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ストーリー第13話
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結は驚いている
「結お姉ちゃん、ごめんね
私、結お姉ちゃんを利用した
結お姉ちゃんは500万の借金返済に
地味に地味に過ごす未来が見えた
私が見えた本当の未来では、半年後、素敵な男性と出会って結婚する
だから、だから、私はお姉ちゃんのアパートを出たの」
「私は私の居ない未来になる様に、極力努力してきた
私と会うことで、多少は未来が変わるかもしれない、でもそれは数分、数日で元の未来に戻るように
心がけて生きている」
「私の失敗は、ハジメの死をハジメに教えてしまったこと
未来が変わりまくる、やめてよ
お願い、未来を大きくかえないで」
結は、絢の家出の真相を初めて聞いた未来が見える様になって、全てが嫌になって逃げ出した、くらいの認識しか無かった
ずっと話を聞いていたハジメが話し出す
「あのさ、君が生きている
ならその未来はもう違う未来なんだよ」
「えっ」
「君が見えてる未来は、君が死んでいるなら、もうそれは過去の未来なんだよ」
「君が僕に僕の未来を教えてくれる
それが、新しい未来なんだよ」
「君が死ななかったことで未来が変わったんだよ、君が未来を知る能力を身につける未来に変わったんだよ、君が死ぬ前の未来を、がらっと変える未来に変わったんだよ」
「なっ」
「未来は誰にもわからない
君は明日晩ごはん何を食べるかわかるかい?」
「私は、人を見るだけで、勝手にウインドウが開いて、見たくもない未来や過去が勝手に流れるんだよ、それが、その内容が、デタラメなんて、、、じゃあなんで私はウインドウが見えるのよ」
「未来を変えるためじゃ無いか
たくさんの人を命を救えるんじゃ無いか、僕は毎日7時に新聞を読む
ぼくの生きてる3年分でいい、そのぼくの毎日の7時をパッパッパと見てってさ、君が救えそうな未来とかある?」
絢はパラパラ未来をみて、とまる
「電車の脱線事故の未来が見える1週間後、大勢の人が死ぬ」
「具体的に何月何日、何時に何線、原因は」ハジメは私に聞き出す、私は素直に答えた
「もし、僕がラジオやテレビでそれを言ったなら、大勢の人が助かるかもしれない、それだけで君が見えるウインドウの意味があるじゃないか」
「君が生きた意味、結さんが犠牲になった意味、僕と出会った意味があるんじゃないかな」
絢はわからなくなっていた
結はケーキセットを食べ終えていた
「絢、今日はもう帰りましょう
あなたは今日の事、将来の事、もっと冷静に考える時間が必要でしょう」結がいう
絢は黙りこくってしまった
「ハジメさん、今日はありがとうございました、ここから先は絢は自分で考えて行動出来ると思います」
「絢、今まで自分のこと言わなかったし、私のこととかあまり見ようとしない子だった理由がわかりました、ありがとうございます」
結はハジメに礼を言った
そして、レストランをあとにした
「結お姉ちゃん、ごめんね
私、結お姉ちゃんを利用した
結お姉ちゃんは500万の借金返済に
地味に地味に過ごす未来が見えた
私が見えた本当の未来では、半年後、素敵な男性と出会って結婚する
だから、だから、私はお姉ちゃんのアパートを出たの」
「私は私の居ない未来になる様に、極力努力してきた
私と会うことで、多少は未来が変わるかもしれない、でもそれは数分、数日で元の未来に戻るように
心がけて生きている」
「私の失敗は、ハジメの死をハジメに教えてしまったこと
未来が変わりまくる、やめてよ
お願い、未来を大きくかえないで」
結は、絢の家出の真相を初めて聞いた未来が見える様になって、全てが嫌になって逃げ出した、くらいの認識しか無かった
ずっと話を聞いていたハジメが話し出す
「あのさ、君が生きている
ならその未来はもう違う未来なんだよ」
「えっ」
「君が見えてる未来は、君が死んでいるなら、もうそれは過去の未来なんだよ」
「君が僕に僕の未来を教えてくれる
それが、新しい未来なんだよ」
「君が死ななかったことで未来が変わったんだよ、君が未来を知る能力を身につける未来に変わったんだよ、君が死ぬ前の未来を、がらっと変える未来に変わったんだよ」
「なっ」
「未来は誰にもわからない
君は明日晩ごはん何を食べるかわかるかい?」
「私は、人を見るだけで、勝手にウインドウが開いて、見たくもない未来や過去が勝手に流れるんだよ、それが、その内容が、デタラメなんて、、、じゃあなんで私はウインドウが見えるのよ」
「未来を変えるためじゃ無いか
たくさんの人を命を救えるんじゃ無いか、僕は毎日7時に新聞を読む
ぼくの生きてる3年分でいい、そのぼくの毎日の7時をパッパッパと見てってさ、君が救えそうな未来とかある?」
絢はパラパラ未来をみて、とまる
「電車の脱線事故の未来が見える1週間後、大勢の人が死ぬ」
「具体的に何月何日、何時に何線、原因は」ハジメは私に聞き出す、私は素直に答えた
「もし、僕がラジオやテレビでそれを言ったなら、大勢の人が助かるかもしれない、それだけで君が見えるウインドウの意味があるじゃないか」
「君が生きた意味、結さんが犠牲になった意味、僕と出会った意味があるんじゃないかな」
絢はわからなくなっていた
結はケーキセットを食べ終えていた
「絢、今日はもう帰りましょう
あなたは今日の事、将来の事、もっと冷静に考える時間が必要でしょう」結がいう
絢は黙りこくってしまった
「ハジメさん、今日はありがとうございました、ここから先は絢は自分で考えて行動出来ると思います」
「絢、今まで自分のこと言わなかったし、私のこととかあまり見ようとしない子だった理由がわかりました、ありがとうございます」
結はハジメに礼を言った
そして、レストランをあとにした
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