様っていうの。オーケイ?」
「お、お姉様って……別に私とたいちょーー将軍は姉妹じゃ……きゃんっ!」
口答えをしようとするニーナはお仕置きといわんばかりに、もう片方の乳首を指でコリコリと捏ね始める。
「いいから、そういうものなの。百合百合している時は、そう呼ぶのがルールなの。ぶっちゃけ、私の性癖。レズセックスしてるとき、そう呼ばれると興奮するのよね~♪」
「も、もうやだっこの変態っ! 普通にしてぇ……」
根本的な部分は変わっていないというか、やはりニーナはニーナのままのようだった。アンリエッタはぐすぐす泣きながらも、完全にニーナに遊ばれているアンリエッタは、身も心も蕩けさせてしまっており
「お、お姉様の舌っ……気持ち、いいですっ!」
そうして、あの真面目なアンリエッタが快楽に屈して羞恥の言葉を吐くと、ニーナは背筋をゾクゾクとさせてしまう。
「あ~ん、本当に可愛いわアンリ♡ こんな可愛い娘、未だかつていたかしら。ふふ……それじゃ、いよいよ」
舌でアンリエッタの乳房を弄んでいたニーナは、そこから下に降りていき、アンリエッタの腹を通って下腹部へと舌を這わせていく。
「んっ……あっ……そこは……」
「ん……れろ……興奮してているのね。汗の味、しょっぱくて……ふふ、おいしい♪」
アンリエッタの太ももへとねっとりと舌を舐らせていき、徐々に足の付け根の方へ上がっていく。焦らすような舌の動きで内ももの微妙な部分で舌を躍らせながら、やがてそれは更にその中心部の茂みへと近づいていく。
「あっ……すごいわ、アンリ。シーツに染みが出来るくらいトロットロよ。私の舌で、こんなに感じてくれていたのね」
「うっ……ううっ……恥ずかしくて死にそう……っ!」
アンリエッタの両足を開かせて、その敏感な部分を凝視するニーナ。アンリエッタが確かに感じている証拠の蜜が溢れ出ているのを見て、ニーナはこらえきれなくなったのが、指で自らの秘部を慰め初め、そしてそのままアンリエッタの秘裂を愛し始める。
「くはぁっ……! だ、大事なトコロ……舐められて……あんっ! あぁんっ!」
「れろ……れろ……すごい、どんどん溢れてくるわ。どう、聞こえる? 貴女のここの、いやらしい音……くちゅくちゅ」
「っひゃああああん! あっ、あっ! んあああぁ~!」
羞恥心を煽る様にして、音を立てるように啜り、舌を暴れさせるようにしてアンリエッタの秘裂を責め立てるニーナ。そう言っているニーナも、自分の秘部を音を立てるようにして、自ら責め立ていた。
「ひんっ……ひんっ……!」
ニーナの舌が躍るのに合わせて、甘い声を上げていたアンリエッタが、再び泣き始める。身体はすっかり快感に順応し始めていて、アンリエッタも悦んでいたはずだが……と、ニーナがアンリエッタの秘部から顔を上げると、舌から愛液の糸が伸びる。
「だ、大丈夫? ひょっとして、本気で嫌だった?」
若干焦りながら、ニーナはアンリエッタの上に覆いかぶさるようにして聞くと、アンリエッタは涙を流しながら
「わ、私……変態になっちゃったぁ。アソコ舐められて……しかも女の人に……それで気持ちよくなるなんて、もう変態です。お姉様のせいですよぉ、うわあああん」
まるで子供のように泣きじゃくり始めるアンリエッタの新鮮な反応に、ニーナはきゅんきゅんと胸をときめかせてしまう。
「っきゃあああ! かっっわいいぃぃ~~! いいのよ、変態で! ニーナお姉様は変態大好きだからっ♪ ていうか、私が変態だし♪ だから、もっと一緒に気持ちよくなりましょ」
と言いながら、ニーナは腰を押し込むようにすると、お互いの秘部を密着するように押し当てていく。
「っひあぁ……な、何をするんですかぁ?」
「これが女同士のセックスなのよ……ふふふ、たくさん可愛い声を聴かせてね」
アンリエッタの頬を撫でながらニーナが妖艶な笑みを浮かべると、ゆっくりと腰を動かしてお互いの秘部を擦リわせ始める。
「っんん! っ? はぁぁっ……んいいいっ!」
「あんっ……ふふ、気持ちいいでしょう? っああ……アンリのここすごくヌルヌルで……すごく気持ちいいわ」
お互いの愛液を潤滑油としながら、ニーナは最初は優しく、しかし徐々に自分自身も制御がつかなくなってきたのか、速く激しく腰を動かして、刺激を強めていく。
「あっ……あぁぁっ! き、気持ちいいっ! お姉様のセックス、気持ちいいっ!」
(堕ちた♪)
ビクビクと震えながら悦びの声を上げるアンリエッタに、ニーナは瞳を光らせてニヤリと笑う。そしてアンリエッタの背中に手を回して上半身を起こすようにすると、お互いが座ったまま互いの秘部を密着する形になる。
「ん、あ……」
「アンリも腰を動かして……貪り合うようなセックスを楽しみましょ♪」
ニーナもアンリエッタも後ろに手をついて、お互いの腰を押し付け合うようにして腰を動かし始める。
「んっ……あっ……そう、上手よアンリ。そうやって私の動きに合わせて……あんっ! 気持ちいいっ!」
「あんっ! あんっ! 腰が勝手に動いちゃうっ! 一緒に動かすと、すごく気持ちいい! 気持ちいいのお! こんなの初めてぇっ!」
初めての女同士の行為に、遂にアンリエッタは羞恥を快楽で塗りつぶされる。ニーナに動きに合わせて腰をくねらせて、自分が気持ちよくなるように、そしてニーナが気持ちよくなるように緩急を付けながら秘部を擦りつけていく。
「どこが気持ちいいのかしら? 愛するお姉様に教えて? ね、アンリ?」
「お、おまんこぉぉ! おまんこ、おまんこ! 愛するとお姉様とおまんこキスするの、すっっっっごい気持ちいい! ああ、お姉様っ……好き、好き♡」
アンリエッタは腕を伸ばすと、ニーナの首に腕を回して顔を近づけていく。
「キ、キス……大人のキス……お姉様ぁ♡」
舌を伸ばして唇を求めてくるアンリエッタに、ニーナも赤い顔をしながら
「ふふ……れろ……ん……」
舌を伸ばしていき、お互いの舌が触れあうと、貪るような激しいキスを交わしていく。
そしてお互いが背中に腕を回して、身体を密着させ、グチュグチュと音を立てながら互いの秘部を擦り合わせていく。
「んひゃっ……ひゃうっ……れろれろ……お姉様、好き好き♡ 大好き♡ ん~……ちゅっ、ちゅっ……大好きなのぉ♡ 好きすぎて、飛んじゃいそぉ……飛ぶ、飛ぶ♡ お姉様、好きぃぃぃ♡」
「あむ……んっ……はぁぁ……アンリ……そ、そんな好き好き言われたら私も……あああ~♡ 好きよ、アンリ♡ 私も好き♡ 大好き♡ あっ、あっ……イキそ♡ イクわっ♡ 一緒に……っあああ~! いっくううううう!」
その一瞬前に、2人はお互いに瞳を見つめ合わせて、そして唇を触れ合わせた瞬間、腰の動きが止まってビクンを大きく跳ねたあと、カクカクと痙攣する。
「はぁ……はぁー、はぁー……ぅああ……す、すご……めっちゃ興奮したぁ……」
責めて側だったニーナが、珍しく唾をつぅーと垂らしながら、焦点の合わない瞳で絶頂の余韻に浸っていた。それはアンリエッタもそうだったようで、生まれて始めての快感に、呆然自失としているようだった。
「ふぅ……でも、アンリがこんなにエッチな娘だったなんて--ま、私には分かっていたけど。何にしろ良い思い出にはなったわ。王下直轄部隊に行ってもがんば……んむ?」
そうやって、絶頂の余韻で脱力していたアンリエッタの髪を優しく撫でていたニーナだったが、突然起き上がってきたアンリエッタに唇を塞がれる。
「ん、む……む……ぷはぁ……」
そしてニーナの唇を味わうように、ねっとりと舌で舐った後に唇を離す。すると、今までに見せたことのないよな妖艶な笑みでニーナを見つめていて
「1回だけなんて勿体ないです……転属まで5日もあるんですからぁ、ずっとお姉様と愛し合っていたいですぅ♡」
「ん~と……」
そんなラブラブな熱視線を受けて、ニーナは気まずそうに視線を逸らす。
『アンリみたいなツンデレって、1回快感を知っちゃうと、その後は超淫乱になるタイプなのよ。私の経験上間違いないわ。1回だけでもどうかしら? 私ならその1回だけで、貴女をドロドロの百合の世界へハマらせる自信が--』
「もっと、もっと私に気持ちいいこと教えて下さい。百合ってすごく気持ちよくて幸せになっちゃうんですね。はぁぁ……私、ハマっちゃいそぉ♡ お姉様、好き好き♡ ちゅっ、ちゅっ♡」
そうして甘えてくるように何度もアンリエッタからのキスを受けながら、有言実行した自分に
(よくやった私! こうなったら残り5日かけて、私無しでは生きていけない身体にしちゃお♪ やらなきゃいけないことたくさんあるけど、まあ全部ゴーガン君に任せればいいや♪ コウメイ元帥も許してくれるでしょ♪)
そんな、後先のことをよく考えないで目先の欲望に目が眩むという、龍牙騎士の風上にもおけないことを考えるニーナ。
「じゃ、次はシックスナインでもしてみる? お互いのオマンコを一緒に舐め合うのよ」
「な、なにそれっ♡ す、すごい気持ちよさそうです……あ、考えただけでもオマンコが……♡」
他の何者も入り込めないドロドロとした女同士の夜が更けていくのだった。
▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
――翌朝。
爽やかな朝の光が窓から差し込んでくる。
ニーナは、その眩しい光を浴びながらカップを片手に熱いコーヒーを喉に流し込んでいた。
窓を開けると清々しい新鮮な空気が部屋の中へ流れ込んできて、朝の訪れを知らせる小鳥たちの、ちゅんちゅんという囀りが聞こえてくる。
「――ふ」
意味深に笑うニーナは、部屋の中のベッドへ視線を滑らせる。さっきまで自分も眠っていたそこには、アンリエッタが寝息を立てていた。
「えへへへ……お姉様ぁ……えへへ」
至福の表情を浮かべながら、唾液を垂らして、アンリエッタが寝言を言う姿を見てからニーナは再び窓の外へ振り返る。
――眩しい。
「また、女の子を百合の世界に引きずり込んでしまった。私ってば、なんて罪深い女だろう」
遠い目をしながら、しかしどこか嬉しそうに言うニーナ。するとベッドの方で衣擦れの音が聞こえて、ベッドの方へ振り返る。どうやらアンリエッタが目覚めたようだ。
「――うう……ぐすっ……ぐす」
そしてニーナと目が合った瞬間、突然に泣き崩れる。ニーナはそのまま黙ってベッドの方へ歩み寄ると、ベッドの上に腰かける。
「ふぅ~……中々良かったわよ、アンリ」
「うわああああんっ! 私、私……あんな恥ずかしいこと、自分から……もうお嫁にいけないよぉ」
なんか一夜の過ちを犯した感じになっているが、ニーナは至極満足しているようだった。
落ち着いて(コーヒーで)一服している間も一向に泣き止まないアンリエッタに、ニーナはコーヒーカップをチェストに置くと、そのままアンリエッタの肩を押して、彼女をそのまま押し倒す。
「っひゃ? ち、ちょっと……隊長? 起きたばっかりなんですけど?」
「ふふ、可愛いぜアンリ。こんな首筋を撫でただけで感じるなんて、そんないけないコにはお仕置きしてやらなきゃな」
「ひゃうううっ……」
何故だかイケメン口調になったニーナがアンリエッタの首筋を撫でると、アンリエッタはそれだけでビクビクと身を震わせる。
「あっ、あっ……お、お姉様ぁ……」
「朝っぱらから、気持ちいいことたくさんしましょ」
目を細めてそう言うニーナとうっとりとニーナを見つめるアンリエッタは、そのまま身体を絡め合わせて、朝から快楽を貪り始める。
その後、怒りのゴーガンが部屋にやってくるまで、その行為は止まらなかったとかなんとか。
こうして、アンリエッタ=スノウヴィーは龍牙騎士団ニーナ部隊から王下直轄部隊へ転属となった。
住居にはあまりお金を掛けるタイプではないニーナは、そこにあまり興味は惹かれなかったが、今日この時のシチュエーションを迎える場所としては、とてもロマンチックで贅沢な気分になる。将軍へと昇進させてくれたコウメイやこの部屋を準備してくれたアイドラドに、胸の内で感謝する。
部屋の中には、バスルームも設けられている。
今のこの部屋の主人であるニーナは、脱衣所にて服を脱いでいた。そして身体にタオルを巻くと、既にシャワーの音が響いているルーム内へとそっと入り込む。
「た、隊長っ……?」
中ではアンリエッタがシャワーを浴びていた。気づかれないように入ろうとしたが、勘の良いアンリエッタには気づかれてしまったようだ。
「ま、待っててって言ったじゃないですか……!」
「だって、待ちきれなかったんだも~ん。一緒に入りましょうよ」
「あっ……ちょっ……!」
シャワーを浴びているアンリエッタの身体を、ニーナは後ろから抱きしめる。
「うっ……ううっ……ダメですってば。汗臭いから、シャワー浴びてからって言ったじゃないですかぁ……」
ニーナの腕の中で顔を赤くしながら、弱弱しく言うアンリエッタ。普段の堂々とした姿からは考えられないような、小動物のようだった。そんなアンリエッタの仕草に、ニーナはきゅんきゅんと胸をときめかせてしまう。
「え~、別に一緒にお風呂に入るくらいいいじゃない。私も汗流したいもの」
「う、う……だって、一緒に入ったら、絶対にエッチなことするじゃないですか……あうっ」
そう言っている端から、ニーナはアンリエッタの小さな耳を唇で食む。
「ほ、ほらぁ……んっ、くすぐったい……!」
「だって、アンリってば可愛いんだもの。はむ……ん……ちゅ……」
「ん、ふ……あっ、舐められて……音が……っんん!」
同性どころか異性との交わりすらもったことのないアンリエッタは、当然他人に耳を舐られたことなどない。ニーナもそれを承知しており、わざとその音を聞かせるようにしながら、舌をねっとりと這わせてアンリエッタの耳を責める。
ビクビクとその小さな身体を震わせるアンリエッタは、ニーナを振りほどこうとする力が全身から抜けて落ちてしまう。そんなアンリエッタの身体の前に手を伸ばしていくと、お腹を優しく擦るようにしながら、その控えめな胸の膨らみに触れていく。
「嬉しいわ、アンリ。まさか貴女から誘ってくれるなんて」
「い、言い方っ……! だって、もう私は部隊から離れるから……隊長がずっとそういうことしたいって言うから……お世話になったお礼という意味で、1回だけです! わ、私だって本当は女の人の趣味なんてないんですからね!」
心外だと言わんばかりに、むきになって訴えるアンリ。
(分かってる、分かってる。お礼だもんね。1回だけね。そのアンリの気持ちだけで嬉しいわ)
「ぐへへへへ。その1回だけで、百合に目覚めさせて、私の身体無しでは生きていけなくしてやる~。うひひひひひい~」
「た、建前と本音が逆っ……ひゃんっ!」
アンリエッタの身体を這うニーナの手が、胸の双丘を揉みしだき始める。
何人もの、どんな女性をも快楽に酔わせてきたそのしなやかな手つきは、未経験であるアンリエッタですらも例外ではなく、瞬く間に女としての快感を与えていく。
「んっ……ふっ……た、隊長ぉ……」
自分でも驚くくらいの蕩けた声を出してしまうアンリエッタだったが、そのニーナの手を払えない。
「ふふ……可愛い。ぺろ……」
羞恥に顔を染めながら快楽に悶えるアンリエッタの反応を楽しむようにしながら、彼女の頬をそのピンク色の舌で舐っていくニーナ。そしてアンリエッタの顎を持って、こちらの方に向かせると。
「あ、や……き、キス……ん」
「ん……ちゅ……」
唇を重ね合わせるニーナ。
触れ合わせた唇を少しずつずらしながら、アンリエッタの上唇と下唇を堪能するように吸う。そして何度も何度も啄むように、優しいキスを繰り返していく。
(ん……すご……キスって……柔らかい……)
ニーナにされるがままに唇を吸われるアンリエッタの瞳がトロンとしてくるのを感じると、ニーナは舌を伸ばし始めて、アンリエッタの唇を舐り始める。
「んっ……!」
「力を抜いて。大丈夫よ」
未知の感覚に、反射的に力を入れてしまうアンリエッタ。そんなアンリエッタの緊張をほぐすように、ゆっくりと優しくアンリエッタの唇を舌でなぞりながら、やがてアンリエッタの口内へ舌を入れて良く。
「んんぅっ……? やだ、汚い……!」
「これが大人のキスよ……ふふ、本当に可愛いんだから♪」
とことん初心な反応を見せるアンリエッタに、心底嬉しそうに笑うニーナ。少し抵抗を見せるアンリエッタにやや強引に舌を割り入れると、アンリエッタの歯や歯茎をねっとりと舐っていきながら、いよいよ舌を触れ合わせていく。
「っんんんん!」
舌と舌が触れ合った瞬間、アンリエッタの鼓動がドクンと高鳴り、身体全身に電撃が走ったような感覚になる。
(な、なにこれ……隊長の舌が触れたら、私っ……)
「敏感なのね……そういう娘、好きよ」
熱い吐息を吐きながらニーナが囁くと、ニーナは激しくアンリエッタの唇に吸い付くと、深く舌を差し入れる。そしてゆっくりと、そして徐々に舌の動きを激しくしていき、アンリエッタの舌を絡めていく。
「~~~っ! んんっ……ん~っ!」
しっかりとニーナに抱きしめられながら、その腕の中でビクビクと身体を震わせるアンリエッタ。初めての他人との粘膜同士の接触に思考が付いていけていない彼女に、ニーナは更に双丘の先端部を指で捏ねるようにして刺激を与えていく。
「んんんんっ! んふ~……んんんっ……」
「んむ……れろ……っぷはぁ……ふふ、ココが硬くなってるの、自分でもわかる? エッチな気持ちになると、ココってこんなに硬くなるのよ? ほら、ほら……」
「あんっ! あぁぁんっ! そんなにコリコリしたらやぁ……ああん! もうやだ! エッチやだよぉ~! 恥ずかしい! わあああんっ!」
卓越したニーナの手管で、強制的に羞恥を快楽で上書きされてしまうアンリエッタは混乱してしまい、子供のように泣き始めてしまう。
そんなアンリエッタを見ると、更にニーナは興奮して、喜悦に表情を歪める。
「あ~んっ、可愛い! 本当に可愛すぎるっ! すぐにその泣き顔をだらしないアヘ顔に変えてあげるわねっ! はぁっ、はぁっ!」
「い、いやぁぁぁ……変態っ……!」
それは本気で嫌がっているような感じだったが、目の色が変わっているニーナは全く意に介していない。
「もう1回キスしましょ♪ 今度はアンリも舌を伸ばして……ん、ちゅ……そうよ、上手」
「はふ……れろ……ちゅ……」
再び顎を持たれて口づけをされるアンリエッタ。乳房への愛撫も変わらず続いており、乳首を指で刺激されながら、アンリエッタは言われるがままに舌を伸ばし、今度は口の外で舌を絡めませ合う。
何をどうしていいか分からないアンリエッタは、何も考えられない状態で、激しく絡みついてくるニーナの舌に合わせるように、たどたどしい動きで舌を動かす。
それは徐々に激しく、官能的に、まるで蛇がくねるように2人はお互いを求めるように舌を絡ませていくようになる。
「~~っ♡ っ♡ ♡」
濃厚な舌の絡め合いに、アンリエッタは羞恥とは違う意味で瞳が濡れてきており、表情も緩んでくる。
「はぁ、はぁ……すご……んれろぉ……や、やら……舌しゃぶらないで……んれぇぇ♡」
抵抗も出来ずに、ニーナに貪られるまま舌をしゃぶられるアンリエッタ。ニーナはとことんそれを味わい尽くすと、今度は逆に自らの舌をアンリエッタの口内に差し出す。
「んっ……んっ……♡」
するとアンリエッタは言われるまでもなく、ニーナの真似をするように彼女の舌をしゃぶり始める。不慣れでぎこちない動きだったが、その熱心さだけで、ニーナの胸は激しくときめく。
「っぷは……はぁ、はぁ……た、隊長ぉ……頭がボーっとして……っひゃん! 胸、コリコリされるの気持ちよくなって……っああん!」
「いいの。もっとたくさんキスして、一緒におかしくなりましょう。さ、舌を出して」
「んれぇぇ……」
もはやニーナの指示に素直に従うアンリエッタは、言われるがままに舌を一杯に伸ばす。するとニーナは溜めた唾液をその舌の上に垂らす。
「口の中で、クチュクチュしてよ~く味わって。女の子の味よ♪」
「ん……くちゅ……くちゅ……んぐっ……ごくんっ」
本当に素直に指示の通りに喉を鳴らすアンリエッタの頬を、ニーナは愛おしそうに撫でる。
「どう?」
「っはぁ……はぁ……隊長の味と匂いが……私の中に入って……こ、こんな不潔なことしているのに……すごく、嬉しくなってきちゃいます……!」
「私にも、アンリをちょうだい」
そう囁きながら、ニーナはアンリエッタの顔の舌で舌を伸ばす。そうしてニーナに見上げられるアンリエッタは、ドクドクと心臓を高鳴らせていく。
(わ、私の唾も……隊長に……)
長く伸びるニーナのピンク色の美しい舌ーーアンリエッタは目を細めながら、溜めた唾をその上に落としていく。
「ん……す、すご……糸引いちゃって……隊長ぉ……」
「んっ……んん……アンリ……もっろ……もっろちょうらい……ぢゅ~~! ぢゅるるるっ!」
舌の上に溜まっていく唾液の糸を辿っていくように、ニーナはそのままアンリエッタの唇に吸い付くと、音を立てながら貪っていく。
「んむ゛っ……んぢゅ……ん゛ん゛ん゛っ~!」
(す、すごい……隊長と私のが混ざり合って……どんどん口の中に入って……溢れて……私のも隊長の中に……)
「はふっ……れろ……アンリ……アンリ……」
「た、隊長……ごくんっ……んぐ……れろれろ……もっと、舌……唾下さいっ! すごいの、キス! 大人のキス、すごい……んちゅ……はぁ、はぁ……れろぉぉ」
バスルームの中、貪り合うようにお互いの唇を、舌を、唾液を貪り合うニーナとアンリエッタ。
10分以上、たっぷりと濃厚なキスを終えた後、二人は口の周りをお互いの唾液でベトベトにしながら、頬を赤く染めていた。
「続きは、ベッドでやりましょ?」
「は、はい♡ ニーナ隊長ぉっ……♡」
▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
場所をベッドに移動した後、アンリエッタの全身にニーナの舌が這いまわる。
「っん! んんっ……あああぁっ……」
「どう? これでもまだ女同士は汚い? 不潔かしら?」
アンリエッタのうなじを、鎖骨を、背中を、腹を、脇を、太ももへと舌を這わせていくニーナは、彼女が敏感にビクビクと身体を震わせるを見て、意地悪そうに聞いた。
「ふっ……ううっ……い、意地悪ぅ……」
「どうかしら? ちゃんと言わないと、ここはお・あ・ず・け~♪」
小振りなアンリエッタの乳房の先端、その乳輪部分を焦らすように舌で責め始める。決してその突起部には刺激が伝わらない絶妙な舌遣いだった。
「は、はうぅ……き、汚く……ない、です」
「ふふっ、良かったぁ。それじゃ気持ちいい? 私の舌、気持ちいいのね? 身体舐められて、気持ちよくなっちゃってるのね?」
「うわぁぁぁんっ! この人、やっぱり変態っ!」
優しいことは優しいのだが、随所にこうしたニーナの変態性を挟み込まれると、羞恥と本能の中でアンリエッタは混乱して泣き始めてしまう。
しかし、熟練したニーナの手つきに、未経験であるアンリエッタが抗えるはずもなく。
「き、気持ちいい……です」
「だめよぉ、ちゃんと言わないと。誰の、何が、何して気持ちいいの? はい、どうぞ」
「う、ぐぐ……」
悔しそうに唸るが、さんざんに焦らされたアンリエッタは、もうニーナの手の平の上で踊るしかない。
「隊長の……舌で……舐められるのが、気持ちいいですっ! ……っんあ!」
アンリエッタがきちんと言うと、すぐにニーナの舌が乳首を責め立て始める。舌で舐め上げて、円を描くように刺激し、そして口に含んで吸い上げる。
「っんん! んふっ……ふうっ……!」
ビクっ、ビクっと身体を震わせるアンリエッタ。焦らされた身体は、その敏感な場所への刺激を渇望しており、既に硬く尖っていた。そこに感じたニーナの甘い舌と唇の感触は何よりも甘美だった。
「よくできましたーーって言いたいところだけど、こういう時に”隊長”は萎えるなぁ~。っていうか、そもそも将軍だし……って、そうじゃなくて! こういう時はお姉様っていうの。オーケイ?」
「お、お姉様って……別に私とたいちょーー将軍は姉妹じゃ……きゃんっ!」
口答えをしようとするニーナはお仕置きといわんばかりに、もう片方の乳首を指でコリコリと捏ね始める。
「いいから、そういうものなの。百合百合している時は、そう呼ぶのがルールなの。ぶっちゃけ、私の性癖。レズセックスしてるとき、そう呼ばれると興奮するのよね~♪」
「も、もうやだっこの変態っ! 普通にしてぇ……」
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「お、お姉様の舌っ……気持ち、いいですっ!」
そうして、あの真面目なアンリエッタが快楽に屈して羞恥の言葉を吐くと、ニーナは背筋をゾクゾクとさせてしまう。
「あ~ん、本当に可愛いわアンリ♡ こんな可愛い娘、未だかつていたかしら。ふふ……それじゃ、いよいよ」
舌でアンリエッタの乳房を弄んでいたニーナは、そこから下に降りていき、アンリエッタの腹を通って下腹部へと舌を這わせていく。
「んっ……あっ……そこは……」
「ん……れろ……興奮してているのね。汗の味、しょっぱくて……ふふ、おいしい♪」
アンリエッタの太ももへとねっとりと舌を舐らせていき、徐々に足の付け根の方へ上がっていく。焦らすような舌の動きで内ももの微妙な部分で舌を躍らせながら、やがてそれは更にその中心部の茂みへと近づいていく。
「あっ……すごいわ、アンリ。シーツに染みが出来るくらいトロットロよ。私の舌で、こんなに感じてくれていたのね」
「うっ……ううっ……恥ずかしくて死にそう……っ!」
アンリエッタの両足を開かせて、その敏感な部分を凝視するニーナ。アンリエッタが確かに感じている証拠の蜜が溢れ出ているのを見て、ニーナはこらえきれなくなったのが、指で自らの秘部を慰め初め、そしてそのままアンリエッタの秘裂を愛し始める。
「くはぁっ……! だ、大事なトコロ……舐められて……あんっ! あぁんっ!」
「れろ……れろ……すごい、どんどん溢れてくるわ。どう、聞こえる? 貴女のここの、いやらしい音……くちゅくちゅ」
「っひゃああああん! あっ、あっ! んあああぁ~!」
羞恥心を煽る様にして、音を立てるように啜り、舌を暴れさせるようにしてアンリエッタの秘裂を責め立てるニーナ。そう言っているニーナも、自分の秘部を音を立てるようにして、自ら責め立ていた。
「ひんっ……ひんっ……!」
ニーナの舌が躍るのに合わせて、甘い声を上げていたアンリエッタが、再び泣き始める。身体はすっかり快感に順応し始めていて、アンリエッタも悦んでいたはずだが……と、ニーナがアンリエッタの秘部から顔を上げると、舌から愛液の糸が伸びる。
「だ、大丈夫? ひょっとして、本気で嫌だった?」
若干焦りながら、ニーナはアンリエッタの上に覆いかぶさるようにして聞くと、アンリエッタは涙を流しながら
「わ、私……変態になっちゃったぁ。アソコ舐められて……しかも女の人に……それで気持ちよくなるなんて、もう変態です。お姉様のせいですよぉ、うわあああん」
まるで子供のように泣きじゃくり始めるアンリエッタの新鮮な反応に、ニーナはきゅんきゅんと胸をときめかせてしまう。
「っきゃあああ! かっっわいいぃぃ~~! いいのよ、変態で! ニーナお姉様は変態大好きだからっ♪ ていうか、私が変態だし♪ だから、もっと一緒に気持ちよくなりましょ」
と言いながら、ニーナは腰を押し込むようにすると、お互いの秘部を密着するように押し当てていく。
「っひあぁ……な、何をするんですかぁ?」
「これが女同士のセックスなのよ……ふふふ、たくさん可愛い声を聴かせてね」
アンリエッタの頬を撫でながらニーナが妖艶な笑みを浮かべると、ゆっくりと腰を動かしてお互いの秘部を擦リわせ始める。
「っんん! っ? はぁぁっ……んいいいっ!」
「あんっ……ふふ、気持ちいいでしょう? っああ……アンリのここすごくヌルヌルで……すごく気持ちいいわ」
お互いの愛液を潤滑油としながら、ニーナは最初は優しく、しかし徐々に自分自身も制御がつかなくなってきたのか、速く激しく腰を動かして、刺激を強めていく。
「あっ……あぁぁっ! き、気持ちいいっ! お姉様のセックス、気持ちいいっ!」
(堕ちた♪)
ビクビクと震えながら悦びの声を上げるアンリエッタに、ニーナは瞳を光らせてニヤリと笑う。そしてアンリエッタの背中に手を回して上半身を起こすようにすると、お互いが座ったまま互いの秘部を密着する形になる。
「ん、あ……」
「アンリも腰を動かして……貪り合うようなセックスを楽しみましょ♪」
ニーナもアンリエッタも後ろに手をついて、お互いの腰を押し付け合うようにして腰を動かし始める。
「んっ……あっ……そう、上手よアンリ。そうやって私の動きに合わせて……あんっ! 気持ちいいっ!」
「あんっ! あんっ! 腰が勝手に動いちゃうっ! 一緒に動かすと、すごく気持ちいい! 気持ちいいのお! こんなの初めてぇっ!」
初めての女同士の行為に、遂にアンリエッタは羞恥を快楽で塗りつぶされる。ニーナに動きに合わせて腰をくねらせて、自分が気持ちよくなるように、そしてニーナが気持ちよくなるように緩急を付けながら秘部を擦りつけていく。
「どこが気持ちいいのかしら? 愛するお姉様に教えて? ね、アンリ?」
「お、おまんこぉぉ! おまんこ、おまんこ! 愛するとお姉様とおまんこキスするの、すっっっっごい気持ちいい! ああ、お姉様っ……好き、好き♡」
アンリエッタは腕を伸ばすと、ニーナの首に腕を回して顔を近づけていく。
「キ、キス……大人のキス……お姉様ぁ♡」
舌を伸ばして唇を求めてくるアンリエッタに、ニーナも赤い顔をしながら
「ふふ……れろ……ん……」
舌を伸ばしていき、お互いの舌が触れあうと、貪るような激しいキスを交わしていく。
そしてお互いが背中に腕を回して、身体を密着させ、グチュグチュと音を立てながら互いの秘部を擦り合わせていく。
「んひゃっ……ひゃうっ……れろれろ……お姉様、好き好き♡ 大好き♡ ん~……ちゅっ、ちゅっ……大好きなのぉ♡ 好きすぎて、飛んじゃいそぉ……飛ぶ、飛ぶ♡ お姉様、好きぃぃぃ♡」
「あむ……んっ……はぁぁ……アンリ……そ、そんな好き好き言われたら私も……あああ~♡ 好きよ、アンリ♡ 私も好き♡ 大好き♡ あっ、あっ……イキそ♡ イクわっ♡ 一緒に……っあああ~! いっくううううう!」
その一瞬前に、2人はお互いに瞳を見つめ合わせて、そして唇を触れ合わせた瞬間、腰の動きが止まってビクンを大きく跳ねたあと、カクカクと痙攣する。
「はぁ……はぁー、はぁー……ぅああ……す、すご……めっちゃ興奮したぁ……」
責めて側だったニーナが、珍しく唾をつぅーと垂らしながら、焦点の合わない瞳で絶頂の余韻に浸っていた。それはアンリエッタもそうだったようで、生まれて始めての快感に、呆然自失としているようだった。
「ふぅ……でも、アンリがこんなにエッチな娘だったなんて--ま、私には分かっていたけど。何にしろ良い思い出にはなったわ。王下直轄部隊に行ってもがんば……んむ?」
そうやって、絶頂の余韻で脱力していたアンリエッタの髪を優しく撫でていたニーナだったが、突然起き上がってきたアンリエッタに唇を塞がれる。
「ん、む……む……ぷはぁ……」
そしてニーナの唇を味わうように、ねっとりと舌で舐った後に唇を離す。すると、今までに見せたことのないよな妖艶な笑みでニーナを見つめていて
「1回だけなんて勿体ないです……転属まで5日もあるんですからぁ、ずっとお姉様と愛し合っていたいですぅ♡」
「ん~と……」
そんなラブラブな熱視線を受けて、ニーナは気まずそうに視線を逸らす。
『アンリみたいなツンデレって、1回快感を知っちゃうと、その後は超淫乱になるタイプなのよ。私の経験上間違いないわ。1回だけでもどうかしら? 私ならその1回だけで、貴女をドロドロの百合の世界へハマらせる自信が--』
「もっと、もっと私に気持ちいいこと教えて下さい。百合ってすごく気持ちよくて幸せになっちゃうんですね。はぁぁ……私、ハマっちゃいそぉ♡ お姉様、好き好き♡ ちゅっ、ちゅっ♡」
そうして甘えてくるように何度もアンリエッタからのキスを受けながら、有言実行した自分に
(よくやった私! こうなったら残り5日かけて、私無しでは生きていけない身体にしちゃお♪ やらなきゃいけないことたくさんあるけど、まあ全部ゴーガン君に任せればいいや♪ コウメイ元帥も許してくれるでしょ♪)
そんな、後先のことをよく考えないで目先の欲望に目が眩むという、龍牙騎士の風上にもおけないことを考えるニーナ。
「じゃ、次はシックスナインでもしてみる? お互いのオマンコを一緒に舐め合うのよ」
「な、なにそれっ♡ す、すごい気持ちよさそうです……あ、考えただけでもオマンコが……♡」
他の何者も入り込めないドロドロとした女同士の夜が更けていくのだった。
▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
――翌朝。
爽やかな朝の光が窓から差し込んでくる。
ニーナは、その眩しい光を浴びながらカップを片手に熱いコーヒーを喉に流し込んでいた。
窓を開けると清々しい新鮮な空気が部屋の中へ流れ込んできて、朝の訪れを知らせる小鳥たちの、ちゅんちゅんという囀りが聞こえてくる。
「――ふ」
意味深に笑うニーナは、部屋の中のベッドへ視線を滑らせる。さっきまで自分も眠っていたそこには、アンリエッタが寝息を立てていた。
「えへへへ……お姉様ぁ……えへへ」
至福の表情を浮かべながら、唾液を垂らして、アンリエッタが寝言を言う姿を見てからニーナは再び窓の外へ振り返る。
――眩しい。
「また、女の子を百合の世界に引きずり込んでしまった。私ってば、なんて罪深い女だろう」
遠い目をしながら、しかしどこか嬉しそうに言うニーナ。するとベッドの方で衣擦れの音が聞こえて、ベッドの方へ振り返る。どうやらアンリエッタが目覚めたようだ。
「――うう……ぐすっ……ぐす」
そしてニーナと目が合った瞬間、突然に泣き崩れる。ニーナはそのまま黙ってベッドの方へ歩み寄ると、ベッドの上に腰かける。
「ふぅ~……中々良かったわよ、アンリ」
「うわああああんっ! 私、私……あんな恥ずかしいこと、自分から……もうお嫁にいけないよぉ」
なんか一夜の過ちを犯した感じになっているが、ニーナは至極満足しているようだった。
落ち着いて(コーヒーで)一服している間も一向に泣き止まないアンリエッタに、ニーナはコーヒーカップをチェストに置くと、そのままアンリエッタの肩を押して、彼女をそのまま押し倒す。
「っひゃ? ち、ちょっと……隊長? 起きたばっかりなんですけど?」
「ふふ、可愛いぜアンリ。こんな首筋を撫でただけで感じるなんて、そんないけないコにはお仕置きしてやらなきゃな」
「ひゃうううっ……」
何故だかイケメン口調になったニーナがアンリエッタの首筋を撫でると、アンリエッタはそれだけでビクビクと身を震わせる。
「あっ、あっ……お、お姉様ぁ……」
「朝っぱらから、気持ちいいことたくさんしましょ」
目を細めてそう言うニーナとうっとりとニーナを見つめるアンリエッタは、そのまま身体を絡め合わせて、朝から快楽を貪り始める。
その後、怒りのゴーガンが部屋にやってくるまで、その行為は止まらなかったとかなんとか。
こうして、アンリエッタ=スノウヴィーは龍牙騎士団ニーナ部隊から王下直轄部隊へ転属となった。
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