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第十七章
七話 【復活】
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「惣一郎……」
長い槍を持ち、目の前の惣一郎に驚く、体格のいい鎧の男。
瞬間移動に驚き、周りを見渡す盾と剣を持つ鎧の男と、細長い剣を腰に下げた女性。
「なぜ、惣一郎がここに……」
惣一郎には見覚えが無い男。
「団長、記憶が戻ったのですか?」
「……いや、彼の事は覚えている」
すると、後ろの女性が、
「我々はギルドより、エキオの町の捜査に来ていたチーム、ワイドンテ! 副団長を務める[サリーワイズ]です。隣は[エゾシコ]、そして彼が団長のイグラシオなのですが、厄災に襲われた際に受けた大怪我で、記憶を失った様でして」
「あなた方が、ワイドンテ!」
惣一郎は、経緯を話し、まずは食事と怪我の治療を進め、団長と名乗る男を呼び止めると、
「あっ、彼と少し話をさせて貰いたいのですが」
「ですが、申し上げた様に団長は記憶が……」
「大丈夫だ、私も彼と二人で話がしたい」
そこへ、ミコ達が戻ってくる。
「ったく、歯応えの無い! 今更ゴブリンなんか…… おっ、イグラシオのおっさん! 生きてたのか!」
困惑するイグラシオ。
「ミコ、サリーワイズさん達に食事を! あと厄災について詳しく話を聞いておいてくれ。俺はこの団長さんと話がある。少しの間二人にしてくれ」
「あ、ああ……」
惣一郎は少し離れた場所にイグラシオを連れて行くと、テーブルを出しスポーツドリンクを差し出すと話始める。
「ネウロだな」
「ああ、まさかここで会うとはな、惣一郎」
全く面影も何も無い、ゴツい三十代の男。
「何から話せばいいか……」
「全部だ!」
ワイドンテの団長イグラシオの姿をしたネウロが、スポーツドリンクを一気に飲みほすと、ゆっくりと話し始める……
惣一郎達と別れたあと、ネウロはダンジョンに全ての希望を託し、冒険者としてアロスの街でダンジョンに挑むパーティーに参加する。
獣人の身体に転生したネウロは、その身体能力を十分に活かし、冒険者としてメキメキと力を伸ばし、ダンジョンに篭る様になる。
そんなある日、強豪クランに参加したネウロは、第六層のボスまで到達する。
だがボスは強く、30人近くいたメンバーは、次々と命を落とし、ネウロ自体も深い傷を負う。
死に際に目にしたのは、仲間の生き残りがボスを瀕死にまで追い込むが、すでに立っているものはいなかった場面であった。
次に転生したネウロは、その倒れた仲間のひとりだった。
目の前には瀕死のボス。
ネウロは夢中で止めを刺す!
転生したばかりで身体はまだ、言うことを聞かなかったが、なんとかボスを倒すと宝箱が現れる。
中身は[魂丸]という丸薬が一つ。
ネウロは、その丸薬が長く求めていた物と、歓喜し、マジックバッグから氷漬けのベリルの遺体を取り出し、魔法で出来た氷を解く。
数百年の時を超え、愛するベリルとの再会を夢見て、口に丸薬を入れると、天を仰ぎ神に祈るネウロ。
見る見る生気を取り戻す遺体に、涙を流し見守るネウロだったが、生き返ったベリルは、ネウロの知るベリルではなかった……
言葉を話さず、ネウロの呼びかけに答えもしないベリル。
それでもネウロはベリルが愛おしく、仲間が残した食糧をかき集め、ダンジョンで二人の時間を過ごす。
だが、差し出した食事を摂らないベリルは、七階層に向かい、倒した魔物だけを食べていた。
そこに思い出に残る、美しい女性の姿はなかった。
七階層の魔物を素手で倒し、まだ息のあるうちから齧り付くベリルに、ネウロも中身が別物である事に気付く。
それでも、ネウロにだけは敵意を向けず、甲斐甲斐しく世話をするネウロは、その見た目だけでも心癒されていた。
ベリルの強さは異常だった。
七階層のボスすら難なく倒し、消える前に喰らいつく。
魔物を喰らうほど、ベリルの強さは常軌を逸していく。
遂に九階層まで来ると、魔物は硬い外殻に覆われた、厄災と呼ばれる物になっていく。
ベリルは、その厄災を好んで食べる様になり、その階層にしばらく足を止める。
美しい白いドレスは見る影もなく、返り血や泥で汚れ、ベリルは自ら厄災の外殻で身体を纏っていく。
厄災のツノで作った剣を持ち、鎧の様に身に纏う外殻は、次第に身体と融合していく。
ネウロは恐ろしくなる。
語りかけても、答えてくれないベリル。
ネウロは見た目にも、あのベリルから離れていくこの女性に、愛する者を二度失う悲しみに飲まれていく。
悲しみが憎しみに変わるのに、さほど時間は掛からなかった。
だが、敵意を向けた瞬間、ベリルはネウロに襲いかかる。
愛した女性は何百年も前に、失っていた事に初めて気付くネウロ。
命からがら逃げ込んだ魔法陣で、ダンジョンを出ると、そこはエキオの町だった。
追いかけて来たベリルは、外の世界を見渡すと、笑みを浮かべ、ダンジョンで倒し食べた二匹の厄災を召喚し、町を破壊し始める。
身体に厄災の外殻を取り込んだベリルは見た目にも、もう人の範疇ではなかった。
ドレスの様に見える、物々しい無骨な外殻の女性の額には、厄災の様な触覚が動いていた……
長い槍を持ち、目の前の惣一郎に驚く、体格のいい鎧の男。
瞬間移動に驚き、周りを見渡す盾と剣を持つ鎧の男と、細長い剣を腰に下げた女性。
「なぜ、惣一郎がここに……」
惣一郎には見覚えが無い男。
「団長、記憶が戻ったのですか?」
「……いや、彼の事は覚えている」
すると、後ろの女性が、
「我々はギルドより、エキオの町の捜査に来ていたチーム、ワイドンテ! 副団長を務める[サリーワイズ]です。隣は[エゾシコ]、そして彼が団長のイグラシオなのですが、厄災に襲われた際に受けた大怪我で、記憶を失った様でして」
「あなた方が、ワイドンテ!」
惣一郎は、経緯を話し、まずは食事と怪我の治療を進め、団長と名乗る男を呼び止めると、
「あっ、彼と少し話をさせて貰いたいのですが」
「ですが、申し上げた様に団長は記憶が……」
「大丈夫だ、私も彼と二人で話がしたい」
そこへ、ミコ達が戻ってくる。
「ったく、歯応えの無い! 今更ゴブリンなんか…… おっ、イグラシオのおっさん! 生きてたのか!」
困惑するイグラシオ。
「ミコ、サリーワイズさん達に食事を! あと厄災について詳しく話を聞いておいてくれ。俺はこの団長さんと話がある。少しの間二人にしてくれ」
「あ、ああ……」
惣一郎は少し離れた場所にイグラシオを連れて行くと、テーブルを出しスポーツドリンクを差し出すと話始める。
「ネウロだな」
「ああ、まさかここで会うとはな、惣一郎」
全く面影も何も無い、ゴツい三十代の男。
「何から話せばいいか……」
「全部だ!」
ワイドンテの団長イグラシオの姿をしたネウロが、スポーツドリンクを一気に飲みほすと、ゆっくりと話し始める……
惣一郎達と別れたあと、ネウロはダンジョンに全ての希望を託し、冒険者としてアロスの街でダンジョンに挑むパーティーに参加する。
獣人の身体に転生したネウロは、その身体能力を十分に活かし、冒険者としてメキメキと力を伸ばし、ダンジョンに篭る様になる。
そんなある日、強豪クランに参加したネウロは、第六層のボスまで到達する。
だがボスは強く、30人近くいたメンバーは、次々と命を落とし、ネウロ自体も深い傷を負う。
死に際に目にしたのは、仲間の生き残りがボスを瀕死にまで追い込むが、すでに立っているものはいなかった場面であった。
次に転生したネウロは、その倒れた仲間のひとりだった。
目の前には瀕死のボス。
ネウロは夢中で止めを刺す!
転生したばかりで身体はまだ、言うことを聞かなかったが、なんとかボスを倒すと宝箱が現れる。
中身は[魂丸]という丸薬が一つ。
ネウロは、その丸薬が長く求めていた物と、歓喜し、マジックバッグから氷漬けのベリルの遺体を取り出し、魔法で出来た氷を解く。
数百年の時を超え、愛するベリルとの再会を夢見て、口に丸薬を入れると、天を仰ぎ神に祈るネウロ。
見る見る生気を取り戻す遺体に、涙を流し見守るネウロだったが、生き返ったベリルは、ネウロの知るベリルではなかった……
言葉を話さず、ネウロの呼びかけに答えもしないベリル。
それでもネウロはベリルが愛おしく、仲間が残した食糧をかき集め、ダンジョンで二人の時間を過ごす。
だが、差し出した食事を摂らないベリルは、七階層に向かい、倒した魔物だけを食べていた。
そこに思い出に残る、美しい女性の姿はなかった。
七階層の魔物を素手で倒し、まだ息のあるうちから齧り付くベリルに、ネウロも中身が別物である事に気付く。
それでも、ネウロにだけは敵意を向けず、甲斐甲斐しく世話をするネウロは、その見た目だけでも心癒されていた。
ベリルの強さは異常だった。
七階層のボスすら難なく倒し、消える前に喰らいつく。
魔物を喰らうほど、ベリルの強さは常軌を逸していく。
遂に九階層まで来ると、魔物は硬い外殻に覆われた、厄災と呼ばれる物になっていく。
ベリルは、その厄災を好んで食べる様になり、その階層にしばらく足を止める。
美しい白いドレスは見る影もなく、返り血や泥で汚れ、ベリルは自ら厄災の外殻で身体を纏っていく。
厄災のツノで作った剣を持ち、鎧の様に身に纏う外殻は、次第に身体と融合していく。
ネウロは恐ろしくなる。
語りかけても、答えてくれないベリル。
ネウロは見た目にも、あのベリルから離れていくこの女性に、愛する者を二度失う悲しみに飲まれていく。
悲しみが憎しみに変わるのに、さほど時間は掛からなかった。
だが、敵意を向けた瞬間、ベリルはネウロに襲いかかる。
愛した女性は何百年も前に、失っていた事に初めて気付くネウロ。
命からがら逃げ込んだ魔法陣で、ダンジョンを出ると、そこはエキオの町だった。
追いかけて来たベリルは、外の世界を見渡すと、笑みを浮かべ、ダンジョンで倒し食べた二匹の厄災を召喚し、町を破壊し始める。
身体に厄災の外殻を取り込んだベリルは見た目にも、もう人の範疇ではなかった。
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