投身湖の妖精

 C県のとある湖は、有名な投身自殺場所である。
 痛みもなく死ねるから有名、というわけではなく、その湖には自殺志願者を導く【妖精】が現れるからだ。

 貴方はそんな湖へやってきたのだが、話に聞く妖精とやらは現れない。
 残念に思いながら湖の近くで座っていると、【元同志という男】が話しかけてきた………

―――――――――――
◆一人称の小説です。初めて一人称で書いたので、気になる点や誤字脱字等がありましたらご指摘くださると嬉しいです。
◆ホラーというより怪奇な話、不思議な話だと思います。
24h.ポイント 0pt
0
小説 194,089 位 / 194,089件 ホラー 6,814 位 / 6,814件

あなたにおすすめの小説

とある愛人の奇々怪々日和

狂言巡
ホラー
 とあるアングラ組織のボスの愛人兼その息子妻候補のという倫理観ZEROのヒロインが登場する短編集、オカルト編です。

魔性の誘惑

古郷智恵
ホラー
2021/09/05追記 ※表紙を描いたので、若干編集しました。 ※変更点は表紙を付けたのと、読みやすいように話数を5つに分解しただけなので、内容に変わりはありません。 ==================================  平安時代のある日の夜中、下総国にある法堅寺(ほうけんじ)に一人の盗賊が逃げ込んだ。  盗賊の名は「半蔵」、この男は役人の罠に引っかかり、ほうぼうのていで法堅寺に逃げ込んだのだ。  半蔵は法堅寺に忍び込み、寝静まる僧を起こさないようにして隠れる場所を探す。そして、大きな仏像のある修行部屋にたどり着いた。  仏像は木製で、中は空洞。人っ子一人入れるような大きさ。これ幸いと半蔵は仏像の中に入り込み、役人が消えるまで隠れることにした。  外から、物音が聞こえる。半蔵は仏像の目に空いた隙間を覗き込み、外の様子を伺った。  ……そこから見えたのは役人ではなく「魔性の存在」たちだった。 ================================== ・怪談風のそこそこ長めのお話です。性癖を全面に出して書きました。R18は保険です。 ・小説初心者なので、色々指摘してくれると嬉しいです。 ・随時、イマイチな部分は修整していくつもりです。

ヒジガミ様

白雪 アリス
ホラー
ハジマリのハジマリ ある日俺らは開けてはならない何かを開けてしまった… あの時俺らがあんなことをしなければ… あんなことにならなかったのに ~5人組の運命はいかに~

【完結】王太子妃の初恋

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
カテリーナは王太子妃。しかし、政略のための結婚でアレクサンドル王太子からは嫌われている。 王太子が側妃を娶ったため、カテリーナはお役御免とばかりに王宮の外れにある森の中の宮殿に追いやられてしまう。 しかし、カテリーナはちょうど良かったと思っていた。婚約者時代からの激務で目が悪くなっていて、これ以上は公務も社交も難しいと考えていたからだ。 そんなカテリーナが湖畔で一人の男に出会い、恋をするまでとその後。 ★ざまぁはありません。 全話予約投稿済。 携帯投稿のため誤字脱字多くて申し訳ありません。 報告ありがとうございます。

【完結】愛も信頼も壊れて消えた

miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」 王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。 無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。 だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。 婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。 私は彼の事が好きだった。 優しい人だと思っていた。 だけど───。 彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。 ※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。

【完結】お父様に愛されなかった私を叔父様が連れ出してくれました。~お母様からお父様への最後のラブレター~

山葵
恋愛
「エリミヤ。私の所に来るかい?」 母の弟であるバンス子爵の言葉に私は泣きながら頷いた。 愛人宅に住み屋敷に帰らない父。 生前母は、そんな父と結婚出来て幸せだったと言った。 私には母の言葉が理解出来なかった。

孤独の再利用

七賀ごふん@小説/漫画
ホラー
孤独に苦しむ若者の為に、新たな法律が成立された。 あなたはひとりじゃない。 回り回って、必ず誰かの唯一無二となる。

オニが出るよ

つぐみもり
ホラー
僕は喘息の治療のため、夏休み中は田舎の祖父母の家に泊まることになっていた。 山道で出会った、狐面をした虹色の髪の少年が警告する。 「帰れ、お前のような奴が来る所じゃない」 遠くで、甲高い悲鳴のような鳴き声が響いた。