黒頭巾は異世界で…

雪城 いぶき

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11話

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ゴブリンの処分がおわり、一段落ついたところで、まだステータスを確認していないのを思い出し表示させる。

ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・
《  ステータス  》

名前 メイジー    性別  女
年齢  16   種族  人族?

レベル  Error

HP(体力)    ーーー
MP(魔力)    ーーー
STR(力)     ーーー
VIT(持久力)ーーー
AGI(俊敏)   ーーー
INT(知力)   ーーー
DEX(器用) ーーー
LUK(運)     ーーー

魔法   全属性魔法

スキル
全言語文字理解 、精神的苦痛耐性、毒耐性、物理耐性、魔法耐性、探知能力(マップ ・気配察知・危機察知・魔力探知)、索敵、鑑定、採取、解体、威圧、ステップ、縮地、隠蔽、看破、隠密、変身、念話、視覚強化(夜目・遠目)、鷹の目、召喚(随意)、契約(テイム)、魔力制御、錬金術、薬師、身体強化、古武術(全般)、馬上戦闘、舞、アイテムボックス

神級スキル
終焉の舞、劫火

従魔(従属)
ノーム、サラマンダー、ウンディーネ、シルフ、グリフォン、白虎、九尾、ズキンガラス、スライム

ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・



「…………………………。チートだ。」

メイジーは驚愕のあまり一言だけ呟いた。



16才って若くなり過ぎでしょ!?

アイテムボックスの中から私物の手鏡を取り出し、今の自分を確認する。

おぉぉ。可愛い。ってちがーう!
違わないけどもさー。
あのアバターより若くなってるし。

それも人族にってどういうことよ。
早くもユグド様に問い質さないと。

レベルもなんなのこれ?!
Errorって計測不能ってこと?
他のもだし、が三つって3桁ってこと?、私のは3桁以上みたいな?…う~ん、分からん。

いや、ゲーム時は900台だったから表示されるはずなんだけど。
神級スキルも、なんか物騒なスキル名が一つ増えてるし。

…………………もしかして、あの時のドラゴン討伐でレベルが、上がった?


乾いた笑いが森に響くのだった。




放心しているところに、生き物の咆哮が響く。

メイジーは我に還り、探知能力マップを展開させる。
目の前に丸いグレーのスクリーンが出てきた。
スクリーンの真ん中に小さな白い扇形のマークがあり、その周りには赤色の小さな丸形のマークが複数確認し動いている。
左下には緑色の小さな丸形のマークが三つあるが、これも動いていた。

メイジーは頭だけ動かして周りを見渡すと扇形のマークも同じように左右に揺れ連動していた。

ゲーム時に使用していた時と同じで良かった。赤い点は悪意あるもの、緑色は比較的善良、黄色は注意なんだけど、此れは同じなのかな?早速三つの赤い点が近寄って来る。それに伴い気配察知が作動する。
動きが早い。
鞘から刀身を抜き自分から向かうことにした。
すぐに、姿を現す。
出会い頭に口を開け襲い掛かって来たグレーウルフを、右にステップし避け、少し遅れてきたグレーウルフを右回りにジャンプし刀を上から下に振り下げ絶命させる。
残り二匹は走る勢いを止め振り返り牙を剥き出しに、メイジーの周りをにじり寄る。
その間メイジーは溜めを作る。
二匹は同時に飛びかかった所で体を回転させ横一文字に斬り払い、その勢いで血を振り落とし鞘に納めた。

あっ!魔法の練習するの忘れた。

魔法が使えなかった事に気落ちしながら、討伐したグレーウルフの解体し素材をアイテムボックスに入れる。

「とりあえず、ステータスもアイテムボックスも確認したし、魔法はゆっくりやっていこう。あ、トンファー装備しとかないと…。」

先ずは、緑の点が付いている場所に行ってみようかな?

歩き出そうとマップを確認すると、こちらに一直線に向かってくる赤い点。

他の赤い点は避けているのか、それとも逃げている?

向かって来る赤い点と阻むように赤い点がぶつかった瞬間、ぶつかったほうの赤い点が消滅している。

対角線上から外れてみたが追って来る。
目的は私なのかな?
三点の緑から離れた方が良いよね?
巻き込んじゃ悪いし。

何が向かって来ているのかな?






ーーーーーーーーーーーーーーーーー



メイジーのステータスを考えるのに2日スマホで調べていました。
もしかしたら、変更あるかもです(汗)


キャラ設定、
ここを乗り越えれば話が進む、はず(吐血)




変更(追加)
スキルを一つ追加しました。
「変身」です。

(追加②)
スキルを一つ追加しました。
「薬師」です。

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