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学生達の野外活動1
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【一日目】
仲間全員でサンマリノ大学に行き学生を集め森へと出発する。もちろん安全な街道ではなく、森の奥深くへどんどん進んでいく。出発からギャーギャー叫んでいた学生たちも次第に静かになり森を進んでいく、比較的深いところまで進んだところで休憩がてら、今回、森の中でやることを説明する。
「学生諸君、今日から森へ3週間滞在してもらう。その間にすることは、遭遇する魔物を倒していくことだ。何も心配しなくていい、俺の仲間に回復系最上級魔法パーフェクトヒールを使える仲間がいる。負傷しても大丈夫だ、安心して戦ってくれ」
ホントは負傷だけじゃなく、死んでも大丈夫なんだけどね。蘇生魔法あるし。
「そして学生のリーダーはお前だ、ミラン!お前以外の男11人女8人合計19人を、この3週間まとめあげろ!」
ミランは困惑するも、「わかった、わかった。やればいいんだろう」と渋々承諾する。
俺は再度ミランを鑑定する。
種族:人間 LV.3 ランクG
体力 3
攻撃力 2
防御力 2
魔法 1
スピード 4
スキル:「勇者の卵」
特記事項:19歳
さすがはランク外の学生だ、弱すぎる。しかし「勇者の卵」持っている・・俺といれば覚醒は間違いない。将来楽しみである。
と考えてると、ゴブリンの集団が近くにいるるとの報告がレッズよりあった。さっそく戦わせよう。
「前方に敵ゴブリンが8体いる!1体につき2人以上で戦うこと。そして相手はまだこちらの存在に気づいてない。一撃目で大ダメージとなるような攻撃を与えろ!」と指示を出し襲撃する。
学生20人全員でゴブリンに襲い掛かる。その後すぐに乱戦が始まった、若干ゴブリンの方が強いが、学生二人以上で相手にしており、なおかつユリルとメグが回復魔法をかけ続けているため諦めない限り学生たちには負けはない。
そして5時間が経過した・・・昼だったのにもう夜である、両者とも体力の限界を超え、まだ死闘が続いている・・。残りゴブリン3体なのでしばらくすれば決着はつくだろうが。
問題はこの長時間の間に人間とゴブリンの血の匂いに誘われて、様々な魔物が現れたことだ。俺とユリル、メグ、レッズで殲滅するも、その討伐した魔物の血の匂いにも誘われて・・・という具合に加速度的に魔物が寄って来る。もう周囲は死体の山である。
もちろん学生たちはゴブリンとの戦いに集中しており、周囲の出来事なんてまったく気づいていないが・・・・
血の匂いに引き寄せられた大量の魔物を殲滅した結果、俺はヴァンパイア真祖のため、レベルを上げる経験値が膨大であり、ほとんど上がらないが、他のメンバーは、かなりレベルが上がったようだ。
嬉しいことにユリルとメグはレベルが進化の規定値に達し、進化した。
早速進化した、ユリルの鑑定を行う。
種族:ダークハイエルフ LV.15 ランクC-
HP 600/600
MP 700/700
攻撃力 120
防御力 650
魔法 700
スピード 650
スキル:参謀LV.MAX 秘書LV.MAX
神魔法「蘇生」LV.MAX 回復系最上級魔法「パーフェクトヒール」
氷系最上級魔法「ブリニクル」
続いてメグの鑑定を行う。
種族:ハイエルフ LV.42 ランクC-
体力 355
攻撃力 222
防御力 325
魔法 410
スピード420
スキル:中級回復魔法ヒール
特記事項:最終進化
俺は唖然としてしまった・・・、ユリルはまだまだ進化し成長し続けるが、メグはもう進化せずレベル上げにより多少のステータス増は見込めるが、一般的なB-級ほど強くなることはできない・・・。
瞬時に頭を切り替え、冷静になる。別に強くならなくてもメグはメグだ・・・。これまで通り一緒である。
「大将なんかあったのか?」とレッズが心配して声をかけてきたが
「いや、特に何もないよ」と気丈にふるまう。
そうこうしているうちに、学生とゴブリンとの「死闘」が終結し学生に声をかける。
「よし、みんなよくやった!今日はこれで終わりだ。明日に備えここで野営をする」
俺は、インフェルノで魔物の死体と森を焼き払い見晴らしを良くした後、テントを張り学生たちを寝かせる。俺の仲間含めて、みんな限界まで戦っている、夜の見張りは俺だけで行うことに決める。
☆
【二日目】
今日は昼から始動だ。みんな死んだような顔をしているが、昼まで寝て元気いっぱいだ。と思いたい。
今日も森の深く深くに進んでいく、うーん魔物は多いが、学生からしたら強敵ばかりで勝負にならないため、戦闘はしかけない。
そしてしばらく歩いていると、やっとのことで、お目当てのゴブリンを発見する。24体と少し多いため、俺のファイアーで14体ほど先に削っておいた。学生たちに指示を与える。
「今日の敵もゴブリンだ。昨日と同じ2人以上でゴブリンを倒せ!」
昨日でレベルも多少上がったみたいだし、戦い方も上手くなってきた。昨日みたいな「死闘」にはならないであろう・・・・・多分。
仲間全員でサンマリノ大学に行き学生を集め森へと出発する。もちろん安全な街道ではなく、森の奥深くへどんどん進んでいく。出発からギャーギャー叫んでいた学生たちも次第に静かになり森を進んでいく、比較的深いところまで進んだところで休憩がてら、今回、森の中でやることを説明する。
「学生諸君、今日から森へ3週間滞在してもらう。その間にすることは、遭遇する魔物を倒していくことだ。何も心配しなくていい、俺の仲間に回復系最上級魔法パーフェクトヒールを使える仲間がいる。負傷しても大丈夫だ、安心して戦ってくれ」
ホントは負傷だけじゃなく、死んでも大丈夫なんだけどね。蘇生魔法あるし。
「そして学生のリーダーはお前だ、ミラン!お前以外の男11人女8人合計19人を、この3週間まとめあげろ!」
ミランは困惑するも、「わかった、わかった。やればいいんだろう」と渋々承諾する。
俺は再度ミランを鑑定する。
種族:人間 LV.3 ランクG
体力 3
攻撃力 2
防御力 2
魔法 1
スピード 4
スキル:「勇者の卵」
特記事項:19歳
さすがはランク外の学生だ、弱すぎる。しかし「勇者の卵」持っている・・俺といれば覚醒は間違いない。将来楽しみである。
と考えてると、ゴブリンの集団が近くにいるるとの報告がレッズよりあった。さっそく戦わせよう。
「前方に敵ゴブリンが8体いる!1体につき2人以上で戦うこと。そして相手はまだこちらの存在に気づいてない。一撃目で大ダメージとなるような攻撃を与えろ!」と指示を出し襲撃する。
学生20人全員でゴブリンに襲い掛かる。その後すぐに乱戦が始まった、若干ゴブリンの方が強いが、学生二人以上で相手にしており、なおかつユリルとメグが回復魔法をかけ続けているため諦めない限り学生たちには負けはない。
そして5時間が経過した・・・昼だったのにもう夜である、両者とも体力の限界を超え、まだ死闘が続いている・・。残りゴブリン3体なのでしばらくすれば決着はつくだろうが。
問題はこの長時間の間に人間とゴブリンの血の匂いに誘われて、様々な魔物が現れたことだ。俺とユリル、メグ、レッズで殲滅するも、その討伐した魔物の血の匂いにも誘われて・・・という具合に加速度的に魔物が寄って来る。もう周囲は死体の山である。
もちろん学生たちはゴブリンとの戦いに集中しており、周囲の出来事なんてまったく気づいていないが・・・・
血の匂いに引き寄せられた大量の魔物を殲滅した結果、俺はヴァンパイア真祖のため、レベルを上げる経験値が膨大であり、ほとんど上がらないが、他のメンバーは、かなりレベルが上がったようだ。
嬉しいことにユリルとメグはレベルが進化の規定値に達し、進化した。
早速進化した、ユリルの鑑定を行う。
種族:ダークハイエルフ LV.15 ランクC-
HP 600/600
MP 700/700
攻撃力 120
防御力 650
魔法 700
スピード 650
スキル:参謀LV.MAX 秘書LV.MAX
神魔法「蘇生」LV.MAX 回復系最上級魔法「パーフェクトヒール」
氷系最上級魔法「ブリニクル」
続いてメグの鑑定を行う。
種族:ハイエルフ LV.42 ランクC-
体力 355
攻撃力 222
防御力 325
魔法 410
スピード420
スキル:中級回復魔法ヒール
特記事項:最終進化
俺は唖然としてしまった・・・、ユリルはまだまだ進化し成長し続けるが、メグはもう進化せずレベル上げにより多少のステータス増は見込めるが、一般的なB-級ほど強くなることはできない・・・。
瞬時に頭を切り替え、冷静になる。別に強くならなくてもメグはメグだ・・・。これまで通り一緒である。
「大将なんかあったのか?」とレッズが心配して声をかけてきたが
「いや、特に何もないよ」と気丈にふるまう。
そうこうしているうちに、学生とゴブリンとの「死闘」が終結し学生に声をかける。
「よし、みんなよくやった!今日はこれで終わりだ。明日に備えここで野営をする」
俺は、インフェルノで魔物の死体と森を焼き払い見晴らしを良くした後、テントを張り学生たちを寝かせる。俺の仲間含めて、みんな限界まで戦っている、夜の見張りは俺だけで行うことに決める。
☆
【二日目】
今日は昼から始動だ。みんな死んだような顔をしているが、昼まで寝て元気いっぱいだ。と思いたい。
今日も森の深く深くに進んでいく、うーん魔物は多いが、学生からしたら強敵ばかりで勝負にならないため、戦闘はしかけない。
そしてしばらく歩いていると、やっとのことで、お目当てのゴブリンを発見する。24体と少し多いため、俺のファイアーで14体ほど先に削っておいた。学生たちに指示を与える。
「今日の敵もゴブリンだ。昨日と同じ2人以上でゴブリンを倒せ!」
昨日でレベルも多少上がったみたいだし、戦い方も上手くなってきた。昨日みたいな「死闘」にはならないであろう・・・・・多分。
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