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新しい仲間ダークエルフ
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種族:ダークエルフ LV.7 ランクD-
HP 60/60
MP 120/120
攻撃力 5
防御力 67
魔法 111
スピード 55
スキル:参謀LV.MAX 秘書LV.MAX
神魔法「蘇生」LV.MAX 回復系最上級魔法「パーフェクトヒール」
氷系最上級魔法「ブリニクル」
やはりすごいな・・・完全なるチートじゃないか。中でもこの神魔法「蘇生」LV.MAXを再鑑定すると・・・
神魔法「蘇生」LV.MAX
肉体の損傷が激しくなく、死亡後1時間以内であれば死者蘇生可能。
現在、神魔法「蘇生」を使える生命体は世界でこのダークエルフのみです。
うん。この死者蘇生があれば戦闘時の戦術の幅が増えまくるわ。回復だけでなく攻撃系の魔法も優秀だ。最強への一歩がだいぶ近づいたな。
今後仲間になるにあたって一番大事なことは、先に言っておこう。俺が奴隷商人と同じようにユリルが回復魔法しか使えないと思っているだろうしね。
「ユリル。俺が死んだら蘇生魔法頼むよ!」
「??!!!何故それを?」
驚愕の顔をしたユリルが、しばらく沈黙の後、話始める。
「蘇生魔法が使えることは私しか知らないはので一生使うことなく生きていくつもりでした。・・もし使えることがバレたら一生、追われる生活をしなくてはいけません・・・・。他言無用でお願いします。」
俺は何故、ユリルが蘇生魔法を使えるか分かったか、転生者であることを含めて包み隠さずすべてを話す。勿論、メグとレッズはこの場にはいない。奴隷商の入り口のところで待機させている。あいつらは俺が転生者であることを知る必要はないだろう。俺が転生者であることを知っているのはこいつだけでいい。隠しごとをしている者同士だしね。
「俺は別の星で生まれて一度死に、この星で転生した。そしてこの世界の住人がもってないであろうスキルを複数持っている。例えば鑑定スキルだ。これがあれば人や魔物のスペックが瞬時に分かるんだ。ユリルは他には氷系最上級魔法「ブリニクル」が使えるとかね・・・。俺のスペックはランクB+のヴァンパイア真祖だ、この世界でもかなり上位の方であろう。この俺が必ずユリルを守るから安心してくれ。」
「ありがとうございます。色々聞きたいことはありますが、似た者同士ってことですね。改めて、これからどうぞよろしくお願いしますね!」
これで完全な仲間になった気がするな・・・前世においても良く使っていた秘密を共有して心理的距離を縮める「自己開示の返報性」はやっぱり効果あるな。人間はやっぱり秘密を共有するのが一番だ。人間じゃなくてヴァンパイアとダークエルフだけど・・・。
そして店から出たところで、新しく仲間になったユリルをメグとレッズに紹介する。
メグは「こういう子が好きなのね・・・」と言わんばかりのジト目でこちらを見る・・・
そしてレッズは、「身長164cm、バストCカップ、超絶美人・・・・やりたい・・・」とオーク種族お得意の「女スペック鑑定」をしておられる。
メグはともかく、レッズは今にも襲い掛かりそうなので、一度警告しても無視したレッズに向けて、軽いお仕置きの意味をこめて、炎系初級魔法 『ファイアー』を唱える。
「レッズいい加減にしろ、ファイアー!!」
レッズの体が青い炎に包まれ、死ぬ一歩手前までの状態になり、脳内に経験値取得のお知らせが流れる
「やべっ、やっちまった・・・」
メグとユリルが、まるで殺人事件の現場をみたように驚愕の表情でレッズを見ている。
俺とメグが止まっている中、ユリルが平常心を取り戻し、急いで最上級回復魔法「パーフェクトヒール」を唱える。
すると、みるみるうちにレッズは全回復する。
俺はほっと肩をなでおろした。
「大将ヒドイですよ!あやうく死ぬところだったじゃないですか!」
「おぉ、すまんすまん。」
かなり手を抜いた初級魔法だったんだが、危うく仲間殺しをしそうになってしまった。ヴァンパイア真祖強すぎだろう・・・
都合の悪くなった俺は急いで話題を変える。
「ユリルの最上級回復魔法見てくれたか?すごいだろ?これがユリルの実力だ!!」
あからさまに、話題を変えたので場の雰囲気は極めて悪いが、ユリルの凄さがメグとレッズに伝わったことと、俺を悪者にして三人が仲良くなったことはよかった・・・・と思うしかない。
☆
次は冒険者登録をしてこよう。冒険者組合はこの星で世界のいたるところに存在し、冒険者でランクをあげれば今後仕事や金に困らない。身分証明としても有効で、異世界から来た俺にとっては必須であろう。
俺とユリル、レッズの三人で早速冒険者組合サンマリノ支店に向かう。メグはすでに冒険者登録しているため久々の実家に帰っている。
そして支店内に入り、窓口で冒険者の加入者登録を進める。とりあえず、四人パーティーで登録。パーティー名は「未定」という名前のパーティー名だ。名前は金を払えば、いつでも変更可能であり、今のところは未定とした。
そしてパーティー登録後、講習を受けることになり、4時間にわたり冒険者について学んだ。
講習の内容を要約すると以下の通りである。
強さのランクと同じく、SSS、SS、S、A、B、C、D、E、F、Gの10段階あり。
Gランクが冒険者初心者 依頼内容は草むしり、トイレ掃除、ペット探し等
Fランクが冒険者初級者 依頼内容は森などで採取が簡単な薬草や素材の収集等
Eランクが冒険者中級者 依頼内容は町の警備、ランクE以下の初級魔物討伐等
Dランクが冒険者上級者 依頼内容は遠方への移動の際の護衛、ランクD級の中級魔物討伐等
Cランクが冒険者最上級者 依頼内容は国家の要人等の護衛、ランクC級の上級魔物討伐等。
Bランクが冒険者最強レベル 依頼内容はランクBの最上級魔物の討伐、中級魔物が率いる魔物の群れの討伐等
Aランクが冒険者の英雄レベル 依頼内容はランクAの最強魔物の討伐、上級魔物が率いる魔物の群れの討伐等
S以上は伝説に残る冒険者 Aで解決できない依頼を行う。
なお、D~Gが全体の90%、Cが9.5%、B以上は0.5%以下でほとんどいないらしい。この町最強の冒険者でもCランクである。
そしてランクアップするには、各依頼を地道にこなすしかない。自分の現在のランクの一つ上まで受けることはできるが二段階上の依頼は受けることができない等、制約は大きい。
しかし抜け道はあり、各冒険者組合の支店で、パーティーのリーダーが強さを証明し支店長の推薦を受ければDランクから始めることができる。この強さを証明するチャンスは冒険者登録時しかなく、講習後の翌日に開催される。
勿論、俺は受ける予定であり、明日に備え、支店をあとにした。
HP 60/60
MP 120/120
攻撃力 5
防御力 67
魔法 111
スピード 55
スキル:参謀LV.MAX 秘書LV.MAX
神魔法「蘇生」LV.MAX 回復系最上級魔法「パーフェクトヒール」
氷系最上級魔法「ブリニクル」
やはりすごいな・・・完全なるチートじゃないか。中でもこの神魔法「蘇生」LV.MAXを再鑑定すると・・・
神魔法「蘇生」LV.MAX
肉体の損傷が激しくなく、死亡後1時間以内であれば死者蘇生可能。
現在、神魔法「蘇生」を使える生命体は世界でこのダークエルフのみです。
うん。この死者蘇生があれば戦闘時の戦術の幅が増えまくるわ。回復だけでなく攻撃系の魔法も優秀だ。最強への一歩がだいぶ近づいたな。
今後仲間になるにあたって一番大事なことは、先に言っておこう。俺が奴隷商人と同じようにユリルが回復魔法しか使えないと思っているだろうしね。
「ユリル。俺が死んだら蘇生魔法頼むよ!」
「??!!!何故それを?」
驚愕の顔をしたユリルが、しばらく沈黙の後、話始める。
「蘇生魔法が使えることは私しか知らないはので一生使うことなく生きていくつもりでした。・・もし使えることがバレたら一生、追われる生活をしなくてはいけません・・・・。他言無用でお願いします。」
俺は何故、ユリルが蘇生魔法を使えるか分かったか、転生者であることを含めて包み隠さずすべてを話す。勿論、メグとレッズはこの場にはいない。奴隷商の入り口のところで待機させている。あいつらは俺が転生者であることを知る必要はないだろう。俺が転生者であることを知っているのはこいつだけでいい。隠しごとをしている者同士だしね。
「俺は別の星で生まれて一度死に、この星で転生した。そしてこの世界の住人がもってないであろうスキルを複数持っている。例えば鑑定スキルだ。これがあれば人や魔物のスペックが瞬時に分かるんだ。ユリルは他には氷系最上級魔法「ブリニクル」が使えるとかね・・・。俺のスペックはランクB+のヴァンパイア真祖だ、この世界でもかなり上位の方であろう。この俺が必ずユリルを守るから安心してくれ。」
「ありがとうございます。色々聞きたいことはありますが、似た者同士ってことですね。改めて、これからどうぞよろしくお願いしますね!」
これで完全な仲間になった気がするな・・・前世においても良く使っていた秘密を共有して心理的距離を縮める「自己開示の返報性」はやっぱり効果あるな。人間はやっぱり秘密を共有するのが一番だ。人間じゃなくてヴァンパイアとダークエルフだけど・・・。
そして店から出たところで、新しく仲間になったユリルをメグとレッズに紹介する。
メグは「こういう子が好きなのね・・・」と言わんばかりのジト目でこちらを見る・・・
そしてレッズは、「身長164cm、バストCカップ、超絶美人・・・・やりたい・・・」とオーク種族お得意の「女スペック鑑定」をしておられる。
メグはともかく、レッズは今にも襲い掛かりそうなので、一度警告しても無視したレッズに向けて、軽いお仕置きの意味をこめて、炎系初級魔法 『ファイアー』を唱える。
「レッズいい加減にしろ、ファイアー!!」
レッズの体が青い炎に包まれ、死ぬ一歩手前までの状態になり、脳内に経験値取得のお知らせが流れる
「やべっ、やっちまった・・・」
メグとユリルが、まるで殺人事件の現場をみたように驚愕の表情でレッズを見ている。
俺とメグが止まっている中、ユリルが平常心を取り戻し、急いで最上級回復魔法「パーフェクトヒール」を唱える。
すると、みるみるうちにレッズは全回復する。
俺はほっと肩をなでおろした。
「大将ヒドイですよ!あやうく死ぬところだったじゃないですか!」
「おぉ、すまんすまん。」
かなり手を抜いた初級魔法だったんだが、危うく仲間殺しをしそうになってしまった。ヴァンパイア真祖強すぎだろう・・・
都合の悪くなった俺は急いで話題を変える。
「ユリルの最上級回復魔法見てくれたか?すごいだろ?これがユリルの実力だ!!」
あからさまに、話題を変えたので場の雰囲気は極めて悪いが、ユリルの凄さがメグとレッズに伝わったことと、俺を悪者にして三人が仲良くなったことはよかった・・・・と思うしかない。
☆
次は冒険者登録をしてこよう。冒険者組合はこの星で世界のいたるところに存在し、冒険者でランクをあげれば今後仕事や金に困らない。身分証明としても有効で、異世界から来た俺にとっては必須であろう。
俺とユリル、レッズの三人で早速冒険者組合サンマリノ支店に向かう。メグはすでに冒険者登録しているため久々の実家に帰っている。
そして支店内に入り、窓口で冒険者の加入者登録を進める。とりあえず、四人パーティーで登録。パーティー名は「未定」という名前のパーティー名だ。名前は金を払えば、いつでも変更可能であり、今のところは未定とした。
そしてパーティー登録後、講習を受けることになり、4時間にわたり冒険者について学んだ。
講習の内容を要約すると以下の通りである。
強さのランクと同じく、SSS、SS、S、A、B、C、D、E、F、Gの10段階あり。
Gランクが冒険者初心者 依頼内容は草むしり、トイレ掃除、ペット探し等
Fランクが冒険者初級者 依頼内容は森などで採取が簡単な薬草や素材の収集等
Eランクが冒険者中級者 依頼内容は町の警備、ランクE以下の初級魔物討伐等
Dランクが冒険者上級者 依頼内容は遠方への移動の際の護衛、ランクD級の中級魔物討伐等
Cランクが冒険者最上級者 依頼内容は国家の要人等の護衛、ランクC級の上級魔物討伐等。
Bランクが冒険者最強レベル 依頼内容はランクBの最上級魔物の討伐、中級魔物が率いる魔物の群れの討伐等
Aランクが冒険者の英雄レベル 依頼内容はランクAの最強魔物の討伐、上級魔物が率いる魔物の群れの討伐等
S以上は伝説に残る冒険者 Aで解決できない依頼を行う。
なお、D~Gが全体の90%、Cが9.5%、B以上は0.5%以下でほとんどいないらしい。この町最強の冒険者でもCランクである。
そしてランクアップするには、各依頼を地道にこなすしかない。自分の現在のランクの一つ上まで受けることはできるが二段階上の依頼は受けることができない等、制約は大きい。
しかし抜け道はあり、各冒険者組合の支店で、パーティーのリーダーが強さを証明し支店長の推薦を受ければDランクから始めることができる。この強さを証明するチャンスは冒険者登録時しかなく、講習後の翌日に開催される。
勿論、俺は受ける予定であり、明日に備え、支店をあとにした。
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