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第一章
六話 【やってやんよ!】
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惣一郎はベッドに横になり、今の状況を整理する事にした。
まず、ここは異世界...... 認めよう。
ノイデン共和国のムイという町。
なぜ異世界に来たのかは謎のままだ。
仕事中一緒にいた人とくだらない妄想話してただけなんだが、この人の事がサッパリ思い出せない...... 名前も外見も。
その割に仲良さそうに普通に話してた事は覚えている。
本当に転移で記憶を無くしたのか?
あの時話してた異世界転移特典みたいなスキルは生かされているし、神がかり的な何かなのかは確かめる術もない。
今は考えるだけ無駄か……
気がついたら森で白熊に襲われていた。
本当良く生きてられた。
でも、あの白熊に襲われたからジュグルータさん達と会えたし、熊がいなきゃジュグルータさん達もオークにやられていただろう。
お互い助かって本当に良かった。
偶然だよな?
ニールさんの話じゃ転移トラップで記憶が曖昧だと、その場で身ぐるみ剥がされて殺される事もあるらしいし、あそこで会えたのがジュグルータさんみたいに優しい人でホントに良かった!
偶然ですよね?
おまけに白熊は希少種でお金にもなったし、俺のスキルは先立つ物がなきゃ役に立たないし......
あはは~ 偶然だって!
そうそう1500ギーは明日貰えるみたいだ!
この世界のお金の価値は、
1ペス 約 100円 銅貨
1ネル 約 1,000円 銀貨
1ギー 約 10,000円 金貨
レアメタルの剣が200万円、車買えちゃうね。
そして明日俺は1,500万円も貰えるのだ!
白熊万歳!
ちなみに白熊のグルピーちゃん! 本当に白は貴重らしく、丸々手に入れば億の金になるらしい。
今回は傷も多く、そこまで高額では売れないが、ジュグルータさんもウハウハに違いない!
宿屋に泊まると食事付きで3ネル前後との事。
兎に角これで異世界でも、なんとかやって行けそうだ。
まっ、何があるかわからないし大事に使おう。
それと俺のアイテムボックススキルは、この世界には無い魔法らしく、魔道具でマジックバッグというのがあるそうなんだが、高額で容量も少なく数も少ない。
コレ誤魔化しながら聞くのに苦労した……
俺のスキルは内緒な方向で行くのが無難だろう。
スローライフの為にも!
そしてこの世界では塩も胡椒も普通にあるらしい。
ここノイデン共和国は海に面していないので、塩の方が高価らしいが、それでも手には入るし、塩で儲けるには大量の仕入れと流通経路が問題となる。
アイテムボックスで出来なくもないが、色々面倒臭そうで、商人でスローライフを築くのは簡単ではなさそうだ。
ジュグルータさんには世話になったが、いつまでも世話になるって訳にも行かないだろう。
他の国も見てみたいし、そうするとやっぱり身分証はいるな...... しばらくはこの町で、す...ごす事に....... Zzzzz。
惣一郎の集中力は、続かなかった。
翌朝、朝食をご馳走になった惣一郎はジュグルータさんのいる部屋に案内される。
「惣一郎殿、昨夜はゆっくり休めましたかな?」
「ええ、お陰様で良く眠れました。着替えまで頂いて本当にありがとうございます」
「それはよかった。では早速こちらがグルピーの代金になります」
目の前の机に金貨の入った麻袋が並べられる。
やば、こんなに持ち運べないわ!
「それと服と靴の代金は50ギーでいかがでしょう?」
50万! あのスーツと汚い皮靴が!
「ですが、惣一郎殿はマジックバッグをお持ちでいらっしゃらない。そこでこの50ギーは、このマジックバッグで支払う方が良いでしょう」
いえ、アイテムボックススキルがありますので!
なんて言えないよな~
50ギーは痛いが1500ギーもあるし、誤魔化す為にマジックバッグは買おうと思ってたし、OKしとこう!
「では、その様に。それで惣一郎殿は今後どうするおつもりですかな? 急ぎ用がなければ、サトウの情報が入るまで、しばらく我が家にいてもらっても構わないですが」
「ありがとうございます。ですが路銀も手に入ったし、いつまでも甘える訳には行きません。この後は町で宿を取り情報収集もかねて、今後の事ゆっくり考えていこうかと思います」
「そうですか…… では町の宿をご紹介しましょう。治安が悪い場所もありますし」
そう言うと執事のニールさんを呼び出し、案内するよう指示し、机の引き出しから封筒を取り出しニールさんに渡した。
「では惣一郎殿、こちらでも情報が入りましたら宿の方へ知らせます。共に神に救われた身、何かあればいつでも頼って下さい」
「ジュグルータさん、突然現れた私にこんなにも親切にして頂き、本当にありがとうございました」
歳のせいか目をうるうるさせて感謝を伝える惣一郎が、別れの挨拶を済ますと屋敷を後にする。
町をニールさんと歩きながら、おすすめの食堂や雑貨屋、武器屋などを教えてもらっていると、ジュグルータさんが勧める宿屋の前に着く。
胸ポケットからジュグルータさんの封筒を取り出し、ニールさんが話し始める。
「惣一郎様。知らない街での生活は色々と大変な事もございます。特に惣一郎様にはと主人からこちらをお預かりしております。これは奴隷商への紹介状にございます。奴隷は魔法契約で主人の秘密も命も守ります。奴隷制度のないお国からいらした惣一郎様には奴隷と聞き、何かと危惧されると思いますが、きっと惣一郎様のお役に立つでしょう」
確かにイメージは良くないが、この何も知らない異世界でやってくのに理解者は必要か......
この封筒だって昨夜のうちに、用意してくれてたのだろう.......
惣一郎はニールにお礼と、改めてジュグルータさんへ感謝を伝え、白髪の紳士を見送った。
さぁ、ここからだ!
いきなり来た異世界で、中年のおっさんに何が出来るのか、社畜で終わる人生よりはマシだ!
やってやんよ!っと、少年の様な目で異世界で、生きていく覚悟を決めた惣一郎であった。
まず、ここは異世界...... 認めよう。
ノイデン共和国のムイという町。
なぜ異世界に来たのかは謎のままだ。
仕事中一緒にいた人とくだらない妄想話してただけなんだが、この人の事がサッパリ思い出せない...... 名前も外見も。
その割に仲良さそうに普通に話してた事は覚えている。
本当に転移で記憶を無くしたのか?
あの時話してた異世界転移特典みたいなスキルは生かされているし、神がかり的な何かなのかは確かめる術もない。
今は考えるだけ無駄か……
気がついたら森で白熊に襲われていた。
本当良く生きてられた。
でも、あの白熊に襲われたからジュグルータさん達と会えたし、熊がいなきゃジュグルータさん達もオークにやられていただろう。
お互い助かって本当に良かった。
偶然だよな?
ニールさんの話じゃ転移トラップで記憶が曖昧だと、その場で身ぐるみ剥がされて殺される事もあるらしいし、あそこで会えたのがジュグルータさんみたいに優しい人でホントに良かった!
偶然ですよね?
おまけに白熊は希少種でお金にもなったし、俺のスキルは先立つ物がなきゃ役に立たないし......
あはは~ 偶然だって!
そうそう1500ギーは明日貰えるみたいだ!
この世界のお金の価値は、
1ペス 約 100円 銅貨
1ネル 約 1,000円 銀貨
1ギー 約 10,000円 金貨
レアメタルの剣が200万円、車買えちゃうね。
そして明日俺は1,500万円も貰えるのだ!
白熊万歳!
ちなみに白熊のグルピーちゃん! 本当に白は貴重らしく、丸々手に入れば億の金になるらしい。
今回は傷も多く、そこまで高額では売れないが、ジュグルータさんもウハウハに違いない!
宿屋に泊まると食事付きで3ネル前後との事。
兎に角これで異世界でも、なんとかやって行けそうだ。
まっ、何があるかわからないし大事に使おう。
それと俺のアイテムボックススキルは、この世界には無い魔法らしく、魔道具でマジックバッグというのがあるそうなんだが、高額で容量も少なく数も少ない。
コレ誤魔化しながら聞くのに苦労した……
俺のスキルは内緒な方向で行くのが無難だろう。
スローライフの為にも!
そしてこの世界では塩も胡椒も普通にあるらしい。
ここノイデン共和国は海に面していないので、塩の方が高価らしいが、それでも手には入るし、塩で儲けるには大量の仕入れと流通経路が問題となる。
アイテムボックスで出来なくもないが、色々面倒臭そうで、商人でスローライフを築くのは簡単ではなさそうだ。
ジュグルータさんには世話になったが、いつまでも世話になるって訳にも行かないだろう。
他の国も見てみたいし、そうするとやっぱり身分証はいるな...... しばらくはこの町で、す...ごす事に....... Zzzzz。
惣一郎の集中力は、続かなかった。
翌朝、朝食をご馳走になった惣一郎はジュグルータさんのいる部屋に案内される。
「惣一郎殿、昨夜はゆっくり休めましたかな?」
「ええ、お陰様で良く眠れました。着替えまで頂いて本当にありがとうございます」
「それはよかった。では早速こちらがグルピーの代金になります」
目の前の机に金貨の入った麻袋が並べられる。
やば、こんなに持ち運べないわ!
「それと服と靴の代金は50ギーでいかがでしょう?」
50万! あのスーツと汚い皮靴が!
「ですが、惣一郎殿はマジックバッグをお持ちでいらっしゃらない。そこでこの50ギーは、このマジックバッグで支払う方が良いでしょう」
いえ、アイテムボックススキルがありますので!
なんて言えないよな~
50ギーは痛いが1500ギーもあるし、誤魔化す為にマジックバッグは買おうと思ってたし、OKしとこう!
「では、その様に。それで惣一郎殿は今後どうするおつもりですかな? 急ぎ用がなければ、サトウの情報が入るまで、しばらく我が家にいてもらっても構わないですが」
「ありがとうございます。ですが路銀も手に入ったし、いつまでも甘える訳には行きません。この後は町で宿を取り情報収集もかねて、今後の事ゆっくり考えていこうかと思います」
「そうですか…… では町の宿をご紹介しましょう。治安が悪い場所もありますし」
そう言うと執事のニールさんを呼び出し、案内するよう指示し、机の引き出しから封筒を取り出しニールさんに渡した。
「では惣一郎殿、こちらでも情報が入りましたら宿の方へ知らせます。共に神に救われた身、何かあればいつでも頼って下さい」
「ジュグルータさん、突然現れた私にこんなにも親切にして頂き、本当にありがとうございました」
歳のせいか目をうるうるさせて感謝を伝える惣一郎が、別れの挨拶を済ますと屋敷を後にする。
町をニールさんと歩きながら、おすすめの食堂や雑貨屋、武器屋などを教えてもらっていると、ジュグルータさんが勧める宿屋の前に着く。
胸ポケットからジュグルータさんの封筒を取り出し、ニールさんが話し始める。
「惣一郎様。知らない街での生活は色々と大変な事もございます。特に惣一郎様にはと主人からこちらをお預かりしております。これは奴隷商への紹介状にございます。奴隷は魔法契約で主人の秘密も命も守ります。奴隷制度のないお国からいらした惣一郎様には奴隷と聞き、何かと危惧されると思いますが、きっと惣一郎様のお役に立つでしょう」
確かにイメージは良くないが、この何も知らない異世界でやってくのに理解者は必要か......
この封筒だって昨夜のうちに、用意してくれてたのだろう.......
惣一郎はニールにお礼と、改めてジュグルータさんへ感謝を伝え、白髪の紳士を見送った。
さぁ、ここからだ!
いきなり来た異世界で、中年のおっさんに何が出来るのか、社畜で終わる人生よりはマシだ!
やってやんよ!っと、少年の様な目で異世界で、生きていく覚悟を決めた惣一郎であった。
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