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第1章『3領地同時攻防戦』編
第20話 新・白薔薇の騎士と純白の姫(後編)
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リアラはベッドの上で四つん這いになり、腰を高くリリライトの方へ突き上げていた。一方のリリライトは、スクール水着を着崩して乳房を露出した格好のまま、下半身には男性器を模した張り型を付けていた。
「最近チンポばっかり使ってて、オマンコハメてもらってないから……まずは私のオマンコを満足させてくれますか、リリ様? 上手にできたら、私の生チンポでリリ様の豚マンコをぐっちょんぐっちょんに犯し尽くしてあげますからね」
顔を上気させたリアラはリリライトを誘うように腰を淫らにくねらせる。ちなみに彼女の股間の肉棒は、今も猛々しくいきり立ったままである。
「ああ……あ、リアラ……どうしてそんなにエロいんですかぁ……リリは、リリはぁぁ……」
唾液をぽたぽたとリアラの尻に垂らすリリライトは、リアラの腰を両手で掴むと、張り型の先端をリアラの秘肉の入り口にあてがう。
「はううっ……き、きたきたぁっ! 久々のこの感触……ねえ、リリ様。一気に入れて? 乱暴に突き入れて!」
「ず、ずるいです。リリも気持ちよくなりたいっ……エロマンコハメハメしてもらいたいのに、リアラばっかり……リアラのばかぁぁぁ!」
そのままリリライトは、リアラが望むままに腰を突き入れると、最奥まで張り型をねじ込むように突き入れる。
「あっふおおおおお? んおおお……おおおぉ~……! 最近責めてばっかりだったから……ふああぁっ……久々に責められると、マゾ雌になりそぉ♪」
恍惚の表情を浮かべるリアラだったが、彼女以上に腰を突き入れたリリライトが、阿保のような表情を浮かべて身体をビクビクさせていた。
「あ……かはっ? ど、どうしてぇ……? 犯しているのはリリなのに、リリのおまんこが穿られてるみたいで……っんおお! おおおっ、お゛~っ!」
そのままリリライトが腰を打ち付け始める。するとリリライトが自分で言う通り、腰を突く度に自らの性器に強烈な快感が走り抜ける、まるで自分で自分を犯しているようだった。
「あはっ、これが勇者とのセックスですよ、リリ様? リリ様にはチンポがないから、私がオマンコハメられている感覚を共有してあげているんです。責められながら、マゾの快感が得られるでしょう? っあん! ああぁんっ! どうです、気持ちいいでしょう?」
「っああ! あああ~っ! 気持ちいいっ! 自分で自分を犯してるみたいですっ! あぁぁぁん! もっと、もっと激しくついて下さいっ! こうやって……んおおおおお゛~! 久々のチンポセックス、きもぢいいいい!」
自分が腰を打ち付ければ打ち付ける程に、自分が犯されている快感を得るリリライト。腰使いは徐々に激しくなっていき、やがてリズミカルに緩急を付けながら、パンパンと音を立ててリアラを責め立てていく。
「あっふ! ふおおおおっ! んおおおっ! リ、リリ様ったら……奥よりも入り口をねちっこく責められるのが好きなんですね……あああああん! いいですよ、自分が気持ちいいように動いて……後で、その通りにハメたおしてあげますからね……おっ、おっ、おっ! リリ様の必死な腰使い、いいですよ! チンポもギンギンに勃起しちゃう!」
リリライトの腰の動きに合わせてリアラも腰をくねらせて、貪欲に快楽を貪り始める。そして手を伸ばして、リリライトの手を取ると、いきり立った自らの肉棒を握らせる。
「リリ様のその小さい手で、チンポミルクぎゅぎゅっと搾ってくださぁい! オマンコハメられながら、チンポミルクたくさんたくさん出したいですぅ!」
「はぁっ、はぁっ! あ、熱い……リアラの雄チンポが滾ってます! んあっ、あああ! オマンコ突くたびに、リアラのチンポがビクビクって嬉しそうに震えて……ああああっ! リアラ、出してっ! チンポミルク、どぴゅどぴゅ出して下さいっ!」
既に漏れ出るようにリアラの肉棒からは大量の先走りが溢れて出ていた。リアラ自身の愛液と先走りが混ざったものを肉棒に塗りたくりながら、リリライトはリアラの肉棒を激しく擦り立てていく。
「んほおおおおっ! たまんにゃあああいっ♪ やっぱりマゾもいいよぉ! リリ様、もっと先っぽをシコシコして……んほおおおっ! お゛お゛お゛っ! んぎぃぃっ! きもちいいっ! ねえ、リリ様も気持ちいでしょう? 私のチンポとマンコの気持ち良さ伝わっている?」
「おほおおおおっ! つ、伝わってましゅうう! オマンコ気持ちいい! チンポも無いはずなのに、クリが扱かれて勃起しちゃってましゅう! 気持ちいい、気持ちいいーっ! 気持いいー!」
狂ったように叫び合いながら、その快感の頂点へ昇りつめるように、2人の動きが加速していく。
「あっはぁぁぁ♪ エロ豚のリリに犯されるの、マゾ雌の本能が刺激されて興奮しちゃう。ねえ、罵って! 私もエロ豚って呼ばれたぁい。豚声出しながら、思いっきりイキたいよぉ!」
「うっ……くぅぅぅ! こ、このマゾ豚リアラっ! ド下品なエロ雌豚女っ! イッて下さいっ! エロ豚リリにオマンコ穿られて、チンポ扱かれイって! 情けないアヘ顔さらしながら、チンポミルクビュービュー飛ばして……っおああ……んおおおおお!」
リアラの罵る快感が、そのまま自らの被虐心にも火を点けてしまうリリライト。最後の方は興奮で呂律が回ったいない。
そしてリリライトの腰の動きが切羽詰まったように加速していく。
「あっ、あっ、あっ……イク! もう出る……豚声でりゅううううう! ぶっひいいいいいいいん! ぶひぃぃぃぃ!」
「んほおおおおおおおっ! おほっ、おほおおお! ぶひぃぃぃぃぃぃ!」
リアラが豚のような声を上げて絶頂に達して肉棒から精を解き放つのと同時、リリライトも同じような叫び声をあげながら絶頂に達する。
「はぁ……はぁ、はぁ……」
「はぁぁぁ……はあ、はあ……」
激しい絶頂に脱力してぐったりとなる2人。
しかし数秒後にはすぐに起き上がると、もはや言葉もなく、今度はリリライトが四つん這いになると、リアラは精を吐き出したばかりなのに全く萎えることのない肉棒を後ろから突き入れていく。
「んひぃぃぃっ! き、来たぁぁぁぁ! 生チンポ! 今度こそ、本当の生チンポセックス! 嬉しいいいいい! ぶっひいいいいいい!」
「あぁん……んおおおおっ! エロマンコがチンポに食いついて……おほおおお~っ! エロ豚にチンポ犯されりゅっ! 吸い付きしゅごい! 気持ち良すぎりゅうううう! ぶひいいいん!」
本能をむき出しにしながら、性の快感を貪り合う2人。
「お゛お゛お゛、おおっ、おおおお? ぶひいいん! ぶひいいいい!」
「あほおおおおおお! あおおおっ、おおおおん! んおおおお! おっ、おっ、おお゛っ……? ぶひいいいいいい!」
リアラがリリライトの中に射精すれば、今度は再びリリライトがリアラを犯し、それが終わればまたリアラがリリライトを犯して……延々と繰り返される狂った行為の最後の方には、もはや人間の言葉は交わされることなく、獣同士のまぐわいそのもののように、ただひたすらに快感を貪り合うリアラとリリライトだった。
□■□■
結局夜通しで行為に没頭していたリアラとリリライト。
ほぼ徹夜だというのに、リアラに全く疲労感は無かった。これもグスタフの異能による影響だろうか。
行為が終わった後、リアラはすっかり第2王女派新白薔薇騎士団長にふさわしく、凛としたたたずまいに戻り、騎士服も鮮やかに着なおしていた。
「ふぅ~、満足満足♪ 楽しかったなぁ。やっぱり、今度はグスタフにもオマンコ使ってもらおうっと」
言っていることは相変わらず狂っているが、とりあえず恰好や立ち振る舞いは、理性的なリアラに戻っていた。先ほどまでの獣の本能を剥きだしにしていた有様と比べると、あまりにもなギャップである。
一方、リリライトの方は--
「あ、あひ……あひあひ。も、もっとぉ……チンポ、欲しいれす。豚マンコ満足させてくださぁい……ダーリンとセックスしたいよぉ。イチャラブセックス……えへへへ~」
精液と愛液と汗と鼻水と、身体は様々な体液まみれになった状態でベッドに横たわったまま。水着も着たままだが、べとべとになっており、もはやその用を成していない。
「あーあー、やり過ぎちゃったかぁ。また後始末頼まないと……もう面倒臭いなぁ」
操り人形だろうがなんだろうが、リリライトは第2王女派の指導者であり、大衆の面前では美しく可憐な「純白の姫」の体を保つ必要がある。そのため、このような姿を他人にさらすなどとんでもないことだ。
まだグスタフがリリライトに執心していた頃、いつもこのようにボロボロになっていたリリライトの処理は、とある奴隷の少女に任せていた。勿論グスタフの異能下にあり、裏の事情を全て把握しつつも、決して口外することのない少女だ。
グスタフがリリライトへの興味を失い、リリライトが今度はリアラの玩具となった今でもそれは変わっていない。
さんざん欲望の捌け口にしてこの有様を作った張本人であるリアラは面倒臭そうにつぶやくのだった。
「それにしてもーー」
だらしなく舌を突き出し、汚され尽くし、それでも恍惚の表情を浮かべる「純白の姫」を蔑むように笑って見下ろすリアラ。
思い返すと、アルマイト家の中でも外見だけの偶像ーーはっきり言って出来損ないの姫だ。兄カリオスのように民衆を惹きつけるカリスマ性も無ければ、姉ラミアのように誰もが怯え竦むような、圧倒的な暴力すらも持たない。
戦士の家系の生まれにしては、あまりに能天気でお花畑な性格。兄を慕っていたようで、その役に立てるように彼女なりに懸命の努力はしていたようだが、凡人の域は出ず、妹馬鹿の兄以外からは、もてはやされつつ、お荷物扱いをされていたリリライト。
結局その努力は報われることがないまま、聖アルマイト王国に対する大逆者となり、今や多くの聖アルマイト王国国民から、憎しみと敵意を向けられている。
しかも第2王女派の指導者というのも、何の実権も無い、文字通りお飾りのもの。実権はグスタフが握っており、運営方針を定めるのはフェスティアであり、軍事行動を実行するのはリアラの役目だ。
リリライトの役目は、ただニコニコと笑いながら、グスタフやフェスティアから与えられた台詞を言いまわすだけの人形になることだった。そして、グスタフにとって都合の悪いことが起これば、それを代わりに被ることだ。
だから今のリリライトが自分の意志で実行出来ることは、欲望に滾る悪魔達の欲望を悦んで受け止める雌になることだけだった。
「本当に、無能で愚かで哀れなお姫様」
そういうリアラに憐みの感情はない。堕ちに堕ちきった哀れな姫を、心の底から嘲弄するような笑みを浮かべるだけだ。不幸な姫のなれの果てが、本当に愉快で仕方ない--
「ああ、でも少しの間だけでもグスタフを満足させられていたのは、まあまあそれなりの雌だったかもね。結局捨てられてたら元も子もないんだけど。
ーーああ、もしかしたら、こうやって雌としての最高の幸せを手にしたんだから、哀れとは違うかもね。ごめんね、リリライト様。てへへ」
「あえ゛え゛……えええ゛ぇ~……あへへぇ」
まるで軽いいたずらをしてしまった友人に謝るような軽さで、舌を出して謝るリアラだったが、すっかり呆けてしまっているリリライトには届かない。
(にい……さま……)
完全に正気を失った思考の中で、無意識に紡がれるその言葉。もうリリライトはそれが誰なのか、その言葉が何を意味するのかすら分からない。
しかし、そんな中であっても出てくるその言葉は、その意味は、おそらくリリライトにとって何よりも強く、何よりもかけがえないないものだ。
もしかすると、汚されていない本当のリリライト=リ=アルマイトは、まだ彼女の奥底に残っているのであろうか。それとも、もう手遅れなのだろうか。
「それじゃ、私もそろそろ出撃の準備しないとだから、バイバイ♪ 帰ってきて、またグスタフが相手してくれなかったら遊ぼうね、リリライト様」
そういってリアラは新白薔薇騎士団長として与えられた役目を果たすべく、部屋を後にする。
元々優秀ではあったが、勇者の家系であることを見込まれて、その実力を如何なく振るう白薔薇の騎士。
王族の生まれというだけで、他には特にこれといった才能も実力も無かった純白の姫。
共に、同じ悪魔の異能により人としての尊厳をはぎ取られた白薔薇の騎士と純白の姫。
その後の立場の格差はあまりにも--
「最近チンポばっかり使ってて、オマンコハメてもらってないから……まずは私のオマンコを満足させてくれますか、リリ様? 上手にできたら、私の生チンポでリリ様の豚マンコをぐっちょんぐっちょんに犯し尽くしてあげますからね」
顔を上気させたリアラはリリライトを誘うように腰を淫らにくねらせる。ちなみに彼女の股間の肉棒は、今も猛々しくいきり立ったままである。
「ああ……あ、リアラ……どうしてそんなにエロいんですかぁ……リリは、リリはぁぁ……」
唾液をぽたぽたとリアラの尻に垂らすリリライトは、リアラの腰を両手で掴むと、張り型の先端をリアラの秘肉の入り口にあてがう。
「はううっ……き、きたきたぁっ! 久々のこの感触……ねえ、リリ様。一気に入れて? 乱暴に突き入れて!」
「ず、ずるいです。リリも気持ちよくなりたいっ……エロマンコハメハメしてもらいたいのに、リアラばっかり……リアラのばかぁぁぁ!」
そのままリリライトは、リアラが望むままに腰を突き入れると、最奥まで張り型をねじ込むように突き入れる。
「あっふおおおおお? んおおお……おおおぉ~……! 最近責めてばっかりだったから……ふああぁっ……久々に責められると、マゾ雌になりそぉ♪」
恍惚の表情を浮かべるリアラだったが、彼女以上に腰を突き入れたリリライトが、阿保のような表情を浮かべて身体をビクビクさせていた。
「あ……かはっ? ど、どうしてぇ……? 犯しているのはリリなのに、リリのおまんこが穿られてるみたいで……っんおお! おおおっ、お゛~っ!」
そのままリリライトが腰を打ち付け始める。するとリリライトが自分で言う通り、腰を突く度に自らの性器に強烈な快感が走り抜ける、まるで自分で自分を犯しているようだった。
「あはっ、これが勇者とのセックスですよ、リリ様? リリ様にはチンポがないから、私がオマンコハメられている感覚を共有してあげているんです。責められながら、マゾの快感が得られるでしょう? っあん! ああぁんっ! どうです、気持ちいいでしょう?」
「っああ! あああ~っ! 気持ちいいっ! 自分で自分を犯してるみたいですっ! あぁぁぁん! もっと、もっと激しくついて下さいっ! こうやって……んおおおおお゛~! 久々のチンポセックス、きもぢいいいい!」
自分が腰を打ち付ければ打ち付ける程に、自分が犯されている快感を得るリリライト。腰使いは徐々に激しくなっていき、やがてリズミカルに緩急を付けながら、パンパンと音を立ててリアラを責め立てていく。
「あっふ! ふおおおおっ! んおおおっ! リ、リリ様ったら……奥よりも入り口をねちっこく責められるのが好きなんですね……あああああん! いいですよ、自分が気持ちいいように動いて……後で、その通りにハメたおしてあげますからね……おっ、おっ、おっ! リリ様の必死な腰使い、いいですよ! チンポもギンギンに勃起しちゃう!」
リリライトの腰の動きに合わせてリアラも腰をくねらせて、貪欲に快楽を貪り始める。そして手を伸ばして、リリライトの手を取ると、いきり立った自らの肉棒を握らせる。
「リリ様のその小さい手で、チンポミルクぎゅぎゅっと搾ってくださぁい! オマンコハメられながら、チンポミルクたくさんたくさん出したいですぅ!」
「はぁっ、はぁっ! あ、熱い……リアラの雄チンポが滾ってます! んあっ、あああ! オマンコ突くたびに、リアラのチンポがビクビクって嬉しそうに震えて……ああああっ! リアラ、出してっ! チンポミルク、どぴゅどぴゅ出して下さいっ!」
既に漏れ出るようにリアラの肉棒からは大量の先走りが溢れて出ていた。リアラ自身の愛液と先走りが混ざったものを肉棒に塗りたくりながら、リリライトはリアラの肉棒を激しく擦り立てていく。
「んほおおおおっ! たまんにゃあああいっ♪ やっぱりマゾもいいよぉ! リリ様、もっと先っぽをシコシコして……んほおおおっ! お゛お゛お゛っ! んぎぃぃっ! きもちいいっ! ねえ、リリ様も気持ちいでしょう? 私のチンポとマンコの気持ち良さ伝わっている?」
「おほおおおおっ! つ、伝わってましゅうう! オマンコ気持ちいい! チンポも無いはずなのに、クリが扱かれて勃起しちゃってましゅう! 気持ちいい、気持ちいいーっ! 気持いいー!」
狂ったように叫び合いながら、その快感の頂点へ昇りつめるように、2人の動きが加速していく。
「あっはぁぁぁ♪ エロ豚のリリに犯されるの、マゾ雌の本能が刺激されて興奮しちゃう。ねえ、罵って! 私もエロ豚って呼ばれたぁい。豚声出しながら、思いっきりイキたいよぉ!」
「うっ……くぅぅぅ! こ、このマゾ豚リアラっ! ド下品なエロ雌豚女っ! イッて下さいっ! エロ豚リリにオマンコ穿られて、チンポ扱かれイって! 情けないアヘ顔さらしながら、チンポミルクビュービュー飛ばして……っおああ……んおおおおお!」
リアラの罵る快感が、そのまま自らの被虐心にも火を点けてしまうリリライト。最後の方は興奮で呂律が回ったいない。
そしてリリライトの腰の動きが切羽詰まったように加速していく。
「あっ、あっ、あっ……イク! もう出る……豚声でりゅううううう! ぶっひいいいいいいいん! ぶひぃぃぃぃ!」
「んほおおおおおおおっ! おほっ、おほおおお! ぶひぃぃぃぃぃぃ!」
リアラが豚のような声を上げて絶頂に達して肉棒から精を解き放つのと同時、リリライトも同じような叫び声をあげながら絶頂に達する。
「はぁ……はぁ、はぁ……」
「はぁぁぁ……はあ、はあ……」
激しい絶頂に脱力してぐったりとなる2人。
しかし数秒後にはすぐに起き上がると、もはや言葉もなく、今度はリリライトが四つん這いになると、リアラは精を吐き出したばかりなのに全く萎えることのない肉棒を後ろから突き入れていく。
「んひぃぃぃっ! き、来たぁぁぁぁ! 生チンポ! 今度こそ、本当の生チンポセックス! 嬉しいいいいい! ぶっひいいいいいい!」
「あぁん……んおおおおっ! エロマンコがチンポに食いついて……おほおおお~っ! エロ豚にチンポ犯されりゅっ! 吸い付きしゅごい! 気持ち良すぎりゅうううう! ぶひいいいん!」
本能をむき出しにしながら、性の快感を貪り合う2人。
「お゛お゛お゛、おおっ、おおおお? ぶひいいん! ぶひいいいい!」
「あほおおおおおお! あおおおっ、おおおおん! んおおおお! おっ、おっ、おお゛っ……? ぶひいいいいいい!」
リアラがリリライトの中に射精すれば、今度は再びリリライトがリアラを犯し、それが終わればまたリアラがリリライトを犯して……延々と繰り返される狂った行為の最後の方には、もはや人間の言葉は交わされることなく、獣同士のまぐわいそのもののように、ただひたすらに快感を貪り合うリアラとリリライトだった。
□■□■
結局夜通しで行為に没頭していたリアラとリリライト。
ほぼ徹夜だというのに、リアラに全く疲労感は無かった。これもグスタフの異能による影響だろうか。
行為が終わった後、リアラはすっかり第2王女派新白薔薇騎士団長にふさわしく、凛としたたたずまいに戻り、騎士服も鮮やかに着なおしていた。
「ふぅ~、満足満足♪ 楽しかったなぁ。やっぱり、今度はグスタフにもオマンコ使ってもらおうっと」
言っていることは相変わらず狂っているが、とりあえず恰好や立ち振る舞いは、理性的なリアラに戻っていた。先ほどまでの獣の本能を剥きだしにしていた有様と比べると、あまりにもなギャップである。
一方、リリライトの方は--
「あ、あひ……あひあひ。も、もっとぉ……チンポ、欲しいれす。豚マンコ満足させてくださぁい……ダーリンとセックスしたいよぉ。イチャラブセックス……えへへへ~」
精液と愛液と汗と鼻水と、身体は様々な体液まみれになった状態でベッドに横たわったまま。水着も着たままだが、べとべとになっており、もはやその用を成していない。
「あーあー、やり過ぎちゃったかぁ。また後始末頼まないと……もう面倒臭いなぁ」
操り人形だろうがなんだろうが、リリライトは第2王女派の指導者であり、大衆の面前では美しく可憐な「純白の姫」の体を保つ必要がある。そのため、このような姿を他人にさらすなどとんでもないことだ。
まだグスタフがリリライトに執心していた頃、いつもこのようにボロボロになっていたリリライトの処理は、とある奴隷の少女に任せていた。勿論グスタフの異能下にあり、裏の事情を全て把握しつつも、決して口外することのない少女だ。
グスタフがリリライトへの興味を失い、リリライトが今度はリアラの玩具となった今でもそれは変わっていない。
さんざん欲望の捌け口にしてこの有様を作った張本人であるリアラは面倒臭そうにつぶやくのだった。
「それにしてもーー」
だらしなく舌を突き出し、汚され尽くし、それでも恍惚の表情を浮かべる「純白の姫」を蔑むように笑って見下ろすリアラ。
思い返すと、アルマイト家の中でも外見だけの偶像ーーはっきり言って出来損ないの姫だ。兄カリオスのように民衆を惹きつけるカリスマ性も無ければ、姉ラミアのように誰もが怯え竦むような、圧倒的な暴力すらも持たない。
戦士の家系の生まれにしては、あまりに能天気でお花畑な性格。兄を慕っていたようで、その役に立てるように彼女なりに懸命の努力はしていたようだが、凡人の域は出ず、妹馬鹿の兄以外からは、もてはやされつつ、お荷物扱いをされていたリリライト。
結局その努力は報われることがないまま、聖アルマイト王国に対する大逆者となり、今や多くの聖アルマイト王国国民から、憎しみと敵意を向けられている。
しかも第2王女派の指導者というのも、何の実権も無い、文字通りお飾りのもの。実権はグスタフが握っており、運営方針を定めるのはフェスティアであり、軍事行動を実行するのはリアラの役目だ。
リリライトの役目は、ただニコニコと笑いながら、グスタフやフェスティアから与えられた台詞を言いまわすだけの人形になることだった。そして、グスタフにとって都合の悪いことが起これば、それを代わりに被ることだ。
だから今のリリライトが自分の意志で実行出来ることは、欲望に滾る悪魔達の欲望を悦んで受け止める雌になることだけだった。
「本当に、無能で愚かで哀れなお姫様」
そういうリアラに憐みの感情はない。堕ちに堕ちきった哀れな姫を、心の底から嘲弄するような笑みを浮かべるだけだ。不幸な姫のなれの果てが、本当に愉快で仕方ない--
「ああ、でも少しの間だけでもグスタフを満足させられていたのは、まあまあそれなりの雌だったかもね。結局捨てられてたら元も子もないんだけど。
ーーああ、もしかしたら、こうやって雌としての最高の幸せを手にしたんだから、哀れとは違うかもね。ごめんね、リリライト様。てへへ」
「あえ゛え゛……えええ゛ぇ~……あへへぇ」
まるで軽いいたずらをしてしまった友人に謝るような軽さで、舌を出して謝るリアラだったが、すっかり呆けてしまっているリリライトには届かない。
(にい……さま……)
完全に正気を失った思考の中で、無意識に紡がれるその言葉。もうリリライトはそれが誰なのか、その言葉が何を意味するのかすら分からない。
しかし、そんな中であっても出てくるその言葉は、その意味は、おそらくリリライトにとって何よりも強く、何よりもかけがえないないものだ。
もしかすると、汚されていない本当のリリライト=リ=アルマイトは、まだ彼女の奥底に残っているのであろうか。それとも、もう手遅れなのだろうか。
「それじゃ、私もそろそろ出撃の準備しないとだから、バイバイ♪ 帰ってきて、またグスタフが相手してくれなかったら遊ぼうね、リリライト様」
そういってリアラは新白薔薇騎士団長として与えられた役目を果たすべく、部屋を後にする。
元々優秀ではあったが、勇者の家系であることを見込まれて、その実力を如何なく振るう白薔薇の騎士。
王族の生まれというだけで、他には特にこれといった才能も実力も無かった純白の姫。
共に、同じ悪魔の異能により人としての尊厳をはぎ取られた白薔薇の騎士と純白の姫。
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トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
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